Pressentimento

momiji171128
Panasonic DMC-G8 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 2017.11

四天王寺の本坊庭園(有料)に立ち寄って紅葉を楽しんだ。抹茶を久しぶりにいただきたくなったが、作法をすっかり忘れてしまったのでやめた。
光の採り入れ具合ばかり気にして、主役に当てたモミジが綻んでいたのに気づいたのは、帰宅してPCモニターで確認してから。ま、これもアリか。

画像のみ
os171129

アルバム全体が好きになれる作品を探していますが、全体の雰囲気が良くても、やっぱりこの1曲というのが見つからないと、楽しめないんですよね。構成力ばかり気にしても仕方がない。
オス・カリオカスは、1963年『Bossa Dos Cariocas』が、爆発的エネルギーが漲る名録音で、現在、廃盤中のようで是非とも格安リイシューを願いたいところ。
上記画像など後年のアルバムも幾つか試聴したが、録音・発声の魅力は'60年代には微妙に適わないかなと思うが、曲そのものが良いと、やはりハーモニーが自然と馴染んできます。プレイリストへ登録。

https://youtu.be/CzlLb3gVC0A

古典を踏襲した良作

ninfu171127
FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF2 R WR 2017.11

BS日テレ放送の映画『パニック・トレイン』を鑑賞。低予算のB級映画らしいのだが、丁寧な作りで楽しめた。以下ネタバレあり。



エンドロールに複数の日本人がプロデューサーにクレジットされてた。ヒッチコックのファンだろうか。まさに古典スリラーを踏襲したような手堅さ。
主演のダグレイ・スコットがまた、ジェームズ・ステュアートほどの二枚目とはいかずとも、子供を愛するパパとして共感得やすいエモーショナルな演技が適役だ。

乗客の中にあたかも共犯がいるかのような思わせぶりの序盤、列車の激しい警笛とスピード・アップにより、運転席を乗っ取り、巻き添え自殺?を図る単独犯の仕業とわかるが、その姿は最後まで見せず。全編、カメラは車内をほぼ密室のごとく捉え、踏切事故など衝撃を加えながら乗客たちの心理の動きを描いていく。

今は携帯電話で外部とのコンタクトが可能なだけ、警察の対応などのシーンに説明不足を感じる人もいるかもしれない。昔の人が観たら、きっと飛び上がって恐怖に陥れられたと思いますよ。

買いたいリマスター

FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF1.4 R 2017.11
midosuji171124こないだの散歩会は、参加人数が25名近くと、撮り歩きにはちょっと大人数だったので、次回以降私は補欠扱いで結構、という旨を伝えておいた。若い人や遠方(シンガポールからも)の人を優先してあげて、自分は後回しでいいですよと。
何より、ハイアマチュアのご常連さん方が、ごく内輪で回りたいと思ってそうな空気を感じ取らざるを得ない。でも、外国人の声掛けの下に皆集まってきてるから、表立って意見できない、といったところなのだろう。このへんがオフ会(?)の良し悪しで、きちんと参加費払ってワークショップを受けるほうが、平らに扱ってもらえるだけかえって気楽かなと思う。

ヴォーリズ建築の装飾でも撮ってみるか、と大丸心斎橋店を訪れると、よりによって改修工事真っ最中。そういえばこないだも工事してたっけ。当てもなく御堂筋を歩くと、イルミネーションが点き、ブランドショップのウィンドウは何処も綺麗。フォギー・フィルターが久々に活躍。

  

まりやさんの『REQUEST』のリマスター、出たんだね。いつもなら購入報告するところだが、今年はちょっとリマスタ盤まで贅沢できない。ストリーミングで試聴できればいいんだが。買う人は絶対買うんだから。
この前作『Variety』も、先にリマスタ発売されてたけど、レビューの中で、音が硬くなったといった意見を見たもので、無理やり見送ったのだが、この2枚はいずれ欲しい。
諦めるには、せいぜいボートラのカラオケなどがシャッフル再生に邪魔と、ケチつけるしかない。今の音で聴き返したいものだ。

