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2019/04/15

ファルセット涼やかに

night190414
FUJIFILM X-Pro2 XF23mmF1.4 R 2019.03

CTスキャンの結果、投薬治療(抗生物質)で済みそう。ホッとした。てっきり鼻茸(ポリープ)でもできてるかと。いろいろ悩みある中、一つだけ片付いた気分。思ったより膿の量が少なく写っていたのは、これまでに相当自力で排膿してきたからだと思う。
結果を知れば、なんだもっと早く診てもらえば、といつも思う。しかも過去に手術してくれたその先生、偶然、ウチの目と鼻の先に数年前に開業出講してるんだよね。CTスキャンは大病院にあるからと、再び辺鄙なそちらまで電車・タクシー乗り付けて行ったが、以降は、自宅のすぐ傍で診てもらえる。同じ先生なのに紹介状を行き来させるという。

副鼻腔炎は風邪に伴いやすいから、リアルタイム検索すると他人の悩みもいっぱい出てくる。ネットはこういうとこ助かる。昔なら『家庭の医学』が頼みだったが、そこには同じ悩みを抱える他人の現況には触れられていない。
去年、「生活時間帯が合わないねー」と、一回こっきりのデートで終わった相手、以降たまにメールやり取りしていたが、ある時期からプッツリ途切れ、まぁそういうもんさと割り切っていたら、どうやらギックリ腰で一か月ほど辛かったそうだ。独り暮らしで困ったが、動けぬ間、ネットで調べまくってなんとか対処できた、と。



抗アレルギー薬で倦怠、生活もうガタガタよ。そんな時だから、こういう個性が出すぎないヴォーカルが合うのかも。ジェーン・モンハイトの『Surrender』(2008)。以前から試聴してはいた人ですが、少しずつ慣れて好意的になってきた。『ホーム』(2010)というアルバムで以前初めて拙記事にしました。
「ムーン・リヴァー」良し、ボッサ・ノーヴァ系のシンコペーションも良し、ファルセットの比重高い力の抜けたフレージングは涼やかで、夏ごろにまた聴き直してみたくなりそうです。
2019/04/13

生きる手だては

mono190412
FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF1.4 R 2018.02

この写真を撮ったビルの上から、今月初め飛び降りがあったらしいんだよね。幾つの人か知らないけど可哀そうに。年度変わりの関係で辛いことがあったのだろうか。

今年の花粉症状にかねてからの慢性蓄膿のダブルパンチで、ついにCTスキャンを受けることにした。この段でまだ悲観することは無いのだが、手術になるのでは、という不安で気が重い。何年か前、翼突管神経切断術を受けたばかりなのに。父も生前に口腔外科で歯の上に溜まった膿を除去する手術を受けていて、骨格的に溜まりやすい家系なのかもしれない。



元号が変わるまでに日本の歌謡&フォーク史に残る盤からピックアップしてみようと、中島みゆき『親愛なる者へ』(1979)を取り出してみた。
そういえば、この春から昼帯で去年の倉本ドラマの続編の放送が始まり、また中島さんがさらに2曲書下ろし、計3曲の主題歌が起用されるらしい。新曲は聴いてみたいが、ドラマの内容には期待薄で、観る気がしない。作家の個人的な恨み節の部分に、だんだん付き合い切れなくなってきたからだ。今年さらに年間放送に拡大しているそうだが、視聴者をキープできるだろうか。

本アルバムは彼女の通算5作目、リリースから数年後にぼくはLPで初めて手にした。LP盤の歌詞カードには、彼女自身による手書きのメロ譜とギター・コードが各曲付されていて、実にシンプルなコード使い。サウンドも含め、アマチュアにとって、表現次第で誰でも幾通りでも作れるという励みになりそうなほど、基本コードばかり。
個人的には、メロディ先行で聴くタイプで、当時は「小石のように」の軽快さが好きだった。後のコンサートでは、フルートをフィーチャーし、せせらぎのようなアルペジオに乗せた別アレンジで印象的だった。「根雪(ねゆき)」は、フルコーラスのギター弾き語りの後、オーケストラによるフィナーレに鳥肌が立つ。

真骨頂は、まだ20代半ばだった彼女の言語表現。終曲の「断崖-親愛なる者へ-」から。珍しく8ビートが被さり、サックスが徐々に煽り立てる。

"生きる手だては あざないものと
肩をそらして 風を受けながら
いま 崩れゆく 崖の上に立ち
流し目を使う 昔惚れてくれた奴に、ああ情けないね"

この気風、なんと40年後の今なお一貫しているのだ。

"だけど 死ぬまで春の服を着るよ
そうさ 寒いとみんな逃げてしまうものね"

"そうさ 死んでも春の服を着るよ"

中島みゆき「断崖-親愛なる者へ-」より引用
2019/04/11

Mathis Is...

