男声4人のボッサ

kao170818
FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF1.4 R 2017.08

錦織選手の手首、練習中に"ポンッ"という音がしたんだってね。ふつうに暮らしていると、そんなケガしないよね。痛そう。テニスは欧米の優雅なスポーツにみえるが本当にハードなんだ。
今大会は杉田選手が健闘しました。ラリーでの粘りが頼もしい。ゆうべのディミトロフにはほぼ完敗だったが。



こちらもボッサ・ノーヴァでは定番なのでしょう。オス・カリオカスの『A Bossa Dos Cariocas』(1963)。
男声4人のハーモニー・グループにあまり関心が無かったため、試聴を先送りしていた。名曲がコンパイルされたような選曲は、素朴で暖かいパフォーマンス、たぶん聴き込むほど手の込んだアレンジのヴァリエーションに気づかされることだろう。

ときにフォーキーに、アカペラでは聖歌をイメージさせたり、いわばボッサ・ノーヴァはあらゆる音楽とクロスしうることを、このアルバム、このグループは教えてくれている。

https://youtu.be/VXRPGZrPIsw

国境またぎのスリラー

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Panasonic DMC-G8 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 2017.08

ネトフリ加入。北欧ドラマのリメイク作『ザ・ブリッジ ~国境に潜む闇』を視聴。アメリカとメキシコを結ぶ国境の高速道路上で、一人の女性の遺体が国境をまたいで横たえていた。両国協力のもと、遺体を運ぶ瞬間、上半身と下半身が真っ二つに斬られているのが判明。そのうえ、脱衣すると上下の体は白人とラテン人の別物だった・・・。

オリジナルの北欧作品は未見。ほとんど一気に第1シーズンの最終エピ近くまで観た。衝撃的な遺体遺棄シーンに始まり、1.2エピソードでほぼ視聴者の欲求を掴むスピーディーな運びに感心する。編集もきっと巧いんだろうね。
事件の真相が、主役に絡んでいるため、直ぐに核心に辿り着かぬよう遠回りさせる展開に、幾分ぎこちなさを感じつつも、エンタメと割り切れば、まずまず面白い。
特にキャスティングが、リメイクとあって力を入れたようで、各人よく合っている。女性刑事ソニアの上司役を演じたテッド・レヴィンが、あの『羊たちの沈黙』の殺人犯と同一の人だと気づくのに時間がかかった。いい役者。
中年男性刑事役のメキシコ人俳優デミアン・ビチルは、ここで初めてお目にかかるが、老成されない未熟さを抱えた男の色気の塩梅が似合っていて好感。第2シーズンで打ち切りらしいが。

今季欠場

abiko170806
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.08

残念なネットニュースを見かけてしまった。錦織選手が今季いっぱい欠場。現在、開幕中のシンシナティの会場入り後、練習中に手首の激痛でうずくまるほどだったと。
先日、戦術についての打ち合わせがチームで欠如しているのではないか、と推測していたのだけど、手首の件、だましだまし続けてはみたものの、という事情だったのだろうか。彼は、わりと素で喋る感じの人なので、大丈夫ですと答え続けていたものだから、本人もその頃はまだいけると思っていたのかもしれない。

ひそかに応援を続けて、初めての長期欠場。デビスカップも無理か。この欠場ニュース、まだテニス365では出てないですね。

リラの名曲

hankai170814
FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF1.4 R 2017.08

阪堺電車。なけなしのプラットフォームは、電車が来るからと後ずさりし過ぎると、背後に来た車にはねられます。路線はこの上町線に、もう一本、阪堺線があるのですが、そちらにはプラットフォームさえ存在しない駅があると、最近知った。駅が無い!と探し回っていたら、交差点手前の電柱に"のりば"の赤い看板がくくりつけられているだけだった。

キヤノンの新商品のレビューが出始めたのでチェックしているのだけど、アマの作例も様々で判断つきかねるが、手持ちで十分だと思った。初めてのフルサイズだからといって、エントリー機に手を出して画質に感動できなければ意味が無い。それ以前、もしもお金があったとして3機目購入したところで、自分の頭が操作面で対応できない。今でもフジとパナを取り換える度、(ええと、どこ押すんだっけ?)と戸惑っているくらいだから。



