Personalidade

isizu170529
Panasonic DMC-G8 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 2017.05

製油に必要な機材を集めたら、どうしてあんな複雑な造形になるんだろう。工場夜景を撮ってると、かつてのSF漫画『地球(テラ)へ・・・』を思い出す。
小学生のころ、地域の天文台が未来の都市をイメージしたポスターを募集していて、あの漫画を模してブラシを使って仕上げた作品を応募したところ、入選してしまい、楯をもらった。子供心に少々後ろめたい気持ちがあったかどうかも、すでに記憶が定かでは無い。今日日のネット社会だと、公式サイトに載っけられて槍玉にあがって通報されてしまい、取消しになってるんじゃないだろうか。



Spotify解約。この一か月はブラジル系のインストをメインで聴いた。最も気に入ってCDで買いたいと感じたのが、記事済のセルジオ・メンデス&ボサ・リオの『イパネマの娘』。ジャズ寄りのアレンジがアグレッシヴで何度もリピート。リマスタ盤が出ているようだが、CDでは見当たらずLPのみ。'90年代盤の中古でもいいから欲しい。フィリップスなら'90年代復刻盤でも音が良いだろうから。

画像は、'80年代のカエターノ・ヴェローゾ。これ、ヴァーヴから出てたんですね。近年のライヴでも取り上げられる良い曲がたくさん収録されている。シンセの音など時代を感じさせるものの、すっきりとしたアレンジと録音。現在も若々しいヴォーカルだが、さすがにこのころのは瑞々しい。なんというか、妹とともに、歌うのが全く苦にならない感じが今も昔もするのは、長寿家系であることも関係しているのだろうか?

https://youtu.be/oSc0I-4TDTQ

ソフトなリンダ

fishingport170528
Panasonic DMC-G8 LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 2017.05

こないだの工場夜景の撮影で、絞り優先モードを試すのを忘れていた。それで、また地点を変えての敢行。今回は比較的、生活圏に近かったから、リラックスして撮れた。ただ、それでも暗いし、鉄塔付近のやはり淋しい場所ではある。
上の写真はシャッター速度2秒間で。もっと長秒にすれば水面が滑らかに写るが、この場合、船が揺れてボヤけるのでそこそこに。海風が強くなると、さすがに三脚使用でも、長秒ではブレる。そういう時は、傘をカメラにかざしてやるとよいと、Kindle読み放題お試し版の撮影術本に書いてあった。



リンダ・ロンシュタットはトリオでは愛聴するが、ソロではヴォーカルが強すぎてバッキングを掻き消すほど立ち過ぎるので敬遠してきた。やっとSpotifyで幾枚か聴いた。
音域的にも普段好んで聴く女性ヴォーカルより高い、というのもあったのだろう。それにアルバムによっては、トラック毎に音量のバラツキが極端で、この人もリミックスあるいはリマスタが求められるベテランの一人だろう。現在、病気療養中らしい。

やはり作者のオリジナルで聴きなれた数曲を含む『悪いあなた』が入りやすい。自分主体に好み云々を語ってしまうが、実際、LAに降り立てば、このカラッとしたバンドと最強のディーヴァの歌声がすんなり受け入れられるんじゃないか。

https://youtu.be/1OABmOJdMoU

ブラジリアン・バード

heron170526
Panasonic DMC-G8 LUMIX G VARIO PZ 45-175mm F4.0-5.6 2017.04

iPhoneにボケ味の出せるポートレイト機能が付いたんですね。ぼくの場合、カメラに手を出したのが携帯をやめたのがきっかけだったようなものだから、スマホ撮りで満足できる人がカメラを持たないのは頷ける。デジカメの売上はやはり落ちているそうだが、廃れることはないだろう。もし一気に携帯電話のカメラが一眼の性能に匹敵したとしても、メーカー別の表現の味付けの違いがわかってくると、複数持ちたくなるものなのだ。尤も、カメラメーカーとしては、エントリー機からの一貫したユーザーの購買動線を敷きづらいのは確かで、特にコンデジは微妙な立ち位置に追い込まれているようです。



