「暗くなるまえに」発売30周年

sakura170429
Panasonic DMC-G8 LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 2017.04

久々にメアリーの公式サイトをチェックすると、'87年発表のアルバム『By The Time It Gets Dark(日本盤発売当時の邦題「暗くなるまえに」』の30周年記念スペシャル・エディション盤が発売されていました。ぼくが現時点で確認した限りでは、この新たなCDの日本国内発売は確認できず、LPのほうは日本のAmazonで後日発売予定となっていましたので、CDを直接メアリーのサイトでオーダーしました。送料込みで2000円程度。

▼画像のみ
30years

さて、編集内容について、オリジナル収録全11曲のリミックスに加え、ボーナス・トラック「ムーン・リヴァー」も合わせてリミックス。さらに当時シングルカットされた「Once In A Very Blue Moon」のカップリングとして収録されていた「Copper Kettle」が、リミックスのうえ、追加。最後に新録として「Wounded Heart」を。これら2曲は、ぼくは初めて聴くことになります。
おって発売となるLPも、リミックス処理後の新たな発売となります。ボートラ曲の収録については未確認。

この記念盤発売の前に、25周年ベスト盤において、本アルバムの「Once In A Very Blue Moon」などがリミックス収録されていたが、高域がきつくオリジナルより迫力は出たが、ぼくは不満だったので、今回の総リミックスでさらなる改善に期待していますが、どんな出来でしょうね。一部試聴できますが、サンプルではよく分かりませんでした。ボートラの新録は、やはり声が荒れて加齢によるビブラートが目立ちますが、本質的な透明感は残っている。曲はチェロ入りのきれいなバラードのようです。

メアリーは、今回のリミックスに際し、「録音当時の音と光景を憶えていることは、素晴らしい旅行でした」と感慨深げにコメントをしています。さらに最近亡くなったというマンディ・マーフィーに捧げます、とある。この女性はたぶん収録曲「Leaboys Lassie」等で、ハーモニー・ヴォーカルを担当していた人でしょう。

▼収録中、7曲のライヴ・ビデオが編集されて一つの動画にまとめられています。
https://youtu.be/_z9w1KOz2mY?list=PL8k9qZ3HCzz2jyj-ntl_8kK_p7pnVN0x8
▼『By The Time It Gets Dark』購入サイト(Mary Black Official Site)、全曲一部試聴可
https://www.mary-black.net/album.jsp?id=176

春の宵のヴァン

kao170428
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.04

オレンジに含まれるポリアミンが腸に効くらしく、深夜スーパーに買いに行くとレジのおじさんが「オレンジの匂いすごいな、目、覚めたわー」と。鼻の粘膜がすっかりやられているぼくは、匂い全くわからず。



前作『Duets』で、過去の曲をゲストと共にリアレンジしたヴァン、このアルバムが充実していたので、去年の新作『Keep Me Singing』の試聴が押してしまった。
どうせ連休中は、アレルギーのせいでまた例年通り篭り切りになるだろうからと、Spotifyに再加入。今日も調子悪くてイライラが最高潮だったが、このアルバム聴いたら子守唄を聴かされた赤ん坊みたいに治まった。
ヴァンは春が似合う。このテンポ感かな。いい歳の取り方やねぇ。別に、孤高だとか、カリスマ性を冠せずとも、音聴いたらすんなり入れるよね。なんせ自分の場合、『The Healing Game』から入ったようなものだし、浮かれ調子が好き。グルーヴ優先と思われる曲作りに、けして新味があるわけではないが、リズムワークはもちろんストリングスやコーラスの導入など、今回も新たな感覚を覚えた。

何やら初期の公式コンピレーション3枚組もあらたに出てるんですね。これも楽しみに聴きますワ。

チーフタンズ 4

dotonbori170425
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.04

ちょっと出歩いただけで、鼻血。Flickrでコメントを下さる外国人から、5月再来日に伴いカメラ散歩イベントに参加しないか?と誘っていただいたのだけど、この調子じゃ、きっとドタキャンしてしまうだろうから、ロウ・アマチュアを理由に見送ろうと思う。