Easy Target

park171123
Panasonic DMC-G8 LUMIX G VARIO 7-14mm F4.0 2017.11

こないだのカメラ散歩後、SNS上で皆さんの写真を拝見したが上手いワ。光と影の扱いを分かってらっしゃる。自分の場合、被写体そのものが誰が見ても美しいもの・カッコ良さげなものを選ぶことから始まるのだが、上手い人は、ただの通りすがりの人をシルエットにして背景とのコントラストを醸し出す。なかなかその域まで行けないね。



いつのまにかSpotifyのアルバム登録に入れてたブラジルの1970年代生まれというシンガー・ソングライター、パウロ・ムニツの2007年作。
カエターノ・ヴェローゾのヴォーカルが好きな人ならすんなり聴けるでしょう。こちらの彼のほうがより素直な歌い口でスムーズに聴こえるほどだ。ストリーミングではこの一枚のみリスニング可。一通り聴いただけだが、正統派のボッサ・ノーヴァを継承した作曲で、アレンジ・パフォーマンスともにナチュラル。10年後の現在は、さらに渋味も得ていることだろう。

https://youtu.be/epcxWbQmR94

小春に捧ぐ?

sanpo171121
Panasonic DMC-G8 LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 2017.11

中島さんの新譜『相聞』が今日発売なんだけど、事前にFMなどで数曲を先行試聴して、かなりアクの強そうな音だったので、買うのは保留。かつては毎作フラゲしてたほどだったのだが。
全体的にロックサウンド傾向みたいだが、欧米のようにポップス~ロックへと発展したものでなく、彼女の場合あくまでフォークをロック仕立てにした作曲で、いわば言葉に単旋律を乗せたもの・あるいは手癖でギターをかき鳴らして言葉と旋律を同時に作る、といった手法だと思う。
彼女のロック曲は、ちょっとブリッジの印象が弱い。サビはシンプルなコードでいいから、ブリッジ部分は、ちょっとハーモニーに凝っててもいいんじゃないかな。例えば、ある持続音の下にコードチェンジをしていくなどの発想が、彼女にはほとんどなく、アレンジャーが曲の展開の合間に、そうした遊びを加えるといった程度のもので、原曲者自体にその発想があるかないかで、楽曲の構想も大きく変わるのだろうと思う。

唯一、ナイアガラ・サウンド調のアレンジが施された(5)「移動性低気圧」だけ、ダウンロードしようかな。あとは(8)「アリア」かな。興味深い歌詞のほうは、歌詞ネットで全曲鑑賞させてもらった。いずれも唸らされるが、過日の『やすらぎの郷』ドラマを受けて、劇中の感動エピソードに登場した、冨士眞奈美演じる、周囲に嫌われニューヨークに発ち、挫折して帰国した犬山小春に捧げたような曲が散見される。
特に(2)「小春日和」、(3)「マンハッタン ナイト ライン」など、シチュエーションが合いそうなのだ。

【悪気だけでは生きてゆけないものよ
親切だけで生きてはゆけないように
何も何も頼らなければ
あなたを傷つけはしなかったのに
(中略)

二度と誰をも泣かせない 誓うために訪ねて来ただけよ
小春日和を探しています 小春日和を探しています
嘘のぬくもり探しています】
(中島みゆき「小春日和」より引用)

【マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン
逃げ帰る故郷など とうに無い

急ぎ足で追い抜いて 早口でリエゾンする
この街の人々は 気が良くて 気が多い

たぶん何か話した たぶん何か笑った
それなのに誰ひとり会わなかった気がする】
(中島みゆき「マンハッタン ナイト ライン」より引用)

ボッサ・ディズニー

eric171121
FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF1.4 R 2017.11

先日のカメラ散歩のコースは、一応かつて一通り撮り歩き、LINEが無くても迷子になる心配も無い慣れた地域だったが、天王寺七坂めぐりの途中、一つだけ初めて訪れた場所があった。
お寺の墓地にカメラぶらさげてゾロゾロ入ってええんかいな、と思いつつ付いて行くと、"清水の舞台"と書かれた眺望台が現れた。へぇ、こんなところが! 短期滞在の外国人が、なんでこんな処まで知ってるの??



