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2019/03/31

Those Were the Days

tram190329
FUJIFILM X-T30 XF23mmF1.4 R 2019.03

"平成"の元号が発表された直後のミュージック・マガジン誌上で、とうようさんが「ヘーセーって、気の抜けた、つまんない時代になりそう」と冒頭から辛口だったのを思い出す。
そんなとうようさんも、まだ改元当初は数十年後の自身について知るところでは無かった筈。自分もこれからどうなるか、どうするのかまだまだ分からない。

先日のネット・ニュースでスコットランド…だったかな、ある女性が心身の痛みを感じにくい体質で、不安の感情があまり起こらないという。その彼女が、最近70代になって腰の具合に異変を感じ、緊急手術したらしいのだが、治癒がすごく早い。それで研究の結果、特異な遺伝子を持つことが発見され、今後、鎮痛薬など開発の助けになるという。
自分は、常々他者に対して「なんで、この人は自分と同じように怒ったり、悲しく感じないのだろう?」と、ついもどかしく考えがちだが、こういうケースを知ると、相互理解以前の要因もあるんだな、と。ただ、その女性、深刻にならない性質上、忘れっぽく周囲からイライラされやすいとも。



ジョニー・マティスのボックス20枚目は『Those Were the Days』(1968)。当時のフォーク&ポップスをカヴァー。彼にしては、かなり意識的に軽めに歌っている印象。S&G「59番街橋の歌 (フィーリン・グルーヴィー)」や、スキータ・デイヴィス「この世の果てまで」など。
当時のニューヨーク風景を想起させるフィーリングだが、ムード先行で、どうもベタついた感じ。「この世の果てまで」は、同じマティスでも後の'80年代アルバムのほうが、音もヴォーカルもすっきりしている。
既に'50-'60年代のスターとして、その後の'70年代も余裕の活動だった筈だが、本人としてはこの辺りのSSW台頭の時代をどう捉えていたのだろう? 日本でいえば坂本九さんが方向性に悩んでいたパターンに近いように思えるのだが。
2019/03/30

フォトブック「おおさか影集」

osaka190329

フォトブック·ハードカバー(フジ)はモノが良いけど高いから、と敬遠してたのですが、最近、ある写真家のフィルムライカで撮った私家写真集を拝見し、真似したくなって、同じスクエアサイズに、写真は右ページのみ、左ページには短いテキストを入れてみました。
X-T30を手に入れる前、パナソニックG9と富士フイルムX-Pro2での撮影分です。

フォトジンのようにネットプレビューの共有がありませんので、あえて私的な面に触れたテキストを入れました。
ソフト編集&ネット注文後、いきなり仕上がりが送られてくるので、露出補正だとか予想と少々違ったりしますが、印画紙へのプリントはシットリとして、納得の質感でした。クーポン使って3000円台。写真12点、20ページだけで結構な価格ですが、たまにならいいか、と。平成終わり記念。

osaka190330
2019/03/28

アリソン

tubaki190327
FUJIFILM X-T30 XF56mmF1.2 R 2019.03

昨日、試し撮り(いつも試し撮りですけどね)に外出した揺り返しがちゃっかりきて悶絶の一日。腸の調子も悪い。次に撮りに出かけられるまではマニュアル読んで過ごすしかない。
そのX-T30はAFも速くなって、昨日撮った野良猫ちゃん、たぶん間に合わないだろうと思いつつ…、だったのだが、後でチェックすると全部ピントきてた。画質も明らかに良いし、これは従来のPro2、持ち出さなくなるかなぁ。プロじゃないからサブで待機させる必要もないし。



