30年ぶりの共演アルバム

ハリス・アレクシーウとディミトラ・ガラーニの約30年ぶりの共演ライヴ・アルバムを聴きました。二人はギリシャ、ミノス・レーベルの看板歌手。二つのジャケ、あえて並べてみました(笑)。
左がスタジオ録音作'81年『TA TRAGOUDIA TIS HTHESINIS MERAS』、右が'12年ライヴ・アルバム『LIVE PALLAS(2CD)』。

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今回の2人のライヴ・アルバムについては、かねてから書いた通り、ハリスのヴォーカルの調子が冴えていないように感じて、試聴時点で購入を見送っていました。
が、ハリスの最新作が、やはりヴォーカルは衰えかけてはいるものの素晴らしいコンセプト・アルバムだったので、聴いてみたくなった。ここまで集めてきたしね。

ライブの2部構成をそのままCD2枚に分けて収録しているようです。CD1はガラーニ中心、CD2はハリス、と。全体的にメドレーで一気に演奏が進みます。
ガラーニはパワー・アップしてますね。'81年の共演アルバム以外にソロは一切知らないのだけど、不惑の熟女の風格で、ハスキーな声質への変貌は、なんかまるでギリシャのマリア・ベターニアみたいだな。と思っていたら、もろブラジリアンな曲を痛快に歌い飛ばす!

ハリスのほうは、試聴して感じた通り、ソロはちょっと痛々しい。過去の代表曲だとどうしても比較してしまうから。加齢のせいというより、太った事が原因じゃないかな。'07年の頃の映像から1.5倍くらい肥えている。ガラーニがその体重を活かしているのに対し、ハリスは節回しを崩しつつリズムが重たそう。これを枯淡の境地とは認めたくないなぁ。バンドも音の処理もすごく良いだけに惜しい。

でも、動画サイトにアップされた生映像を見ると、このライヴ・ツアーでの二人は和気あいあいとしていて、野外で風がきついと、ハリスはデュエット中にも関わらず、平然と舞台袖に引っ込んでストールを取りに行き、取り残されたガラーニが何やってんのよ?とばかりに突っ込むシーンがあって微笑ましい。

今作で興味深いのは、金管群の導入。これはガラーニ側のバンドだろうか。過去の代表曲が金管のソロとリズムで洗練され、華やかに彩られた。

↓一回通り聴いた時点で、イチ押しは以下2曲。これだけでも買って良かったと思った。

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
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