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2020/11/30

初期のスタイリスティックス

20201129
FUJIFILM X-T30 XF35mmF1.4 R 2020.11

以前読んだアナログ・オーディオ雑誌において、取材を受けたユーザーさんが、"スピーカーの間にオーディオ・ラックを置いている人がいるが、あれは間違い"と語っていたので、その通りにウチでも真似して、アンプ、プレーヤー等すべて脇にセッティングしてみたが、確かに音の抜けが向上した気がする。それともレイアウトを変えて気分がスッキリしたから、そう聴こえるだけ? とにかく2台のスピーカーとリスナーを結ぶ三角帯は、障害物を取り払ったほうが良いみたいだ。



過去に買ったバート・バカラックのコンピレーション、『The Look Of Love The Burt Bacharach』(3CD)は、彼が作曲したヒット曲の音源を収録した内容。表題はダスティ・スプリングフィールドが映画『007 カジノロワイヤル』の主題歌として歌った曲名から。
ぼくはバカラックの曲を、ほとんどディオンヌ・ワーウィックで覚えたのですが、ここでスタイリスティックスのカヴァーにあらためて耳が惹かれた。
「You'll Never Get to Heaven-If You Break My Heart」。この曲が収録されたこのグループのオリジナル作『Round 2』(画像)をSpotifyで初めて試聴。気に入ればLP購入しようと思っていたが、意外と淡白なアルバムだね。「I'm Stone in Love with You」、「It's Too late」など名曲を気さくなテンポで淡々と聴かせるが、サウンドが淡白。あまりヴォーカルとバッキングが呼応する感じが無く、あまり曲が弾んで耳に届かない。
まだ初期録音(1972年)ゆえ、サウンドプロダクションが充分練られてなかった頃なのだろうか、まだこの一枚しか試聴していないので、以降を聴けば納得できるかな。

https://youtu.be/T7pgAAW9pEU
2020/11/28

ピレシュ再聴

20201127

確かコロナの件以降、ぼくは外食したこと一度も無いと思う。通りなど歩いて、屋内で集ってる人々を見掛けると、(あれじゃ移っても仕方ないわ)と思ってしまう。飲食業が悪いのでは無く、人が集う場所って何処も犇めくものなのだ。
ニューヨーク市だったかな、即席条例で公道何メートルまでオープンカフェのエリアを延ばしても良いとか。ああいうの、国内では試してみたのかな? 毎回いきなりの時短営業宣告ばかりでは気の毒。

オーディオ環境が落ち着いてきたので、スマート・コントローラーを再設定。"アレクサ(ウチではエコーと改名)、オーディオ点けて!"と命令すると、各デッキが一斉にバチバチッと起動。ついでに、レコード・プレーヤーの手元灯代わりにしている行灯も、スイッチが届きにくい場所にあるから、それも合わせて口頭でオン。
まぁ、狭い住まいにしては大仰だが、特にヤマハのユニバーサル・プレーヤーの動作がおっとりしているので、電源立ち上げ直後にトレイボタンを押してもすぐに応じてくれず、ディスク読み取りを要して漸く開いてくれるもので、CDをかける前に早目に立ち上げておきたいわけよ。

数年前に引退表明したマリア・ジョアン・ピレシュのショパン録音を再聴。これもCDゆえ、以前は(SACDだったらなぁ)と割り切って聴いてたのだが、今のアンプでは美しく鳴る。今まで2台ものアンプを使って何だったの?というくらい、新鮮に聴こえてくる。
この音質なら彼女のCDボックスを買ってもいいな。名前を挙げると失礼だから書かないが、結構、購入対象外のピアニストが多いだけに、デジタル時代の安定した録音をまとめて聴けるのは有難い。ケンプは、いかんせん古いしね。
2020/11/27