ジョン・ピザレリ『ダブル・エクスポージャー』(2012)。リッチな編成でいつものピザレリのやんちゃで正統派のヴォーカルがリラックスして楽しめる。
わりと最近、ビートルズ・カヴァー集も出してるが、ビートルズのファンあたりが食い足りないというレビューを書いてる。が、どだいジャンルが違う訳で。聴く側が、聴き方を切り替えないと。演奏側は自分の決めた音楽ジャンルしか進めないけど、聴くだけなら、いろいろ受け入れるアンテナ持たないとねぇ。
でも、この人の場合、ぼくは聴いててシンコペーションのリズムが一番マッチしているように感じる。いっそボッサ・ノーヴァ歌手になっちゃっても良いんじゃないか。
2019/03/27

X-T30試し撮り

フジのX-T30が届いたので、早速、少し近所を試し撮りしてみた。やはり画質は上がってますね。
ボディは小型で、X-Pro2のみを使ってきた自分は、タッチパネルに感動。先にパナで慣れていたとはいえ、この操作感は飛躍的です。全体的に撮影表現のバリエーションを増やしつつ、整理された操作性を感じる。先に買われたユーザーさん達の中から意見が上がってる"Qボタン"については、自分は指が細いせいか、誤って触れることは無かったです。

以下、3枚ほど。先の2枚が初めて使った待望のフィルムシミュレーション、エテルナ(たぶん)。3枚目はアクロスか通常モノクロ。いずれも撮って出し、グレイン・エフェクト(砂粒効果)の弱をかけています。※クリック拡大可

park190326
FUJIFILM X-T30 XF35mmF1.4 R 2019.03

cat190326
FUJIFILM X-T30 XF56mmF1.2 R 2019.03

tree190326
FUJIFILM X-T30 XF35mmF1.4 R 2019.03
2019/03/26

チェットのセクステット

kao190325
Panasonic DC-G9 LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 2018.07

X-T30が明日届く。これで自分の中の平成は終わった(?)。候補だったGRⅢは、フジを既に使ってる者としては飛びつきにくかったのと、ファインダーに慣れてきた頃なので、今更無いのは辛いかと。軽量は何よりだが、撮りに行く日はがっつりカメラだけ背負って出かけるので、あそこまでスリムな必要なし。荷物の多い会社帰りの人向きかと。
他にライカQ2は、どだい入手不可能な価格帯だが、カメラ屋の作例を見てあんまり心動かなかった。やっぱりフィルムのほうが断然味がある感じ。これはメーカーに拘わらず言えることなのだろうけど。
パナはマイクロフォーサーズの新機を出すんだね。G8後継機だとか。G9よりこちらが先に出てくれたら買ってたかもね。S1Rは高嶺の花でいいや。



ヤマハからもらったDeezerの3ヶ月トライアルコード、利用時に入力すると無効扱いにされてしまうので、別途問い合わせ。日本語の解読に時間がかかったのか、数日経って"コード番号とヤマハ機器のレシートの画像を送ってくれ"とのこと。面倒はかかったが、無事有効となった。
ふと聴いてみたのはチェット・ベイカー『Chet Baker Sextet』。1950年代録音だそう。なんとなく編成的に自分好みかと思って拾ったのだが、当たった。ディスコグラフィの中では、比較的地味な位置にいるみたいだが。
今こんな体調だけに、先鋭的な演奏を聴きたくないので、このほのぼの感は体質的にも合う。管同士の聴き合いが好き。ヴォーカル・トラックさえなけりゃ、チェットのアルバムは何でもイケそうな気がしてきた。
2019/03/24

現在メンバーによるクリスマス

dotonbori190323
Panasonic DC-G9 M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO 2018.12