チーフタンズの旧作(1988)。今や有名シンガーなどとコラボする企画盤が定番となっているアイルランドの伝統バンドだが、本作の彼ら自身のバンドのみの全編トラディショナル・インストは、かえってピュアで心打たれる。
歌モノ好きなぼくは、やはり入り口として企画盤がとっつきやすかったが、シンガーの入れ替わり立ち代わりに、ちょっと辟易してきた。とうようさんも生前、企画趣向に手詰まりを感じると評してたね。
レコード会社側の要請もあるのかもしれないが、チーフタンズの本来のスタンスは、こうしたアルバムに本質をみることができる。豊かな気持ちと、他に何もいらない気持ちになれる。

https://youtu.be/8pyGVCUufJU

審判は誤審をいつ知る?

sakura170423
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.04

モンテカルロのゴファン対ナダルの準決勝、観ました? あの誤審はゴファンに気の毒だわ。ナダルのボールが明らかにアウトしていたのに、後から主審がイン判定して引っくり返してしまい、1ブレークアップしていたゴファンはさんざん競ったデュースのあと、取り返されてしまった。

クレーは、ビデオ判定すなわちチャレンジシステムが唯一導入されていないサーフェスなんだよね。主審がチェアから降りて、土の上に付いたボール痕を目で直にチェックするというわけ。しかし、この時、主審は別のボール痕と間違えたのだ。ゴファンは当然の猛抗議。

この主審のジャッジの後、別途、ビデオ映像での機械による判定が茶の間に流れるんだよね。それによるとやっぱりアウト。これは会場の大スクリーンにも流れてるんだよね? 会場はざわつき、ブーイングの嵐。もちろん主審に対してだが、ナダルもとばっちりを受けてた。
当初、アウトのコールした線審は不服そうだったが、主審に逆らえないルールなんだね。カメラも意図的に、線審の彼の表情を捉えてた。

主審はグランドスラムでもよく見かけるフランス人のベテランだが、当の主審に、あのビデオ判定の事実は、試合中に伝わらないのだろうか? 知っていても覆せない? そんなことではクレーにもやはりチャレンジシステムが必要なのでは? 試合の流れが変わってしまい、雰囲気の悪い中でのナダル勝利と、後味の悪い結末となった。

Who Knows Where the Time Goes

▼長居植物園
koinobori170422

今年ほど桜の季節を惜しんだ年は無かった。次こそもっと良い写真を、と意気込んだ時にはすっかり散っていた。
ちょうど観賞中に、こいのぼりを揚げる準備場面に遭い、ここぞと連写。なかなか整然と風になびくショットが撮れない。鯉の腹ばっかり写ったり、余裕で構えられた時に限って、風になびかずずっとダラーンとしていたり。



ネトフリ『グレイス&フランキー シーズン3』を観終えた。何度も書くようだが、なんて優れた脚本なのだろう。頭良すぎるわ。たぶんチーム体制で書いてるとは思うけれど。
倉本さんのドラマにも期待しているが、あれはいかにも単独執筆という感はある。倉本さん自身を投影したようなものだし。でも、こっちの『グレイス・・・』は、パーソナリティが平らに描かれていて、人種問題はじめ、お互いの価値観の違いを実に注意深い視点から、コメディに仕立てる。

引退目前の悠々自適生活の夫同士が相思相愛~結婚へと発展、残された妻同士が女の友情を育む。ジェーン・フォンダらが、高齢者向けバイブレーターを開発し、俄然イキイキとし始める演技が滑稽かつ魅力的。
一方、新たな結婚生活に入った夫同士は、ゲイ・コミュニティに参加し、フォビア活動家に逆抗議運動を展開。ここで彼らの弁護士という役柄が活かされるのも、当初からの計算ずくだろう。