ポール・ウィンター&カルロス・リラの1964年アルバムをSpotify試聴。この作品はボッサ・ノーヴァでは知られているので過去に試聴したはずだったが、その時は素通りしてしまったみたい。
Amazonレビューを参考にしたところ、全曲リラのペンによる。おなじみセルジオ・メンデスの控え目なピアノのサポートにウィンターのサックス・ソロも味わえる。リズム・セクションは当時ならではの泣き別れ録音。

カルロス・リラのヴォーカルは素朴かつ品のある歌い口で、ボッサ・ノーヴァの理想形だ。ただ、半数以上の楽曲に馴染みが無く、この声でジョビンなども聴きたいなと聴き流していると、終盤、ジョアン・ジルベルトの演奏でよく聴いた「Coisa Mais Linda」が流れてきた。モライスとの共作。美しい曲。

https://youtu.be/CXfgZx0fd_Q

ロシュフォール幻想?

toro170811
Panasonic DMC-G8 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 2017.08

お試し用の現像ソフトでフォーカスした灯籠だけ明かりを強調してみた。こんなことも出来るんですね。逆に、消したい異物など、背景色を自動判断しながら消去してくれたりもする。便利なものだ。
ただ、よく夜景など風景写真でHDRソフトを使ったのを見かけるが、あれはやりすぎるとギトギトのCGみたいにケバくなるから考えもの。現場で撮った像を活かす程度の加工に抑えないと、コンピュータ塗り絵になってしまう。

前々回記事でお話ししたセルジオ・メンデス&ボッサ・リオのコーラス抜きインスト・アルバム『イパネマの娘』を中古CD入手。ずっとマケプレで値が1200円台で、(中古のクセに高いなぁ、いっそリマスタLPにするか)と思案していたところへ、500円台の出品があり即クリック。しかし、ジャケ無しの但し書きを見落としていた。安いからまぁいいか。

ipanema170812

めったにヴォーカル以外を購入しない自分が、本作に惚れたのは、紛れもなく演奏のムードが良いと感じたからなのだが、今思えば、ミシェル・ルグラン全作曲の映画『ロシュフォールの恋人たち』のサントラを想起させるものがあったようなのだ。
でも、ジャズ・ボッサの曲は『ロシュフォール』には登場しなかったはず。同じフィリップス録音だから感触が似ているのか。特にトラック(1)「Ela é carioca」など、聴きまごう感覚に。

https://youtu.be/W9b0Uq1ut2k

本人次第なのか?

▼四天王寺 万灯供養
manto
Panasonic DMC-G8 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 2017.08

ゆうべ四天王寺を訪れてみました。向かう電車に乗る直前、ハンカチを忘れた事に気づいたが、まぁいいか少し寄って撮らせてもらうだけだから、と。しかし、壮観なローソクの並びにすぐさま汗だくに。それにしてもこの界隈は、何を撮ってもハルカスが写り込みますね。

ロジャーズ・カップの錦織選手の対モンフィス戦、残念な結果だった。このところの成績に、前回の若手ズベレフ戦の敗戦後とあって、何かと囁かれがちだっただけに、跳ね返して欲しかったが。特に国内で彼に対して手厳しいのは、試合時間がライヴ観戦がきつい時刻ばかりなだけ、眠気をこらえて応援した人達にとって、やるせない思いになってしまうのだ。かくいうぼくも、これだけポイント先行していたら大丈夫だろう、とタカをくくりつつ、いやいやまだ分からないな、と見守っていたら・・・。
ただ、今回の敗戦後、フェデラーのインタビューなど見ると、強い風でかなりやりにくそうだし、ズベレフは破竹の勢いだったり、と本人以外の状況なども重なってはいる。

プライベートの影響が、あれほどの実力を持つ選手に及ぼすだろうか? 関係ないと断言するのは、WOWOWテニスサイトでの試合リポートでお目にかかる武田氏だ。この方、かつてWOWOWサイトと、最近のネガティヴな一連報道に際し、スポーツ紙のインタビューにおいても、コーチの変更を勧める発言をしている。
確かに個人種目は、舞台に立つ当人ばかりが注視されがちだが、従来からのコーチであるボッティーニ氏に加え、チャン氏を迎え、一気に全米準優勝までキャリアを引き上げたのは事実であるが、彼らの現在のコーチング内容がどうなっているか、知るべくもないのだ。