やっぱりX-T30買うことに。どうも花粉症期の外出不可能な状態の時に、衝動買いしてしまう。近日に届く筈だけど、いつ撮りに行けるのやら。しばらくそのカメラ眺めてますか? それとも開封の儀でもねちっこく記事にしますか? 馬鹿じゃないの、自分w
昨日、ほんの半日だけ6000円くらい下がってた時にポチッ。現在はまた値上がりしてるようだ。相変わらず実機も触らずの即決。
これでフジはX-Pro2との2台体制となるが、上位モデルに当たるPro2より、最新だけにスペックが上回るのが魅力だ。特にフィルムシミュレーションのエテルナと、チルト液晶が地味に嬉しい。もし、Pro3が出ても、この固定液晶のポリシーは変えないのではないか、と予想するので、植物撮りが多い自分には、いずれローアングルは必要なんだね。画素数は数百万上がるが、自分には判らないだろうね。
それで、新モデルを手に入れてしまうと、旧モデルを放置してしまうのではないか?との懸念があるが、手持ちフジノンレンズで最も重くて嵩張る80mmマクロに、X-T30はバランス悪そうだし、センサー新旧の味わいの違いもあるかもしれないから、Pro2は多分残しておくでしょう。これでPro3は出ても当分買わないと思う。いや、買わないようにしなければw



フォー・フレッシュメンは、メンバーが代替わりしてもハズレなし。現在メンバー(既に入れ替わりあるかもしれない)による近作のクリスマス・アルバム『Snowfall』(2007)も抑えた編成で控えめながら絶品だ。
どの名曲も名唱。特に「Have Yourself A Merry Little Christmas」は、ぜひ聴いてみて。4人のハーモニーが沁み入るラスト曲。
Amazonでは廃盤のためかMP3はあるがディスク取り扱いなし。こういう時、Deezerが強味を発揮する。
2019/03/22

端正なブラジリアン・ジャズ

sansyuyu190321
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2019.03

この時期でも、洗濯物はできるだけ外に干したいので、取り込む際には予めよくはたいてから部屋に仕舞うのだが、さらに空気清浄機の上で、もう一度はたく。いっけん目に見えないのでバカバカしい作業だが、それでも光に透かすと、粉がバーッと舞い散るのが見える。
外出後も同様に。衣服への付着を取り除くだけでも、効果はあるみたい。寝る前に部屋の雑巾掛けをしておくと良いそうだけど、そんなもんできますか、ってことで、いまのうち音楽を聴きながら。

今夜の雑巾掛けのB.G.M.は・・・



Deezerがユーザーに自動で薦めてきたアルバムから、ステファノ・ボラーニ・トリオの『QUE BOM』(2018)。ブラジリアン・ジャズの位置づけになるでしょうか。端正なラテン色に、乾いた音響がとても魅力的です。
ピアノのボラーニさん自身はイタリア人で、本作はブラジル演奏家達と組む趣向のもので、ジョアン・ボスコ、カエターノ・ヴェローゾもヴォーカルで一部参加。
知性的な演奏だが、ジャズ・フォーマットの向こうにサンバのリズムが燃え立つのが浮かぶ。紛れもなくこれはブラジル音楽。インストものに弱いぼくが吸い込まれていった。(一部、Amazon国内レビューを参考にしました。)
2019/03/20

カーリンのデビュー作

boke190319
Panasonic DC-G9 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S 2019.03

平成終わりのカメラの新製品、いろいろ惹かれたが、作例を見て手持ちのフジとパナで頑張ることにした。パナの高級フルサイズが下落するようになれば…といったところかな。フジはなかなか落としどころが的確で堅実な立ち位置をとってると思う。新製品X-T30は、X-Pro2を持っていなければ買いたいくらい。ただ、手持ちのマシンをもっと直感的に操作できるようにならないとね。

近所に落語茶屋が出来たらしいので、行ってみようかな。落語2席と1ドリンクで1500円だって。落語のライヴは過去にいっぺんミナミで聴いただけだったので、たまには大阪住みらしい体験もしたい。



