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2007/12/11

シャイン/メアリー・ブラック

久しぶりに部屋を掃除したら、ずっと探してたメアリーのCDが見つかった。嬉しい~。
何処に隠れていたかというと、以前に壊れたまましまっていたCDプレーヤーのトレイの中に、ずっと入れっぱなしになっていたのだ。

shine

それが、この「シャイン」。1997年作。メアリー最大の問題作?
購入当時は、それまでのサウンド・プロダクションとのあまりの違いに、戸惑ってしまったものだった。だって、ロックなんだもん。
従来のメアリーのサウンドは、デクラン・シノットがプロデュースする、アイリッシュ・コンテンポラリー・フォークだったのだ。
ところが、今作は突然、ジョニ・ミッチェルの元夫ラリー・クラインがプロデュース。サウンドが一変した。彼女の歌声も、穏やかな歌声から、ソリッドなものに変身した。

当時は驚いたものだが、今こうして聴くと、それほどハードでもない。ドラムがかつてより強調されてはいるものの、けっして厚塗りではないスッキリしたヴォーカル・アルバムだ。それでも、①「Shine」のしゃくりあげるような歌唱は、なかなか他のアルバムでは聴けない表情だ。

好んで聴いたのはリチャード・トンプソン作⑤「I Misunderstood 」と⑥「Trespass Shoes」⑨「Beautiful」あたり。このころ、来日したメアリーのライヴに行ったのだが、従来と今作とを混ぜ合わせたセット・リストで、やはり何がしかの違和感はあった。コンガを使った丸いサウンド質感のほうが好きだ、とアンケートに書いた覚えがある。
でも、ファンですからね。アンコール時、花束をメアリーに渡しましたよ。

次作では、また従来のフォーク・サウンドに戻っていた。結局「シャイン」は彼女のキャリアの中で、異色作となったが、中にはこのアルバムだけが好きという人もいるかもしれないね。

コメント

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NoTitle

おやぢ様

コメント有難うございます!
そう、当時は一定の評価はあったものの、「メアリーさん、どこへ行っちゃうの?」といった評があったと思います。
幅広いジャンルを歌えるシンガーであることを証明しましたが、過去のキャリアから、あまりに唐突な作品であったことは、否めませんね。
でも、このツッパリ・メアリーも、たまに取り出して聴くのも悪くはないな、と思いました。

NoTitle

シャケ様

こんばんは。
う~ん、問題作の登場ですね(笑)。
黒づくめの衣装に、グラサン。ロックしてますねぇ(笑)。
シャケさんの挙げられた曲の他にはポール・ブレイディ
作でブレイディ自身のシブイ歌声も聴ける「アイ・ウィル
・ビー・ゼア」あたりも悪くないけど、メアリーにこのサウ
ンドが合うかというと、やっぱりちょっとねぇという感じで
す。
とは言え、メアリー自身が音楽性を広げるためのステッ
プとして通るべき道であったのなら、ファンとしては支持
したい気持ちですね。