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2011/01/12

食わず嫌いにならぬよう

10日は、友達に誘われて大フィルのニュー・イヤー・コンサートを聴きに行って来た。福島のザ・シンフォニー・ホールに行くのは、20年ぶり。コンサート、良かった。ホールは変わっていなかった。

正月らしく、聴き映えのするプログラムで、サン=サーンスのオルガン付きの交響曲ほか2部構成で。指揮者の円光寺さんは「私がお父さんにしたいNO.1指揮者です」と挨拶、司会進行も兼ね笑いを取る。
何人かのソリストのゲストがあり、昨年に続くテナーのソリストが圧倒的な声量とステージングで、インパクト大だった。
ニュース・レポーターとしても活躍する若手新進ヴァイオリニストの女性は音が貧弱でピッチが微妙に悪くいまひとつだった。後で友達に感想を求めると同じ意見だった。

それにしても、やっぱりライヴはいい。生に勝るものはないと実感。アーティストをヘッダーに聴き選ぶぼくにとって、オーケストラは故アンドレ・クリュイタンス以外は受け付けないつもりだった。だから部屋でCDを繰り返すだけ。
この日、驚いたのは客のリアクション。マナーが良い上にノリもいい。ひとつ前の列でムッツリ聴いてたオジサンも、アンコール時は、両手で指笛ふきまくりだ。

もちろん大方は大フィルのファンだろうが、思うにクラシック・ファンは、頻繁にコンサートに通うことを主としているのかもしれないと気づいた。
ポピュラー・ファンであるぼくは、シンガー・ソング・ライター贔屓であるせいか、作曲者が自ら歌う事に意義を感じたがるが、それはある意味、音楽よりもパーソナリティ優先だった。
ポピュラー指向の人は、ついクラシックを頭でっかちと決め付けがちなんじゃないか。演奏内容もさることながら、オーディエンスの率直なリアクションに突き動かされた午後だった。
大フィル

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