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2014/02/01

予知夢は我を知らず

WOWOWの録画で映画『危険なメソッド』を鑑賞。デヴィッド・クローネンバーグ監督、マイケル・ファスベンダー、ヴィゴ・モーテンセン、キーラ・ナイトレイ出演。
第一次世界大戦前夜、精神科医ユングとフロイトが女性患者ザビーナを巡って確執する物語。

▼『危険なメソッド』のシーン 検索画像より
method

冒頭、ユングの病院にヒステリー症状を起こしたザビーナ(キーラ)が運ばれてくる。この時の彼女の顎が凄いことになってる。
二人は後に愛人関係に陥るが、フロイトを絡めた3者の確執は学術的な論議が中心。その論議のシーンは、興味深いが一度きりでは消化しづらい用語が登場する。

フロイトがユングの病院に送りこんだジャンキーの男性患者は、フロイトが故意にユングの神経を揺さぶるため?
裕福な妻を持つユングは、妻から贈られた素敵な船で、ザビーナと横たわる。また、米国行きの客船ではフロイトとは別々に妻が予約した一等客室に泊まる。そうしたユングの無神経さ。二人の医者の生き方と学説との狭間で、ザビーナは自らも精神科医へと成長する。

終盤、フロイトが倒れユングが介抱するシーンの直後、両者は訣別。また、時間の経過を示すテロップの後、ザビーナは妊娠中で、既に他の男性と結婚したことが解るが、これらはスキップしたようにいささか唐突な流れに感じた。事実に基づいた作品だけに、これ以上求めたくても表現上の壁があるのかもしれない。
映像がとてもきれい。運命と皮肉がひた隠されたような、気になる映画だ。

コメント

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Re: No title

ベージさま

こんばんは。コメントありがとうございます。

> 音楽同様、映画も幅広く様々なジャンルを観られるんですね。
昔はもっと映画館に足を運んでたんですけどねぇ。

> 私は心理学には興味があって、『フロイド』とか『ユング』が目に留まりました。映像も綺麗とのことで、見てみたくなりました。

映像は構図がきれいな印象でした。クローネンバーグといえば内臓・粘膜系のイメージが強いですが、今作は内なる内臓・粘膜といったところでしょうか。

No title

音楽同様、映画も幅広く様々なジャンルを観られるんですね。
私は心理学には興味があって、『フロイド』とか『ユング』が目に留まりました。映像も綺麗とのことで、見てみたくなりました。