なぜかここのところ'60年代録音物ばかり。聴いてて疲れないのだ。こちらも未聴だった名盤探訪。チャーリー・バード『ブラジリアン・バード』。他のジャケにも名前のByrdに掛けて鳥と並んだアルバムがあります。
抒情的なギターのフレーズに華麗なオーケストラが細部まで凝ったアレンジでバックアップ。軽く聞き流すつもりだったが、格調高さに思わずリピート。リズムの刻みは、リム・ショットとハイハット・ショットを使い分ける。ギター・テクニックは、それは美しい・・・。

https://youtu.be/ri3EpG-8b1Y

I Just Dropped By to Say Hello

utugi170524
Panasonic DMC-G8 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 2017.05

ここ半年ほどで撮った写真の中から、試しに数点、ネット・プリントサービスに発注してみた。受け取り指定店に行ったところ、「お預かりしていません」とのこと。えっ? 確かに現像出来の連絡いただいたとこちらも言い張り、スタッフ総出で確認してもらった。が、見当たらず、こちらがもいちど帰宅してメール確認する羽目に。するとなんと、ぼくが"カメラのキタ〇ラ"と"カメラのナ〇ワ"を勘違いしていたのだった。一応、詫びのメールは送った。
それで正しい受取店でやっと現物確認したが、プリントサイズが小さいためか、それほど感動はなかった。自動補正無し指定のほうがイメージ通りに仕上がるかもしれない。
 


先日のマンシーニ集に収録されていたジョニー・ハートマンの「シャレード」収録アルバムがこれ。彼のインパルス録音は全部で3枚だったと思うが、試聴した中で一番の購入に選んだのは『コルトレーン&ハートマン』だった。ハートマンのヴォーカルをたっぷり聴くなら、本盤のほうだね。
最近のブラジル音楽試聴の流れで、シナトラとジョビンのコラボ盤を聴いたのだけど、シナトラがスター然(間違いなくスターだが)とした歌い口で、ボッサ・ノーヴァを歌うのが落ち着かなかった。ぼくにとってシナトラはドーシー時代限定だ。ジャズ歌手としても、ハートマンのほうが好きみたい。ジェントルで洗練されていて、人間臭い。
ハートマンの来日公演を観たという人の記事をどこかで読んだのだが、ジャズ・クラブで共演した白人女性歌手が、ハートマンを露骨に嫌っていた素振りだった、と書かれていたが、昔のことだからありがちとはいえ、公演中にそのような偏見を露にするシンガーがいるものなのだろうか? この素晴らしい歌手に対して?

▼I Just Dropped By to Say Hello
https://youtu.be/z5K0wsdil_I

キュートな哀感

cosmo170522
Panasonic DMC-G8 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 2017.05

三度目の正直。今度もまた下車駅を変更して某石油会社を目指す。が、またしても歩けども歩けども無機質な夜道。ただ、今回は陸地続きなのが、橋を渡って埋立地を行くより幾分安心感がある。ような気がしただけで、やはり足元すら見えない。手元灯をまだ準備しておらず、カメラの操作は事前にリハを繰り返しておいた。案外、あえて闇夜に紛れてしまったほうが、存在に気づかれないで安全なのじゃなかろうかと。
次のカーブで何も見えなければ諦めようと決めたところへ、現れた! 片道30分くらいだろうか。やっと三脚を下ろし、組み立てて撮ろうとしたところへ、工場地帯のパトロール車が目前で停車。徒歩で来たぼくに「こんな時間に大丈夫ですか?」と声掛けてくれた。「大丈夫です。驚かせてしまってすみません。」と頭を下げ、撮影開始。レリーズもまだ持って無いので、シャッターはセルフタイマーで代替。持てるだけ持ってきた単焦点をあれこれ付け替え、一か所から集中的にパターンを試みた。アングルも変えてみたかったが、場所柄、落ち着かないので早々に切り上げ。