過去にちょっと気になったシーンとしては、全米準優勝明けの全豪だったかな、対ワウリンカ戦で、錦織選手が劣勢の敗北間際で使ったドロップショットが失敗に終わった際、チャン・コーチがガクッとうなだれたのだ。ああいう仕草はコーチは見せてはいけないと思ったものだった。ワウリンカを導いた現在もコーチであるマグナス・ノーマン氏なら、ああいう素振りは見せない。発破はかけても、当てモンじゃないのだから。
ボッティーニ氏とチャン氏との連携、家族との時間を大事にするチャン氏のスケジューリング調整など、一般視聴者は知り得ようもないが、大会規模にかかわらず各選手に対する戦術面の打ち合わせがチームとして現在どう動いているか関心はある。

スウィンガー・フロム・リオ

hasu170807
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.07

セルジオ・メンデス『The Swinger from Rio』(1966)をSpotify試聴。このアルバムは、ボッサ・リオとの共演作と、雰囲気が近いものがある。いい意味で鄙びたような隙間感の演奏とアナログの空間がホッとする。
ブラジル'66と異なる個人名義だが、コーラスが入らないから好き。「マシュ・ケ・ナダ」が入った超有名作、持ってたけど手放しちゃったのは、単に形態としてボッサ・ノーヴァにコーラスが付くと、とたんにイージー・リスニング化したような印象を持ってしまうからだろう。
同じく、ボッサ・リオも試聴を進めていたが、やはりコーラスが余計。なので双方の共演録音ではコーラス抜きだったのが良かった。

ボッサ・ノーヴァもピンキリの世界らしく、ヴァリアスものなど試聴すると、ヘタウマを超えた聴くに堪えないヴォーカルも出てくる。他方、名前忘れたが、日本人女性シンガーのボッサ・ノーヴァ・アルバムを試聴したところ、ピッチは正確だけど、なんかお行儀良すぎて、歌ってて喜びあるの?と。まずサンバから習うべきなのじゃないだろうか。いや、勉強とかそういうのじゃなくて。



▼アルバム全曲
https://youtu.be/r8aF3uldmmI

南部に会いに行くような

worker170728
FUJIFILM X-Pro2 XF16mmF1.4 R WR 2017.07

ダン・ペンのデモ・シリーズ第4弾『Something About The Night』、少しずつ聴いていますが、充実の内容だ。予め知ってた曲は、アーマ・トーマスへの提供曲(2)「My Heart's In Memphis」だけだったが、どの曲も渋く、しかも親しみやすいフレーズ。
(2)は、女声への提供を意識したからなのか、高めのキーで幾分きつそうなダンの歌唱だが、ちょっと無理して頑張って歌うと、ピッチは上がりきらないものの、シャウトが映えて聴いてて熱い気持ちに。

いわゆるデモ録音であるため、相変わらずトラック毎に質感のデコボコがあり、ストリングスのシンセ代用がチープに聴こえるのだが、基本のバンドはバッキング・メンバーがサポートしており、意図が明確なため、聴き手が完成形を容易にイメージすることができる。(1)表題作など、グロッケンのオブリガードが印象的に挿入、必要な素材はきちんと録ってある、まさしくプロのデモで、ヘッドフォンで聴くと、けっこう音響が良いのがわかる。

自主盤ながら、都市部のスタジオに持ち込んで録り直せば、ものすごい傑作仕上がりになりそうだ。歌詞カードは挿入されていないが、きっと染み入る語り掛けだろう。こんなに南部の音楽を纏ったSSWがいるだろうか。会いに行ってハグしたい・されたい男だ。



https://youtu.be/jtKW4v89feI

待望のCD化

kingyo170803
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.04

この写真は今年のGW中に長居植物園内で展示されていた、ミニ造園コンテストかなにかの入賞作品の一部を撮ったもの。中古でフジの56mmを手に入れたばかりで嬉しくて、あえて開放ボケで撮ったから作品全体が窺えず・・・。ポートレイト向きのレンズだが、いまだ人を写したことが無いという。

k&a170803

ケイト&アンナ・マッギャリグルのサード・アルバム『Pronto Monto』は長らく未CD化のままだった。売上が芳しくなかったという記述を随分前に目にしていたので、内容的に良くなかったのだろうという先入観を持っていたのだが、とんでもない。ややトラッド寄りだったセカンドに比べると、この姉妹のユニークな曲作りのテイストは、むしろファーストに近い爆発力がある。

