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2018/11/30

ASHOREのアナログ・ジャケ

ジューン・テイバーの2011年アルバム『Ashore』(国内盤『浜辺へ』)が、LP(2枚組)で今秋リイシューされているのを知った。CDで既に持っててお気に入りであるが、このアナログ・ジャケ、よくよく見れば彼女の全身が写ってて、かっこいい! CDのほうは、やはりトリミングしてたんだね。
なんか欲しいわー。重複アルバムを放出している最近の意向に反するし、レコード・プレーヤーはチープな物しか持ってないから、今更アナログへ食指は動きようもないけど。
またアナログ・リイシューにあたり、タイトル表記を無くしたのもいい。ダブル・ジャケだろうから、見開きで鑑賞する愉しみもある。内容が良いだけに、盤が聴けない環境でも手が出そうだが、金欠で諦めそうだから、ここに貼り付けさせてもらおう。

▼リイシューされたアナログ・ジャケ
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▼従来CDジャケ
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2018/11/28

フォーレンヴァイダーと共演

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FUJIFILM X-Pro2 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2018.11

来月3日にいったんDeezerの契約解除をするので、その明けの日にでも年内リスニング・ベスト・アルバム記事を出そうと思います。まぁ、新譜は入らないですよ。
あるラジオ番組がブラジル音楽のベスト・アルバムの選出募集をかけているので、100枚のリストを参考に俄かにリスニングに取り掛かってみようとしたが、なかなかこの年間発売の縛りでは好きな作品に当たらなくて。業界人で無ければさして新譜に拘る必要もないでしょう。



スイスの音楽家でハープ奏者のアンドレアス・フォーレンヴァイダーのアルバム『Midnight Clear』(Deezerでは画像と異なるジャケで曲数をカット)※追記:Deezerでは異なるジャケでフルアルバムが聴けます。ハープの伴奏を主に、カーリー・サイモンのヴォーカルがフィーチャーされています。
二人の共演につき、ぼくはシングルカットの1曲は聴いて知っていたが、まさか4曲も歌っているとは知らなかった。2006年発売アイテムだが、彼女の新曲が聴けたような思いだ。
カーリーは、他にフォーレンヴァイダーを自身のアルバム『Into White』にゲスト依頼し共演を果たしている。カーリーにとっては、アリスタ移籍の『カミング・アラウンド・アゲイン』の第二期の復活に続き、意外なヒットとなったジャズ・スタンダード・アルバム『ムーンライト・セレナーデ』(ソニー)によるいわば第三のピークにあたる時期だった。

ヴォーカルの衰えは否めないが、逆に無理のない家庭的な暖かい歌い口で抑えられていて、ハープのバッキングがきれいに共鳴する。やっぱり自分はカーリーが好きだ。なんか会えたねぇ、って思いが込み上げる。

▼表題曲
https://youtu.be/v23sYUvnWNQ
2018/11/26

Deezerにない手持ち盤(9)

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Panasonic DC-G9 LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 2018.11

張り巡らされた立ち入り禁止のロープぎりぎりに三脚を据えていたら、数十メートル後からやって来た釣り人のご一行に、"ロープが触れたらカメラ倒れるから気つけなよ"と声掛けられ。当初は灯台のみ入れた夕景を撮るはずだったが、釣り人達のシルエットもいいなと。遠目にめいめいに作業をしている姿に愛嬌さえ感じた。



吉田美奈子さんのアルバムは一部がストリーミングで聴けます。Spotifyは初期中心に、Deezerでは渡辺香津美さんとのデュオが1枚だけみたい。画像の『ダーククリスタル』は、CDリイシューの際、入手したもので、当初の創美企画の本人のポートレイトジャケ(画像)は、権利の都合からか、クリスタルガラスのイメージ写真に差し替えられている。

ぼくはこの作品が、吉田さんとの出会い。遅れてきたファン。高校時代の同級生から貸してもらったのがきっかけ。「凪」のクルージング感、「STARBOW」の圧倒的ファンク、ラストの「DECEMBER RAIN」の凛としたハイ・トーン。今聴き返しても胸を打つ。