去年から聴き始め、何枚か記事に残しておいたカーリン・アリソン、作家に特化しないスタンダード集としてはこれがベストかな。『I Didn't Know About You』(1992)。やや垢抜けないジャケだから初期だろうとは思っていたが、やはりデビュー作らしい。
この人のヴォーカルには、アイリッシュのモーラ・オコンネルが重なる。声質といい、スカッと歌い切る実力派なところが、ジャンル違いながら共通してる。
元々、ジャズ畑でスモーキーに歌うタイプは、好んで聴いていない。近年惚れたイリアーヌ・イリアスは、スモーキーなヴォーカルと評されるようだが、彼女のはハーモニーをじっくり聴きながら無自覚に歌うタイプで、スモーキーでもないと思う。
本作のカーリンは、ボッサ・ノーヴァといい、バッキングのコンビネーションもよい塩梅。満を持してのデビューだったのだろう。
2019/03/18

ブラジルAORの美魔宮

mitumata190311
FUJIFILM X-Pro2 XF23mmF1.4 R 2019.03

先週、ブリの照り焼きを作って食べた後、猛烈な腹痛がきて、一週間ほど辛かったのだが、ブリってアニサキスいないよねぇ? それで他に中毒症状を検索してみたら、いろいろあるみたいで怖くなって見るのやめた。加熱加減が悪かったのか?



ちょいちょい気になるエヂ・モッタは2002年のアルバム『Dwitza』。スモーキーというか少しくぐもったようなクールな本人のヴォーカルと、華やかな管楽器のサウンド展開が眩しい。間奏で各管のソロがたっぷり楽しめる。歌詞が付いてても、ほとんどスキャットみたいに聴こえる。エレピの残す余韻といい、休日の白昼夢のような感覚でスッと聴けた。
2019/03/16

ロドニーのクリスマス

cabin190312
Panasonic DC-G9 M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO 2018.12

上階住人の騒音の件は、Twitterのほうで屋号と経営者名を明らかに、迷惑している旨をツイートした。当然ながら近所に住む自分の場所もおのずと知れてしまうリスクが伴うのだが、数年辛抱して様子見した上で起きた事実をただ記しておいただけなので内容的な問題は無い。彼らのサービスやレッスンを今後受ける客達の参考の一部になればいいと思う。しかしながら、客の中に万が一、信奉者など居て、妙な立ち回りされるようになると、引っ込めざるを得なくなるかもしれない。こちらは居住用に住まう一住人に過ぎないので。
当人が目にすれば、また逆切れするだろうね。でも、本当、なんで逆切れできるのか理解できない。管理人通じてさぞ恐縮しきりかと思いきや、束の間、大人しくしてやると言わんばかりに、ドッカーンと最後の一撃の物音を床(自分からは天井)にぶつけてくる。そして短期間を経て頃を見計らったように、また元通りの騒音。もう前の管理人から数えて通算5回はクレーム入れているが、同じことの繰り返しだ。元々人気の無い物件だから、家主も追い出す気は無いのかもしれない。
カップルで運営しているのも、タチが悪い要因かも。二人の世界ですっかり物の考えなど完結していて、外から意見されると"僕たちの邪魔しやがって"とすぐカッとなる。そんなところじゃないか。知りたくもないけれど。



なぜかクリスマス・アルバムばかり聴いていますが、ロドニー・クロウェルも去年、アルバムを出していた。『Christmas Everywhere』(2018)。
まさしく、カントリーのクリスマスってテイストで、内容は良い。が、音の処理が好かない。音響について詳しくないのだが、なんかコンプレッサー?でもかけ過ぎたかのような、シャリシャリに奥まった鳴り。Deezerがおかしいのか?と思うくらい。まぁ、ギター弾きが好みそうな音像ではある。
彼の音楽は、もっと好きになりたくて色々アルバムをつまんできたのだけれど、どうしても最初に買った『Ain't Living Long Like This』が、今でもレパートリーに残されてる名曲群で一番好き。ストレートな歌唱は今でも素敵だが、初期の声質はやはり綺麗だった。
2019/03/15