CDのみの時代だとなかなか手が出そうに無いオムニバスやらコンピレーションなどの試聴が叶うのがストリーミングの良いところ。ディズニー映画の挿入歌など、ボッサ・リズムで歌ったアーティスト達のトラック集。

特に(1)「ビビディ・バビディ・ブー」をリアレンジで歌うジョイスについては、長年、試聴してみては、その才女ぶりに気軽に聴く事が出来ないでいたが、これで一気に身近に感じた。ただ、あと1曲歌った「星に願いを」のほうは、今一つ受け付けず。ここに彼女に惚れ込めない、ぼくなりの訳がありそうです。ひたむきだが、魅力を感じ取りづらいセミ・クラシック志向の女性ヴォーカルのように聴こえる。やはりブラジルならではの上下行の強い旋律とリズムの躍動感が彼女にはフィットしていると思う。

https://youtu.be/_V2MT9Ba8lY

Oh Yeah, Maybe Baby

eric171118
Panasonic DMC-G8 LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 2017.11

日本贔屓のカナダ人が主宰するカメラ散歩の集まりに初参加。SNSを通じての直接出会いは初めて。半年前にもお誘いもらったけど、花粉症なのと、写真始めて間が無かったので見送ったのだった。結局、半年経ってもレベルは変わらないので今回トライ。やはり皆さん年季が入っていて、自分だけ場違いな気がしたが、何人かの人と少し製品の情報交換もできた。生ライカも見れた。
こういうイベントだから、「皆さん、はぐれた時のためにLINEに登録してください! まだ登録してない人がいるようです」と呼び掛けていたが、携帯持ってませんと申し出た時の皆さんの大きなリアクションが想像つくので、言いそびれてしまった。



以前、記事にしたローラ・ニーロの2枚組ライヴ『ザ・ルームズ・ディザイアー』は、当時ストリーミング・サービスのラインナップに無かったが、現在はSpotifyにて可能。iTunesもいけると思いますよ。手持ちのローラはこれと、スタジオ録音のカヴァー集『ゴナ・テイク・ア・ミラクル』のみ。
本ライヴのオープニング、ザ・クリスタルズのカヴァー「Oh Yeah, Maybe Baby」、いいよ。彼女は都会のクールなセンスのイメージが強いが、聴くほどに母性的な味わいが広がりをみせていく。

ポール・ウィンター・ミーツ

momiji171116
Panasonic DMC-G8 LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH. 2017.11

ウチのベランダの真下の駐車場での、パン職人の喫煙は強制的に止めさせる事ができないそうなので、結局こちらが妥協して、洗濯物は部屋干し中心に変えた。せめて夜から朝にかけて外に干しっぱなしにしたいところだが、朝5時台からもう階下でスパスパやってるから、直前に起きて取り込めない。このために乾燥機を買ってまで、ってのも口惜しいし。

上階の足音の件は、やっと治まった。管理会社からの貼り紙程度じゃ効果無いから、おたくの生活時間帯は把握してるよ、よって留守時間帯もね、と暗に知らせるための、あるサインを送ってみたら、少し効いたみたい。一人暮らしの盲点だね。



ポール・ウィンター・セクステット『ジャズ・ミーツ・ザ・ボサノヴァ』。これもLP盤で聴くと、コンガの抜けが気持ち良さそう。ソニーの紙ジャケ再発時の宣伝によれば、
【若手有望株として売り出し中だったポール・ウィンターが、アメリカ国務省の音楽文化交流使節としてブラジルを訪れ、そこで新しい音楽「ボサノヴァ」と出会い圧倒的な衝撃を受けて帰国したのち、その興奮冷めやらぬまま一気に録音したといういわくつきの1枚。より内省的で純文学的なボサノヴァ作品を生み出していくその後のキャリアの契機となった記念碑的作品。本作ではブラジル音楽との出会いに対する初々しい喜びに溢れ、軽やかに踊るようなジャズ・サンバのリズムを聴かせている。1962年作品。】

