FC2ブログ
2019/06/28

MTTのシューマン


最近、手軽だからよく作ってる炊き込みご飯がこちら。
Cpicon 人参ジュースとほうれん草のツナピラフ by JK☆クック
人参系ならどのメーカーのジュースでも。他にツナの代わりにあさりの水煮の缶詰でもイケる。味付けは、レシピ通りでもいいけど、自分はアジシオを少々足してる。
ごはん鍋を使用しているので、炊き込みの時は、白ご飯の時のように吹きこぼれが起こらないので、細い湯気が立った時点で、早目に掻き混ぜとかないと、コゲついてしまいます。



マイケル・ティルソン・トーマス(以下、MTT)とサンフランシスコ交響楽団によるシューマン交響曲全集(2SACD)が、特価で2000円だったので即決。
MTTに関しては、最初のSACDプレーヤー設置当時、現代録音としては初めてマーラー全集のボックスセットを入手し、あまりの迫力の音質に驚いたものでした。その録音は5.0chだったが、今回のシューマンは5.1chライヴ収録。

シューマン交響曲のSACD全集としては、他にパーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルハーモニーの録音が、手持ちの比較材料になる。
そうねぇ、聴いた回数が違うのでフェアじゃない時点だが、Pヤルヴィのほうが面白いと思った。対するMTTのほうは、テンポがおしなべて緩く、そのぶん細かいニュアンスが伝わりやすいが、几帳面な演奏だな、という印象どまりの段階。今鳴らしてるフレーズと、それを受ける、後に控えたフレーズが推進力をもって眩く繋がっていくイメージは、ヤルヴィが強い。
しかし、いずれも最近嵌っているChallenge Classicsの音より、一段落ちる感じ。そうそう、もしSACDを聴く環境を整えられるなら、イコライザーも弄ったほうがいいよ。さらに好みの音に近づけよう。
2019/06/26

隔世のピアノ協奏曲

kao190625
Panasonic DC-G9 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 2019.06

本日もオランダのChallenge ClassicsのSACDの件。SACD専門レーベルは5-6以上は知ってると思うが、偶然にもオランダのレーベルばかり自然に手が伸びる。なんかオランダ再訪したくなったな。音響の職人に会ってみたい。一人旅では一番良い思い出になった国だ。コンパクトで回りやすい土地柄だし。アムステルダムは刺激的だが、地方に逸れればすぐに牧歌的風景が現れる。親切な人ばかりに当たったのもラッキーだった。

いいものはイイとお薦めアイテムなど中心に記事を書いていますが、反対にお薦めしかねるものはあまり苦言を残したくなく、その一例が、かつての知人のバーでした。
当時、多分マスターは、ぼくについて"連れ一人も同伴できない奴"と、マスターの彼女と二人で恨み言を言い合ってたのではないかと。一応、開店当初は、拙宅でも店名と住所明記し、ご案内させてもらいました(閉店につき、現在削除)。当初は、友達の店だからと、出来るだけお金を落としてあげようと、足を運んで頑張って飲んでいたのですが、臭いカレーの件もあったし、友達はどのみち少ないにしても、誰かを誘って訪れたいという発想など起こらなかった。それでも一人で通ってみたのは、マスターが他の客にどう接しているか確認したかったから。やはり他の客も「このマスター、そんなに凄い人??」と首を傾げるように見てた。
一度、マスターの彼女が会社の同僚を集めて、初めて店が満員になった場面に居合わせたが、あれはこちらへの当てつけが込められていたと思う。そういう、ご都合主義のカップルだった。



これまた1000円以下で入手できた、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番、第2番、演者はミンナール(ピアノ)、フリエンド&ネザーランド響。
また凄いサウンド。レコード~CDまでの時代では一度も耳にしたことない、立体的な協奏曲録音だ。協奏曲って、ソリストに対し、オケが抑制されたぶん、音像が引っ込んでしまうので、オケの音をガッツリ聴くならやっぱり交響曲だよな、と思ってた。
ところが、本盤、ソリストの生々しい、タッチまで見えてきそうなほどのピアノと、距離感が測れるかのようなオケ伴の明晰な鳴りが耳を捉え、単なる2者間の関係に終わらない、万華鏡のように豊かなパートの迸りを見せる。初めて聴くような響きに気を取られて、演奏評価にまでなかなか至りません。沢山聴き比べしてる方にすれば、強い推進力を感じないかもしれないが、落ち着いた透明感がむしろ特長としてあげられると思う。
2019/06/23