スロモのギミック

今年のATPツアー・ファイナルを観ていたら、来年から少しずつテニス興味が薄れてきそうな気がした。じわじわ世代交代の予感。全米初タイトルのティームは錦織選手の次世代だが、さらに次世代のメドベージェフ、ズベレフ、ルブレフ、チチパス、シャポバロフらが台頭。なんだかこの辺りの世代まで降りてくると、彼らが子供っぽく見えてしまって。やはり30代の巧者をもっと観ていたい。しかしワウリンカは、キャリアの終わりが近づいていると発言してるらしいし、いよいよかと。
ところで、ディミトロフってルックス可愛いなと、にわかに気に入った。最近、おっさんぽくなった、と巷で言われるようになってからだけど…。



WOWOW解約前に映画を1本視聴。ブライアン・デ・パルマ監督『アンタッチャブル』(1987)を初鑑賞。
王道を行く活劇で楽しめた。が、この監督の作品は、どうもギミックが先行して、何かが欠けているように感じる事が多い(全作観ていない)。
配役に華があり、アクション中心なのは結構だが、主役のケビン・コスナーからは、仲間を失った悲しみが伝わりづらい。家庭内の描写も必要最低限といったところで、メインが捕り物ゆえ、尺に限界があったのだろうが、情の描き方は淡白。尤もこのころのコスナーは、びっくりするほど顔がきれいで、売り出し当時を思えば、これくらいの中性的な演技に留めて正解だったのかもしれない。男臭さの面は、先日惜しくも亡くなったショーン・コネリーが担っているのだし。

名高い駅のシーンは、監督のお家芸であるスローモーションにより、階段から落下する乳母車の赤子と銃撃戦が交互に映されるが、ぼくは殺陣のようにスピーディーに見せて欲しかった。
過去映画へのオマージュでもあるらしいが、乳母車の落下スピードを考えるとスローモーションが適切に思えるが、まるで丁寧なメイキング映像を見せられているようだ。
乳母車をメインにし過ぎたのでは? コスナーが駅到着直後から、この母子をチラチラ見やるのが思わせぶりで、ヒッチコックばりの焦らしの演出が効果的だが、銃撃戦の背景にこの乳母車が遠目に落ちていく様子が並行して映され、着地点で初めて赤子の様子が確認できるようにしたほうが、スリリングだったんじゃないだろうか。

凝ったアングルも、序盤は惹き付けられるが、終盤までやられると誰目線なのかと、不自然に感じる。
それこそヒッチコックが『サイコ』の冒頭で、男女の密会をホテルの窓の隙間からくぐって見せた、あの神の視線は一度きり使われたからこそ効果的だった。デ・パルマは過剰なのでは。
2020/11/24

ジャズ・バーでの出会い

20201123

使用開始から3日目になるデノンのMCカートリッジDL-110は、ロックとジャズがイイ感じで鳴る。KORGのDACはフォノ・イコライザーがMM対応のみ(多分)なのだが、1bit 5.6MHzのDSFファイルに落としても、充分きれいに聴こえる。
但し、このカートリッジ、中古の傷モノ盤も、忠実に再生してくれるため、スクラッチ箇所や傷んだ内周部は、克明すぎて不満。この点は、オーディオテクニカのVM740mlが、化粧上手というか、巧く傷をカバーして、新旧均一に聴かせてくれた。
結果として、ジャンルにこだわるのであればDL-110を、盤質の悪い盤はVM740mlを優先的に使い分けすることにしようと思う。本来コレ一本でイケる、という完全無欠のカートリッジを求めたいところだが、コスパの良さを追求しつつ、であれば、妥当な落ち着き方ではないか。(とにかくカートリッジ沼が恐ろしく、これ以上知り過ぎて嵌りたくない。)
ただ、ヘッドシェルをいちいち付け替えるのは面倒。水平をいちいち測り直すのがイヤ。かつては、ダブルアームのターンテーブルを見て、たいそうなと思ってたが、その必要性が今なら分かる。

