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2018/11/06

Thankfulの美しさ

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Panasonic DC-G9 LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 2018.07

妙に暖かい日が続き、痰がらみの咳は空咳へと軽くなったものの、秋花粉症を伴って、スッキリしない。今年の夏に手に入れたG9、何回持ち歩けただろう。台風の影響もあり、去年に比べて撮影機会は減った。カメラは持ち出してなんぼのもの。とにかく撮らないと。



そうか、ナタリー・コールは数年前に亡くなったんですね。たまたま聴いてみた『Thankful』は、きれいなアルバム。ふだん聴かないジャンルで軽く流しただけで、具体的な感想も書けないが、ナタリーの声がとにかくきれい。アレンジもよく練られて制作費をかけてそうだ。
過日、アレサ・フランクリンの訃報を知って、彼女のアルバムをまとめて聴こうとしたんだけど、声が強すぎてぼくには無理。圧倒されるけれどね。ナタリーはゴリゴリのR&Bというより、AOR寄りのメロウなイメージだ。
2018/11/04

Passaporte

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FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF2 R WR 2017.11

ゆうべ真夜中のパリ・マスターズでのフェデラー対ジョコビッチ戦は見応えあった。最高峰の試合。観ているこちらまで緊張で姿勢を正したほど。
そのフェデラーに負けた錦織選手も復帰年にファイナルズへの切符を手に出来たんだから凄いわ。でもこの世界もバスケ同様に、リーチがあるに越したことはないだろうね。

(画像のみ)
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半月おいてDeezerに再加入。WOWOWやネトフリ同様、ぼくの場合、ひと月単位で契約・解除を繰り返して少しインターバルをおいても困らない。節約にもなるし。連続利用は惰性になりがち。

さて、あらたなディスクの探検を。旧いアーティストも、こまめにチェックするとラインナップが地味に増えているもので、オス・カリオカス『Passaporte』(1966)を見つけた。ポリドールのロゴ入りで、オリジナル盤に間違いなさそうだ。
ボッサ・ノーヴァのフル・アルバム名作『Bossa Dos Cariocas』を経た、充実作の印象。オーケストラをバックに品のいいハーモニー・ヴォーカルが楽しめる。
尤も古い録音だが、今時のようにミキシング技術が発展していないだけ、限られたマイク本数で、オケとの音量バランスを取るべく、楽器群の距離感を調整した同録の手触りが温かくていい。

タイトルは"パスポート"の意味のようで、他ジャンルをブレンドする趣向があったのか、アイリッシュ・トラッドのメロディも一部聴けた。
2018/11/02

私的長居植物園2


nagai181101

http://preview.f-photobook.jp/photobook.php?id=1236

もういっちょ、フォトジンを作った。こちらは植物写真集。フォトジンでA5判縦は初挑戦。
以前、植物写真集としてはフォトブック(ハードカバー)を作ったが、そちらはモノが良すぎて、自分には不相応な感じ。クオリティが高いぶん、手軽さには欠けるというか、何よりページが分厚過ぎて、板めくってるみたいなんで。
それで今後、アルバムはこのフォトジン一本でいこうと思った。こちらは紙が裏写りする寸前の薄さだが、普通にめくりやすい。タイトルが「2」となってるのは、先のフォトブックが第一集だったので、ネットプレビューでご覧いただけるのは今回発行分からとなります。

半年ぶりにこのフジのフォトジンを注文した感想として、ビニールカバーが随時付くようになり、この品質がなかなか良い。以前も特典で扱われていたが、もっと薄っぺらいモノだった。紙質も上がって製本自体良くなったような気もする。過去注文より満足度アップです。あとは編集機能の要望にどこまで応えられるか。フォント種類は少ないかな。

今回の植物集は月毎の縛りで、2.3点ずつ写真を選び羅列。よってレイアウトに制約がかかる。このへんが、植物写真集の難しさ。季節感を無視して色味主体にレイアウトするなら、それなりにポエムのようなテキスト挿入して、編集のセンスを活かさないと。ただ、プレビューではテキストは小さくてほとんど読めないし、写真集には不粋かと。図鑑のように作るには、花の名前など知らなすぎだしw