"ジャズ・ボッサ"で検索して名盤といわれる幾つかをSpotify試聴。ソニア・ローザ「A Bossa Rosa De Sonia」を、それとなく流したところ、オマーラ・ポルトゥオンド&マリア・ベターニアの共演作で親しんでた(2)「Marambaia」が聴けた。この曲、そのオマーラとマリアのアルバムの中で一番好きといってもいいほど愛着あるメロディ。コロコロと上下する旋律は、このソニアの歌声でも魅力的に活かされる。
日本で活躍する有名な人なんですね。エイベックス発の近作も評判良さそうだが、ラインナップは現在この一作だけ。

A&Mのハーモニー・グループ

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Panasonic DMC-G8 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 2017.05

5月の花粉症は、マスクをしてると暑いから、取り去ってしまうと、後から強烈な揺り返しが来る。梅雨までの我慢。



A&Mの看板アーティストといえば、ぼくは真っ先にカーペンターズを浮かべますが、あの兄妹が気に入って取り上げたロジャー・ニコルズ&ポール・ウィリアムズ作「We've Only Just Begun」のロジャー・ニコルズのグループ、ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズです。

このジャケは目にしたことがあり、このグループの約30年ぶりの再結成アルバムがリリースされた頃、どこかのブログで取り上げられていた。そのころはまだ動画サイトでしか一部の試聴機会がなく、ピンとこないまま見送っていたが、Spotifyでフルで聴くと、とっても良い。2.3曲だけじゃなく、多く聴くほど彼らの洗練されたハーモニーが沁みてくる。女性がリード・ヴォーカルをとらないのもいい。カレンの声質がちょっと苦手なぼくには、同じレーベル内では、こちらの透明感が好き。なるほど、あの「We've Only Just Begun」のハーモニー感を彷彿とさせます。

▼Always You
https://youtu.be/_Bx7InBrXdg

アメリアッチ

▼拡大可
takaisi170518
Panasonic DMC-G8 LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 2017.05

日を改めて、前回から少し離れた別の駅に降り立ち、工場夜景を求めて大橋を渡った。が、あまりの暗さと人気の無さに怯んでしまった。辺りは微かにガス臭い、だだっ広いアスファルト道をどこまで歩いてもそれらしい景色が見当たらない。これは、徒歩圏では無い、と悟った。車が要る。ましてやスマホで位置情報も探せないとなると。
それでトボトボと大橋を引き返す際に、練習がてら撮ったのが上記写真。実際はもっと暗い風景。ISO感度はカメラ機種によって、ノイズの調子が異なるので、昼間に比べて実写を繰り返してベストを掴むしかなさそう。
まだ近場なので、再チャレンジするつもりだが、いっそ四日市のコンビナートに行ってしまおうか。週末クルーズが出るほど、観光地化してるようだし。



A&Mの線で引き続き試聴したのは、ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス。ラインナップからなんとなく選んだ本作、イントロから、あのオールナイト・ニッポンのオープニング・テーマを思い起こしたが、まさに彼らがその「Bittersweet Samba」の演奏者でした。このアルパートさんが、後にセルジオ・メンデスのグループをプロデュースするA&M創始者だったのですね。

「Bittersweet Samba」は別アルバムだが、こちらもいわゆるトランペットをメインとするメキシコのマリアッチのテイストに、当時のラテン・ポップスのサウンドを混合したソフトな心地。幾つものアルバムをチャートに送り込んだという。ここのところ新旧こだわらず、インストをSpotifyで聴き漁っているが、確かにポピュラリティを湛えつつキリッとした芸風が、今でも耳を捉えるのだ。