テノール父子のデュオ

aga190622
Panasonic DC-G9 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 2019.06

そういや、以前はこんなふうにパカパカとディスクを買い込んでたよな…。サブスクリプション利用時期を挟んで、再びのSACD購入ラッシュ。国内盤から買い始めた当初に比べたら、出費は抑えてるけどネ。



声楽の録音も素晴らしい。クリストフ&ジュリアン・プレガルディエン父子の2声テノールとミヒャエル・ゲース(ピアノ)による歌曲集。
いずれも初めて接するアーティストだが、見事としか言いよう無く。シューベルト「魔王」は、父子をそれぞれのパートにそのまま当て嵌めて。他「ローレライ」等、親しみやすい。大体、3度のハーモニーによるパート分けの編曲でしょう。

SNSのほうで最近このChallenge Classicsの録音を褒めちぎっていると、「以前は他レーベルと同じDSD録音でしたが、近年はDXD録音ですね」とメンションいただいた。自分には違いが分かるだろうか?
このDXD録音、レーベルのブックレットのテクニカル・データには記載されておらず、ダウンロード・サイトで確認した。が、いずれもDSDとしての販売となっている。これが分からない。
編集段階では、その機能を活かせるDXDフォーマットを採用し、マスタリング段階でDSD変換するということなのだろうか? 録音技術の知識が無さ過ぎて理解不能。いずれにせよ、この録音は最高峰だろう。しかも疲れないし。これ以上の品質は想像できない。

▼本作トレイラー
2019/06/21

マルチで聴く近代

nagai190620
SIGMA DP2 Merrill 2019.06

最近、外国人に道訊かれる事が多くなったので、もう少しマシな英語で案内できるように調べておこうかと思う。やや複雑な道順になると、単純英語では省略説明して不案内になり、相手も分かったふりしてくれてるようで心残りだから。



こちらはHMVで690円で購入したSACD。こうしてサイトによりバーゲン価格を発見することがあるので、同じ物買うなら、各社チェックしておくに越したことは無いでしょう。低価格帯のSACDに慣れてしまうと、2000円以上の売価付けてるCD見ると、なんで?と思っちゃいます。

やはりChallenge Classicsレーベルからのアントネッロ・マナコルダ&アーネム・フィルによる、ドビュッシー:交響詩『海』、ラヴェル:『マ・メール・ロア』全曲、です。まだ若手指揮者で知名度が低いのでしょうか、レビューは見当たりませんが、標準的な演奏で、5.1ch録音のポイントは高い。
ドビュッシーの『海』で、他に印象的な録音は、ハイティンク&コンセルトヘボウ管弦楽団ですね。つい最近、引退表明したハイティンクですが、この録音はフィリップスの記念ボックスCDで最初に知って、とてもよかったのでSACDで買い直した。霞みがかかった景色が明晰な演奏で描出されます。

これまでずっとPentatoneのSACDを高評価していたが、ペンタは5.0chなんですよね。Challenge Classicsを知って、こちらがベストのレーベルと感じた。こちらもオランダ発で、やはりフィリップス系の人材が絡んでいるのでしょうか?
2019/06/18

ファン・ベーレ・トリオ

sun190617
FUJIFILM X-T30 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2019.06

市内中心部は既に厳重警戒に当たっていて、自販機の空缶箱まで撤去されている。これは期間中の不要の外出は控えたほうが良さそう。



なんかね、クラシックSACDばかり聴いた後では、通常CDが貧相過ぎて聴けなくなってきたので、手持ちのクラCD、全部売り払ってしまおうか、と考えてしまう。既に過去の大家の録音は、ストリーミングで幾らでも探し当てられる。それより、直近の5.1chで収められた、新進の現役演奏家達のSACDを購入していくほうが、彼らの僅かでも印税の足しになるわけだし。