今シーズンの最終エピソードのエンディングは、グレイスとフランキーが熱気球に乗って舞い上がるシーンで終わる。そのバックに流れるのはサンディ・デニーの「時の流れを誰が知る」! 製作チームに拍手を送りたい! 惜しみない拍手は次シーズンまでとっておく。

▼Who Knows Where the Time Goes
https://youtu.be/5oBMDcLf6WA

みゆきのB面(2)

hamaya170420

パナに続く二機目として入手したフジのカメラで撮影。フジのモノクロの階調の豊かさに憧れて、つい手を出してしまった。街スナップはパナ機よりフジを持ち出す機会が多い。
パナライカは特に空の青味の濃さなどがお気に入りだが、笹の葉などグリーン系はフジが良いと思った。フジは人の肌色も評判良いが、ポートレイトを撮らせてもらえる相手が居ないので、もっぱら愛猫がモデル。獣毛もきれいに写ります。
携帯性を重視しつつ、結局マイクロフォーサーズからAPS-C機に格上げした訳だが、こうなるとフルサイズ機も一生に一度は手にしたいと思うようになりそう。こんなにハマるつもりは無かったのだが。

昨日の目覚め頃、記事にしたみゆきの「波の上」が脳内でぶり返し、寝床で久々に声に出してみた。サビの"貨物船"と"カモメ"は語呂合わせなのかなぁ、と気が付きつつ。本能的に言葉を紡ぐのか、桜田淳子に提供したヒット曲「しあわせ芝居」の2コーラス目、

【浜辺を見たいのとさそえば
鼻唄まじりに連れてゆく
踊りたいとすねてみせれば
おどけながらあわせてくれる】

行頭の"ハマ"と"ハナ"、"オド"と"オド"の韻は偶然なのだそうだ。この曲、2010年のツアーで中島さん本人の歌唱が久々に聴けて嬉しかった。サックスを交えたボッサ・ノーヴァ風アレンジになってたね。

彼女の名曲ずくしのB面ソングで、「霧に走る」を挙げるのを忘れていた。「かなしみ笑い」のB面でアコーディオン挿入のバラード。当時、もっぱら失恋歌・恨み節といわれた中で、これは貴重なラヴソング。淡く切ない曲調は他のシンガーにも取り上げられて良さそうなものだが。シャンソン風以外に、ちょっとAOR仕立てにしても合いそう。

【次のシグナル 右に折れたら
あの暗い窓が 私の部屋
寄っていってと もう何度も
心の中では 話しかけてる

(中略)

ああ 外はなんて 深い霧 車の中にまで
いっそ  こんな車 こわれてしまえばいいのに】
(中島みゆき「霧に走る」より)

みゆきのB面

white170417

TVドラマ『やすらぎの郷』の八千草さん登場の回、面白かったなぁ。石坂さんとのやり取りで、「先生は"なんとか鑑定団"とかいうTVにもお出になすって・・・」など、リアルをシレッと織り交ぜた倉本脚本の今後に益々期待。



このドラマの主題歌を週のほぼ毎日聴いてるうち、脳内を"みゆき節"がぐるぐる回るようになった。彼女のメロディがこんな風に駆け巡るのは、熱中して聴いた中高時代以来かも。
この「慕情」という曲、AメロからBメロへと繋げるコード展開が、ちょっと引っ掛かるが、かつてスティーヴィー・ワンダーと共演した12インチ・シングル「つめたい別れ」あたりに通ずる、普遍的な彼女らしいメロディだ。特にサビの"もしも"と"ただ"の部分の歌唱が効果をあげる。なんでも7分ほどの大曲だそうで、全体を聴くとまた印象は変わるかもしれないが。