▼Freckles
https://youtu.be/pXE-Z-59e-4

To Know Him Is To Love Him

waterway170528
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.05

三脚を使うならアレを撮ろうと、春先に断念した工場夜景を求めて出掛けた。前回は水路を挟んだ遠景を撮った段階で、寒くて引き返したのだ。実際に橋を渡ってみると、工場の煙突と光が大きく近付くにつれ何故か見失ってしまう。こんもりとした植え込みの森に阻まれるのだ。敷地内は当然入れないし、みんな何処から撮影した?と彷徨っていると、一箇所だけ、茂みに人足が行き交った痕跡のような小道をみつけた。入っていくと、ネット画像でよくみた光景! みんなこんな所から撮ってたのか。斜面で三脚が安定しない。金網の隙間にカメラを押し付けて、かろうじて撮ってはみたが、手元が暗くてスイッチが見えないなど、幾つもの初歩ミスを重ねてしまい、結局ボツにした。もっと粘ればよかったが、暖かくなると今度は虫がうるさくて。



前回のマンシーニ集がらみで、ベルト・ケンプフェルトのオーケストラによるポピュラー・インストを聴き流していたところ、リンダ・ロンシュタット、ドリー・パートン、エミルー・ハリスのトリオで愛聴していた「To Know Him Is To Love Him」が出てきた。こういうシャッフルの曲大好き。Eメロまである現代ポップスもよく練られてはいるが、シンプルな二部形式でもちっとも飽きがこない沁み入るメロディ。インストで聴くとますます実感できた。オリジナルが誰なのか把握してませんが、沢山に取り上げられている筈なので、これから聴き比べてみよう。

▼Bert Kaempfert et son orchestre - To Know Him Is to Love Him
https://youtu.be/NUYgEFc7lho

マンシーニ・ソングブック

poppy
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.04

三脚到着。組み立てたら、なんだか急に自分がカメラマンになった気分になれた。単純アタマだね。近年は何でも通販で、現物を確かめもせず手に入れてしまうが、これまで失敗だったと思った買い物はあまり無いと思う。実店舗で品定めをしていたら、もっと良い物が見つかるものを、選択肢を知らないままネット即決しているからだろう。
三脚はイタリア製で、レビューで心許ない意見もあったから心配だったが、堅牢そうじゃないの。すぐ壊れた、どうなってるんだ?と、意見していた人は、実名で投稿しているからたぶんご年配だろう。うちの亡き父も、どちらかというとメカニックな物が苦手で、すぐにヤケクソで扱って壊してしまう人だったが。
さて、私はこの三脚で何を撮りたいのだろう? アレルギーで大人しくしている間に考えてみよう。



マンシーニの作品をまとめて聴いた憶えが無いので、この機会に。'61年~'97年音源から。アンディ・ウィリアムズはもちろん、この曲もマンシーニだったのか、と柔軟なタレントに脱帽。
映画『シャレード』は何十年も前にレンタル鑑賞したきりで、主題歌がジョニー・ハートマンだったと、最近彼のアルバムを聴くようになってやっと認識。やっぱりいいね。収録アルバムほしい。
ダイアナ・クラールは何故か縁が無いのですよ。うまいとは思いますが。

マンシーニの娘、モニカのヴォーカル・アルバムもあわせて初めて聴いた。歌い上げ方はバーブラ・ストライサンドを思い起こさせるが、バーブラほどドラマティックになり過ぎず、スムーズ。

▼Baby Elephant Walk(本収録と別音源)
https://youtu.be/b1z4JfxFb6c

アンド・ボッサ・リオ

koinobori170505
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.04

ミラーレス・カメラを使い始めたのが去年の9月。靭テニスセンターでのデビス・カップが撮影デビューだった。(錦織選手、昨日も右手首のケガでジョコ戦を棄権。試合時間に合わせて帰宅したのに残念。)
撮影データは、未だプリントアウトしたことが無く、一応プリンターは有るが、PCディスプレイで眺めるだけで充分だった。けど、カメラの世界って、やはり遊び心が疼いてしまうもので、フジのサービスのサイトを見ているうちに、プリントも楽しそうだな、と。結局、嫌がってた三脚も購入を検討しだすし、我ながら好奇心に困ったもんです。



