FC2ブログ
2020/01/31

CDドライブの買い替え

20200130
SONY DSC-RX1R Carl Zeiss Sonnar T*35mm F2 2020.01

近所のドラッグストアにうがい薬と手洗い用の消毒液を買いに行ったら混んでたわ。どの規模まで感染拡大するだろうね。
中国では武漢からの帰郷者を、ドアに板を打ち付けて閉じ込めたりする件が起きてるらしい。ふと九州地方で近年起きた帰郷者への村八分のニュースを思い出す。今は昔か?



また買い替え。今度は外付けCD/DVDドライブ。このたび画像リンクの商品に替えた。以前まで使っていたのは、まだ去年の秋頃に買った物で、集中的にリッピングを重ねたからか? 半年も持たなかった。
一応、まだまぐれ当たりで読み取る可能性があるので、捨ててはいないが、このへんの周辺機器は似た価格帯で出ているので、買うなら念の為、国内メーカーにしようと思う。
スクラッチの多い古いディスクを読み取らせたのも消耗の原因になるのだろうか? 無傷でも読み込まない場合もあるし、ストックは、あるに越したことはないね。。
2020/01/28

ごはん鍋の買い替え

20200127
Panasonic DC-G9 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 2019.11

フェデラーは確かに実力者だが、神通力でも持ってるのかねぇ。今度のフルセットのお相手、サングレン(アメリカ)は、足に来てはいたものの、勝ちビビリがあったんじゃないかな。フットワークがとても良かったのにね。
テニス選手は、腕や胸に筋肉が付き過ぎていない人が多いので、体型的にあまり憧れないが、このサングレンは好きなタイプ。ルックスはワウリンカが個人的に好きだけど、彼も近年は体を絞っていて、以前のぽっちゃりしてた時のほうが良かった。プレーに関係の無い話だけど。



去年から家電やら日用品の買い替えを迫られているが、今度はごはん鍋。7年くらい使い続けた鍋の底にヒビが入ったのに気づいてしまった。まだ使えそうだけど、炊飯中にパックリ割れたら困るので新調。
Amazonから適当に見繕ったのが、ハリオのごはん鍋。ハリオといえばコーヒーメーカー類のイメージがあるのですが、この鍋も蓋がガラス器仕様になっていて、1合専用にしては重厚な鍋底。
これがおいしいんですわ。従来使ってきた普通のごはん鍋もそこそこ旨かったけれど、同じ米なのにこちらはもっとふわふわで甘い。ホットクックで作ったホウレン草のおひたしと、先日ホームセンターで衝動買いしたフライパンで焼いた卵焼きをおかずに、とってもご飯が進んだ。
いったん購入した物は、壊れるまでは買い替えない性分だけど、こういう良品に当たると、最初の選択が肝心だなと思うね。
2020/01/25

JT新作予告

20200124
SONY DSC-RX1R Carl Zeiss Sonnar T*35mm F2 2020.01

ゆうべ全豪のフェデラー対ミルマン戦、とても楽しめた。サラリーマン経験を経てプロテニス選手になったという地元ミルマン、去年の全米でフェデラーに勝った時は、フェデラーが湿度にやられたのが大きかったのかと思っていたが、今回観るとフェデラーにとって、ミルマンは手を焼く相手なんだね。



ジェイムス・テイラーの2月発売の新作トレーラーが公開。『American Standard』というタイトル通り、ジャズ・スタンダード集となっているようです。Amazonに裏ジャケがアップされているので、トラックリストが確認できる。ジェイムスによる「ムーン・リヴァー」、いかにもな仕上がりを予想してしまいます。

トレイラーをみて驚いたのが、複数プロデューサーの中にジョン・ピザレリの名が! レコーディング風景にも登場していますね。ピザレリ自身、ジェイムスの曲を取り上げてきているし、以前から親交があったのでしょうかね。いやぁジェイムス、ピザレリのこと買ってたんだね。
ジェイムスのヴォーカルは少しだけ滑舌悪くなった印象だが、のびやかさが特長。反対に話し声はすっかり年寄りだ。手持ちのDVDからもう何年経ったか。