前述の「つめたい別れ」など、彼女の初期シングルを集めたボックスが、『Singles』(3CD)。ポニキャニ発だが、現在はヤマハから再発されている。たぶんリマスターはされていない筈。
今では、シングルまでは買わなくなったが、当時の彼女のシングルはアルバムに再収録されることがあまりなく、「悪女」はアルバムでは別ヴァージョン、続くヒット曲「誘惑」「横恋慕」はアルバムに入らずじまいという、今思えばシングルもダブリなく購入の甲斐があったのだ。
そしてB面の曲がまた勿体無いほど良いのだ。もちろんこちらもアルバム未収録ばかり。「ほうせんか」「波の上」「忘れな草をもう一度」「やさしい女」「杏村から」など、これだけでも別途オリジナル・アルバムが成立するんじゃないか。

特にアレンジャーが瀬尾さん一人に絞られた現在、この当時の絢爛なメンツは、今だからこそ再評価したい。アルバム『臨月』『寒水魚』『予感』などで関わったアレンジャー陣を再起用するアルバムを出してくれたら、、なんてもはや叶わぬ夢ですね。

【懲りもせずに明日になれば 誰かに惚れて
昨日をくぐり抜けた 顔つきになれるだろう
でも今夜は 少し今夜は イカレたハート
傍にいてくれるのは 優しすぎるTanquerey

遠いエデン行きの貨物船が出る
帰りそこねたカモメが堕ちる
手も届かない 波の上】
(中島みゆきシングル「あの娘」B面「波の上」より)

バーバラ・ルイス(2)

170528sakura

ここ数年で、数十年来の友達付き合いを止めたのが何人かおり残念に思うが、宗教勧誘を断るのは当然だし、アマチュア同士で対等に関わっていた筈が、音楽バーを始めた途端に何故か音楽について一段高い所にいるかのような思い違いをされ出したり、と困惑させられたものだから、しょうがない。

宗教の断りについては、こちらが丁重に筋を通しているにも関わらず「私の親に失礼な」などと、俄かに親を持ち出して威圧してくるのが怖い。顔見知りといっても脳内回路までは知れない。

友人バーは、いつ訪ねてもほぼ他の客と居合わせることは無かったが、たまに客がいると、"コイツ"呼ばわりでぼくを紹介しつつ恥をかかせたがるのは、無意識に己の優位性を誇りたがるオスの本能だったのかなぁ。閉店にあたり慰めにぼくは「また、郊外の家賃の安いところで再スタートしてみては?」と言った所、「不便な場所では客が来ない」と憮然と返ってきた。「ミナミのど真ん中で客が呼べないのに?」と思わず喉元まで出掛かったが、こらえた。
人が好きじゃないとバーはやれない。過去に通ったある串かつバーのマスターは、他のバーで修行を積んでから自分の店を持ったわけだが、開店一年で何十人もの常連客とピクニックに行ったりするほど固定客が付いている。中心部でもなく、縁故もいない所で一から始めたのだ。
友人のほうはというと、「読書バーのほうが良かったかなぁ」などと呟いていた。つまり、バーは店番程度で客とあまり関わらないのを理想としていたのじゃないだろうか。ほんと、人による。人で拡がりがこんなにも違うものなのだな。



バーバラ・ルイスを気に入って、ベスト盤の他、シングルのコンプリート盤も聴いた。彼女のCDの発売状況は、廃盤が多い。CD入手はどんどん厳しくなってきているような。また廉価リイシューしてくれるのを期待するしか。リスニング形態が分散して、業界はやりにくそうですね。

アトランティックで彼女ほど聴きやすいシンガーもいないのでは? ドリス・デイの歌唱で親しんでいた「イッツ・マジック」のバーバラ版も見事。節回しを変えても、フェイクしない律儀さでツヤツヤした声色。

https://youtu.be/AvOdZqXv6CE

バーバラ・ルイス

shidare170402

毎年、桜を見に出かけたりしてなかったんです。花粉症だから。5年くらい前に鼻通りをよくするための手術を受け、呼吸は随分楽になったほう。その代わり、皮膚症状が出るようになり、体調管理にさらに試行錯誤した。特にこの時期は、辛い物・甘い物は避けたほうが良いみたい。