ディスコグラフィを把握していないが、後に"より内省的で純文学的なボサノヴァ"に取り組んだのが、カルロス・リラとの共同アルバムあたりか。となると、この盤が最も絢爛たるラテン・ジャズの爆発的瞬間を記録した作品にあたるのだろうか。

止まらないフォー・フレッシュメン

spiral171114
Panasonic DMC-G8 LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH. 2017.11

オーストラリアでの郵便投票による同性婚の可否について、多数支持により年内実現を目指すそうです。めでたいね(それでも、まだ3割不支持なのか) 。アイルランドなんてあんな小さい、敬虔なカトリック国なのに、あんなに早くに賛成されて、ぼくはアイルランドを直に旅したけど、ほんとド田舎だよ。家族愛の思想からだろうか。台湾も進んでるし、もはや島国=閉鎖社会なんて当てはまるのは、某国だけ?

ぼくはリアルでこの関連の話題をしたことがあまり無いんですが、かつてバンドを一緒にやって、後に音楽バーを立ち上げた男友達のマスターが、接客中、新顔の客に、かつて僕らの共通のバンド仲間で、楽器担当の奴にゲイ疑惑があったと、笑い話のネタに喋り出した。
「なっ?」と同調を求めるかのように、マスターはぼくに振ってきたのだが、今は付き合いが無いとはいえ、お互い関わった仲間のことを他人に軽口で話題にするシチュエーションにどうも居たたまれず、ムッとしてた。その後にマスターから不快にさせたと詫びメールが届いた。「ぼくは君のようにフラットに物事を見ることができないから」と。

いや、別に受け入れられない事も、その人の自由なんだからいいんじゃないの? ただ、アンタに初めてギター講師の口をくれたのは彼でしょうが。結局、ビジネス上で折り合わなくなり、袂をわけたとしても、相手をホモと馬鹿にしつつ、ご自分はその後も、資格もキャリアも無いまま、ちゃっかりギター講師の肩書きだけは使い回して(拍子の違いも分からずに!)、いい気なもんだと、ちょっと思ったね。

マスターは来店する若い女性で、化粧が濃い子には、「もっと薄いほうがいい」と言うんだと。ぼくに言わせれば、それ気持ち悪い。付き合う相手にだけ言えば?と思う。
こないだの倉本ドラマで、「君の化粧を施さない、深い皺こそが女性の美しさなんだ」という女性の本質を見出だす男の純なシーンが繰り返し描かれたが、そんなの人それぞれじゃない? 認知症予防に化粧やおしゃれを促進する日を設ける施設があると、現実に観たことがあるし、高齢者ドラマだと、尚更いろんな観点があった筈なのに、押しつけがましかったねぇ。持ってた理論社の倉本全集、全部捨てたくなったわ。



フォー・フレッシュメンは、録音点数が膨大なので、2枚組コンピだけ買って締めようかと計画していたが、一枚モノのオリジナル盤を試聴すれば、コンピに入ってない名唱がザクザク出てくる。ブライアン・ウィルソンは、このグループから影響を受けたらしいが、オリジナルの新しいポップスの生産を強いられたビーチボーイズより、フォー・フレッシュメンのスタンダードの山を聴き漁るほうが、今のぼくには充実している。これは、コンピから入るかバラから入るか、悩みますねぇ。

▼Polka Dots and Moonbeams
https://youtu.be/Z6nnlRdPSf8

ザ・メッセージ

tuwabuki
Panasonic DMC-G8 LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 2017.11