それで新品盤を優先的にDL110にて、順次DSD化していってるところだが、以前にも書いたように、国内盤の中古は比較的かかり良いのだ。ともすると新品の輸入盤など当初から傷があったりするだけに、国内生産の洋盤はしっかりした印象。もちろん前の持ち主次第だけど。
アニタ・オデイの1956年録音『アニタ・シングズ・ザ・モスト』は、近所のジャズ・バーで出会ったアルバム。先に彼女の『イヴニング・ウィズ・アニタ・オデイ』だけは持っていたが、まだネットでガツガツ情報収集していなかった頃、この名盤をリアルにバーの一隅で飲んでて聴き、スタッフに尋ねてジャケットを見せてもらったのだった。
アグレッシヴなビートの交差が鮮烈なA-(1)「ス・ワンダフル」に始まり、緩急に富んだスタンダード集。この人といい、ペギー・リーあたりは、ぼくにとって凄く好き、というほどではないが、歌好きが伝わってきて愛着が湧く。アニタは、本盤以外にファースト・アルバムも好きだった。
2020/11/22

初めてのMCカートリッジ

20201121

MCカートリッジを初めて使用開始。相変わらずヘッドシェルへの取り付けが苦手で、小さなネジやら細いリード線と格闘しているうち、気が付けば指から血が出てた。
採択した型番はデノンのDL-110。高出力仕様により、通常MCが必要とする昇圧トランスやアンプが不要なカートリッジでMMと同様の環境で再生可能。ウチでは、今年のアナログライフ復活に際し、新たに設置したフォノ・イコライザーがMM、MC両対応のため、どちらに切り替えても聴ける。

この型番を選ぶ前まで、一通り悩んだ。MCカートリッジにトライしてみたいものの、タイミング的に部品調達困難とやらで、各メーカー、一様に価格が一気に高騰。よりによって、である。
丁度、デノンが110周年記念として、定番MCのDL-103に新しく開発した専用ヘッドシェルを付けたセット商品を出したので、ほんとはこれに決めたかったのだが、割高感が拭えず、まずは下位モデルの本カートリッジを使用してみてからにする事とした。どうしても、今後の替え針のこともあるので、コストは抑えたいのだ。

▼やっとMCボタンが使える
20201121(1)

ダイナ・ワシントンの『For Those In Love』をフォノ・イコライザー(オーテク)のMCモードでかけてみた。なるほど、ダイナミックな再生音で、付属針とは格段に違うクオリティ。高域がけっこうヒステリックな印象で、アンプのトーン・コントロールでかなり絞っても、キリキリにきつく聴こえる。低音は過不足なく。
いわゆるドンシャリではなく、たっぷりとアナログならではの音がひたすら前へ前へと飛び込んでくる感触で、高域のみ変なクセがあるわけでは無いのだろうと思う。
ちなみにMMモードでも聴いたところ、こちらはMCモードよりもマイルドに抑えられ、ある意味、おっとりして従来の感覚と変わらず聴ける。が、このカートリッジの能力を活かすなら、やはりMCモードだ。

以前、気に入っていたMMカートリッジ、VM740ML(オーテク)は唯一、クラシックのオーケストラのみ精彩さが物足りなかったが、こちらはどうだろう。続いてカラヤンの『シベリウス演集』を。
おお、クラシックは断然、VM740MLよりいいね。クラシックらしい鳴りになった。まぁ、これより上のMCならもっと出るんだろうけど。

一応、今後はKORGのDAC付属のソフトにレコード再生を逐一、録音してデータ化することにしたので、レコードを取り出すのが面倒な時などPCオーディオでこのデータ再生しつつ、針の消耗を抑えながら、MCらしい音でがっつり聴きたい時はダイレクトにレコード再生すれば良いのだ。

20201121(2)
2020/11/20

さらりのサラ

20201119

ストリーミングで映画『ミッドナイト・ラン』(1988)を視聴したのだけど、序盤は設定が呑み込めなかった。アメリカには保釈金専門のローン会社があるんだね。ハードボイルドな内容かと思ってたらアクション&コメディで楽しめた。この頃のデ・ニーロって素敵だねぇ。