安価のタイミングを狙って、試しに入手したベートーヴェンのピアノ三重奏曲集。最近お気に入りのChallenge Classicsレーベル。1980年代生まれのVan Baerle Trioですが、ふくよかで気持ちよいアンサンブルで、ちっとも遜色ない。よほど極端な解釈であったり、フレージングが好みに合わなかったりしない限りは、ぼくは録音の品質重視で何でも聴けそうです。モーツァルトもそうだけど、ベートーヴェンの室内楽は何でも聴ける。ずっとループで流してもいいくらい。

この、レコード・CD時代では体験できなかった高音質。まだまだ良さを知らない人は多いんじゃないだろうか? 自分の耳じゃ分からないだろう、なんて謙虚になることはありません。誰が聴いてもハッとするほどの違いがあります。
こりゃ、このトリオの残りのシリーズ2枚も入手してコンプリートにしたくなりそうだ。
2019/06/15

至福の"受難"

ajisai190614
FUJIFILM X-T30 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2019.06

ソファを買い替え。スペースを空けたいので、買わずに済ませたいところだったが、TV台と目線を合わせるのに正座の持続は辛い。通販で届いた新ソファは、季節の影響のせいか、密閉圧縮された袋を開封すると側面にかなりのカビが。一瞬、クレーム・返品を考えたが、表面を拭き取れば良い程度のもので、後は布団用の強力な掃除機で吸い上げた。
座り心地はまぁいいんじゃないの。うたた寝率高し。ますます怠惰になりそう。



先日のクイケン・ファミリーのモーツァルトSACDが良かったので、同レーベル、Challenge Classicsからの『バッハ:マタイ受難曲』(3SACD)を中古購入。
録音が素晴らしい! HMVの記述によれば2009年録音で相当セッティングに苦労を強いられたそうだが、完璧だ。リアルな音響どころじゃなく、音場そのもの。4万程度のブルーレイ再生機でこの凄さだもの。こないだ立ち読みしたオーディオ・マガジンにあった高級機で聴くとどうなるんだろう?

バッハは大好きだが、レッスンで与えられた平均律クラヴィーアやその他小品のソロ作品を中心に鑑賞したまでで、本作のような大作は、題材からしてまるで興味無く、これが予備知識なしの初鑑賞。もともと合唱団版がスタンダードらしいが、こちらのOVPP(One Voice Per Part)は、古楽器との清廉なアンサンブルが緊密に空間を漂い、旋律が造形となったようにダイレクトに聴き手の耳に飛び込む。
これほどまでに気持ちよくリピートできるくらいだから、分厚いブックレットの台本を少しくらい対訳する努力すべきですね。いや、凄いもの聴いた。
2019/06/12

Isn't It Romantic

may190611
FUJIFILM X-T30 XF35mmF1.4 R 2019.05

その壊れたソファに、無理に凭れてテニス観戦を続けていたら、翌日、酷い偏頭痛と肩甲骨の痛みに見舞われた。数日うなっていたが、ある時、寝返りを打った瞬間、首筋のしこりがブチッと千切れたような音がし、その後は楽になった。セルフ整体ですな。



SACDに走って、しばらく寝かせていたジョニー・マティスBOX。夕方に取り出して聴くと、70歳頃のスタンダード録音集『Isn't It Romantic』(2005) が、しっくりきた。このボックスセットのリマスター、SACDにも劣らぬほどのリマスタリングの出来だ。新しいBlu-rayプレーヤーでは、デノンのプレーヤーより激細りしたような、貧弱な鳴りになってしまうディスクがほとんどだが、さすが大手の最新リマスター、バランスは最高だ。