そういえば、彼女のライヴに音楽バーのマスターを誘って行った時、これまたマスター絡みの後味の悪い出来事があったのを思い出してしまった。まぁこれは彼のプライベートに関わる話だから書くのはよそう。最近、またミナミに出て撮り歩くようになって、音楽は変わらず好きだけど、友達と居るよりこっちのほうが楽しいやん、と一人を満喫。
2018/11/24

トレンドの迷い道

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Panasonic DC-G9 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S 2018.11

'70年の大阪万博は朧気な記憶しか残っていないだけに、再開催の機会は結構だとは思うのだが、一方で電車が混みそうだとか日常の不便が浮かぶ。夢洲だと台風対策も考えないと。今年のような規模が直撃すると形無しだ。
先日、久々に南港を訪れたが海際の森は未だに倒木放置で、立ち入り禁止区域が残ったまま。人工的に造り上げる力はあっても、災害の後始末はこんなに難しい。

画像のみ
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こちらは熟練ジャズ・ハーモニー・グループ、ザ・ハイローズの1981年盤『Now!』。1979年の復活盤『Back Again』が爽快な内容だったので、期待して聴いた。
ちなみに既に記事済みのその『Back Again』、リマスタ希望していたが、先日Deezerで聴き返すと、いつのまにか良い音に差し替わっていた。特にリマスタ表記も無いが、盤起こしの中からもっといいのが見つかったのかもしれない。CD収集だと、手持ち盤がいつのまにか向上するなんて有り得ないよね。

さて、期待の『Now!』ですが、これは期待外れ。今の感覚で聴くから余計、なのだろうけど、先の『Back Again』で、1970年代カーペンターズなど、A&Mサウンドを吸収しながら、スタンダードを洗練させたようには、うまくいっていない。
アレンジが、メインとなるヴォーカル・ハーモニーだけ作った以外には、バッキングは手抜きな印象。AORに傾倒したコード進行に仕立てたまま、やりっぱなしで退いた感じ。これでは当時のロック&ポップスのファンにはナメられたかも。
選曲も、ビリー・ジョエルとくれば、ブラジルの「想いあふれて」だったり。1950-60年代に台頭したグループの苦しい試行錯誤期だったと推測する。
2018/11/22

台湾の醤油CM

台湾で同性婚の是非を問う国民投票が近日行われるが、以下、老舗醤油メーカーのCMに応援の主旨が伝わってきます。とかくバランスを欠いた日本を差し置いてアジアで最初の国になってくださいな!



CMの終わりのナレーションは、
【「家庭によって料理の味は異なります。濃かったり、薄かったり、ちょっと特別だったりもしますよね」「テーブルに愛がある限り、誰もが味わうことができる幸福の味がそこにはあります」】参考:GENXY
2018/11/21

Deezerにない手持ち盤(8) 【例外盤】

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SIGMA DP2 Merrill 2017.12

ソ〇ーのフルサイズのカメラは、キャンペーン広告を見る度、何度もクリックしそうになるが、折しも最新モデルでデータ消失するという件がSNS上で散見され、そのお陰でと言っちゃなんだが、かろうじて踏みとどまれた。やはり来年のパナのフルサイズ1号機まで様子見するか。
かの二大メーカーの今夏出たミラーレス初号機はいずれも後のフラグシップを見据えた中堅機に見受けられるし、パナならインタビュー記事にあった通り、失う物無く、いきなりハイエンド機をぶつけてくれそう。

先日衝動購入の衣類用除湿器ですが、予想以上に乾きが早い。これなら厚物でも部屋干し特有の臭いが付かないや。タンクを開けると水がたっぷり溜まってる。各メーカーの中から自分は象印のゼオライト式を選んだ。電気代はどうなるか不明だが。



Deezerのランナップとの重複ディスクは順次中古に捌いているところだが、この盤は思い入れもあって手元に置いておくことにした。『めまい ジョエル・マクニーリー (指揮), ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル・オーケストラ (演奏)』。(追記:Deezerでジャケ違いで聴けます。)