前作(現新作)はオリジナル曲の出来に不満があり、買わずじまいだったが、来月を楽しみにしよう。1曲「Teach Me Tonight」がSpotify、YouTubeで聴ける。

▼トレーラー
2020/01/23

マティスの風のささやき

20200122
SIGMA DP2 Merrill 2020.01

テニスの全豪オープンが始まった。日本人選手は健闘しているものの、3回戦へ駒を進めるのは大変そう。厳しいトレーニングを積んできた筈だろうに、少しずつ相手選手と差が開いて負けてしまう。明日、西岡選手には対ジョコ戦、やり切ってほしいね。



ジョニー・マティス、58枚目のオリジナル・アルバム『How Do You Keep the Music Playing』(1993)。ミシェル・ルグラン集で、ルグラン自身のアレンジ、プロデュースに、作詞家コンビのアラン&マリリン・バーグマンもプロデュースにクレジットされています。が、これもそんなに相性が良くないアルバムに感じた。

作曲家自身のバックアップにマティスがとても遠慮して歌ってるように聴こえてしまう。ルグランのヨーロピアンなポピュラー・オーケストラのアレンジは上品で細やかだが、囁くように歌うマティスは、例のビブラートが変に立ってしまい、逆にオケを引き立てているかのような存在感の薄さ。
まぁ、マティスはアメリカン・ポピュラーがホームであるわけで、この企画がどういう経緯で持ち上がったのか、ルグランは、マティスの特長をいかに引き出そうとしたか、謎に思う。
気になるのは、作詞家夫妻も録音に参加している事。音楽面でどういう関与を実際にしたのだろうか。歌詞の面によるアドバイスにより、マティスが委縮してしまったなどという事は無かったのだろうか? また、セルフ・プロデュースを行わないマティスは、どの程度まで、プロデューサーとの意見交換をして掘り下げているのか。
「風のささやき」はいい。…でも、ちょっと違うかな、という感じも。

▼ライヴの別アレンジのほうが自然ですね
The Windmills of Your Mind
https://youtu.be/27Y7e9vt5v8
2020/01/20

クラリネットと弾き語り

bar191231
SONY DSC-RX1R Carl Zeiss Sonnar T*35mm F2 2019.12

パン職人め、やっぱり喫煙してやがる。なので、バージョンアップして例の禁煙プレートをクリップライトで照らしておくことにした。さらに、タイマー機能の付いた自動消臭の芳香剤をベランダに外向きで設置。15分毎にシュパッと噴霧させる。
このクリップライトも芳香剤も、そもそも室内向けで防滴仕様じゃないもので、毎日天気予報チェックしながら、雨が降ると撤収しないといけないから面倒。
空室となった向かいの部屋は、たまたま立ち入った不動産仲介業者らしき人達の話し声で、家賃が破格に値下がりしているのを知ってしまった。これ以上住み続けるの、考えものかなぁ。



カエターノ・ヴェローゾの新録がSpotifyに上がっていたので一通り試聴。クラリネット奏者との弾き語りがいい。クラリネットのオブリが効く。
カエターノのヴォーカルは年相応に枯れた感じだ。不思議なもので、衰えたと感じるアーティストと、衰えはしたが枯れた味わいを感じるアーティストに分かれるのは何故だろう。音楽的に聴こえるかどうか、ってことですかね。
こういう弾き語りをするのが身近な人じゃなくて良かった。もしライヴがあれば通い詰めて散財してしまうだろうから。
2020/01/18

マティスのゴッドファーザー

20200117
FUJIFILM X-T30 XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS 2020.01

ジュース用のミキサーをAmazonで買ったら現物が小さくてびっくり。携帯用になってて、USB給電で飲み口も付いている。容量は少ないが一人用としてはこれで充分だろう。