本作、さすがに加齢を感じる。やや滑舌が悪いかな、と思わせるのだが、甘い歌い口にいっそう磨きがかかったようでもある。ビブラートがちょっとくどいが、この艶やかさは驚異的としかいいようが無い。知らぬ人なら、新人がスウィートに歌っていると感じそうなくらい、フレッシュだ。オーケストラも、かつてより隙間を多く持たせ、絶頂期の歌い上げとは違った新たな情感を醸し出している。ラスト「虹の彼方に」では、晩年のレイ・チャールズがゲスト・ヴォーカル。

▼Day By Day
https://youtu.be/aV1YALDSuRo
2019/06/10

冨田版"ダフクロ"

リア・スピーカーの設置場所は、未だ試行錯誤を続けていて、ついでに部屋の片づけも進めている。もう雑多すぎて、いい加減、「地球の歩き方」の2000年版なんて捨てれば?と、やっと何冊か処分した。
少しスペースが空いたので、ずっと洗濯物の取り込みの置き場所と化していたソファをセンターに据え、何とかオーディオ・ルームの態をなしてきたな、と気持ちよく聴きながら体を沈めると、急に背凭れがガクンと壊れた。もう15年も前に買ったソファだが、ほとんど座ってないぞ・・・。

(画像のみ)
tomita190609

SACDリイシューされた故・冨田勲氏の1979年作『ダフニスとクロエ』を合わせ買い入手。収録は、表題曲の他、「亡き王女のためのパヴァーヌ」「ボレロ」「マ・メール・ロワ」と、いずれもラヴェル作品。
先日買ったオケ録音の「ダフニス…」が気に入れなかったので、リベンジ半分と、冨田氏のレコードは、ドビュッシー作品しか持っていなかったので、この機会にと。

さすがに'70年代の音色は古色な佇まいだが、やはり斬新だ。シンセの歴史は調べてもいないが、当時はまだ単音しか出せなかったのじゃ? 音を重ね録るだけでも大変だったはず。クレジットを確認するとTEACのテープレコーダーが使用されている。
他のオケのディスクを聴くと、音場が自然に伝わるゆえ、買い立てのサブ・ウーファーが働いてるのか分かりづらかったが、本盤は、しっかりズズーンと鳴ってくれました。森の中を鳥の声が、煌めくようにピュンピュン、リア・スピーカーを巡らせます。

「ボレロ」のピッチベンダーの駆使には首を傾げそうになったが、なるほど、だんだんエキゾチックな空間に満たされる。音色の配分では「マ・メール・ロワ」が、かのドビュッシー「ゴリウォーグのケークウォーク」を思い出させる茶目っ気だ。いずれも刺激を受けるヴァージョンでした。
2019/06/08

クイケン・ファミリー

dahlia190607
FUJIFILM X-T30 XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS 2019.05

数年ぶりにHMV通販を利用。まとめ買いでも送料がかかるようになったんだね。せっかくマルチ(サラウンド)環境にしたので、現代録音のSACDを5枚まとめて購入してみた。1枚あたり平均して1500円程度に抑えた。



フォルテピアノ(古楽器)による録音ソフトは初めて聴く。モーツァルトのピアノ四重奏曲第1番&第2番は、アナログ時代のヘブラーの録音をCDで愛聴してきたが、ヘブラーのSACDリイシュー化は一枚も進んでいないようなので、現代演奏家による最近録音に目を向けてみた。

【クイケン・ピアノ四重奏団
  ヴェロニカ・クイケン(フォルテピアノ)
  シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
  サラ・クイケン(ヴィオラ)
  ミシェル・ブーランジェ(チェロ)】※HMVよりコピペ

聴き始めはフォルテピアノのペッタンコの音色に萎えてしまった。せっかくSACDを買ったのに平坦過ぎる、と嘆きそうになったが、これが聴き進めるにしたがって、弦楽器群とのバランスは、こちらのほうが良いかも、と思えるようになってきた。現代ピアノは出しゃばり過ぎなのかも。スケール(音階)など、かぎ爪系のきらびやかな音色がむしろ効果的。ダルシマーとかに近い感じもする。
CHALLENGE CLASSICSというレーベルはこれが初購入。録音の品質は申し分ない。
2019/06/04