お気に入りのレコード針を買い替える迄の間、レコードプレーヤーに付属していた針を代替で使っているのだが、やはりストレス溜まるわ。特に内周部の歪みが酷い。同じ盤でも再生能力がピンキリくらい違う。今度から、新しい針を下ろしたら、KORGのDACの専用ソフトに即データを落として、摩耗を遅らせて節約しようかと思う。でも、盤が回っているのを眺めるの、好きなんだよね。

サラ・ヴォーンの名盤『Sarah Vaughan (with Clifford Brown)』(1955)も、CDから中古LPを買い増し。1979年国内リイシュー盤。最近、ダイナ・ワシントンのクリフォード・ブラウン共演のライヴ録音を聴いて、そちらもエネルギッシュで良かったけど、本盤のしっとりと風合い良いスタジオ録音は、聴き易く飽きが来ない。ブラウンにしろ、昔は自動車事故やツアー中の飛行機事故が多かったね。名伴奏。
2020/11/17

ブラームスの歌モノ

20201116
FUJIFILM X-T30 XF35mmF1.4 R 2020.11

幸か不幸か近年、人付き合いを減らして、どんちゃん騒ぎなどに縁が無いため、感染リスクは自分にとっては極めて低そう。猫ちゃんより短い付き合いで終わった人間が多すぎるのも何だか、って感じだが、今まで無理して合わせ過ぎた、という反省に基づいているので、後悔は無い。
前職の同僚も、しばらくはやり取りしていたが、その後の職場のゴタゴタを聞かされるばかりだし、特にこちらの現在収入を知りたがるのが鬱陶しく、無難な四方山話をしていても、合間に探ってくるのが露骨に伝わるので結局遠ざけた。

20201117(1)

ザンデルリングね。名盤と聞いて入手してみたものの、ブラームスが苦手だと思い知り放置していた。アンプを変えて聴き良くなり、交響曲3番がようやく耳に馴染みかけてきた。
とはいっても、主題の旋律を大貫さんが'90年代のアルバム『Attraction』の中で、日本語詞を付けて歌ったのが印象強かったからなんだよね。自分なりに作品の全体的な構造美を朧気に汲み取ろうとしつつ、覿面なのは歌心がキャッチできる箇所なのだ。
どちらかといえばハンガリー舞曲など、編曲を手掛けた民族系が好き。となれば、いっそドヴォルザークのボヘミア楽派あたりに行けば、民族性の臭みが味わえる。好みの小品はあるが、まだまだブラームスへの理解には遠いのであった。

▼大貫妙子/昨日、今日、明日(ブラームス作曲)
https://youtu.be/3KJd0PgS9cY
2020/11/15

自作自演ミュージカル

20201114
FUJIFILM X-T30 XF35mmF1.4 R 2020.11

金曜の夕方、コロナ以降久しぶりに新世界界隈を通り掛かると、想像以上に店が閉まっていて驚き。閑散とした派手な通りにインバウンドの揺り返しを見るようだが、思えばよくこの時期に住民投票などやったものだと思う。彼らは体育会系の雑なノリで、このドサクサのうちにイケると、市民とはまるで真逆の発想でやったのではないかと推測する。お陰で感染者数最多の日々。

20201114(1)

こちらはピーター・アレンを集中的に聴き始めた今年、アルバム蒐集の一環で最後に求めたミュージカル作品『Legs Diamond』(1989)。既に廃盤だったので海外から中古CDで取り寄せ後、アナログに関心が移ってしばらく寝かせていました。
この作品、不評だったらしいが、音源を聴く限り遜色無いように思える(録音は凝ったセッティングはしていないようで、あくまで舞台の実況的な音場感である)。尤もぼくはミュージカル方面に疎いもので、比較対象すら持たないが。
関連の動画資料をチェックしたところ、彼のファン達は観劇後、興奮してインタビューに答えていた。批評家がこぞって彼のことをシンガー&ソングライターの手慰みと先入観をもっていたからでは無かったの?
ただ、エイズ合併症死後、彼の人生がミュージカル化され、過去の作品群がハイライトで演じられたのを知ると、本人がこのベストな選曲でパフォーマンスしてくれれば興味深かったのにな、と想像してしまった。

