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2018/09/09

大坂選手の全米優勝

大坂なおみ選手の試合後のWOWOWインタビュー出演を観終わった時点。こちらは放心状態だ。
決勝まで上がってきたのだから、準優勝で充分じゃない?なおみちゃん、と勝手に彼女に訴えながら、落胆しないよう自分に言い聞かせつつ試合を視聴始めた。

えっ・・・セレナが押されてる。こんなセレナは初めてかも・・・。大坂は冷静沈着にリターンを決める。このリターンの深さは、セレナを脅かしていた。セレナは自分から深いショットを決めていたのだが、大坂がそれ以上に深いリターンをしてきて、思わず後ずさりして取り損ねてしまう瞬間が幾つも重なる。サービスも安定して好調。

ほぼセレナを応援する会場も大坂のウィナーに息を呑んでいたのが分かる。これは只者じゃないと。
セレナの陣営の顔色が変わってきたとき、セレナがコーチングによるウォーニングを取られる。セレナは受けていないと激しく主審に抵抗。実際のところ、モラトグルー・コーチのジェスチャーによるコーチングのような映像が認められる。※試合後の現時点で、モラトグルー自身がコーチングを認めたとの情報も。英語なので確約できないが。

ここから会場が異様な空気に包まれていく。1セットを落としたセレナは、一時優位になりつつあった2セット目、大坂にブレークバックを許すと、ラケット破壊。再ウォーニングにより、次ゲームの大坂のサービスゲームに自動的に1ポイントが入った。変わらず主審にコーチングに関する非難を続けるセレナ、「私に謝りなさい」と詰め寄った後、さらなるペナルティにより、大坂選手のサービスゲームは、戦わずして大坂選手のものになる。意外なゲーム取得に大坂も戸惑っている様子。
「冗談でしょ!?」さらに激怒するセレナ、会場は主審にブーイングの嵐。これはやりづらい。しかし、大坂はラブゲームでセレナのサービスを譲った後、落ち着いてチャンピオンシップ・ポイントをものにした。なんという成長ぶり。

試合後のセレモニーも異様だった。司会が進めようとすると会場が激しくブーイング。セレナは自身の挨拶の場面で、なおみを称え、ブーイングは止めて!と制した。大坂の挨拶では、彼女の謙虚さに多くの観客が惹き付けられたことだろう。彼女は、セレナを応援する大半の人々に謝り、夢だったセレナに感謝を伝えた。

ざっ、とこんなとこか・・・。もう、あっぱれで、こちらの頭がフラフラする。WOWOWの番組終了時、大坂の視聴者に向けた挨拶は、優勝挨拶ではなく、日本の災害状況を慮る言葉だった。なんという器だろう。

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