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2014/12/21

LSOとの相性

記事にするのを保留にしてた2組のSACD。

lso

画像左が2009年録音、ラヴェル『ダフニスとクロエ』全曲、ボレロ、亡き王女のためのパヴァーヌ ゲルギエフ&ロンドン交響楽団。
右が2006年録音、ベルリオーズ『キリストの幼時』 デイヴィス&ロンドン交響楽団、テネブレ合唱団(2SACD)です。

ラヴェルのSACDのほうは1年以上前に買ったまま、なぜかブログに書くのを躊躇っていました。そして今年に入ってから買ったベルリオーズのSACDを聴いて、なんとなく理由が見えてきた。
いずれもLSOのライヴ録音なのですが、このレーベル、音響が特徴的でドライで厚みのある感覚なのだ。このドライな感じが、自分にはパッとしない。厚みといってもアナログ的な厚みとも違うというか、香気のような色気が感じられないのだ。

こんな風に思うのは自分だけ?と他ブログ検索してみると、あった。まだ通常CDのほうがいい、という記述まである。演奏には不満が無いだけに、この質感は悩ましい。
ただ、そのブロガーさんも自分と同様、マルチチャンネル環境にない。つまり2CHでの感想だ。もしかしてマルチだと飛躍的なのか?という疑問も全く同感だ。マルチによって圧倒的に音像が変わるとしたら、今後を見越して温めておくか。しかし、2CHで納得できないSACDって、どうかな。基本はやはり2CHだと思っているから。

「ボレロ」はミスの無い演奏としても重宝だ。他の手持ちのクリュイタンス、マルティノン、デュトワいずれも、わずかな乱れが生じる。
『キリストの幼時』は、クリュイタンス盤で気に入って本盤を入手。序盤の弦楽器の入りの緊迫感が欠如して聴こえたのが残念。子さらいの迫るヒタヒタとしたドラマ要素は、クリュイタンスのほうが強かった。ただ、このデイヴィス盤は合唱が美しい。

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