ジョニー・マティスの29枚目のオリジナル・アルバム『The First Time Ever (I Saw Your Face)』(1972)。ヒット曲のバラード中心としたカヴァー集。
甘やかながらも今の感覚では古さを感じさせるアレンジは、ゴージャスで硬質な'80年代のマティスを知ってからでは、今ひとつ聴く気にならなかったが、'70年代の気分に浸るつもりで繰り返すと、このムーディなサウンドも、'60年代を経て時代が必要としていたんだな、と理解できてくる。

リバーブ量の多さに興が幾分醒めるものの、1曲洒落たジャズ・アレンジの良い曲を本盤で知った。レニー・ウェルチの代表曲という「Since I Fell for You」。レニーのオリジナルもSpotifyで試聴しましたがこちらも素朴な歌唱が魅力的。
ゴッドファーザー愛のテーマで知られる「Speak Softly Love」、このへんの歌い上げはお手の物。オクターブ飛躍するサビが印象的な「Without You」、ぼくはハリー・ニルソンの歌唱が好きかな。

バカラックの香りがするがクレジット確認すると他のライターだったりするのも、この時代ならではですかね。フィフス・ディメンションの「(Last Night) I Didn't Get to Sleep at All」も絶品。ルグランの「Brian's Song」もいいね。なんだ、どれも好きじゃないか。

▼Since I Fell for You
https://youtu.be/zpvHvGqErbs
2020/01/16

年始逃れのハーモニー

200115
SONY DSC-RX1R Carl Zeiss Sonnar T*35mm F2 2019.12

『ためしてガッテン』で勧めていた、長芋とバナナと牛乳のジュースを自分でも作ろうと古いミキサーを引っ張り出してスイッチ。
げっ、底部から汁が漏れてきたよ。これも40年位前の、実家から持ってきたミキサーだから、さすがに買い替えなきゃね。
ちなみに早めにコップに移して飲んでみたら、ふつうにバナナジュースの味ですね。泡立ちが増す感じ。



去年、HMVのまとめ買いで、数合わせのためにチョイスした、『ブジニャック:テ・デウム、モテット集(SACD)』(2006)。演奏はザクセン・ヴォーカル・アンサンブル、マティアス・ユング(指揮)。
初回流した際は地味な印象で、気の無いものを買うもんじゃないな、と寝かせてしまっていた。ところが正月に入って気を取り直して聴くと、このヒタヒタと迫るような清廉な合唱が何故かしっくりきた。
気分の問題もあるんだろう、普段から純邦楽を聴かないぼくにとって、この時期に集中して箏の音を耳にするほうが不自然なのだ。
曲を覚えるまでに至らないが、分離良いゆえに、ハーモニーの混ざりかたも上質で、場所は取るがサラウンドにして良かったと満足できるソフトだ。
2020/01/12

反復のロードムービー

20200110
FUJIFILM X-T30 XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS 2020.01

クリント・イーストウッド監督兼主演映画『運び屋』をWOWOWにて視聴。コンスタントにクオリティ高い作品を送り続ける御大に脱帽。自作自演、しかも高齢のヒーロー映画ときて、観ていて恥ずかしくならないのは稀ではないか。



プロットを知らず観た。主人公(イーストウッド)が大金を貰うためにブツの中身を把握せずに運び屋を引き受け、3度目にしてトランクを開いて見てしまったが、その後も主人公は飄々としたまま運び屋を続け、元締めのマフィアに気に入られ、招待にまで応じ、あてがわれた巨乳美人と戯れだした。

主人公の家族や周辺人物との確執を交えながらも、物語は他者に視点を譲ること無く、終始イーストウッドの動向を捉えたままの、シンプルな反復のロードムービーだった。

ネットやスマホに対する抵抗感は監督の意見そのまま投影されているようだ。昔なかったが今あるモノ。代わりに失った心を現代人にユーモア混じりに問い、ラストは清涼感を残しつつも、鑑賞各人に考えさせる動線張りの巧さよ。
2020/01/10

女囚パラダイン

shateki191231
Panasonic DC-G9 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 2019.12

