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2008/03/25

御色なおし/中島みゆき

今夜、久々に会った友人と音楽談義で盛り上がる。方向性は違うけど、やっぱりどこかに共通点があるんだな。その友人が最近、みゆきの歌がいいと言い出したので、記事にしてみた。
'85年作「御色なおし」。提供楽曲のセルフ・カヴァー第2弾。

nm


1. ひとりぼっちで踊らせて/研ナオコ
2. すずめ /増田恵子
3. 最愛 /柏原芳恵
4. さよならの鐘 /グラシェラ・スサーナ
5. 海と宝石 /松坂慶子
6. カム・フラージュ /柏原芳恵
7. 煙草 /古手川祐子
8. 美貌の都 /郷ひろみ
9. かもめはかもめ/研ナオコ

スラッシュの後のアーティスト名は提供先。5組のプロデューサー(甲斐よしひろ氏、センチメンタル・シティ・ロマンス、クリスタルキング、後藤次利氏、クニ河内氏)によって多彩に楽曲の「御色なおし」が楽しめる。
このアルバムあたりから、彼女のサウンドはロック志向になっていった。試行錯誤をリスナーに受け入れてもらうべく、かつての楽曲群を今様に料理するのが、今作の狙いだったのじゃないかな。みゆきさんはプロデュースを他人に任せ、演じ手を愉しんでいるかのようだ。

僕が好きなのはセンチメンタル・シティ・ロマンスがプロデュースした作品。「すずめ」「最愛」「海と宝石」。結果的に、シンプルにアレンジされたこのグループのサウンドが、今聴いても色褪せていないように思う。
「最愛」については、♪メッセージをお願いします・・・、のヴァース部分が割愛されてしまって残念。情景的には柏原版のほうが、アレンジに広がりを感じるが、ここではアルバムのトータル性に配慮してかシンプルに仕上がっている。

甲斐氏は打ち込みを主体にしたサウンドで、「カム・フラージュ」のアレンジの変わりようが面白い。「ひとりぽっちで踊らせて」は、メジャー・キーの好きな曲なのだが、やっぱりアコースティックでも聴いてみたいところ。
ジャケット写真がフランスっぽく、「さよならの鐘」がムードに合う。意外にも歌い上げず、消え入るように絶句するところが聴きどころ。彼女のこうしたエンディングで絶句する類いの曲が好きだ。

「美貌の都」は唯一、筒美京平氏の作曲。なんだか他人の書いたメロディーは歌いにくそうで、そんな不器用なところが憎めない。
「かもめはかもめ」は、なんとパイプオルガンのみをバックに。よいアレンジですが、これはいささか荘厳すぎて、歌とのバランスがちょっとね。後年、コンサートで聴いた時は、ストリングスをバックにしっとり歌い上げておられました。

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