聴き放題の契約なら、いっそ後回しにしてきたインストものを探そう、とA&M路線で検索していて偶然辿りついたのは、セルジオ・メンデス&ボッサ・リオ。
レビューによるとジョビン直々のアレンジらしい。先日のポール・デスモンドといい、ジャズとボッサの絶妙なバランスがもたらす暖かい空気感が好き。ともするとムーディーにベタついたりしがちだから、結構、センス問われると思うんだよね。
ボッサ・リオというグループについては当方、完全無知。Spotifyで聴けるアルバムは本作のみだが、アルバム・リリースは多い。

'80年代のヴァーリ

FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF2 R WR 2017.05
midosuji170510自分が聴いて良いと思ったアルバム紹介は、最近はSpotifyなどで共有できるようになり、以前より読者さんとの関係も楽になったのでは?と思う。
ぼくの場合、元々自分がお世話になったアイリッシュ系専門レーベルについては、購入リンク紹介を貼るようにしていたが、もし読者さんがウチをきっかけに他所で買ったからといって、別に責めるものじゃなし、そこまで動向を知る由もないしね。
そういう立ち位置でやってるものだから、逆に他所で買っただろう?と赤の他人に責められようものなら、困惑する。実店舗が遠いと、近場で手にして衝動的に買う場合もあるよ。
なんでもプロのライターではないが、音楽ファンにはちょっと知られた存在らしい。拙宅にその人について離婚理由を探るアクセスが少なからずあったほどだし。どうも彼を取り巻く人達は、自分に有益な音楽情報を得るために、彼には直接リスペクトする素振りをしておきながら、陰では直接訊けないプライバシーを探りまくっていたのじゃないだろうか。







マルコス・ヴァーリは初期の端正なボッサ・ノーヴァしか聴いてなかったので、もう少し突っ込んで'80年代以降も聴いてみた。『テンポ・ダ・ジェンチ』(1986)は、ジャケといい、いかにも'80年代らしい盛ったサウンドで、聴き始めは受け付けなかったが、フュージョンを纏ったような厚い音の向こうに、サンバの佇まいが見えてくるから面白い。過去に嫁とデュエットしていた曲のリメイクも、少しテンション・コードで捻っているが、本質的にブラジル音楽家には変えられないものがあるのだ。ヴォーカルは、カエターノのほどクセが無くて、この人のほうが好きな部分もある。

メアリー到着

summer170508
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.05

メアリーの『By The Time It Gets Dark 30th Anniversary Edition』、もう届いた。相変わらず旦那さん、ジョーの手書き封筒。妻や子がアイルランド音楽界のスーパースターで誇らしいでしょうね。ジョーと直接話した(もちろんこちらは酷い英語)のは、'90年代初頭のダブリンの事務所、それから約10年後のオーストラリア・ツアーで。

30周年エディション盤はデジパック仕様、ブックレットに公式サイトと同じメアリーの挨拶文と、数点、写真を追加。かねてからリマスターのみならず、ミックスからやり変えて欲しいと望んでいただけに、叶って良かった。実際に手持ちオーディオ・セットにこのCDをセットして聴くと、音の処理が凄くきれい! 残響がきれいに伸びる。ベースがよく出てる。音圧処理も自然。当時の素材を最大限活かしているのだろう。
別途、リミックスLPも発売になるが、ぼくは2010年代に入ってから、CDもやっと満足できる質感になってきたと感じてるので、いずれにせよ、いいレコード・プレーヤーを持ってないし、LPのほうの購入は見送り。ほんと、何度もリピートしていたい・・・。元々持ってた1987年発のオリジナル盤のCD&LPは、単なるミックス違いに留まらないので、このまま保存することになりますね。