悩ましいDeezerとCDの整理

flamenco1903013
FUJIFILM X-Pro2 XF23mmF1.4 R 2019.03

一週間ぶりにDeezer再加入してインターフェースが復活したら、いつのまにかジョニー・マティスのアルバムがてんこもりにラインナップされてた。これは・・・ほぼボックスセットの内容と同等だ。微妙に無いものもあるが。まぁ、後悔してないけど。これだから旧譜の後追いCD購入は躊躇うようになったんだよね。
ヤマハのコントローラーを介したDeezer利用をして1年近くになるが、見境なく試聴予定のアルバムをお気に入りにポンポン登録してしまうので、いい加減整理しようと、一年単位で、去年迄に聴いたアルバムはアーティスト登録して、そちらを辿ってアルバム探すように振り分け始めた。
アーティスト別にアルバムを聴く場合、多数リリースされてる古いアーティストはコンピレーションが山ほどあって、とても利用しにくかったが、最近少しずつDeezer側で整理されたのか、ビング・クロスビーなど公式リリース分はヘッドに固めてある。
この方法で、お気に入りアルバムは年間ベスト候補分のみ登録するようにしてみようかと。

▼Amazonページに飛ぶとジャケ写が出ます


トリオ・エスペランサの『イパネマの娘』、これは過去記事でCD紹介済みですが、Deezerにラインナップされてたので、ドナドナしようとしかけたが、Deezerで念の為試聴すると、音が良くない。よく聴いたアルバムなので分かるのだ。アカペラのハーモニーにかかるリバーブのきめ細やかな残響が、くすんでしまっている。
フィリップスの録音は、旧い作品でも良いものが多いので、これは例外的に手元に残すことにした。オススメですよ。これより一つ前に『アカペラ・ド・ブラジル』という、似た趣向の作品もあるけれど、そちらはカエターノ・ヴェローゾなどゲストが豪華だが、ゲスト入りのアルバムって、コンピレーションみたいに雑多に聴こえがちなんだよね。
2019/03/12

Give Me Your Love for Christmas

juso190311
FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF1.4 R 2019.02

発売間近のS1R、Q2、GRⅢいずれも興味深いが、まずは購入者1号の人柱を待って作例を拝見してから考えることにしよう。カタログにあるようなプロ先生のサンプルは参考にしないで、あえてアマの気の抜けた写真をチェックして、それでも写りが良さげなら検討対象にするようにしてる。
にしても先の三機、いずれもタイプがバラバラだね。素人の浅知恵で、一体何がやりたいか自分で定まってないw



マティスのクリスマス・アルバムは、ボックスセット中、5枚はある。この作品は'60年代最後の録音、『Give Me Your Love for Christmas』(1969)。
彼のクリスマス盤の中で、最もヒットしたのは恐らく'50年代の第一弾作品だと思うが、本作の内容も充実している。瑞々しい前作に比べ、活発な録音活動を経てエンタテインメント性が高い。名曲多数。
いわばショービズ的な要素が色濃くなったにもかかわらず、一貫した気品を感じさせるのは、何といってもマティスのヴォーカルに魅力があるからだ。ビング・クロスビーがそうだったように、ホリディ・アルバムが量産できる歌手というのは、実力者の証でもあるということなのだろう。
2019/03/09

28mmって

tsubaki190308
FUJIFILM X-Pro2 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2019.03

一度も手にしたことのないライカ。そのライカ社から新しくレンズ固定式のフルサイズカメラが登場するらしい。レンズ固定式ということは、いわゆるコンデジだよね? それが税抜き65万。消費税分だけでも国内メーカーのエントリークラスが買えそう。

やはり自分はフルサイズ欲にずっと惑っている。何も焦ることは無いのだが。先日、手持ちでは初代ミラーレス機となるパナのGF7をドナドナしたが、そのGF7を手にしてから-つまり、カメラを始めてから-まだ2年半しか経っていないのだ。その間にパナとフジのレンズを随分と集めてしまった。

フルサイズは単なる憧れであるのだが、先日、ぼくの写真を見た義兄から"もっと奥行き出ないものか?"と意見されたのだ。たぶんボケ量のことを言ってるのだと思う。尤も、何を作っても後味悪いコメントをする人なので、気にしなくていいのだが、ぼくの中のフルサイズ・コンプレックスが刺激された件ではあった。