基本的にクラシックよりポピュラーのリスニング頻度が圧倒的に高いのだが、クラシックについては、今年、そのDeezerのためにセッティングしたヤマハのネットワークプレーヤーが、音響的に物足りなく、現在所有しているCDはクラシック分野のみ保持することにした。同じ周波数の条件でも、手持ちのSACDプレーヤーでのディスク再生のほうが音が良い。
アンプのイコライザーを弄ってクラシック向きに設定したところで、不満に変わりないと思うので、今後、ネットワークプレーヤーのハイエンド機が出れば、Deezerでクラシック鑑賞もしたい。でももう手持ちのCD・SACDで充分かな。

本盤はご存じサスペンス映画の巨匠ヒッチコックの1958年名作『めまい』のスコアを作曲したバーナード・ハーマンのサウンドトラックの1995年録音。当時ハーマン自身により録音されたものより、ゆったりしたテンポになっている。この再録音盤は録音賞を受賞した筈で、純クラシックではないが、盤を取り置く理由にもなったのだ。スコアブックをいずれ入手しようとして見送ったままである。
2018/11/19

ソロ・ヴォーカルも充実

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Panasonic DC-G9 LUMIX G VARIO PZ 45-175mm F4.0-5.6 2018.07

住環境の事情で、タバコを吸う階下のパン職人が退勤してから、夜に洗濯物を干すようにしてるのだが、明くる日の職人の出勤が早朝なので、それに合わせて朝は早目にベランダから取り込み、東向きの窓際でカーテンを開けて、室内干し用の折り畳み式ハンガーに吊るし直す。毎日では無いが、なんとも面倒。
そこへ、先週、臨時注文が入ったのか、職人は真夜中にやってきて夜通しタバコの匂いが部屋まで侵入。もちろん洗濯物は慌てて取り込んだが、もうやってられない。いちいち向こうの勤務表を尋ねる気にもならないし。

独り暮らしなので乾燥機を買うつもりはしていない。何より高そう。それに音もそこそこするだろう。せっかく日当たり良いのにどうしたものか。そこで通販サイトを調べたところ、衣類乾燥用除湿機という存在を初めて知り、外干しは断念し、即決。そこそこ場所は取るが、効果のほどはいかに? まずはいきなりジーンズで試してみよう。



こちらはフォー・フレッシュメン、『The Freshmen Year』。画像は2イン1になってますが、右下がオリジナル・ジャケ。1961年リリース。レーベルはキャピトル。
言うまでもなく、本作もパーフェクトでスウィートなハーモニー。彼らをよく聴くようになって1年経つので、そろそろオリジナル・メンバーの名前くらい憶えておきたいね。
比較的、ソロ・ヴォーカル・トラックが多く聴けるが、こちらも遜色ない。表題作他、「My Funny Valentine」「It's Only A Paper Moon」など。
2018/11/17

スライス・オブ・ライフとの再会

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Panasonic DMC-G8 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S 2018.03

ATPツアーファイナルでの錦織選手は、フェデラーには勝ち星をあげたものの総じてサーフェスやボールの感覚に馴染めないまま、あれよという間にリーグ敗退してしまった。観ているほうもつまらなくて、あれがジョコなら状況悪くても捻じ伏せるように勝ちに繋げるよなぁ、とボヤいてしまう。が、復帰組ではジョコは別格としても、錦織の成績はものの一年で安定した。ケガとランキング低下でもがく選手が多数いる中、大したものだ。



そのファイナルズの決勝トーナメント視聴待ちの間、大貫さんの旧作を。配信予定が遅れていた『コパン』以外のミディ時代の作品が、いつのまにかSpotifyに揃っていました。先日取り上げた『プリッシマ』も聴けるようになってますよ。

実はぼくが初めて買った大貫さんのCDが『スライス・オブ・ライフ』でした。たしか高校時代、発売とほぼ同時に。この作品も今回ラインナップされ、実に約30年ぶりの再会となります。当時の盤は学生時代に売り払ってしまっていたので。
当時、そんなに気に入れなかった憶えがあります。それはぼくがポップスの旨味をまるで理解していなかったからでしょう。購入きっかけは多分「彼と彼女のソネット」が流行っていたから。今聴くと・・・いい曲ばかり。

