カーリンのバラッド

light180624
Panasonic DMC-G8 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 2018.06

この春は例年以上にアレルギーが酷く、なかなか撮影に出掛けられなかったが、ボチボチ行けそうだ。この春の症状の一つが手の湿疹で、毎年のことと放置していたら、どうもいつもの感じと違う。さんざん掻いた後、皮膚が白くゴワゴワになり、鱗状の瘡蓋ができる。指を曲げるのも困難なくらい。
これはおかしいと、とりあえずネットの家庭の医学を調べると、手白癬らしい。手にも水虫ができるとは知らなかった。自己診断だが、持ってた市販薬スプレーを手に吹き付けると、何か月も悩んでいたのに数日で良くなった。足と違い、手は日常作業で使うから、しばらくゴム手袋で食器洗いなど要用心。特に整髪料とか刺激のあるものに触るとなかなか治らない。




現代女性ジャズ歌手で、なかなか好きになれる人がいないと書いたが、ブラジル音楽がきっかけで出会ったカーリン・アリソンは気になっていた。歌好きが伝わる明るい天分みたいなものを感じた。歌い口に嫌味が無く、スモーキーなイメージの下に誤魔化されることのない実力充分の人。

シャンソンやボッサ・ノーヴァを混ぜて選曲されたアルバム、『From Paris to Rio』が好きになり、その後、ブラジル音楽で一貫した『イマージナ~ソングス・オブ・ブラジル』も聴いてみたが、こちらは歌唱の実力に反し、やや歌い口が重めに感じられ、ブラジルの軽いリズム感に欠けた印象だった。高域にファルセットを交えるなどしたほうがいいんじゃないか。

そうしてようやく彼女の専門領域の純ジャズ『バラード~コルトレーンに捧ぐ 』に辿り着く。たっぷりとした歌いまわしに、媚びたところなど無く、重くなりすぎないでバラードの愉しさが味わえるものだった。バッキング・録音ともにバランス良し、来日したらいっぺん生で聴いてみたい人だ。

Voices in Modern

alisai180620
FUJIFILM X-Pro2 XF16mmF1.4 R WR 2018.06

今回の地震で亡くなった方の中に、雑誌やCDに埋もれて発見された件があり、ちょうどCDの整理に掛かっていたところだっただけに、やはりモノは減らしたほうが良いなと思う。
ただ、空けた棚は、今後ぼちぼち自分の撮影写真のブック化したものなどを置こうかと思う。他人の著作物のように次々買い込んで増やせる訳ではないから、すぐに一杯になることは無いだろう。

大阪は御難つづき。昨日夕方に妙な臭いがすると思ったら、三井化学が火事らしい。かなり遠方まで煙が流れてきているとツイートが幾つもあった。1年前、工場夜景撮りに行った地域だ。



フォー・フレッシュメンは、これからジャズ・スタンダードと、ハーモニー・ヴォーカルを知りたい人には、うってつけだと思う。このころのハーモニー感覚はオーセンティックなもので、いまの現代ジャズのハーモニー・グループが取り上げると、ちょっと捻り過ぎてしまいがちだろうから。

Deezerではフォー・フレッシュメンのコンピが他の名歌手同様、多くラインナップされているが、できるだけオリジナル・アルバム毎に聴くようにしてる。組み物をいっぺんに聴くのは疲れるからね。

時差ドライヴ

park180618
Panasonic DMC-G8 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S 2018.05

揺れたねぇ。物が落ちて机の下に隠れたの、初めてだった。あれでウチは震度4なのか。いやらしいわ。阪神淡路の時は、神戸と大阪で震度が違っていたから、ほとんどの大阪人は今回もろに受けたんじゃないか。夜中も微妙にグラグラ。猫ちゃんは揺れると部屋の片隅の物陰に隠れてしまい、しばらく経ってからポーッとした表情で現れる。