映画『ムーンライト』のサントラをSpotifyで無料試聴した。劇中に流れたバーバラ・ルイス「Hello Stranger」は、1963年のヒット曲。
『ムーンライト』で流れたのは、ジュークボックスで「俺とお前との思い出の曲だ」と言っていた場面かな。しかし、この映画、時代設定が曖昧で、別場面ではヒップホップか何かがカーステから大音量で流れていたような。

そのきっかけでバーバラのベスト盤を幾つか初めて聴いた。典型的な'60年代ポップスで、ドゥ・ワップからの流れを汲んだようなアフター・ビート多し、あっさりした歌い口は、むしろ黒っぽくないと言えるほど。バラードも比較的軽めで、どんな場面で聴いていても寛げそう。

▼Come home
https://youtu.be/s_Nt99E2llI

写真掲載のこと

このところ、音楽記事が途絶えていますので、近々アップしようと思います。

最近、桜を撮りに行って、花見の人々をついでに写すことがあり、たまたま可愛らしい子供を撮りました(つまり親御さんに無断で)。そこで以前からの写真掲載について、感じていたことなどメモがてら書き留めます。
基本的に、顔の判別が付かないものは問題無し、との記載をどこかのサイトで読み、アップの是非を自ら判断してきました。ただ、今回、みずしらずの子供の顔をほぼ正面から撮ったのを機に、許容範囲について今一度調べ直しました。
いずれもネットで軽くさらった程度で、法律など則った判断まで到底及びません。その程度でネットにアップしていたのか、と指摘されれば言い返せません。

Flickrをみると、たとえば街の雑踏で写り込んだ人の正面写真が、ものともせずにアップされているものは多い(ただこれも海外と国内での取り扱いに関する事情の違いも私は知らない)。日本人とおぼしきユーザーでも、赤の他人の写真をどんどんアップしています(明らかに急に撮られてびっくりしているような被写体も)。一方、注意深く避けていそうなユーザーもいる。それぞれの判断に委ねられているのがアマの実状でしょう。

今回、後ろ姿に関しても、意図的なものであれば抵触する旨の記述をみつけ、拙宅の過去記事に載せたあの写真はまずかったかな、と気にし始めています。偶発的な写り込みであるとは説明出来ない。あくまで表現にこだわったもので、もちろん悪意は無いが、写真に興味の無かった頃と、今とでは自身の感覚が既に変わっており、愛好家の気持ちに寄り添ってしまっているのだ。

撮影画像取り扱いは、拙宅とFlickrの二箇所が私の投稿先だが、拙宅での投稿是非に迷った写真を幾つかFlickrのみにアップしたものがある。いずれも寝ている人など微妙な横顔である。国内ブログよりも英語専用のFlickrのほうが、問題沙汰になりづらい感覚に陥ってしまうのだが、逆に海外専用サイトのほうが、閲覧・拡散規模が大きい筈なのだ。

赤の他人の子供の写真の取り扱いの段にきて、あらためて考えるのも情けない話だが、子供なら大丈夫かなぁと、つい思ってしまうのだ。そうすると顔立ちの形成が落ち着くのは何歳頃だっけ? 自ら子供を持たない私は、とどのつまりそういう問題では無いと気づかされるのだった。

Flickrの国内投稿者には、例えば今のお花見のシーズンの写真、意図的に超望遠で撮ったものについて、英語で「Please do not post this photograph on other sites」と注意書きするだけ良心的だが、いずれにしても被写体本人には、了承をもらっていない筈である。
撮影=SNS即アップを想定すべき今日日。先日、ミナミのクルーズ船に乗った酔客達から望まれて撮った写真は、アップしない判断した。何故なら酔いが醒めたら考え変わるかもしれないし、連中の中には嫌がる人もいるかもしれないから。

写真は人が入ると画面が活きることがあるからねぇ。もちろんそれでは言い訳にならないし、モノであっても、自分の部屋から一歩出た途端、自身の持ち物は無く、総て勝手に撮っているようなものなのだ。このへんのパブリック対象物についての判断も、まだつかねてるが。
一応、人の写り込みについてはシルエットっぽいのなら残させてもらうつもり。今一度、過去記事の画像メンテをしようと思います。