'80年代がこのミュージカル製作によりオリジナル・アルバムが寡作となったのは残念ではあるが、'90年代のラストアルバム『Making Every Moment Count』は快作で、味わいに欠けるとの感想も見かけたが、ぼくがこの遺作を評価したい理由に、ヴォーカルの向上が挙げられる。彼、ミュージカル特訓の一環でトレーナーに付いたんじゃないかな。明らかに伸びが良くなっている。
'75年『Taught By Experts』、'79年『I Could Have Been A Sailor』あたりを聴くと、ほとんどの楽曲の歌い終わりにおいて、弱音が支えきれず、声がひっくり返ってしまう傾向にあったが、後にフェイドアウトしても声痩せせず、しっかり歌い切れるようになっている。

彼の伝記の英語版をKindleで買ったところ、Echoでの音読可能とのことで再生してみたが、速すぎる。よちよち歩きでゆっくり訳してみよう…。
2020/11/13

We Both Tried

20201112
FUJIFILM X-T30 XF35mmF1.4 R 2020.11

コロナ対策はこれからが正念場。今年は撮影控えで、せっかく貯めたレンズ群は防湿庫の肥やしに。きのう久々にフィルターを買って試してみたのは、ケンコーの「ブラックミスト」。以前使ってきた「フォギー」に似ているが、こちらのほうが汎用性が高そうだ。



タヴァレスの『Supercharged』(1980)。これはロビー・デュプリーのファースト・アルバムを記事にした際、収録の「We Both Tried」をソウル・グループが歌っていますよ、と教えてもらったのだった。
ジャジーなマイナー・キーの滑り出しが心地よい本曲、サビは意外にもメジャー・コードを重ねた展開で惹き付ける。本家デュプリーはシンガー&ソングライターらしいパーソナルなアレンジだが、こちらのグループはバラード調は変えずとも、よりエンタメ色の強い仕上がり。
アルバム全体はこの時代ならではのディスコ・サウンドを含みヴァラエティに富んでいる。ソロもハーモニー・グループならではの主張が強すぎないソフトな歌い口で耳当たりが良い。これもデイヴィッド・フォスターがらみか、流石。

▼We Both Tried
https://youtu.be/O4oKcPX_58w
2020/11/11

バラードは古びず

20201110

新しく入れ替えたヤマハのアンプは、外部入力端子が豊富であと一つだけ余っているので、以前使ってたAVアンプをまた繋ぎたくなるかもと残しておいていたが、ステレオ再生環境ですっかり満足して、もう必要無いね、と結論。下取り先を探すことになるが、AVアンプは世代交代が早いので、二束三文になりそう。
サラウンド用スピーカーについては、リア2個は電子鍵盤用に充てるとして、残るはセンタースピーカーだけ持て余すことに。サイドテーブルにするか?

現在環境で手持ちCDを順次聴き直す。これ、あまり聴いてあげて無かったな、と取り出したのはイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーのアトランティック時代の4アルバムにボーナスを加えたライノ発の2枚組(2015)。
彼らデュオは、ソフト・ロックにカテゴライズされているが、もう少し具体的にはカントリー・ポップ寄りかな。AORアルバムとして紹介される向きもありそう。きっかけはバリー・マニロウのカヴァー。
息の合ったきれいなハーモニーなのに、あまりリピートしなかった訳は、自分がエレキギターの音色を好まないからだろう。間奏ソロで脳内でイメージが膨らめばOKだけど、構成上必要とされたフィルインのフレーズが、どうも古く聴こえてしまう。'70年代サウンドは大体好きなんだけどね。