TVで「ゆれやすさマップ」について識者が触れていたので検索してみると、PDFファイルで大阪府の古臭い地図が出てきた。確かに揺れやすさを段階別に色表示してあったが、地名表記が合わせられていないので、自分の住む場所が実は何処なのか詳細に分かっていないことに気付かされた。大体どの辺かくらいは知ってるけど。どの色の部分に住んでるんだろう?? 最も危険といわれる上町断層の上なのは確かだけど。



マーク・ノップラー&エミルー・ハリスの2006年作『All the Roadrunning』を聴いた。最近、フォーキーなアルバムを積極的に聴かなかっただけに、これは新鮮だった。
大御所二人のデュエットとなれば、ハズシようもないか。さすがのハーモニー。それぞれのソロ・アルバムは大して聴いてこなかったのに、この共演には魅力を感じる。
コード進行は至ってオーセンティックなものだが、スケール感のある音像で、ジャケ写の雰囲気と相俟ってサントラを聴くようだ。州をまたいでドライヴで時差を行き来する大国ならではの、存在感あるグッドミュージック。

クレセンドのトーメ

hermes180615
FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF1.4 R 2017.11

聴き放題がどうの、単品買いがどうのとか、ばかり書いていると、まるで"食"の話題をしているみたいだ。
"単品注文のほうが無駄なく満足するぜ"、"いや、食べ放題がリーズナブルで味もしっかりしてるぜ"という。今回、このDeezerは僕にとって、味と量と価格の面で納得したことになる。それほど美味しくは無いがそこそこ、というのがSpotifyにあたるだろうか。
CDの音質を、自分にとって聴き放題のスタンダードに据えたことにより、他に足りない曲は随時購入検討というスタイルに落ち着きそうだ。
Deezerは曲数で不利、といっても、カラオケで歌いたい曲が無いのとは訳が違う。よくライセンスをクリアしたものだ。



'40-'50年代を中心に探しているメル・トーメ、聴いてみてピンと来る盤に限って、マーティ・ペイチのアレンジなんだよね。大貫さんはペイチと組んだ録音経験があるが、日本人アーティストとして誇らしいでしょうねぇ。これが如何に貴重か分かる音楽ファンは限られそうですが。
小~中編成の抜けのいいサウンドが、この時代のきれいなトーメのヴォイスにマッチする。

名ライヴ盤『クレッセンドのメル・トーメ』は、1957年録音、クインテットのパーソネルは以下の通り。
◎Marty Paich Quintet
Don Fagerquist (tp)
Marty Paich (p,acc)
Max Bennett (b)
Mel Lewis (ds)
Larry Bunker (conga,acc)

さりげなくアコーディオンのフィーチャーがツボ。クラブ演奏だから拍手の音もうるさくない。この盤は、他に1954年の別ライヴ録音を併録して2枚組が後に発売されたらしく、その追加音源はAl Pellegriniトリオによるバッキング。どちらも良いが、やっぱりペイチのほうが好きなんですよ。洒落てて浮き浮きしてきます。

復刻、ジェネラル・ハンバート

april180614
FUJIFILM X-Pro2 Carl Zeiss Touit 1.8/32 X-mount 2018.04

こうも新譜が容易くストリーミング・サービスでも聴けるようになると、音楽雑誌の新譜レビューは、読者に届けるタイミングをもはや逸していると思うが、現在も熱心にMM誌など購読する中高年層もおられるのだろうか。かつてはライターさんのレビューを当てにして、見事に外したこともあったが。今思えばどれも当てずっぽう買いだった。ちなみにライターさんって、どれだけ音楽の基礎理論をわかっているんでしょう。

近年、音楽アイテムの変遷により、購入の実感とは何かと考えさせられるが、ぼくが最も実感持てないのはダウンロードなんだよね。特にDeezerのような高音質ストリーミングが出た以上、iTunesで当初試しにダウンロード購入した音源は、今や中途半端な取扱いになってしまった。単品購入のアルバムより、聴き放題のほうが品質が良いとは。
逆にハイレゾのダウンロードは、というと、これまた気がすすまないのだ。特にクラシックでSACD化もされているアイテムであれば、固定価格のダウンロードより、あえてパッケージの低価格や中古の安値を窺うやり方も残されているので。