先日こぼした通り、パナの新機種S1Rはプロ機過ぎて高額過ぎて、即諦め、次に、安価なフルサイズは?と探し直すと、ペンタックスの一眼レフの型落ちがイイ感じになってきている。一応、3000万画素数以上のスペックが条件だ。が、このメーカー、レンズのラインナップが充実しているとはいえず、フィルム時代のオールドレンズが安価で人気のようだが、せっかく新機種買って、見合うデジタル用レンズが少ないのが気になるのと、あと、企業体力が若干心配。

S1Rの4700万画素の次に並ぶのがソニーのα7RⅢで、パナより安価なのだが、操作性に不安があるのと、出てくる絵は確かに精彩だが、その代わりHDRっぽくも見えるんだよね。実機を触らないでいうのも何だが。

そんなところへ、冒頭のライカQ2の知らせ。過去のライカ製品にない画素数4700万。これはもしかパナとの協業による技術力のフィードバックか? ほとんどS1Rと同等の価格じゃん。
そこで思ったのが、こういうカメラのボディ欲・レンズ欲を打ち止めするためにも、レンズ固定式買っちゃえば、いっそふんぎりが付くのじゃなかろうか?と。S1Rが買えても(買えないが)、別途50mmレンズなんて20万超えだよ。途方もないわ。
ちなみにQ2(世代的にダイヤルQ2を連想してしまう)、レンズ自体は28mmの単焦点だが、クロップで35mm、50mm・・・と画角を段階的に選べるらしい。狭くなるにしたがって画素数も下がるわけだ。

それで28mmってどうなの?と、使ったこと無いから作例を探してみたが、この画角は難しそう。いろんな物が写り込み過ぎて、散漫になっちゃいそうで。特にストリート・スナップでは、ヨーロッパの街角じゃ、どう撮ってもサマになりそうだが、日本の都市って古い建造物を大事に残しているのは一角だけだったりするので、統一感に乏しい。それに自分は、電線が大嫌いで、広角になるほど避けられないのが辛い。被写体にできるだけ寄って、パースを活かした撮り方すればいいのだろうか?

先日、衝動買いしたレンズがフジノンの23mmで、これはAPS-C用だから、フルサイズ換算で35mmとなる。35mmでも結構広く感じる自分には、Q2は、もし買えたとしても(買えない)せっかくの4700万画素が活きない可能性大、クロップの35mmでも3000万画素らしいから、それでも高画素ではあるのだけれども。

そんなところへ、そういえばリコーGRⅢが新発売される件も思い出す。こちらのコンデジがまた28mmらしいんだよね。APS-Cだけど。先にこちらの28mmで学習してから、ライカに行け、とのアドバイスの声が今聞こえた。いや、誰も言ってないが。自分で決めろってか? そりゃ御尤もで。
2019/03/07

Johnny Mathis Live

darlia190306
Panasonic DC-G9 LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 2018.10

花粉症期は、掃除機かけないほうがいいんだってね。排気口から花粉が舞うから。当分はモップとカーペット用コロコロですね。



マティス・ボックス49枚目は'84年ライヴ盤『Johnny Mathis Live』。歌の巧い人は、スタジオ録音とのギャップが無いというが、その通り。というか、それ以上に巧いわ。この方、一部差し替えとか、絶対やってないですよねぇ?
ラテン・フレーヴァーのオープニングからワクワクする。歌が巧いだけでなく、ショー・マンとしても鍛え上げられてきた貫禄が構成からも窺える。
ミュージカル『キャッツ』から「メモリー」を十八番のように取り上げ、フィナーレでもこの「メモリー」が再登場。この選曲のセンスに、マティスの歌手としての立ち位置が見えてきた。
この時期、スタジオ・アルバムでは、AOR色を盛り込んだ打ち込みがふんだんに行われているさ中だったが、ショーはあくまで従来のファンに応える内容で、若い世代を積極的に取り込む意欲は、曲目からは見受けられない。ポピュラー・オーケストラを切り離して、ロック・バンドのフォーマットでツアーに回ったりは一度もしてないのかもしれませんね。
2019/03/05