亡くなられた大村さんには申し訳ないが、この作品にフィーチャーされるギター・サウンドが、必ずしも彼女のフィーリングに合ってるかどうか疑問。これは今般再聴しても意見は変わらない。でも、このギターがアルバムのサウンド・カラーの特徴になってるんですね。尤も演奏そのものは申し分なく、アコースティックなプログラムがリマスタの効果もあって心地よい。

「恋人たちの時刻」、懐かしい。映画の主題歌だったんだね。フレンチ映画のサントラみたいな美しさ。今のヴォーカルでも聴いてみたい。当時、達郎氏に「最近のター坊は、切って歌い過ぎ」とFM番組で指摘されていたのを記憶しているが、確かにピッチを気にするあまりか、言葉の連なりが伝わりづらい。このへんの改善に、ピュア・アコースティック活動がプラスに働いていると思います。
2018/11/15

Deezerにない手持ち盤(7)

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Panasonic DC-G9 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 2018.11

最近はカメラのレビュー・サイトを覗くことが多いのだが、かねてから薄く疑問だったのが、ユーザーの投稿際に自らプロ・アマの別を名乗るようになっていて、ハイアマを名乗る人がほとんどなのだ。でも、自身をどうやってハイアマと位置付ける判断をしているのだろう? 単に年数から? 受賞経歴アリ?
音楽もそうなのだけど、このハイアマ層は実際はかなりピンキリが混在すると思う。要するにプロで無い以上、アマはアマ。だが、同じアマの中では、あいつと一緒にされたくないという矜持もある。自分にも音楽に関しては内心そういうとこがある。

閉店の音楽バーのマスターに一つ伝え損ねた件があったのを思い出した。そこの店の唯一の手作りメニューのカレー、ご飯が臭かったのだ。
その場ですぐに"マスター、このご飯、臭うよ"と言えば良かったのだが、出されたメシには文句言わないよう、大抵の人が躾けられて育ってきた筈。友人として・客として、どうすべきか迷った末、今回限りはと我慢して平らげた。
これが一見の客なら怒るだろう。言っちゃ悪いが場末ムード漂うビルの一室で、見知らぬ男の唯一の手作りカレーに気軽に手を出す一見客が多いとは思えない。なかなか捌けなかったのだろう、ぼくが食したのは長期間、保存されたものだったに違いない。

いわゆる純粋なバーテンダーを目指した訳では無く、ご自分が歌う場所を持つことが先の理想だった筈で、その目的も気持ちも一通り理解はする。結果的に閉店を決める事になり、マスターが「考えが甘かった」とこぼした時は、同情もしかけた。
が、その後に続けた言葉が、「来る客の質が悪い」とは。はぁ?だ。つまり、客がお代わりをしてくれない事への不満があったそうなのだが、最低限の事やれてから、愚痴りなよ、と言いたい。現実にはミュージシャンではなく、飲食業に手を染めたのだから。千何百円も払って臭うカレー出されたの、後にも先にも其処だけ。安いカレーでも、何十辺通った店でも、そんな経験無い。



マリア・マルダーのこの作品は何故かDeezerには無いんですよ。代表作もこの一連のホリディ・アルバムも大抵揃っているのに。そもそも彼女の熱心な聴き手ではなかったが、この『On the Sunny Side』は、音楽ブロガーさんの記事で教わった。
個人的には、ケイト&アンナ・マッギャリグルを取り上げた代表作のほうには、姉妹への思い入れが強いためか、ピンと来ず、こちらのホリディものがしっくり来た。代表作をおいて、こちらのほうが好きというファンはあまりいないでしょう。

本作は1990年リリース。その後の彼女の近作のホリディ・アルバムも試したが、声が悪くなってる。いや、音楽的には全く問題無いが、だいぶ荒れた。本質的に彼女の声質は、とても柔らかいと思うので、小品も聴き逃せない。
2018/11/14

メアリー・コクランのジャズ

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FUJIFILM X-Pro2 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2018.10