『ノー・フロンティアーズ』も今後、リミックス出すかな? いや、あれはあのままでいいよね。リマスタリングしてもらったほうが、今回のエディション盤と音量は揃うとは思いますが。

▼(8)There Is A Time(初出音源)
https://youtu.be/rtVJZ6WsLBs

mary170508

Swings Lightly

momiji170507
Panasonic DMC-G8 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 2017.05

今日は心斎橋にある富士フイルムのサービスステーションを初めて訪れた。ギャラリーに中判サイズの作品が並んでいて、いずれも綺麗な出来だった。
XF90mmレンズを少し試写させてもらい、年内発売予定のXF80mmマクロについて尋ねた。発売日は今のところ年内であるとしか分かっていない、手振れ補正付きである、とのことらしい。
まぁ、どのみち新製品の価格では手が届かないだろうから、発売してもしばらく様子見がてら待つしか・・・。



そういえば、今年の春も大阪で吉田美奈子さんのライヴがあった筈だけど、行けなかった。今回はベーシストも参加で関心あったのだけど。
Spotifyに吉田さんと渡辺香津美さんのデュオによるジャズ・スタンダード集があったので、試聴したのだが、なんだか無性にエラ・フィッツジェラルドで聴き直したくなった。吉田さんは、言うまでも無く素晴らしいヴォーカリストだが、歌い口がちょっと好きになれない。重たいというか。ライヴではただただ圧倒されるのだけど。ジャズ・ギターのことは全く分からないからなんとも言えないが。

エラの『ELLA SWINGS LIGHTLY』は未入手。試聴したところタイトル通り、バックも歌も軽めでドライな録音が良い。

▼Little Jazz
https://youtu.be/t4uzeGe08XU

ハートマン率高し

mitumata170505
FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF2 R WR 2017.04

ミツマタという植物について、植物園に通うようになって初めて知った。この写真、オリジナルのデータはイメージと違っていて、後からアートフィルターをかけたらドラマティックになった。暴力的なまでに咲き乱れる感じ?



ミュージック・コンシェルジュ(こんな肩書きってあるんですね)による大貫さんへのインタビュー記事があって、彼女が愛したサントラ・ベスト10が載っていました。
これは、大貫さんのカテゴリーに書くべきだが、このインタビューの中で、音楽も写真も映像もアナログ時代が湿感があって良かった、という発言があり、「今の映像系はお金かけすぎ」という件が気になった。
こないだのシンフォニック・コンサートがDVDのみだったのは、他ならぬ彼女の意向だったのだろうか?と。てっきりレコード会社側の予算の都合だと思っていたが。しかし、ブルーレイ化を外したからといって、アナログ的な良さが作品に反映されてた訳でもなし、確かに手法がすっかりデジタルに様変わりしたことについての嘆きは理解できるのだが、彼女自身の映像作品について、どこまでイニシアティヴを取られているのか、知りたいところ。

さて、その記事のサントラ・ベスト第10位に選ばれた『マディソン郡の橋』のサントラをSpotifyで試聴してみました。この映画は公開当時、ぼくも観ましたが、内容はすっかり忘れた。二人のキス・シーンはあったっけ? プラトニックで終わったんだっけ?
サントラは初めて鑑賞したが、なんと近年ぼくが愛聴しているジョニー・ハートマンのトラックばかり。そんなに劇中に流れてたかな。他にダイナ・ワシントン、バーバラ・ルイスも入ってるがハートマン収録率が高い。誠実な大人の歌い口は確かにストーリーに合ってるよね。
結局、オリジナル・スコアは聞き流して、再びハートマンばかり繰り返す。CD持ってるっちゅうに。