ポピュラーのハイレゾ購入にも前向きではない。クラシックに対してSACDなど高音質でパッケージ化されていない大貫さんなど、よほど関心あるアルバムについてはストリーミングで聴けないならいっそのこと今からCD買うよりもハイレゾ(e-onkyo等)で、という手もあり得るが。



偶然発見した個人的驚愕のアイテム。メアリー・ブラックがソロ活動以前に在籍していたトラッド・グループ、ジェネラル・ハンバートのアルバム『ジェネラル・ハンバート Ⅱ』がCD復刻していた。初リイシューでは? 2018年になって今頃?
ただ、ここに収録されたメアリーのソロ・トラックは、後のメアリー自身の編集盤『コレクティッド』に網羅されているはず。だから今更聴いてもダブリだろう、と思いつつDeezerで聴いてみた(早速Deezerでも聴けるんだよな、これまた)。
おぉ、他にもソロをとってるトラックがあるじゃないか! 2曲ほど初めて聴けた。彼女のソロ・トラックは全て聴いてきたつもりだったから嬉しい。若かりし頃の甲高いヴォーカル。
録音そのもののコンディションも良く('80年代初頭の録音か?)、アナログの瑞々しさを満喫。バンドのインストも純朴だ。ヴァージンに移った近年のアルタンや、ゲストとのコラボ・コンピばかり出してるこれまた近年のチーフタンズより、いい音ですよ、これは。

サマンサ大統領

rapito180613
Panasonic DMC-GF7 LUMIX G VARIO PZ 45-175mm F4.0-5.6 2017.01

WOWOW一挙放送のスウェーデン・ドラマ『犯罪心理分析官インゲル・ヴィーク~消えた大統領~』を鑑賞。『セックス・アンド・ザ・シティ』のサマンサ役のキム・キャトラルが米国初の女性大統領として、スウェーデンを公式訪問する設定。※以下ネタバレあり。

▼海外ドラマNAVIより
modus180613

このドラマは先にシリーズ第1弾があり、飛ばし見した覚えがある。連続殺人事件の犯人は、同性愛者を憎悪するカルト集団で、陰惨な印象を残すものだった。
今回の2弾では、主役の女性心理分析官の、米国時代の上司との確執を絡めながら、スウェーデン訪問後に失踪した大統領の行方を追うサスペンス。

だが、このドラマ作りのぎこちなさといったら。伏線とその回収という王道路線から妙にズレた、ご都合主義の満載だ。クライマックスの一つといえる、セメント廃工場の爆破シーンのために、発見しつつも大統領をいつまでも留まらせる筋書きが、わざとらしい。

同じ予定調和でも、このドラマに限って肩入れしづらいのは、主人公の感情の乱れが立つからだろう。私生活を絡めた見せ場とはいえ、心理学の専門家とは思えない不安定さだ。
現夫が彼女の過去を心配していても、事実を隠そう逸らそうとムキになり、夫婦間に溝ができ観ていてハラハラすべきところだが、大統領発見までのサイド・ストーリーにしては間が持たない。問題の彼女のレイプ診断書が入ったプライベート・ボックスがこれ見よがしに自宅放置されてるのが可笑しい。自閉症の娘にまでちゃっかり知れるという。

大体、この作品の登場人物は、次なる展開までの間、何してたの?というほど悠長で、プロ集団に見えないのだ。全8話の尺に見合ってると思えない。いっとう最初の不審者の身元が分かるのが、ほとんど最終回とは。
同じく、大統領を拉致した護衛の死体に付着した石灰から、セメント工場に当たるまでの時間もかかり過ぎる。常に持ち歩いているプロファイリングだけど、専門家以前に警察官でも突き止められそうな特徴じゃん。