全く去年と同じ長引く症状で、痰の嘔吐を再々繰り返す。去年は治りかけた頃、電車のホームで初めて眩暈を引き起こし、立ち上がれなくなったほど。よく映像で表現されるあのまんま、目の前の景色がグルグル。ベンチに座っていた時だったから助かったけど、あれは恐怖。
体調管理に注力するほど裏目に出てる気がする。一度、姉に打ち明けると小躍りしたようなメールが山ほど届いて、以来相談は止めた。父がなくなると、、、分かりやすいですね。



先日、ジューン・テイバーのスタンダード・カヴァー集について記事を書いた際、アイルランドのシンガー、メアリー・コクランがビリー・ホリデイ集を出していた事を知ったので試してみた。
メアリー・コクランの名は、アイリッシュ・ミュージックがブームのようになった頃に一応知ってはいた。当時、トラッド中心に清廉な歌唱を聴かせるシンガー中心に聴いていたので、ロック寄りのコクランには関心が無かった。ビジュアル的にも烈しそうな印象で。一枚だけ、メアリー・ブラックが贔屓にしてたソング・ライター、ジミー・マッカーシーのコンピレーションで、1曲だけコクランの歌を知ったが、ロック・バラード風で、やはり異色の存在感だった。

久々に聴いてみた彼女、ライヴ録音中心にした音源で、クラリネットをフィーチャーしたオールド・タイミーなバッキングが手堅い。コクランの歌い口は、フラット気味の倦怠な歌い方で、普段通りのスタイル。ジャズ・シンガーと異なったフォーク&ロック系のストレートな唱法は、メロディ解釈が分かりやすい。昔はアクが強いイメージだったが、こちらも聴く耳が変わってきたのか、意外なほど優しさが伝わってきた。
ただ、全21曲をまるまる聴き終える頃には、声質に少々厚みが不足する感じもしてくる。ハスキーだけど薄口気味。このへんは各々の好みによるところでしょうか。
2018/11/12

工場ビデオ

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FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.12

アレルギー期に砂糖を摂り過ぎるのはNGのようで、牛肉の甘露煮と、割引につられて手が出たおはぎ2個で見事撃沈。まだ10月のような陽気のせいで拷問が長引く。



中島さんの『夜会工場』の映像版が発売予定(以下にトレーラー)。これは既知の通り『夜会』のダイジェスト・コンサート版で、このVol.2が最初の発売。ぼくはVol.1を大阪で、Vol.2はチケットはずれて観られなかった。
なので、入手したいところだが、ちょっと手が出にくい。このコンサートの構成は、文字通り過去に催された演目のクライマックス・シーンを集めたものだが、舞台セットと衣装の転換にかまけて、本人の歌がじっくり聴けない点が馴染めないのだ。

繋ぎで他の登場人物が代わって歌う場面が多すぎて、フル・コンサートのつもりで観にやってきた人は大いに不満を感じるだろう。尤も、舞台劇の観点でみれば、けして彼女の独り舞台ではなく全キャストによる配分によるものなのだろう。が、それが自分などには、オリジナル本編を超える満足は得られませんよ、と言われてるみたいで・・・。果たしてこのような構成が、新作『夜会』(渡辺真知子さんが共演するらしい)への動員に繋がるのか疑問だ。

よって、トレーラーを観れば、あたかも彼女のソロ・コンサートのようであるが、全編中の何割かに留まるはず。だから買おうかどうか迷う。かつてコクーンで実際に鑑賞した『金環蝕』の中で歌われた「EAST ASIA」の再現は観てみたい気もするが。

2018/11/10

サイモンの2010年代ライヴ

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Panasonic DC-G9 LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 2018.11

写真はどのサイズで観るかによって印象も変わる。これはもっと大きく引き伸ばしたいな。
雨降り後も、生温い天候が続く。再び液体の蚊取り線香を持ち出すほど。南海電車内でホットパンツにTシャツの人みかけた。



ポール・サイモンのセルフ・カヴァー新作は、近作の硬質なサウンドと異なり、アコースティック・ジャズのムードが懐かしかったが、ヴォーカルは若干衰えたように聴こえた。きれいに歌ってるし、年齢的にみても頑張ってるとは思うが。