june190410
FUJIFILM X-Pro2 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2018.06

某大臣の辞任にあたり、過去映像が流れていたのを見て、ふと笑ってしまう。失言の連続で、途中から部下が作成した資料の棒読みに替わって、取材に応えていたからだ。
学校事務員当時、新しい事務長が予想以上に全然出来なくて、卒業式の日、この人しゃべる用意してんのかな?と、見守っていたら、いざ、その式辞の場面で棒立ちで黙ったまま、固まってしまっている。長の下の補佐達も何もしないし、仕方ないから急場の為にと、自分なりに用意しておいたカンペをサッと脇から渡してあげると、長はそのまま目を落とし一字一句なぞって読み上げ始めたのだが、予め目を通していないから、読み方がなんともギクシャク。生徒はハァ?と首傾げた感じでポカーンとして見ていた。

(画像のみ)
mathis190410

ジョニー・マティスのボックス38枚目『Mathis Is... 』(1977)。マティスの'70年代盤は実に20枚ほどあり、ほぼ半年1枚のペースでリリースされていたことになる。この中で特に気に入ったのが『I'm Coming Home』(1973)という作品で、ライター&プロデューサーがトム・ベル。ここで初めて目にした名前だったが、ジャマイカ出身のソウル系で'70年代を中心に有名アーティストを幅広く担当したらしい。

『I'm Coming Home』の他にマティスともう一枚組んでないかな、と探したら画像の『Mathis Is...』で再タッグしてた。曲の魅力は、さすがに小粒になるが、穏やかな美しい佳品で、やはり好きなタイプだ。ストリングス・アレンジは前作より洗練されてはいるものの、ユニゾン重用のベタさは、今時ないと感じるほどのもので、弦のスペシャリストで無いことが窺える。
トム・ベルの検索すると、目立つキャリアの中に、このマティスとの作品は全く挙がっていないようだ。少なくとも『I'm Coming Home』は、名盤の一つに含ませてもいいだろう。
2019/04/09

ヘッドフォンの新調

port190408
FUJIFILM X-T30 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2019.04

例の中古CD購入者には、返金を申し出たところ、詫びが届くとは思わなかったようで、「これで充分です。問題無いです。」と返答された。たぶん今では貴重盤だから、手放したくはない、といったところか。どうも1000円台の価格帯よりも、10円とか数百円で購入する方のほうが、意外と手厳しいかも。一応、今後またお世話になります、とも返して下さったが、また巡り合うとバツが悪いので、ケルト関係のCDは一旦出品リストから外して、元の私物に戻すことにした。急いて売りさばく必要も無いし。



昨日の寒暖差で症状が悪化し、最寄りの内科で診てもらった。舌下投薬の治療について尋ねてみたところ、あれは耳鼻科専門らしい。今年の桜撮りは諦めた。もう完全に鼻が壊れた。
自分の鼻かむ音がうるさくて、音楽もまともに聴けないので、機器類の記事を。久方ぶりのヘッドフォンの新調。今まで6千円クラス止まりだったが、初めて2万ほどのクラスを選んでみた。中古購入。4-5万くらいのやつって、どんな音なんだろうね。今回も試聴もせず価格帯で適当に見繕った。オーディオ機器は、大体価格帯に見合ったクオリティなので。
実際に聴いてみると、スピーカーから出る音とのバランスのギャップを感じず、なかなかナチュラルだ。もっと以前から思い切ってこのクラスのに手を出しておけば良かった。
2019/04/08

検盤の見落とし

park190407
FUJIFILM X-T30 XF23mmF1.4 R 2019.03

ストリーミング利用するようになって、重複する所有CDをネット上で中古取引を始めたのだが、初めてクレームと辛い評価が付いた。説明にある盤の擦れ痕の度合いが、もっと酷いものだ、と。今まで100点満点だったが、この1件で93点に下がってしまった。
本来、いったん盤を引き取り直し、再チェックの上、その後のやりとりをはかるべきなのだが、実は心当たりがあった。
その出品当時は、一貫して検盤を自然光に当てて行っていたので、反射が強く、レースのカーテンが映り込んで、よく見えていなかったのだ。
ごく最近になって、蛍光灯の下で検盤するほうが、よりスクラッチの状態が見えるようになると気づき、これは、既出の出品物は、一斉に再チェックしたほうが良いのでは、とうすうす気にしてた筈だったのだ。
基本的に、ほぼ投げ売りの価格帯なので、つい底値同様だから、それで購入者も相殺してくれる、などといつしか甘く考えていたようだ。
かつて下取りに持って行ったリアル中古屋はとうに潰れて、ブコフはまた極端な買取値で、あんまりだから、個人で捌き始めたのだが、いかんせん自己査定にはムラが生じがちだ。気を付けよう。