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2016/01/12

タイム・トラップ

Netflixのオリジナル以外のドラマも視聴しました。過去にNHK放送済みのグレン・クローズ主演『ダメージ』(2008~)のシーズン2最終話まで鑑賞。

damagesグレン演じる敏腕弁護士が、若手女性弁護士を従えて繰り広げる法廷ドラマかと予想していたが、クライム・サスペンスの趣向だった。シーズン1では、その若い女弁護士が訴訟ケースから殺人事件に巻き込まれ、我が身も危険にさらされる。ことの顛末は、時系列をバラバラにして、視聴者を過去と半過去の狭間で揺さぶりながら、最終話の現在に辿り着くと、真実が分かるようになる。

フラッシュバック手法の多用に、焦らされながらも立て続けに観てしまった。時系列通りに並べ替えれば、取り立ててトリックも無い、シンプルな犯罪なのだ。「人を信用するな」の決めセリフの通り、庇ってくれる筈の人物が裏で繋がっていたり。大都会ニューヨークを舞台にしながら、悉くスパイの眼が行き届く場所で、密会するシーンが多いのには苦笑するが、役者陣の重厚さはリアルだ。

シーズン1の顛末をシーズン2に引きずりながら、次回訴訟へと展開していくのが好印象だったが、フィアンセを失った若いヒロインの心理に照準した展開なので、のっけから沈んだトーンに脱落する視聴者もいたのでは? シーズン2でも、フラッシュバック多用だが、終わってみれば、新訴訟に絡む人物関係と、主役弁護士間の上司と下司との確執の件が、相互にクライマックスへ作用されたかどうか、少々疑問だ。シリアスだが、一流事務所の血なまぐさい公私混同の展開が不自然な緊迫に感じられて。

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