▼Easy Living
https://youtu.be/6F4VWtWMN-I

Don't forget about me

koinobori170430
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.04

カメラのボディもレンズも、ほとんど中古で揃えた。そんなに安くもならないんだけど、全てネット上で比較して購入。ある愛好家によると、新品と一万しか変わらないくらいなら、中古は買わないという考えだそうなのだが、わずか100円でも安いCDを探してゲットする習慣づいた身としては、1000円安い中古レンズのほうを買うのだ。今のところ不具合もないし、後悔はないかな。心配なのは、今後も少しずつレンズを買い増ししそうなこと。まさにレンズ沼。
最初は、リュックに入り切る範囲に留めておく筈だった。二機目の購入からさすがに携帯するレンズをチョイスしなくてはならなくなった。みだりに増やしても使用率が低いようなら、手放さないと保管場所が無い。

先日より、画像につき使用ボディとレンズ名を付記するようにしました。考えてみたら作例を求めて銘柄を検索して来る人がいるかもしれないので、ネットにアップするなら一度は写真教室に行ったほうが良いかな、と思うが、音楽実技に比べると、オートフォーカスなど説明書をめくりながらでもメカ依存できる部分が大きいから、もうしばらくいじってからでもいいか、と。



バーバラ・ルイスの『It's Magic』を聴いた。当時のヒット曲・自身のシングルを選曲したカヴァー集。聴きやすいよ。表題ほか、「The Shadow Of Your Smile 」「Yesterday」「Let It Be Me」など。
なかでも自分のお気に入りは、「Don't Forget About Me」。どこかで聴いた感じだと思ったら、ジェリー・ゴフィン&キャロル・キング作だった。バカラック系の香りもする、'60年代らしい作風です。

▼Don't Forget About Me
https://youtu.be/3gRIbjWp4PA

愛のバランス

flower170501
Panasonic DMC-G8 LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 2017.04

せっかくSpotifyに加入したというのに、CD取り寄せ中のメアリー・ブラック『By The Time It Gets Dark 30th Anniversary Edition』ばかり聴いてしまう。このリミックス版、ヴォーカル・テイクも差し替えたのもある? 聴こえ方が新鮮で再びハマってしまい他のアルバムに移れない。
数箇所の追加・差し替え箇所も耳慣れ、納得して聴いている。これがベストだろう。初めて買う人は、このエディション盤をオススメするね。
Amazonは、このエディションCDの取り扱いもLPと合わせて始めたようです。知る限り、先日記したメアリーのWebショップのほうが安く入手できると思う。レートによりますが。

当時、キング・レコードから邦題『暗くなるまえに』として発売された本作、ぼくは彼女の初来日を、大阪のライヴハウス、江坂ブーミン・ホールと、メルパルク・ホールの両日鑑賞しました。とにかく圧倒的にうまくて、貫禄やギミックで勝負するような、あざとさなど一切無かった。ただ、よい歌とサウンドを届けるために研鑽してきた、それが日ごろの行いのようにステージに飾らず表れていた。

アルバム・ラストはほろ苦味のあるラヴ・ソング「愛のバランス」で締めくくられる(その後、ボートラの「ムーン・リヴァー」へ続く)。以下、キング国内盤より引用。

【私たち、いつも仲良く暮らしてるわけじゃない
お互いが敵になることも、よくあるわ
私はあなたとケンカして、 あなたは私とケンカする
何とかバランスを取ろうとして

お互いを傷つけることもある
いつも同じ気持ちとは限らない
そして張りつめ、二人は疲れ果ててしまう
何とかバランスを取ろうとして

はるか空中で
演じている
サーカスのペアのような
そんな了解が必要なの
リングのはるか上で
バランスを取る、彼らを見てごらん
飛び移り一つになる様を見てごらん
私たちにもきっと出来るはず

(中略)

いつも仲良く暮らしてるわけじゃない
お互いが敵になることも、よくあるわ
でも私はあなたを愛してる、そしてあなたは私を愛してる
ちゃんとバランスが取れている時は(×2)
私たち、やって行けるはず】

▼Trying To Get The Balance Right(初出音源)
https://youtu.be/csu4L2KZBsE

作業中に聴くA&M

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FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.04