最も滑稽なのは、レイプ上官であるウォーレン(グレッグ・ワイズ)だ。エロ演出に一役買うキャラクターだが、敏腕設定なのに捜査の足は引っ張る、真犯人と寝ても何も気づかないとは。映像の出来は良いが、北欧サスペンスのセンスに戸惑わされた。

新装盤、JTのクリスマス

poppy180611
Panasonic DMC-G8 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S 2018.05

Deezerを利用始めて1ヶ月。まだお試し期間で、アーティストには申し訳ないくらい聴きまくった。溜め込むばかりのパッケージの取り扱いに苦慮し始めていたところだったから、ほんと助かる。残りの人生はこれがあれば充分といってもいいくらい。子供の頃には考えられなかった夢のサービスだ。
細かい点をいえば、ヤマハのネットワークプレーヤーのディスプレイに各アルバムのトラック名か、最低でもトラック・ナンバーがCDプレーヤーのように出れば良いけど、チューナーと同じ感覚で"Deezer"としか表示されない。まぁ、手元のタブレットを開けば確認できるわけだけど。
Deezerでのライヴ・アルバムの再生については、トラック間にブランクが生まれるので、全てブツ切りになる。いわゆるシャッフル再生と同じになってしまう。これはいずれ改善(ギャップレス再生)してほしい。

検索手段は思いつく限り試したほうが良い。たとえばジェイムス・テイラーのアルバム一覧には、なぜか『オクトーバー・ロード』がラインナップされていないが、アルバム名を単独で調べると見つかる。
過去の名盤は、複数ヒットする場合があり、リマスター盤と通常盤、ジャケ違いなど、それぞれ一通りリスニングして、自分の好みに合うアイテムを選ぶといい。



いつのまにか新装盤が出ていたのにDeezerで気づいた。ジェイムスの『James Taylor at Christmas』。当時録音された2曲を追加。初めからこれ出してくれたらいいのに。いわゆるボートラとしてではなく、新たにプログラムを再編して、ラストは「蛍の光」のままになってる。今回の1曲「Here Comes The Sun」は、まさしくJT印としか言いようがない、彼らしいパフォーマンス。チェロは恐らく親交あるヨーヨー・マでしょう。

▼こちらはライヴ・パフォーマンス
https://youtu.be/IP_dK_gHzEY

ただ聴き込むハートマン

manyo180609
FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF2 R WR 2018.06

久々に平穏な週末が過ごせた。上を意識せずに眠れたのは1年ぶりくらいのことだ。最近の週末は撮影に出掛けるようにして、室内で不快な思いをしないように努めながらも、なんで住む権利があるのに、こう肩身狭いんだろうと悩んできた。

先週末は全仏決勝。女子はハレプが悲願の優勝。ランキング1位にして無冠の女王といわれてきた。対戦相手のスティーヴンスは昨年タイトルを獲っていたから、ぼくはハレプを応援。1セット目のスティーヴンスのハードヒットぶりに、こりゃハレプ、今回も無理では?と感じたが、試合の流れは変わる。常にディフェンスに集中し、ここぞという一本まで待つシンプルな戦法が勝ったということか。
実は今回の全仏、人気のシングルスに日本人のタイトルは無かったものの、ダブルス、ジュニア・ダブルスに、車いすなど日本人選手が活躍。国内テニスも盛り上がればWOWOW加入の甲斐があるというもの。



ジョニー・ハートマンにハズレ無し、としか言いようのないプロ歌唱。初めて聴いた時は、声の太さにバス域かと思ったが、バリトンのこの太さが彼の特性だろう。もちろんフレージングは申し分ないわけで。
過去記事にて『マディソン郡の橋』サントラを先に取り上げたが、このサントラに多く収録されたハートマンのトラックは、どうもこのアルバムからいずれもチョイスされたみたい。イーストウッドの造詣の深さ。ハートマンのCDはコルトレーンの共演盤だけじゃないのを知る人は少ないのではないか。
本盤では意外にアップテンポな「By Myself」など、お得意のバラード以外もジャズメンがバッキングの本分発揮。ハートマンの晩年録音ということになろうが、枯れた味わいどころか円熟期に事切れてしまったのが残念。