苦痛と感じる自由

military90303
FUJIFILM X-Pro2 XF23mmF1.4 R 2019.03

某造形系大学で、アーティストの講義を受けた受講者が、猥褻画像を提示され、さらにその資料にまつわる卑猥な発言により、精神的苦痛を受けたと訴訟を起こしたとか。
その件を受けて、Twitterで他のアーティストやアート系関係者が表現の自由などを強調した反応をみせているが、この件、受講者は大学側を相手取っているのだから、静観しておけばいいんじゃないの? なぜそんなダイレクトに自分事のように受け止めたがるのだろう?
受講者がアーティスト本人でなく、大学を相手取ったということは、シンプルにいうならば事前に聞かされた商品説明と、実際の中身がイメージしたものと違ってた、というのと同じで、これはアリでしょう。当のアーティスト自身は戸惑われてるようで、まぁそうでしょうね。彼もまた、訴訟の行方を見守るしかないのだ。
特に今回の場合、一般対象向けの公開講座でしょう? 入試を経て年間履修する学生とは受講スタンスがまるきり違うといっていい。管理サイドが、それをふまえて、予め「性器を露出した写真を使います」と連絡しておくことを義務としておけば、未然に防げる問題だったかどうか、考えるきっかけにしてもいいんじゃない? とにかくこれはマネージメント上の問題。

個人的な意見としては、自分の愛するアーティストには、大学の講義など引き受けて欲しくないかな。大学組織をよく知らずにギャラに釣られて来たんだな、とイメージが下がるのだ。自身の作品造りには長けてはいても、教育現場では全く指導能力を発揮できていない著名な方も知ってるし。喋るネタがなくて毎回コネのあるゲストを呼んで、その人に任せるというやり方、当人が出講する意味をなさない最悪なケース。客集めに安易にネームバリューに縋るとコストばかりがかかることも考えとかないとね。
2019/03/04

グリーンブックの宿に二人

amemura190302
FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF1.4 R 2019.02

公開中の『グリーンブック』をレイトショーで鑑賞。初めてムビチケ利用してみたのだが、このシステムの利点がよく解らない。WOWOW契約時に、前売り1500円分を1200円で買えるプレゼント券を購入し、公開前迄に作品指定して利用したのだが、普段からレイトショー狙いで映画を観る人には特段メリット無いような。
それに長らく行って無かった近所のアポロシネマ、平日いつでも大人は1100円になってたわ。ほとんどシニアと変わらない扱い。そのシニアに、もう10年経たぬうちに自分も対象になるという・・・。

その『グリーンブック』、上映2時間超えにも拘わらず、楽しめた。もちろん手放しで楽しめる内容ではないけれども。二人はいわばアウトサイダー同士の出会いなんですね。
ヴィゴ・モーテンセンの風貌には本当にびっくり。それでも素が男前なだけに、デカパン穿いて粗野な仕草をしても何だかカッコイイです。受賞は逃したが、お見事。マハーシャラ・アリもこれまた目を瞠る物静かな所作ぶり。ピアノの鍛錬も相当重ねたんでしょう。

ハリウッドの王道というべきロード・ムービーで、巧みなユーモア含むセリフで二人の距離が縮まっていく悦びを感じさせてくれる。
一箇所、ここが気になったのは自分だけだろうか、マハーシャラ演じるピアニストが車を飛び出して、"はぐれ黒人だ"と喚いたシーンで、ヴィゴ演じる用心棒のリアクションが、ちょっと芝居し過ぎた印象。がさつなイタリア男で、感情が分かり易い役柄だが、このシーンくらいは、中性的な演技に抑えて、どう感じるかむしろ観客に振ってしまったほうが、観客をより取り込めたように思った。そのへんが、ハリウッド式なのか、総てどう感じるべきかキャラクターに説明させてしまうところが良くも悪くもかな。明るい音楽と美しい平原が救い。