爆発力なんて表すと、「どんな音楽かと思ったら、大人しいじゃないか」と、ぼくの周りの連中なら決め付ける筈。そういう事じゃないよ、と解る人が読んでいてくれますように。
ファースト・アルバムの「ブルース・イン・D」の作風を思い出させる、クラリネットを用いた(6)「Stella By Artois」が今のところお気に入り。

https://youtu.be/_jXVfQWFhlQ

ダンス・オブ・タイム

comesoon170802
FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF2 R WR 2017.07

イリアーヌ・イリアスの2017年最新作『ダンス・オブ・タイム』をSpotify試聴。こちらはオケを排した通常のジャズ・バンド編成だが、こちらも良いですねぇ。やっぱりハーモニーの付け方が巧いわ。古いブラジル曲も、やりすぎ感も無くリフレッシュされている。



10年以上前のヒット作『Dreamer』も試聴したが、今のほうがヴォーカルが熟成されています。現在の録音が良いために、旧作のオケの音がペラペラのチープに聴こえてしまう。やはり『メイド・イン・ブラジル』はオケ録音のポイントが高い。
彼女の元夫は、故マイケル・ブレッカーの兄、ランディ・ブレッカーだったのですね。なるほど現代ジャズ界での幅広い交流を持つのだろう。現在の夫はベーシストのマーク・ジョンソンで、彼女のバッキングや共同プロデュースを務めているらしい。この最新作にはランディも参加とのこと。

▼アルバム・プレビュー

復讐つながり

amemura170731
Panasonic DMC-G8 LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 2017.07

アメ村に立ち寄って、Tシャツの衝動買いをしてしまった。ここで買い物するなんて何十年ぶりよ?



WOWOW契約を7月末で終えるため、バタバタとディカプリオのオスカー作と、続いて放送されたスティーブン・キング原作のTVドラマ『ビッグ・ドライバー』を観た。どちらも復讐の物語。
ディカプリオのほうは乍らで観たのだけど、ひたすらサバイバルなアクションに圧倒されつつ、彼ってここまで頑張らないとオスカー獲れないものなのか、と。
米アカデミーって、選考委員に俳優がいるから、こないだのマシュー・マコノヒーのように体張った演技が評価される傾向にあるのは分かり易いのだが、リラックスした心理劇などで獲れるほうがより価値があるのではないか、と思えてしまう。
本作は実在モデルが居るそうだが、巧みな映像ながらも、レオ様をヒーロー仕立てたアクション大作に終わらせてしまったような印象だった。
これほど過酷な極限のシチュエーションでは、敵も味方も紙一重だ。レオ様が復讐した相手も、立場が代われば自分だったかもしれないという想像力をもたらす狙いがある趣向だったほうが個人的にはもっと楽しめたかと。

がらりと舞台を現代にかえた『ビッグ・ドライバー』のほうが実は楽しめた。いえ、突っ込みどころはあるんですけどね。異常性欲の男にレイプされてしまったミステリー女流作家の復讐物語。
彼女は羞恥心はもとより、警察に訴え出ると世間に売名行為とかえって罵られることを恐れ、自前の復讐プランを立てるのだが、そこに至るプロセスが端折られている印象で、ネットの情報収集だけで、予め仕組まれたレイプ犯罪と断定してしまうのが何とも早計だ。しかも、決行することで確信を得ていくという、なんだかコミック的な展開になる。
アクションは見応えあったが、彼女が作家としての地位を築いていながら、近所や仲間などの繋がりが希薄で物語にあまり絡まないので、彼女が独り相撲やってるようでリアリティには欠けた。

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sake moge Flickr(オリジナル写真集)                   ●手さぐりのリボン結び(オリジナル楽曲集)

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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