パナのカメラはG8を使って一年足らずだが、もう後継機のG9が出るらしい。東京オリンピックを意識してか、連写機能を強化した動体に強いモデルを各メーカーは出してきてるらしい。まぁ、スペックを見てもさっぱり解ってないロー・アマチュアのぼくには、買い換える必要は無いが、それでも新機種を一応チェックしてしまうのは、手持ちレンズが上位ボディによって、より活かされるからなんだよね。
こないだ初めてカレンダー作ってみたけど、音楽蒐集と似た感覚だなと思った。モニターで画像を眺めるに留めることもできるが、やはりプリントで感触を確かめたくなる。音源も、よりしっかりしたアンプとスピーカーで実感したいように。



私的ボッサ・ノーヴァ探訪は、元はジャズ歌手イーディー・ゴーメが出発点でした。彼女がアルバム『Blame It on the Bossa Nova』でスタンダードをボッサ・アレンジで歌うほか、英語で歌ったボッサ・ノーヴァについては元歌など検索していたわけですが、収録のうち『The Message』の原曲名、あるいは他アーティストのパフォーマンスが全く見つけられずにいたのでした。

そんな頃、Spotifyで保存溜めしていたカルロス・リラの1960年頃の2イン1コンピを再生したところ、偶然聴くことができた。ポルトガル語で「Caminho do Adeus」というタイトルだった。さらにネット上でこのタイトルで他を当たってみても、カルロス・リラ以外はヒットしないのだ。とてもいい曲なのに、今では忘れられているんでしょうか。

https://youtu.be/cXnOHVr1zrg

底抜けアルシオーネ

FUJIFILM X-Pro2 XF16mmF1.4 R WR 2017.11
namihaya171110大阪港第三突堤まで徒歩で行ってみた。釣り人たちの後ろを通りすがっていくと、巨大なうねりの"なみはや大橋"の真下に居た。この橋、徒歩でも渡れるらしいが、怖そう。ネット画像で確認する限りでは、フェンスは普通の橋と同じ高さのようです。

▼全曲一部試聴可
 

先日のコメントでお勧めいただいたシャーデーの試聴を始めた途端、Spotifyの無料時間がブチッと切れた。有料手続をし直すタイミングで、コメンターさんのブログ記事を久々に拝読し、評価の高いアルシオーネを試聴したところ、良い意味で笑いが込み上げるほど明るいサンバが楽しめた。

なんか、アフリカから受け継がれた民族性やら、カリプソとの親和性やら、連想してみたが、本場の人は、そんなこと何も考えずに楽しめるんでしょう。
アルシオーネの肝の据わったヴォーカルは、セリア・クルースなどイメージが繋がる。セリアの後期まではちょっと手が伸びないぼくは、余力あれば是非とも本作など入手してちゃんと聴きたいもの。ジャケもいいワ。'70年代フィリップス録音の艶やかな感触もたまりません。

そういえばむかし、適齢期を過ぎ、親からさんざん愚痴られ実家を飛び出し、ラテン地域に宛てもなく飛んで、思いもよらず現地のスター歌手になっちゃった日本人女性がTV出演されてたけど、今も活躍してるんでしょうか。一時帰国の姿からは、独身の肩身狭さなど微塵も感じさせませんでした。

メアリー・シングス・ジミー・マッカーシー

dahlia171104
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.10

11月10日発売のメアリー・ブラックの新譜、『Mary Black Sings Jimmy MacCarthy』を早速Spotifyで聴きました。まさか年内にもう一度、メアリーの記事を書く機会ができるとはね。
内容は、これまでに取り上げた「ノー・フロンティアーズ」「窓辺のアダム」など、オリジナル録音に、新録と過去のTV出演時においての、作者ジミーとの共演曲が半々の構成。

聴く前から了解していたことだが、かつての名録音から数十年、声質のギャップが長年のファンには少々辛い。が、彼女が声が出づらくなった今なお、歌いたい歌い方の表現というものが、非常にわかりやすい形で届いているとも受け取れる。とてもメッセージ性の強い歌い口なのだ。若い時から、彼女の中では実は感覚的に唱法は変えておらず、声の美しさとメロディアスな選曲に、こちらが表面的に聞き流していたということなのだろうか、ともふと考えた。
アルバム全体の流れのバランスは、とてもいい。ジミーは、ほんと優秀なソングライターだ。