倉本さんは猫嫌い

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週末の雨続きで桜が散ってしまうのでは、と合間の曇天に撮影に行ったが、やはり晴天に比べると写りは不利だなと思う。あえてアンダー気味に撮るとか、ホワイトバランス調整だとか、接写を試みたりと色々カバーしてみるけど、晴れるに越したことは無い。

期待の倉本ドラマ、一週目の放送の最後に、ようやく大女優が揃いました。それぞれ役名があらたまって付いてるが、実際大物女優なだけにいっそ実名のままのほうが分かりやすいような。覚えられるかな?
これと、ネトフリでは『グレイス&フランキー シーズン3』がイチオシ。

『徹子の部屋』をYoutubeで観たところ、倉本さんは犬好き・猫嫌いなんだね。猫の件で、またまた閉店バーのマスターとの会話を思い出した。
音楽好きといいつつ実のところ折り合わなかったマスターとぼくだが、残すは猫好きだけが共通点。うちの飼い猫も結構な歳なので、先のことを考えたくはないが、その後の処理について先に経験のあるマスターに、カウンター越しに問いかけた時のこと。
「近所の公園に埋めた」と。ぼく「エッ? それって、不法投棄に当たるんじゃないの?」と疑ったが、向こうはシレッとした表情。

会話の中で、考えが異なると向こうはいつも露骨に侮蔑の表情を浮かべるが、こちらはあまり表に出さず、帰宅してからあらためて行政のサイトを調べてみた。なるほど、引き取り手数料がかかるからそれで忌避したのだろう。
これも彼の音楽に対する取り組み態度と同じようなものだと、今では合点がいく。彼の経済観念が、何かにつけ発想を狭めていて、お金をかけずに自分は心を込めてやっている、と信じているのだ。愛猫の埋葬についても、それは手厚く施したことだろう。
人前で演奏するなら、まずは詰まらないことを目標にしないと。一度レッスンを受けたほうが良いと思うが。表現云々以前の課題。

シーズン1のみは無いのか?

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ネトフリ『レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』の一話目鑑賞。主演はニール・パトリック・ハリス。
ティム・バートンあたりを想起させるホラー仕立ての屋敷に、両親を亡くした3姉弟が引き取られ、天才役者を自負する主人にこき使われる。

(画像のみ)
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ネトフリドラマはどれも面白そうだが、シーズン1のみで終了する作品は無いのかな。どれもバラバラ観始めると収拾つかなくなりそう。まぁそれが継続視聴させる狙いなんだろうけど、絞って選ばないとどれも途中リタイアしそう。人気によりシーズン延長も結構だが、逆に単発ドラマや映画が恋しくなるね。映画も一部アップされてることだし、一ヶ月プランを練らなくては。

やすらぎのみゆき?

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テレ朝の昼おびに倉本聰脚本のドラマ『やすらぎの郷』がスタート。録画で第1話を観ました。月~金の毎日20分放送で、一日遅れでBS朝日の朝の時間帯でも放送するそうです。
ドラマ主題歌用に書き下ろされた中島みゆき「慕情」が1コーラスしっかり流れました。これは週頭だけでなく、毎日流れるんでしょうか。
倉本氏の作品で、みゆきさんの曲が挿入されることは度々あったが、オファーによるタッグは初めてでは? 「慕情」なんて、'80年代くらいまでの彼女のイメージからは意外なタイトルですが、ドラマに則して考え抜かれたのでしょう。♪もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい 、なんて60代の彼女が歌うと説得力があります。彼女にしては淡白なメロディで控えめな歌唱。なんとなく'80年代のシングル「ひとり」を思い出した。当時、彼女の歌が嫌いな人が、この曲だけ好きと言ってたのを思い出す。