背表紙写真を見開きにレイアウトしたのは初めて。園内に開店した新しいカフェで、オープンしたての時に撮れたのはよかった。今では混んでるからね。
2018/11/01

Deezerにない手持ち盤(6)

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FUJIFILM X-Pro2 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2018.10

風邪は、ほぼ治っているけど、今回は痰がしつこいし、排膿量がとびきり多い。鼻の奥の何処にこんなに詰まっていたのかと。息を吸った時、ふいに鼻の奥の膿を飲み込んでしまい、胸の辺りに留まってしまう。洗面台に吐いて、そのしつこさに驚くよ、蛇口から水を流してもなかなか流れない。



ちょっと、大貫さんの年末の教会コンサート、従来の弦カルに加え、サキソフォン・カルテットなんですねぇ! 行きたいわぁ、やっぱりこうしたスペシャルな編成は、どうしても東京のみになるんですね。

ちょうどこの季節にぴったりな『プリッシマ』(1988)は、Spotifyで聴けるようになりましたが(訂正:Spotifyでも聴けません)Deezerには無し。所有盤は、ミディからの紙ジャケ再発。音質はとてもいい。
時代的に、このころにポップス界においてアコースティック・アルバムを制作したのは意義深いでしょうね。このころの若い尖った声も好きです。でも、音程は今のほうがいい。個人的には、『アトラクシオン』からシンガーとして完成されたと捉えている。『LUCY』でも、まだちょっとピッチ悪いんですね。ま、旧来ファンにいわせると、ぼくはニワカファンに当たるようですが。

本作、マーティ・ペイチ編曲のオープニングの余韻を活かして、ほぼしっとりした楽曲のプログラム。彼女のハーモニー感覚にじっくり付き合える名作だ。「Monochrome & Colours」のジャジーなかっこよさは勿論、「Voce e Bossanova」のボッサ・ノーヴァは、メロディは勿論、このコード扱いはなかなか作れる人は国内にいないんじゃないかと。ユーミンのボッサ・ノーヴァ・タイプの曲とは、また違います。ぼくはユーミン調なら、自分にも書けそうな気がするんですが、大貫さんのレベルはちょっと、、難易度高いですよ。
2018/10/30

もしも時代が違っていたなら

kintetu181029
SIGMA DP2 Merrill 2017.12

オランダでは、今時の子供たちは、同性婚が無い時代があったの?と大人たちに訊くという。職場の同僚に、「私、結婚するの」と打ち明けられれば、「相手は男性?女性?」と会話するのが流れだそう。

ヒュー・グラントが初めてTVドラマシリーズに主演したという『英国スキャンダル~セックスと陰謀のソープ事件』をWOWOW視聴。青年ノーマンと肉体関係を持った国会議員ジェレミー・ソープが、同性愛が違法とされていた当時、その揉み消しに青年の殺害を目論んだ、実際の事件に基づいた。

▼WOWOWより(画像のみ)
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英国ドラマは'60年代頃のビジュアル再現が楽しい。グラントのヒヒジジイぶりが見もの。ドラマに登場する主要3人物が同性愛者で、冒頭から、ソープ(グラント)が政治家仲間と、その指向(ここでは嗜好的な会話ぶりだ)について語り合う。そして国民カードを紛失し、家も金も無い知人の青年に情をかけるところから愛憎物語が展開する。

複雑さが無いのでドラマ的な楽しみは今一つだが、タブーとされた当時の政治家の揉み消しは、今やブラックユーモアともいえるドタバタ劇だ。事実通りに描写されているなら、調子者の素人の殺し屋に依頼してしまい、派手に未遂する流れには笑いさえ込み上げるほど。

さて、その暗殺未遂事件の裁判、ラストにおいて裁判長が陪審員にソープらの無罪を誘導するシーン、ノーマンの立場で観れば切ない。現代的な視点では尚更だ。
自宅バルコニーで祝杯を上げるグラントの演技に、彼がキャスティングされたのに納得。滑稽なハンサム。ノーマン役の俳優も、生命力を孕んだ弱者ぶりが見事。