ゆうべ「ウーマンズ・ハート」をブラック・ファミリー総出演で歌う直近の映像を観た。さすがに皆、歳とったねぇ。でもあんなふうに、遠く離れて暮らしながらでも、たびたび集って歌える兄妹は幸せだ。

▼全曲一部試聴可能

来年のカレンダー

  • 2017/11/09 00:00
  • Category: Myself
2018caleall

富士フイルムのプリントサービスを利用して、2018年卓上カレンダーを2種ほど作ってみました。
この夏には、誕生月に送信されてきたクーポンを使って、初めて自分で撮った写真をパネルに。パネルはもっと作りたいけれど、お値段と飾る場所がねぇ、と思っていたところへ、卓上カレンダーなら割引利用で1500円程度ということで、この1年間の撮影画像からチョイスしてみた。なかなか楽しい作業だった。他のユーザーならもっとファミリーっぽい雰囲気のカレンダーになるんでしょう。

出来上がりを早速確認した感想としては、ふだん手元で試しにプリントしたこともないせいか、露出や色味の補正加減に若干戸惑いがありました。特に明るさについてはPCのモニターの輝度に慣れたせいだと思うので、本来こんなものかな、と感じているところ。

2種類の卓上カレンダーは、植物オンリーとその他の写真集に分けました。サイズが小さいため、あまり込み入ってない構図の画像を選んだ。まずはその他集をご参考までに。たまにエキストラの他人様が写り込んでますが、遠目ということでご容赦を。

From Paris to Rio

wine171106
FUJIFILM X-Pro2 Lensbaby Composer Pro II with Sweet 50 50mm F2.5 2017.11

カーリン・アリソンというシンガーを初めて聴いた。グラミー・ノミネートの実力派だそうです。



動機は、やはりボッサ・ノーヴァ。ジョアン・ジルベルトの歌唱で親しんだ「O Barquinho」を検索、他の様々な歌手で連続試聴。ナラ・レオンは手が伸びそうで、ちょっと趣味が違うなぁと思いながら、次に出てきたのが彼女。
ちょうどこの曲、「男と女」と雰囲気似てない?など思っていたところ、収録アルバムもいかにもなタイトルで、これはいけるかもと一通り聴いてみた。

声質は一言で表すならハスキー&キュートといったところか。フレンチらしいデカダンスも表現しつつ、よく弾んで本質的に歌うたいの明るさを持ってる人みたいだ。大好きなアコもフィーチャーされてるし、ハリス・アレクシーウが歌ってた曲も取り上げてる。ラストは映画『ニュー・シネマ・パラダイス』のモリコーネ作品に英詞を付けたもの。

▼O Barquinho
https://youtu.be/jRoRiCLve_c

Our Day Will Come

pond171104
FUJIFILM X-Pro2 Lensbaby Composer Pro II with Sweet 50 50mm F2.5 2017.10

欧米のショービズ界で告発が続いていますが、一般職でもああいうパワハラ&セクハラの被害訴えが忌憚なく出来る動きがあればいいのにね。
業務分掌が決まり、席替えが済んだばかりのころ、何故か上司からある日、ぼくだけ再び席移動させられ困惑。デスクの片付けの時間さえも勿体ないくらい忙しいのに、と愚痴ってたら、別のイヤミな上司がしたり顔でにじり寄ってきて、「おまえ、なんで席替えさせられたか知ってるか? あの娘(後輩女性)と喋っとったからやぞ」と耳打ちされ。「えっ!? 仕事の話してただけですよ!」と驚いて返すと、「そんなん、関係あらへんあらへん」だって。あらたな席は、その彼女から一番遠いところ。
後に、そのご執心の上司からセクハラを受けていると、後輩女性から相談を受け、その対処にも苦慮するという・・・。これは難しかった。
そういえば何年前だったか、京都の私大で、天下りの年配男性職員に付きまとわれた女性職員から相談受けた中堅の男性職員が、介入し、その年配者と話し合った後、襲撃され殺害されてしまった事件があったね。我が事のように身震いしたものだった。