比較的最近のライヴ録音も聴いてみた。上記『The Concert In Hyde Park』。2012年の作品らしい。冒頭数曲聴いた時点では、手持ちのスタジオ・アルバムを聴くだけで充分かな、と割り切っていたのだが、やはりライヴならではの醍醐味があり、中盤以降、いつのまにか手を止めて耳を傾けていた。
選曲は、全キャリアの作品から平らに取り上げている印象。苦手だった'80年代のアフリカン・リズムの楽曲も、一気に聴く現ライヴでは違和感もない。あの'80年代のドラム録音の処理のいやらしさは、サイモンに限ったことではない。

曲作りをしながら、パフォーマンスを研鑽する。長年のシンガーソングライターの平生の姿が、大きな聴衆のリアクションとともに窺える、実直な演奏記録だ。
2018/11/08

バルバラとファイルーズを歌う

hankai181107
FUJIFILM X-Pro2 Lensbaby Composer Pro II with Sweet 50 50mm F2.5 2018.11

久々にレンズベイビーで撮ってみた。このマニュアル・レンズでの撮影は、数打ちゃ当たるくらいに思っとかないと。なかなか難しい。いわゆるトイレンズで、レンズ面がバネみたいにググッと傾いて、漫画チックな効果が得られる。



Deezerのワタクシ向けのオススメがきっかけで聴いてみた作品、ドルサフ・ハムダーニの『バルバラとファイルーズを歌う』。なるほど、ライス・レコードから国内配給されたわけだ。素晴らしい。
最近、フォーク系音楽は、一時期アイリッシュ中心によく聴いたので、もういいやと思っていたが、本作の研ぎ澄まされた歌唱には、乍ら聞きでも自然に手が止まる。

なぜバルバラとファイルーズの選曲なんだろう、と不思議だったが、Amazonの商品説明文で納得。自国チュニジアの音大卒業後、エジプトの音大で学び、さらにはフランスのソルボンヌ大学まで。いや、これほどピュアなフォークも珍しい。聞き惚れた。
2018/11/06

Thankfulの美しさ

river181105
Panasonic DC-G9 LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 2018.07

妙に暖かい日が続き、痰がらみの咳は空咳へと軽くなったものの、秋花粉症を伴って、スッキリしない。今年の夏に手に入れたG9、何回持ち歩けただろう。台風の影響もあり、去年に比べて撮影機会は減った。カメラは持ち出してなんぼのもの。とにかく撮らないと。



そうか、ナタリー・コールは数年前に亡くなったんですね。たまたま聴いてみた『Thankful』は、きれいなアルバム。ふだん聴かないジャンルで軽く流しただけで、具体的な感想も書けないが、ナタリーの声がとにかくきれい。アレンジもよく練られて制作費をかけてそうだ。
過日、アレサ・フランクリンの訃報を知って、彼女のアルバムをまとめて聴こうとしたんだけど、声が強すぎてぼくには無理。圧倒されるけれどね。ナタリーはゴリゴリのR&Bというより、AOR寄りのメロウなイメージだ。
2018/11/04

Passaporte

autumn181103
FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF2 R WR 2017.11

ゆうべ真夜中のパリ・マスターズでのフェデラー対ジョコビッチ戦は見応えあった。最高峰の試合。観ているこちらまで緊張で姿勢を正したほど。
そのフェデラーに負けた錦織選手も復帰年にファイナルズへの切符を手に出来たんだから凄いわ。でもこの世界もバスケ同様に、リーチがあるに越したことはないだろうね。

(画像のみ)
cariocas181103

半月おいてDeezerに再加入。WOWOWやネトフリ同様、ぼくの場合、ひと月単位で契約・解除を繰り返して少しインターバルをおいても困らない。節約にもなるし。連続利用は惰性になりがち。

さて、あらたなディスクの探検を。旧いアーティストも、こまめにチェックするとラインナップが地味に増えているもので、オス・カリオカス『Passaporte』(1966)を見つけた。ポリドールのロゴ入りで、オリジナル盤に間違いなさそうだ。
ボッサ・ノーヴァのフル・アルバム名作『Bossa Dos Cariocas』を経た、充実作の印象。オーケストラをバックに品のいいハーモニー・ヴォーカルが楽しめる。
尤も古い録音だが、今時のようにミキシング技術が発展していないだけ、限られたマイク本数で、オケとの音量バランスを取るべく、楽器群の距離感を調整した同録の手触りが温かくていい。