テンポの良い曲にそうした印象を受ける中、どきっとしたスロウなトラックが「Just the Two of Us」。1978年アルバム『Some Things Don't Come Easy』の終曲。2コーラスのリピート無しの簡潔なバラードは二人以外に何も無いように感じさせる強いイメージ。

▼Just the Two of Us
https://youtu.be/WL5cc6juXaY
2020/11/08

That's All

20201107

トランプ氏側の記者会見は、彼のチームが高級ホテルのフォー・シーズンズを会見場所に押さえたつもりが、同名の造園業者と間違えたため、アダルトショップと火葬場に挟まれたその場所で実際に行われたらしい。こんなミスってあるものなんだね。



めっきりタイマーかアラームのセットくらいにしか使用していなかったEcho(アレクサ)、久しぶりにサイトをチェックすると、Spotifyフリーが対応していたので、ランダムに流してみた。
きのうは一日、頭の中がモヤモヤして、米選挙も愛知も片付いたのに大阪だけ後味悪いからだろう、と捉えていたが、どうも近年、気圧が下がると変調をきたすみたい。

メル・トーメは、マーティ・ペイチと組んだ盤しか聴かないつもりだったが、そのEchoスピーカーから彼の「That's All」がストリングスをバックに美しい歌唱。1960年代録音を'90年代に24曲入りでリイシューした同名アルバムに収録されているらしい。トーメの"しなる"ヴォーカルは、力押しの一点張りよりも勝る。ずいぶん遅れて好きになったものだ。

▼That's All
https://youtu.be/oIxJOk5_vhw
2020/11/05

'90年代のデュプリー

20201104
Panasonic DC-G9 LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 2020.11

行政機構の解体を謀った市長が、数年先の任期満了まで居座るという異様な街。道路の剥げた白線など放置されたインフラは、今後もそのままなのだろうか。昨日から恒例のイルミネーションイベントが始まったが、あれも親族絡みと知ると行く気が失せる。去年、撮影目的で初めて訪れてみたけれど、デザインがケバくてアート的な要素が少なすぎた。



先日、遅まきながら中古LPを買って聴いたロビー・デュプリーのファースト・アルバムが良かったので、Spotifyで試聴可能な作品を試している。
1995年の『Smoke and Mirrors』もいい。全編スロウなプログラムで、多彩な音楽要素が詰まっている。さらりと聴き流せるがリピートするほどに濃くなりそう。
同じAOR曲調でもドゥービー・ブラザーズだと、ちょっと敬遠しがち。ヴォーカルの魅力の違いかな。この人は哀愁味が合う。国内廉価リイシューされているようなので、チェックしておこう。
2020/11/03

ケンプの安寧

20201102

近所の人と投票結果について一通り雑談。相手は地の人なので「大阪の人って、そもそも政令市についての認識あるの?」と訊いたところ、「あまりないと思う」と。
在阪局や芸人が政党とズブズブなのにも関わらず、よく踏ん張れたものだと思う。変化を嫌うなどという分析レッテルが貼られているが、今回の二度目で、我が処の都合に限らず、後々の全国的な波及をも踏まえた上でジャッジした有権者も多かったのではないか。
普段SNSで誰かにメンションを送ることは無いのだが、早速3度目の投票について言及していた議員に呆れて"3度目は無い、いい加減にしてくれ"と打った。


開票速報をミュートで流している間、取り出したのはヴィルヘルム・ケンプの『ベートーヴェン:ピアノソナタ全集』。ほとんど無意識のチョイスだったが、やっぱり心許ない時、気が付けばケンプ先生に頼るんだねぇ。
タワレコ国内復刻SACDよりも輸入Blu-rayが安価だったので入手したが、添付の同内容のCDは、ほったらかしにしたままだった。新設のプリメインアンプにより、CDの音質への不満も解消され、TVモニター接続が面倒な時は、Blu-rayじゃなくCDでもいいなと思えるようになった。