肝心のドラマ内容は、妻の認知症死を機に引退を決意したシナリオ・ライターが、TV界の貢献者のみが集う老人ホームへ入所し、さまざまな出来事が描かれる、というものらしい。なんといっても主演、石坂浩二をはじめ、浅丘ルリ子、加賀まりこ・・・他、数え切れないくらいの大女優が揃い踏み。見応えありそう。

倉本氏のドラマは『"悲別"』くらいまでは熱心に観てたが、すっかりご無沙汰になってた。それまでのシナリオならかなり読んでいる。今回の脚本は前編のみ先行発売されているので、久々に読んでみたいな。
最近、国内ドラマにはすっかりそっぽを向いてしまっている。こないだも気まぐれに点けたNHKの深夜ドラマなども、芝居が軽くて観ていられなかった。演技がうわっすべりというか、それ以前に俳優の素地にある言語感覚が、各人バラバラで同じ国語を聴いているような気がしない。視覚要素は最も重要だろうが、言葉に対する素地を培うメソードが求められるのじゃないだろうか?

直情のムーンライト(2)

ukiyo170402

『ムーンライト』を観る前に、雨に濡れたミナミを収めておこうと、早目に繰り出した。道頓堀川沿いの風景を撮っていると、ちょうどクルーズ船が近付いて、歓送迎会のサラリーマンとおぼしき乗船客達がぼくに手を振りまくってくる。外人観光客じゃあるまいに、と呆れつつ酔客どもに手を振って応えると、向こうは「撮って撮って~」と大騒ぎに。こっちも調子に乗ってきてフェンスから身を乗り出してカメラを構えてやると、もう大喜び! お互い何やってんだかねぇ。

『ムーンライト』は、後からの印象が強い。ストーリーの反芻よりも、映像のほう。やはりリスキーな脚本だと思う。俳優と撮影の条件が合わないと、どうなっていたか。個人的には、まだ若い制作陣なのだろうな、と感じる面もあるが、ただ一点だけを見詰めて、そこに辿り着くまでを、クライマックスを抑制して描写する方法は、ネトフリなどドラマが台頭する時代に、今一度映画ならではの表現に取り組んだ一本といえるのかもしれない。

主役の三期にそれぞれ、富士フイルム・アグファフィルム・コダックを使い分けたらしく、幼年期の肌の色を活かすべくフジを採用したのは興味深い。
フジの色味にも関心があり、こないだついに2機目のカメラ入手しちゃったんだよね。こういうの、かつてのストーリーテリングのみに固執していた自分なら着目する機会も無かったことだろう。

参考:http://www.club-typhoon.com/archives/14109348.html

直情のムーンライト

apples170401

『ムーンライト』を初日のレイトショーで鑑賞。以下、ネタバレ記述を含みますが、内容的には大きな山が一つあるくらいで、読んでいただいても支障無いと思います。

へぇ、これがアカデミー作品賞なのか。というのが第一印象。こんな静かな映画が。次に、時代が変わったなぁ、ということ。監督賞に留まった『ブロークバック・マウンテン』は、もっと手の込んだストーリーの作り込みだった。それが今作の、キャラは内向きながら直情的なストーリー。映像は青を基調に、黒人の肉体が美しく映える。

主役男性は少年から大人まで3人の俳優に分担されるが、年長期を演じる俳優が最年少期の子役の面影があり、鍛え込んだ体型ながら、クセをきちんと演じていて一貫してみえた。
ポイントは、主人公が友達の少年と海で語らうシーンで、手淫を受けた後の、主人公の心の動きを敢えてカットしているところ。エンディングまで通して観た後に、観客に反芻させる唯一のトリッキーな部分。母親のヤク中に悩まされた環境が、彼の成長に影響を及ぼしたのは言うまでもない。それにしても脚本段階で仕上がりに確信が持てたのか?と疑うほど、淡々としたセリフばかりだ。

音楽はまるで『シングルマン』を髣髴とさせる。そしてハイライトというべきシーンでまさかのカエターノ・ヴェローゾ! 鳥肌が立った。
メタファーを探らずに素直に観られる。そんな作品が出てきたか、と。

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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