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2015/03/23

コケティッシュ・クルーナー(3)

レンタルしていたコシミハルさんの『Madame Crooner』(2013)は、最終的にCD購入。大抵、一旦レンタルしてしまうと、あらためて買う事は余り無いんですけどね。内容が良い上、録音が良く、是非ウチのささやかなコレクションに加えたい、と。
最近は、旧作だとフルでのネット試聴可能だったりするので、よく内容を把握した上でCD購入が出来るが、いざ入手してみると、音の情報量が予想より少なく貧弱に聴こえる事もあるので、今回のように結果としてレンタル代が無駄になったとしても、納得している。それに、ネット通販は有難いことにリリース日から経つと価格が下がってくれるので。

koshi

本作の帯シールには、"美しく可憐、最新のヴィンテージ、至高の夢物語"とある。さもありなん。冒頭のテンポ良い3曲で掴まれるが、他の控え目なアレンジにも耳が惹かれてゆく。越さんって、大貫さんと交流あるのかな? 細野さん繋がりでありそうですよね。

セルフ・ライナーが興味深いので、一部引用させてもらおう。
序文より【1930年代から40年代にかけての音楽はリズムとメロディーが程よいバランスで調和し、どちらが主でどちらが奴隷などということもなく、軽やかなスウィングと美しい旋律が静かに存在していることに、私は大きな魅力を感じています。】

私的に共感したのは、(1)「Polka dots and moonbeams」へのコメント、【この曲は1940年にトミー・ドーシー楽団と若き日に在籍していたフランク・シナトラの歌でヒットしました。シナトラはトミー・ドーシーのトロンボーンから歌い方を学んだということを話していますが、僅か2年間のドーシー楽団でのシナトラの声は天鵞絨のように滑らかで、その響きは音楽そのものであり、メロディーを奏でるひとつの楽器のようでした。この時代のシナトラの録音が私はとても好きです。】

そうそう! 自分もシナトラは、この時期が最も好きです。以降も博識な人柄が垣間見えるコメントが続くが、お手に取ってのお楽しみという事で。ラストのシューベルトの子守歌は、越さんの亡き母上様へのオマージュだった。

Madame Crooner コシミハル iTunesプレビュー

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