▼Wave
https://youtu.be/CVYXjhAMWyE

洒落たFirst Affair

ajisai180608
FUJIFILM X-Pro2 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2018.06

15年以上同じ住宅で賃貸暮らしして、近隣に悩まされたのは今回の件を合わせても2件(2軒)程度なのだが、概ねトラブルを抱えてこなかったほうだろうか?
1件目は、当の住人が引っ越していった後の、嫌がらせメールだったので、住民同士とも最早言えない。メルアドを相手に教えていたのは、当初、先方から防犯目的のため情報交換との申し入れだったが、やり取りの経緯で管理組合の無いこの建物を貴方が率先して警備して下さいと持ち掛けられ、対等な関係から様相が違ってきたので、途中でメールのやり取りをこちらが遮ったのだった。その頃、この建物付近に高校生がたむろするようになり、ヤンキーの大集合やら、一階エントランスの分厚いガラスが破られたりしていたのだった。
私のつもりとしては、一貫して管理人を通す、という考えで、家主の耳にも入れず、単に年若の者に解決させるというやり方には反対だ。

これらの件は、いずれもタイプが違うようで、意外な共通点に当たった。両者ともに近所に身の回りを世話する人が他に居てくれる点だ。上階住人の場合、恐らく夜勤の出勤後、代わって女が掃除しにやって来る雰囲気だ。同時にフラワーアレンジメントの仕事を兼ねているのかもしれない。
過去の年配男性については、ちょっと実家のウチの実兄と印象が重なる。両親がよく出入りし、年取っても大事にされるご長男さんといった感じだった。
思うに自分の世話してくれる人がいる人は、余計に望むものが多く、すぐに叶わない事柄については直近の他人に八つ当たりしがちなのではないか、と。



Deezerで音楽を聴くようになってからのほうが、ジャケを見つめる機会が多くなったような。ヤマハアプリは再生中に画面一杯にジャケを映し出す。裏ジャケは無いが。
けしてパッケージだからビジュアルが充実してるともいえないんだよね。Membranから出たマイルス・デイヴィスの廉価ボックスなど、箱ジャケも紙ケースも全ておんなじ写真。何十枚もあるだけにアルバム・タイトルだけを手掛かりに探すのは結構困難。

フォー・フレッシュメンのアルバムはどれがオリジナルやらコンピレーションやら区別が付いてないのだが、ストリーミング利用でスタッフ、ミュージシャンのクレジット情報が欲しいなら、ウィキペディアか当の公式サイトをチェックすればいいんだよね。
『First Affair』は、LPの取り扱いがあったようだからオリジナル盤だろう。1曲目からとっても洒落てるよ。ビーチボーイズのファンは、このハーモニー・グループをチェックしてるだろうか? ロックと仕切りを勝手に立てているとしたなら、真のロック好きとはいえないのでは?

悪気の無い音

june180606
FUJIFILM X-Pro2 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2018.06

今朝早くに、ドッカーンという大きな物音で目覚めた。ほらねぇ、また始まったよ。今回のは新たな音色。液体が入ったような大きな業務用のボトルを床に落としたような。いくら販売用の植物栽培してるからといって、こう満遍なく手が滑ったりするものかね? ドカドカ歩きのような、連続性のある騒音ではないから、こうした瞬間の音は録音準備もできない。
どうも微妙なやり口で階下に心理的圧迫をもたらしてきているとしか思えないが、どのみち状況があらかた判った以上、ウチとしては彼らが今後どうするのか静かに見届けるしかない。ビジネス・サイトの動きを度々チェックするようにしなければならないのが面倒。
管理人は一度会って"そんな人に見えない"と言ってたが、店子が家主に悪感情を出すわけがない。ぼくの感覚だと、初対面の人の性格を掴むまで、2週間はかかる。それも仕事等の共同作業付きで。