チューリップの撮影は意外に難しいと感じる。直立したその姿があっけらかんとしていて、3、4本で構図を作ると子供の塗り絵みたいな幼稚な写り方になってしまう。うまく撮れない花は、いっそマクロでクローズアップするか、引きでまとめるか。



デジタルになってから、撮影の失敗を気にしなくても良くなったぶんだけ、量産後のチョイスが大変。撮るだけ撮って、まぁ使えない出来ばかり。さらに現像ソフトでの修正作業をし出すと、あっという間に時間が経つ。
そのかんに流す音楽は、軽めのものがいい。以前は必ず歌モノ優先だったが、自分の聴き方も少しずつ変わってきた。ポール・デスモンドはA&M移籍後のサイモン&ガーファンクル集がお気に入りだが、その次にリピートするようになったのが『Summertime』。A&Mらしいジャケに、まろみのあるアルト・サックスが豊かに小部屋を満たす。演奏のセンスが良くなけりゃ、気まぐれに聞き流せたり、耳を止めたり出来ないものなんだろう。

▼(1)Samba with some Barbecue
https://youtu.be/CBThbc7hLoA

続・「暗くなるまえに」発売30周年

kao170430
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.04

なんとメアリーの『By The Time It Gets Dark 30th Anniversary Edition』は、すでにSpotifyで聴けるんだね! CD取り寄せにまだ時間がかかるので、PCスピーカーで先に試聴しちゃいました。
このアルバム、初出の音はヴォーカルのリバーブ量が多くて、サウンドのレンジが狭いというか、浅い感じだった。今回のリミックスに異議を唱えるファンはほとんど居ないんじゃないか。音は太くなり、そのぶん音像はすっかり変わっていて、ジャケットの夕暮れの海岸を思わせるリバーブの印象は薄れてしまったが、音楽的には客観的にみて今回のほうが聴き良いでしょう。
ヴォーカルのリバーブの余剰分が取れて、メアリーの歌の巧さを益々実感できる。ホント、うまいよ。最高傑作『ノー・フロンティアーズ』より前作のこちらのほうがメランコリック成分があって、学生当時ぼくは2週間ほどぶっ通しでヘビロテしたものだった。
アイルランド旅行へと駆り立てたのは、まさしく彼女の歌声が動機。特にこの時期のヴォーカルは鮮度があって一番好きだ。

リマスター盤なら、買い替える価値も考え込んでしまうところだが、全曲リミックスとなればね。着手したエンジニアがオリジナルと同じビリー・ロビンソンだし。彼が30年越しにどうミックスし直すかも興味深いじゃないですか。
このビリーとは、メアリーのオランダ・ツアーの際、移動の車に同乗させてもらった事があるが、まさに裏方らしい地味&地道な印象の方でした。

ところで、このリミックス盤、数箇所、音を追加したとメアリーのコメントにありました。一通り聴いた段階で、トラック(4)「Farewell Farewell」、(5)「Sparks Might Fly」、(11)「Trying To Get The Balance Right」の3曲に変化を見つけました。
(4)のリチャード・トンプソン作品は、途中からストリングス挿入によって、厚みが増した。(5)のノエル・ブラジル作品も、ストリングス・アレンジ追加。効果的ですが、何十年もヘビロテした音源からの変化に、まだ戸惑いが。(11)は、パット・クロウリーの個性的なオブリガードが大幅にカット。これは頷ける気もします。淡々としたアルペジオなどに差し替えられているが、今回、追加や差し替えられた音の部分だけが真新しくて、ちょっと古い音の中で浮いてる気もしますが、そのうち慣れるかな。

特に(1)サンディ・デニー作の表題曲は、オリジナルではヴォーカル以外のバンド全体の音もリバーブが過剰で、唯一浮き立っていたのが、しっかり改善されて通して聴きやすくなったのは嬉しい。もうこの味わいは、他の誰の盤でも経験出来ないだろう。

▼(7)Leaving The Land(初出音源)
https://youtu.be/LHfrx_BnNNA

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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