FC2ブログ
2006/12/07

ジョー・オライリーをたずねて

mary5
メアリー・ブラックの夫、ジョー・オライリーJoe O'Reillyは、本国ダブリンでメアリーのマネージャー兼レコード会社社長である。また、「ドルフィン・レコード」というショップを経営していて、街角のあちこちにチェーン店を見かけた。

その「ドルフィン・レコード」に立ち寄って、日本では入手不可能とみられるCDを片っ端から購入ついでに、メアリーのCDジャケット裏に記載されている事務所に行けばジョーに会えるかどうか、店員に尋ねてみた。すると「ああ、ジョーなら今、その事務所にいるよ」とのこと。その返事を受けて、早速向かってみることにした。

住所となるストリートは、小さな路地なのか、地図で確認しても見つからない。タクシーの運転手や、通りがかりに道を聞いてきた老人に、逆に尋ね返して、親切に教えてもらった。

辿り着いたのは、コンテナのような小さな事務所だった。確かに此処のようだ。
思い切ってノックすると、細長い眼鏡をかけた男性が出てきた。
「あなたはメアリーの夫ですか? 私は日本から来たファンです」とたどたどしい英語で言うと、「Oh!」とリアクションして、早速、中に招き入れてくれた。

パソコンを置いたデスクの上は、いかにも仕事中といった多忙な感があった。
僕はありったけ、メアリーの音楽がどれだけ好きか、ひどい英語でまくしたてると、ジョーは知的な笑顔でその都度、相槌を打ってくれた。
ジョーは、僕にいつまで滞在しているか?と訊き、今メアリーは海外ツアー中だが、帰国したらダブリンのコンサートで会わせてあげるよ、と言う。だが当時、外国でコンサートを聴きに行く心積もりがなく、生憎僕の帰国日と重なっていたために、その件は実現できなかった。

最後に突然押しかけた非礼を詫び、踵を返しかけた時、ジョーは、メアリーの最新シングルCDを僕にブレゼントしてくれた。当時、アルバム未収録曲で僕は未聴だったので、とても嬉しかったのを憶えている。

その後、10年ほど経ってから、日本でマネージメントしている女性とお話をする機会があり、そのエピソードを披露すると、「その話、ジョーから聞いた事があるわ。日本から男の子が来たって。」

↓お休み前にいかが?

コメント

非公開コメント

テディさん

こんばんは。
実はアイルランド行き、メアリーが原動力になっています。メアリーの発声法が好きで。
当時は、ケルト系の音楽ソフトの入手がまだ困難で、インターネットもなかったから、コンサート情報やチケット入手が手軽にできませんでした。そのため、行っちゃえ!と(笑)
当時は日本人旅行客は、まず見かけませんでした。CD・ビデオ購入がてら、国を軽くバスで一周してきました。
ドロレスは本物の民謡歌手ですね。来日以降は喉の調子が悪いのか新譜が出ないですね。

ニーヴ・パーソンズは女性歌手なんですね。そういえばドロレスの再来みたいな評を読んだ気がします。サンプル探して視聴してみたいです。
コメント有難うございました。

シャケさん こんにちわ
メアリー・ブラックに魅せられての行動・・
感動しましたよ。
自分は大阪で2回コンサートに行きました。
ところで初めての海外がアイルランドだったのはメアリーの音楽の影響ですか?
クラシック・ジャズ・ワールドミュージック
ジャンルを問わず良いものは良い~。
お薦めの音楽、楽しみにしていますね。
アイリッシュトラッドで最近、好きなのはニーヴ・パーソンズ。力強くて繊細で時にアンニュイな素敵な声の持ち主です。ドロレス・ケーン(生で聴いて迫力ありました。)の再来と言われていますが彼女の方が好み。見た感じは堂々としたおばさまでしたが。。。