Alone But Not Alone

rose180605
Panasonic DMC-G8 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S 2018.05

ここ数日の件は、ちょっと腑に落ちない部分もあるが、いったん解決とみなして気を取り直してDeezerライフを楽しもう。なんだかんだいって自分は小さく落ち着ける人なのだ。
Deezerの巷の評判を調べると、曲数が少ないという感想を持つ人もいるけれど、ぼくには充分。まだ手持ちのCDとの照合は済んでないが、7割くらいはダブってるんじゃないか。DeezerはSpotifyやiTunesに比べてあまり国内に浸透しないかもしれないが、早めに向こう1年くらいかけて所有CDはネット上で捌いてしまおうと思う(なかなか売れないと思うが)。急な引っ越しがあれば、まとめて引き取ってもらうけど。



ロドニー・クロウェルは、ファースト・アルバムが大のお気に入りで、あと一枚見つけたいと時折試聴を進めるがなかなかピンとこなくて。『Life Is Messy』は、'90年代作品らしいが、終盤のファルセットの曲「Alone But Not Alone」が耳にとまった。アレンジ次第ではもっとAOR的なアプローチも出来そう。

例の件

管理人から例の件の処理返答があった。ちょっと意外な内容だった。上階住人(男性)によれば当時の仲介業者からアトリエ兼販売目的で借りられます、と了解もらって此処へ入居したという。現管理者&家主も前管理会社&前家主も全く知らぬまま、今の今まで見過ごされてきて、本人は悪気など一切無かったという。
「不動産関係に暗いので、よく分からないんですが、そんな事ってあり得るんですか?」とぼくが現管理人に訊くと、「稀ですが、賃貸物件だと、たまに新人社員が契約に漕ぎつけるために、口八丁でそういう口約束することがあるんです。もう既にその社員まで捕まえることも出来ませんし、本人さんは本当に全く悪気が無さそうで、問い詰めるつもりの構えの私も"アレッ"って感じでした」。

で、騒音については、これも全く意識的では無く、下の住人さんに申し訳なかった、重々謝っておいてくれ、とのこと。ヘエー、こちらの酷い咳が続いた時など、執拗に天井越しに足蹴りしてきたくせにぃー。俄かに信じがたいが、管理人は「たまに偶然が重なって誤解を生むことがあるんです。ぼくもそういう経験してきてます。よくあるんです。」
このへんはさすがに怪しいけどね。相方のレッスン担当の女との協調による小芝居も入ってると思う。あんなに金槌で暴れたんだから。でも管理人、「全く、そのようなことをする人に見えません」。

とにかく現実には、契約違反ではあるし、特にレッスンの形態など、大人数の出入りに管理人が難色を示したところ、当の住人は、レッスン・販売等は副業的にやっているもので、ほとんど収入という程には至らない実情なので、それらを合わせて方向性を考え直します、と答えたそうだ。なので、すぐに状況は動かないが、もう少し様子見ということで待って下さいとの、電話内容だった。

アニタの初期録音

上階住人の勝手なビジネスにもっと早く気づいてればよかった。気を遣って洗濯機や掃除機をかけてきたのがアホくさ。以前通り、普通の時間帯に生活音を出せばいい。
ある意味、いわゆる居住者同士の主観や感覚の違いから双方が争い続ける羽目に陥るよりも、こうして相手が契約違反してるとなると、こちらは追及するだけの立場が取れるから気が楽にはなった。
ただ管理人がうまく対処してくれるかだ。やっと連絡が取れ(ちょっとウチが焦れすぎただけかも)たが、「やんわり探ってみます」とか「まずは騒音問題の解消からですね」と答えるので、「いえ、ビジネス絡みの騒音となれば、即刻退去か、ビジネスを止めさせることからでしょう」と、こちらは強く意見するのだが、どうも穏便に済ませたいらしい。