近所の植物園が園内で撮った写真をインスタで募集しているので、この際インスタやってみようとしたところ、随分前に一旦登録したまま全く利用していなかったようで、そのためかアカウントが停止されていた。復活させるには送信案内されたコード番号を紙に写したものを手にしたセルフ顔画像を折り返し送れ、と。えー、面倒くさ。
SNSでは乗っ取りや中傷などへの対応策としてセキュリティを上げるのは仕方ないとしても、指定された画像の撮り方、なんだか囚人みたいで気が進まない。



プライムビデオにヒッチコック監督映画『パラダイン夫人の恋』(1947)があったので視聴。『山羊座の下に』とか、このあたりの作品は未見のままだった。
グレゴリー・ペック、アリダ・ヴァリ主演に、メジャーならではの堂々たるカメラワークだが、物語の表現は中途半端だった。ヒッチ自身によると、かのトリュフォーとの対談本において、ペック等のミスキャストの不満を挙げていたらしいが、脚本が悪いんじゃないかなぁ。
メロドラマと法廷ドラマのシーンがメインだが、メロドラマ要素が法廷劇に巧く絡めて持ち込まれているとは評し難く、剛腕の若手弁護士(ペック)にして、盲人の夫を毒殺した容疑がかけられている依頼人(ヴァリ)の美しさに魅せられ、法廷の場で失恋する様態がヘタレで滑稽に見える。ヴァリはもちろん美しいが、事件の背景が説明不足過ぎ、ペックの夫人役の女優は、女囚に心奪われる夫に嫉妬しつつも、彼女も充分美しくチャーミングだから、ペックに感情移入しづらい。
しかしまぁ、古い映画とはいえ、被告の人格を外見から捉えるセリフが裁判シーンで飛び交いリアリティに欠け過ぎ。"美しい彼女が、そんなことするわけがない!""見た通りの悪女である"調子の弁論ぶり。

内容はすっかり忘れてしまったが、これならワイルダー監督『情婦』(1957)のほうがグッと胸に迫る法廷劇だったな。セルズニック下のヒッチ作品は、豪華だがまだやりたいことが果たせていない時期だったようだ。
2020/01/09

みゆきのコントラアルト

20200107
SONY DSC-RX1R Carl Zeiss Sonnar T*35mm F2 2020.01

久々に写真サイトのFlickrに選ばれたと思ったら、こんな地味なスナップが。正月の桜ノ宮あたりを散歩しながらのショット。



中島さんの新作『CONTRALTO』を入手。映像作品の『夜会 リトル・トーキョー』の印象が良かったので久々にレンタルを待たずに聴いてみた。
ドラマのタイアップによるテーマ性を持ちつつ、穏やかな寓話的要素と尖った声質が、瀬尾氏のサウンドのバランス感覚で届けられる。みゆきさん、やはり声がしんどそう。
音質が悪く感じられるのは、彼女の現在のヴォーカルのトーンに合わせると、必然的にバッキングが抑制を余儀なくされるためか、非常にくぐもった、籠ったような聴感だ。
歌詞世界は達観した名人芸だが、曲はどうかな。変わらない良さもあるが、あえて言葉を削いでハーモニーを熟成させるなど作曲家としての手腕も発揮してほしい。
2020/01/05

マティスのエリントン・アルバム

20200104
SONY DSC-RX1R Carl Zeiss Sonnar T*35mm F2 2020.01

ソニーの中古RX1Rにファインダーのアクセサリー追加。これも新品だといい値段するのでやはり中古で。ただ、このファインダー、カメラボディの機能と連動しないのでAFなど一切反映しない、あくまで覗き窓でしかないという。使用頻度低かったりしてw



去年から拙宅で話題にしてるジョニー・マティス、こちらは『In A Sentimental Mood Mathis Sings Ellington』(1990)。エリントン集ですが、歌唱力を誇るマティスにしてはミスマッチに感じています。去年も首を傾げながら聴いたんですが、今年に入って気を取り直してみても、やっぱり変。

