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2014/12/19

結末は意外な性愛

今月は、テニスの四大大会もデビスカップも無いので、少しでも節約のために1ヶ月だけWOWOWを解約。来年早々、全豪オープンが始まるのでまた再加入です。
先月、そのWOWOWで観た映画、TVドラマで印象に残った作品について、以下メモします。

映画は、スティーブン・ソダーバーグ監督2013年作『サイド・エフェクト』、TVドラマは英国発2013年放送『ブロードチャーチ~殺意の町~』。いずれも以下ネタバレ含みます。

『サイド・エフェクト』はソダーバーグらしい騙し騙されの人間模様。ジュード・ロウを観て、この人は年齢に沿って順調な役作りが出来る変貌自在な役者だと感じました。ルーニー・マーラも体当たりの好演。けれど作品そのものは、人間への洞察力という点では、物足りなさを感じました。昔、日本でドラマ化された有吉佐和子の小説『三婆』のほうが、設定は違うものの度胆を抜かれますよ。

『ブロードチャーチ』は連続放送で一気に観た。こういう低予算サスペンスは好き。主演の堅物刑事と現地の田舎のママ刑事のコンビの相性が、周辺の怪しい登場人物を絡めて、ドラマをいきいきとさせている。一週毎に観てたら、生殺しだね。地味に見せ方が手堅い。

両作品のラストには、どんでん返しが用意される。パターンは異なるが"意外な性愛"だ。女性同士がカップルであったり、近所の良きパパが隣家の男児に恋慕を抱いていたりする。
海外ドラマでは、こうした結末をしばしば見かける。かつて傾倒した米法廷ドラマ『ザ・プラクティス』では、無罪評決の後、司祭が男性に駆け寄り熱烈キスをし、罪を犯した男性を庇うためにトリックを仕組んだ事が明らかになるという、どんでん返しのシーンがあった。が、こうした意外性を意図したところに、リアルに該当するカップル、つまり当事者たちは、どういう思いで観るのだろうか?

奇異に扱っている点はないだろうか?とも思うのだが、もしかするとこうした展開はうんと過去には有り得なかっただけに、取り上げられる事自体、これは普遍的な描写への始まりかもしれない。
想像しがたいカップルから、ありがちなトリックへ。誰かが誰かを愛するという構図に、どんでん返しが効かない日が来ると面白いかもしれない。

サイド・エフェクト トレイラー

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