管理人が捕まらない間、初めて9110にも電話相談した。急を要さない場合の番号だ。府警の担当者は、こうした近隣の騒音の件は山ほど聴かされてきているのが、先方の空気感で伝わってきた。「警察が立ち入りづらい難しい問題なんですよねぇ」と落ち着いた丁寧な口調。現場確認以外に、決め手となるのは、やはり録音物証だそうで、ふつう隣の壁越しの騒音録音なら分かるのだが、天井に向かってどうやって録ればいいのか? 指向性の高いマイクでも調達するか?

当のフラワーショップの教室日程をサイトで見て、週末に上階でこんなに人が集まるのか、とあらためて愕然。やかましいわけだワ。そして当の住人は、どうせ床に這ってウチの動静を窺ってる筈で、警察や管理人との通話を察知して、今は極端なくらいすっかり息を潜めている。しかしこれも3日か一週間くらい過ぎれば、また元通りドカドカやり出す。これまで同じパターンを繰り返してきた。
管理人は、上階住人が、ウチの頭上でわざと物を落下させる件について、「そんなことないでしょ、たまたま荷物を落としたくらいの偶然ですよー」と楽観するので、猛反発。なんだか、スリラー映画で、どこに縋っても取り合ってもらえない孤立無援状態の主人公になった気分。ただ、警察にも並行して相談した旨伝えると、ちょっと緊張したようだった。契約違反の住人に適切な対処しないとなれば、管理会社と住人の双方相手取り訴訟を起こせると警察から回答をもらっている。



どっちが本文だか分からないが、アニタ・オデイの初期録音集らしきアイテムを見つけた。これ、CD復刻は無かったのかな? 少なくともAmazonではストリーミングのフォーマットしか扱われていない。
アニタについては、ぼくは熱心に聴かないが、やはり初期の有名盤『アニタ・シングス・ザ・モスト』は好んできた。『アニタ・シングス・ザ・モスト』よりバラード分の多い本盤は、バッキングもしっとりと実に良い塩梅。

真相への怒り

以前から、ここに時折愚痴をこぼしてた上階住人のデカい足音をはじめとする騒音の悩みの件、偶然ネットで調べてある事実に気付いて驚いた。
住人は商売をやってるらしい。知らなかった。男女の連名でフラワー・アレンジメントの通販や指導をしてるらしい。ドアの開閉がバタバタと何度もうるさく、管理会社に苦情を入れたのが、そもそも上階住人から嫌がらせを受けるきっかけだったのだが、要するにあれは商売の邪魔をするな、という警告だったのだろうか?

自分はてっきり夜勤暮らしの独身男性が、鬱憤晴らしに階下に八つ当たりしてる程度だと思ってた。ある日中、うちが掃除機をかけていると、金槌だかトンカチらしきもので、床を叩いて暴れ回っているのが天井越しに響き渡り、それを機に、うちは記録メモを取り出し、どうやら上階住人は昼夜逆転で、昼間は寝ているらしいと分かったのだ。男女二人暮らしの様子は感じられなかった。

複数のサイトによると男女はともに関西の芸大卒で、女が主宰者、男が販売業者としての代表になっている。登録の店の住所記載に、マンション名が省略されているのは、居住区で勝手にビジネスをやってる後ろめたさの表れだろう。実際、1階ポストも部屋の表札にも店名が掲げられてもいない。近所は知らず、ネットでは広められている状況。そう、これは規約違反の筈なのだ。此処の集合住宅は1階全部がテナントで、2階以上は居住区という認識だ。