タイトルは"パスポート"の意味のようで、他ジャンルをブレンドする趣向があったのか、アイリッシュ・トラッドのメロディも一部聴けた。
2018/11/02

私的長居植物園2


nagai181101

http://preview.f-photobook.jp/photobook.php?id=1236

もういっちょ、フォトジンを作った。こちらは植物写真集。フォトジンでA5判縦は初挑戦。
以前、植物写真集としてはフォトブック(ハードカバー)を作ったが、そちらはモノが良すぎて、自分には不相応な感じ。クオリティが高いぶん、手軽さには欠けるというか、何よりページが分厚過ぎて、板めくってるみたいなんで。
それで今後、アルバムはこのフォトジン一本でいこうと思った。こちらは紙が裏写りする寸前の薄さだが、普通にめくりやすい。タイトルが「2」となってるのは、先のフォトブックが第一集だったので、ネットプレビューでご覧いただけるのは今回発行分からとなります。

半年ぶりにこのフジのフォトジンを注文した感想として、ビニールカバーが随時付くようになり、この品質がなかなか良い。以前も特典で扱われていたが、もっと薄っぺらいモノだった。紙質も上がって製本自体良くなったような気もする。過去注文より満足度アップです。あとは編集機能の要望にどこまで応えられるか。フォント種類は少ないかな。

今回の植物集は月毎の縛りで、2.3点ずつ写真を選び羅列。よってレイアウトに制約がかかる。このへんが、植物写真集の難しさ。季節感を無視して色味主体にレイアウトするなら、それなりにポエムのようなテキスト挿入して、編集のセンスを活かさないと。ただ、プレビューではテキストは小さくてほとんど読めないし、写真集には不粋かと。図鑑のように作るには、花の名前など知らなすぎだしw

背表紙写真を見開きにレイアウトしたのは初めて。園内に開店した新しいカフェで、オープンしたての時に撮れたのはよかった。今では混んでるからね。
2018/11/01

Deezerにない手持ち盤(6)

cosmos181031
FUJIFILM X-Pro2 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2018.10

風邪は、ほぼ治っているけど、今回は痰がしつこいし、排膿量がとびきり多い。鼻の奥の何処にこんなに詰まっていたのかと。息を吸った時、ふいに鼻の奥の膿を飲み込んでしまい、胸の辺りに留まってしまう。洗面台に吐いて、そのしつこさに驚くよ、蛇口から水を流してもなかなか流れない。



ちょっと、大貫さんの年末の教会コンサート、従来の弦カルに加え、サキソフォン・カルテットなんですねぇ! 行きたいわぁ、やっぱりこうしたスペシャルな編成は、どうしても東京のみになるんですね。

ちょうどこの季節にぴったりな『プリッシマ』(1988)は、Spotifyで聴けるようになりましたが(訂正:Spotifyでも聴けません)Deezerには無し。所有盤は、ミディからの紙ジャケ再発。音質はとてもいい。
時代的に、このころにポップス界においてアコースティック・アルバムを制作したのは意義深いでしょうね。このころの若い尖った声も好きです。でも、音程は今のほうがいい。個人的には、『アトラクシオン』からシンガーとして完成されたと捉えている。『LUCY』でも、まだちょっとピッチ悪いんですね。ま、旧来ファンにいわせると、ぼくはニワカファンに当たるようですが。

本作、マーティ・ペイチ編曲のオープニングの余韻を活かして、ほぼしっとりした楽曲のプログラム。彼女のハーモニー感覚にじっくり付き合える名作だ。「Monochrome & Colours」のジャジーなかっこよさは勿論、「Voce e Bossanova」のボッサ・ノーヴァは、メロディは勿論、このコード扱いはなかなか作れる人は国内にいないんじゃないかと。ユーミンのボッサ・ノーヴァ・タイプの曲とは、また違います。ぼくはユーミン調なら、自分にも書けそうな気がするんですが、大貫さんのレベルはちょっと、、難易度高いですよ。