もちろん駄作では無く一定の評価はできますが、まずマティスのビブラートがいやらし過ぎる。デビュー当初からビブラートは目立ってましたが、本アルバムでは意識的に抑えるべきだったように思う。
しかし、オーケストラとの相性が悪くない筈の彼、どういうわけかビート感覚が、エリントンの曲と合致しない感じです。これなら、マティスほど巧いと思えないピザレリのほうが、弾んで気持ちいい。

(9)「Solitude」あたりのバラードならかろうじてだが。このへんがマティスが名歌手にして、メイントストリームの陰に隠れたイメージの要因なのだろうか。ジャズ歌手ではなく、ポピュラー歌手が歌うジャズの居心地の悪さ。
しかし、拙宅にて昨年のベスト10枚に挙げた『Isn't It Romantic: The Standards Album』(2009)は、見事だった。多分にアレンジの塩梅に左右されるものがあるようだが、本質的にエリントンの楽曲が合わないのかもしれない。Amazonでのユーザー評価は高いけどね。
2020/01/03

情の摂理

lastyear200102
SONY DSC-RX1R Carl Zeiss Sonnar T*35mm F2 2019.12

正月早朝のジム帰り、向こうからやって来る鳶職人らしき見知らぬ若い兄ちゃんから"おはようございますっ"と挨拶され。思わずこちらも返したが、はて。ジムトレそのままの恰好にブルゾン着てリュック背負ったこちらを同業者と見て取ったか?? 新調したばかりのスウェットなんだが?



『ヒトラー ~最期の12日間~ (字幕版)』をプライムビデオにて数日に分けて視聴。ヒトラーの秘書を語り部に、総統と側近達の地下生活を中心に終末が描かれる。
映像は非常に端的な演出がなされていて俳優陣も的確な演技で重厚だった。ヒトラーの恋人エヴァは、本編では秘書の視点で描かれているためか、酔狂しつつもある意味魅力的だった。それにしても観終わっても解らないのは側近達の自死するほどのヒトラーへの忠誠心だ。
本編を観る限り、重ねてポイントとなるセリフが出てくる。"国民のことなどどうでもいい"だ。軍幹部が市民軍の兵力を問題にしようが、"自業自得なのだ"と。
ここにはやはり、ヒトラー出現以前の背景があり、彼らには第一次世界大戦での敗戦がトラウマとしてあるように思える。二度負けるわけにはいかないのだ。

知識不足ゆえ、去年TVのドキュメンタリーにおいて、ナチの優生思想に基づいた純血アーリア人を生産するための、表向きは療養所とした施設が周辺国に点在していたのを初めて知った。映像は自身の出自を母親から隠された高齢のドイツ人男性。やがて彼は、あるジャーナリストとの交流をきっかけに、自身が母親と軍人との密会により宿されたのを知る事となり、療養所跡を再訪する。

私は元友人(閉店したバーのマスター)により、最大の屈辱を受けた可能性がある。以前から行く約束をしていた友人との吉田美奈子さんのライヴ鑑賞。大阪市内のライヴハウス前で待ち合わせした時のことだ。ビルのフロアの真ん中を突き抜けるようなエスカレーターを昇って、友人が先に居るかどうか開場待ちの行列を見回し、フロアを一周したところ友人を見つけた。そこはエスカレーターの丁度上がり口のところだった。
"さっきからここに居た?"と訊くと、友人"うん"。えっ、居たなら何でそっちから声掛けてくれないのだろう? 友人の返事は"別に・・・"だった。
このよそよそしさがずっと引っ掛かっている。思い出すにはこの直前のバーでのサシでの雑談中、私が、どこかの市会議員が同性パートナーシップ制度に異議を唱えようとエイズ蔓延をネタにしたというニュースに批判意見してから、付き合いが20数年以上の友人の目つきが変わったのだ。

ライヴ会場の賑わいを見通せる地点から、もしかすると彼は人混みを一周するこちらの様子を、他の人と何処が違うかテストしようとしていたのではないか?と。閉店以降、音信不通となった彼に、そのことを尋ねられないままでいる。