2019/03/03

さよならGF7

railway190302
Panasonic DMC-GF7 LUMIX G 42.5mm F1.7 ASPH. POWER O.I.S. 2017.01

ぼくにとってミラーレス一眼の入り口となったパナソニックのGF7を、今般フジノンレンズの中古購入にあたって、下取りに出すことにした。
二種類のキットレンズで遊んでた当初は無邪気なものだった。これで充分と。確か、ブログ用に長年使ってたニコンのコンデジが故障したのが買い替えのきっかけ。
ちょうどデビスカップが近づいていたから、錦織選手を収めようと一新を決意したのだった。ネットでリサーチして、コンパクトで操作性の良さげなパナのミラーレスが目に留まった。



その後、写真投稿サイトのFlickrを利用するようになり、その辺りから、他人と自分の写真を比較してクオリティ差に気づくようになった。そして初めて手にした俗にいうパナライカ15mmの単焦点レンズ。偶然、モノクロの光のメリハリついた絵が撮れた。
ここからが沼。一通りパナのレンズを集めつつ、マイクロフォーサーズと並行してAPS-Cに食指が動き、フジのX-Pro2を中古衝動買い。

ちょうど、横浜でCP+真っ最中だが、昨年暮れからずっと気にかかっていたパナの初フルサイズS1Rに関して、購入の諦めが付いた。価格はもちろんだが自分にはオーバー・スペック。
他社が同時に安価なフルサイズをぶつけてきたようだが、まだ少ないサンプルを比較するには、パナの圧勝とみた。というか、あちらはエントリー向けなんだね。
手持ちのパソコンが高画素機に堪えられるか不安もあるし、新製品にざわつきつつ、ここは静観するとしよう。

あれこれ思案しつつ、花粉症に悶々としていると、ホラまたレンズの衝動買い。それでGF7を送り出すことになった。目が肥えてくると、さすがにGF7の画質は今では物足りないが、逆にまろやかさが個性としてあった印象だ。「あんな小さなもんで撮れるのか」と、居合わせた大砲持ちの爺3人に露骨に当カメラを揶揄されたものだった。今でも小さいから写りが悪いとは思っていない。カメラとレンズのスペックはより良いものに越したことは無いのだが、猫ちゃん残して旅に出かけられない身としては、まずは身近な素材で試し続けてみよう。死ぬまでにフルサイズは持ちたいが。
2019/03/02

Like A Bossa Nova

juso190301
FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF1.4 R 2019.02

予報通りの花粉症状。今年またキツイわ。鼻づまりの無い国へ移りたい。
Deezerの3ヶ月間100円の利用期限が近づいたので、セルソ・フォンセカの新作『ターニング・ポイント』を聴いてみた。
ちなみにヤマハのサイトでDeezerの無料3ヶ月利用キャンペーンが行われているのを見つけたので、また無料で楽しめる。これはむろんヤマハの機器購入者対象。



前作がたしか全編ストリングス・フィーチャーだったはず。プロデュースはじめマルチ・プレーヤーだそうですが、がっつりヴォーカルが聴きたいぼくには、若干の食い足りなさがある印象で、関心は示しつつ、購入になかなか至らないアーティスト。

サンビーニャの案内メールで知った本作、あくまでリズムはアコギを基調に、アコーディオン他、エレピその他のエレクトリック・サウンドによりアンビエントなムードを放つ。全曲自作だろうか、リフレインがクルージング感を呼び起こし、漂いの中、深みへ落ちていくよう。さらりと試しただけだが、これはイケる。歌メロだけでなく、パズルを解くようにバッキングを聴き取る悦びを覚えそうだ。

▼Like A Bossa Nova
https://youtu.be/JWQ4TxLe000