半年ほど前に変わった管理会社にこの事実を知ってるかメールで確認中だが、平日に終日電話が繋がらず、丸一日経っても私の長文に対して、いったん受け付けたとの返事も無い。確認保留でもいいから何かレスが欲しい。

近所のパン屋にも色々悩まされていたが、実はこれは自分の真下に入居したパン屋のことで、けっこう流行っているらしき店なので、このブログへの詳述は避けていたのだった。だから未明の業務用ミキサーの音は床越しに響き、まるで工場の屋根裏部屋みたいだと文句言って、家賃を下げさせたのだ。

思えば、上階住人への騒音苦情を新しい管理人にも申し入れた時、案外こちらの言い分だけ素直に信じて、即貼り紙対応してくれたのは、こちらが古参住人だからではなく、上階住人のビジネスの事情を知っていたからか?
とりあえず貼り紙以降、上階住人の平生の騒音は止んだ。が、まるで平日我慢してやってると言わんばかりに、今度は週末終日、家具の大移動の音に、強烈な足踏みが響き渡るようになり。
ここで初めて自分から直接、上階部屋のポストに短いダイレクトメッセージを思い切って投函してみた。"週末はあなただけのものではないです"と。余計揉めるだろうか? でもこんなの、最後は相手の受け取り方次第だ。

結果は裏目。上階男性は、月から木は夜8時に出掛け、翌朝の6時台まで戻ってこない筈が、職場が近いのか、自転車で真夜中に一時帰宅してくるようになった。そして、ふだん足音でかい癖に、この時はそーっと帰ってきて、私が居ると思しき部屋の場所を探り当て、真上で突然大きな物を一気に床に叩きつけて、天井越しに脅かしてくるようになった。もしかしてそれするためだけに帰ってきたの??

男は本来イラストレーター、女はフラワーアレンジメントの他に音楽教室をやってるらしい。男は夜勤勤めではなく、この女の所へ毎晩通っているだけなのだろうか。男の姿は、過去に私が部屋の階を間違えて鍵を開けようとし、そこで初めて出くわした。女の姿は一度きり、沢山の花を抱えて上がっていたのを見かけたが、その時はまだ商売の件は知らず。

女はフラワーアレンジメントのブログをやってて、記事を読んだ限りでは女のほうが話が通ずる気がしたので、相方男性との関係と騒音に関する秘密コメントを投稿してみた。秘密扱いにしたのは一応恥かかせないためだ。すると翌日にはレス無いまま、削除され、ブロックまでされてしまった。これは二人ともグルだ。
これでは一個人の鬱憤晴らしのような階下へのいやがらせは、商売拡大のための計画的な嫌がらせだったのではないかとも思えてくる。古参の一般住人を追い出して、常時集客しやすい環境にしてしまえばこちらのものだという事なのか?

現管理会社と連絡が取れないので、うろたえて前の会社に電話してみたところ、案の定けんもほろろだったが、今そちらに管理会社は無いですよ、と言われた。どういうこと?と問い詰めたかったが、さっさと切り上げられてしまった。
このままでは管理者側が、上階住人を規約違反とみなすどころか、目先の家賃収入にとらわれて何の対処もしない可能性も出てくる。
上階の、思えば、しきりに家具を動かすような音は、住居から商売仕様へのセッティング転換であり、確かに植物を栽培してるフシもある。上階のエレベーター出口の床には泥土で汚れており、部屋のベランダには生花店のような瀟洒なひさしが掛けてある。男にしては・・・、とずっと思っていたのだ。やっと合点がいった。
早朝や深夜の男の絶叫は・・・? 仮に勤務後のハイテンションだからといって、あそこまで奇声を発するだろうか。植物は一体何育ててる・・・・?といった疑念がどんどん渦巻いてしまうのだ。

Pagination

Utility

別宅のご案内

sake moge Flickr(オリジナル写真集)                   ●手さぐりのリボン結び(オリジナル楽曲集)

プロフィール

 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

月別アーカイブ

全記事(数)表示

全タイトルを表示