先日のルビー・アンド・ザ・ロマンティックス、2枚組ベストも試聴したら、もう大ハマリ。とうに知ってた御仁は何を今更、てなところでしょう。遅れを取り返すようにヘビロテしたい。オリジナル・アルバムも可能な限り集めたいもの。キレッキレのソウル・シンガーの歌い口が苦手な自分が探していた、スウィートな包容力。

https://youtu.be/qw9RVjEN9OI

シーズン6、無期限制作中止

port171102
Panasonic DMC-G8 LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 2017.09

ええっ、『ハウス・オブ・カード』シーズン6は、撮影中止なの? 来シーズンをもって、という発表だったはずなのに。どうやらケヴィン・スペイシーのセクハラの別件が、続々出てきているらしい。それを受けての完全打ち切り再発表。

芸能ニュースをここで扱うのは主旨では無いのだが、毎シーズン楽しみにしてきた身としては残念でしょうがない。あのスペイシー氏の世にも珍妙な謝罪文、"古い出来事だから"じゃなく、"思い当りが多すぎて"いつ・だれのことだったか分からなかったということだったのか? 一人ずつ、個別に謝ってたらキリがないわけだ。

拙宅において、先日触れた時点では、アンソニー・ラップ氏の件のみの発覚後で、あえてLGBT等の単語を使用せずに、本質的な問題点を挙げたつもりだった。著名人のコメントでは、映画『キャロル』の脚本家、フィリス・ナジーのコメントなど印象強い。ケヴィンに対し、【「(謝罪文を)書き直して。『ごめんなさい。わたしのしたことはぞっとするようなことで、ゲイ男性であることとはまったく関係がなく、権力の濫用と大いに関係があります』と」】。

けして件数の問題ではないが、ここまで過去件の暴露なり、『ハウス・オブ・カード』の現場スタッフからも漏れ聞こえるとなると、ほとんどワインスタイン氏と変わらないという、いろんな意味での説得力をもたらしつつある。少数者が彼らのために心を痛めようもないわけだ。

今回の打ち切り決定、オリジナルの英国ドラマは未見だが、ラストは主人公が失墜する様を描いていたんじゃ? あまりに地で行くようで、笑うに笑えないと、苦渋の決断だったか。

(追記、久々に映画情報を調べていたら、『スリー・ビルボード』が面白そう。日本公開を楽しみにしよう。)

アメリカン・ポップスとボッサ・ノーヴァ

cosmos171025
FUJIFILM X-Pro2 XF10-24mmF4 R OIS 2017.10

いつかはやらかすだろうと思っていた、バッテリー忘れを先日やらかした。なぜ撮影地に着いてから、そういえば充電したバッテリーはカメラに戻した?と気づくのか。まぁ、一駅ぶんだけのダメージだったが。三脚まで用意してアホみたい。
御覧の通り、台風後のコスモスはなぎ倒し。その中で一輪だけ空に向いていたのが撮れた。



ルビー・アンド・ザ・ロマンティックスという女性リード・ヴォーカルに男性のハーモニー・グループ。R&Bというより'60年代アメリカン・ポップス寄り。ソフトなリード・ヴォーカルと、ハーモニーを活かした、隙間アレンジが好感。BGMに良いという言い方は好きじゃないもので、ボーッと聴くことも出来るし、また、耳をじっくり傾けるのも良し、といった感じでしょうか。
'60年代は、ボッサ・ノーヴァの隆盛にともない、アメリカン・ポップスにも取り入れられた。その影響が本作にもみてとれる。このアルバムを聴いてると、逆にブラジルへとフィード・バックされたポップス・カヴァーがあれば聴いてみたいと思った。ボッサ・ノーヴァのポテンシャルがそこここに潜んでいるようです。

▼The Masquerade Is Over
https://youtu.be/J1T3ZJUcMRE

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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