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2011/01/19

懐かしのハンガリー舞曲

無性にブラームスのハンガリー舞曲第5番が聴きたくなり、舞曲全集でCD購入。
HMVのレビューで評判のよいオトマール・スウィトナー(1922-2010)指揮、ベルリン・シュターツカペレ演奏。

ハンガリー舞曲第5番との出会いは、自分が幼稚園の頃だったと思う。
親が情操教育のため、通信購読のLPレコード付き絵本を取り寄せてくれていた。
東京こどもクラブ』といって、ナレーションには楠トシエさん、オーケストラの指揮は
芥川也寸志さんだった憶えがあります。
→(ファン・サイトで絵本の一部が参照いただけます。無断リンク失礼。)

suitner
それでこの盤、ホワンとした優しい残響で、ジプシー音楽の憂いあるメロディを優雅な舞曲で聴かせてくれます。
解説によると、ブラームスがハンガリーのヴァイオリニストとの演奏旅行中にジプシー音楽に興味を持ち、採譜・蒐集を始めたらしい。
もともとピアノ連弾用の譜面集としてヒットしたそうで、後にオーケストラ用にも編曲された。編曲はブラームス自身の他、ドヴォルザーク、シュメリングら。

東欧系の旋律は、独特でいびつな暗さがあり、激動の社会による運命の翻弄をイメージしてしまう。が、ここでは自在な緩急と抑制のきいた演奏によって、馥郁とした心持ちに浸らせてくれる。

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