ふわとろフルート

poppy190603
FUJIFILM X-T30 XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS 2019.05

今日発売のあるオーディオ誌がSACD誕生20周年にちなんだ特集をしているので、買うつもりで本屋に立ち寄ったのだが、中をパラ見すると、取り上げたプレーヤーやスピーカーの価格が桁違い過ぎて、ついていけんわと買うの止めた。元々技術的な話題に疎いので、その部分については飛ばせば良いが、自分が参考に許されるのは、推薦ディスクのページの部分だけだ。やっぱり雑誌に2000円払うなら、ディスク購入に回そう。
しかし、あるお宅のオーディオ・ルーム写真、とても素敵だったな。多種の機器がすっきりラックに並べられ、ディスク収納用と思しき家具はヨーロピアン調、3人くらいがどっかと腰を据えてリスニングできるこれまたお洒落なソファがセンターに。



これは送料込みでも750円くらいだったので即決した中古SACD。ぼくが知るSACD専門レーベル中、最も気に入っているPENTATONE発、ウルフ=ディーター・シャーフはじめとする『Mozart: Flute Quartets』。PENTATONEの前身は、ご存じPhilips。

現代演奏家については情報を全く蓄えておらず、SACDは専らレーベル優先にセレクトしています。というのも、高音質だけに、各レーベルの音響・品質に対するポリシーがたいぶ異なるようなのです。演奏そのものが良くても、SACDでは音質、やはり音の鳴りに特徴が立つだけに、手持ちの再生環境とのバランスが悪いと、手が伸びなくなってしまいます。

本SACD、漂うような空間性の再現の中に、アンサンブルが溶け合い、主旋律を奏でるフルートがいっそうトロけるように溢れ出してきます。ウルフ=ディーター・シャーフさんは、ベルリン放送交響楽団首席フルート奏者だそうです。
2019/06/02

BISのSACD

azumaya
FUJIFILM X-T30 XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS 2019.05

ゆうべの全仏、大坂選手の3回戦はダブルスランク1位のシニアコバ(チェコ)のディフェンスの粘りに圧倒されたのか、尻すぼみのようにスルスルと負けてしまった。女子はグランドスラムでも3セットマッチなので、本音では男子より楽だと、つい決めつけてしまいがちなのだが、逆に負けが込むと巻き返しの猶予がないぶん難しくなる。まぁ、2大会連続タイトル獲得だけでも偉業なのだから、ここでいったん憑き物を落として、今後の試合に集中出来たらいいね。

錦織選手もまだまだ正念場が続く、今夜は難敵ペールだ。おとといの対ジェレ(セルビア)戦、スリルの果ての逆転勝利だったが、5セットマッチといえば、こないだの全豪のリカバリ不足ゆえの次戦リタイアを思い出し、とても心配になる。アウェーの戦いが続くが、観客のムードにはあまり引っ張られないタイプのようなので、集中してどうにか手早く勝ち切って欲しいもの。



先日のデュトワ&大フィルの「ダフニスとクロエ」のライヴが良かったので、久々SACD購入意欲が復活し、ヤニック・ネゼ=セガン&ロッテルダム・フィルハーモニック・オーケストラによる、当該曲とその他「亡き王女のためのパヴァーヌ」を収録した、ラヴェル管弦楽曲集を入手した。

チョイスの理由は単にSACDとしては安価なほうだったからなのだが、内容にはちょっと期待外れ。演奏自体はむしろ良いと思うし、このBISレーベルの録音は、SACDらしい高音質で、傾向的にドライな音響が特徴かと。かたや作品によっては、思い切りホールトーンを強く生かしたウェットなものもある。
本作はドライ傾向だが、ダフクロに関しては、ラヴェルならではのパーカッションの小物系のきらびやかさをもっと前面に出してくれたら好みだった。実際、フェスで聴いた音が、そういうイメージだったので。
近代音楽なら、全般的にそういうバランスで異存は無いのだが。ずいぶん控え目な音像で、この点肩透かしだった。