リヴの新作は本国3/3発売予定

▼阪堺電気軌道 新今宮駅前踏切
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リヴィングストン・テイラーの新作『Safe Home』は、彼のHPによると3月3日発売予定だそうです。現最新作『Blue Sky』は2014年リリースでしたので、海外アーティストにしては短いインターバルが嬉しい。
『Blue Sky』は、曲毎に聴く限りでは良いのだけど、アルバム全体としてはややツメが甘いかな、と思わなくもない部分もあり、カヴァー中心に、自作が数曲という構成は過去にも『INK』でやっているが、『INK』のヘビロテほどには至らなかった。プロデューサーが若かったからだろうか。

今度の新作はチェスキー・レコーズに戻った。いわばリヴが秀作を多く出したレーベルだけに楽しみ。あとはジャケが、もうちょっとマシであればイイのだけど・・・Youtubeのトレーラーにジャケらしきポートレイトが。おお、振り返りポーズが素敵じゃないですか! 兄貴ほどにファンのリアクションの数が多くないのが勿体無いけど、こちらで首を長くして待っていますよ、リヴ!

Somebody to Love

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今月から通い始めたジムは24時間営業で、スタッフ不在でも予め渡されたキーをかざすと、深夜でもトレーニングできる。プールもスタジオ・エクササイズも無い代わりに、フリーウエイトのエリアが充実してるのが良い。まだ会員が多くないのか、時々、お留守番してるような心許ない気分に。人が少ないほうが好きではあるけれど。



一応、G・マイケルの2枚組ベストは持ってますが、ほとんど聴いてなかった。急な訃報に驚いて、久しぶりに取り出した。
'98年盤ということもあるからか、意外にサウンドはそれほど贅沢な作りでもないんですよね。ヴォーカルにエフェクトかけ過ぎなのは、基本的に好きではないし。
唯一、アストラッド・ジルベルトとの共演「デサフィナード」では息をのんで耳を傾けたり。やはり趣味の違いかな。
ところが、ディスク2の最後のどん詰まりで、クイーン共演のライヴ音源「Somebody to Love」が突き抜けてる。彼の肉感的なパフォーマンスがよく出てる。こういう音像なら、ぼくでももっと聴けそう。

フォーレのヴァイオリン・ソナタ

mandaiike122616スポーツジムを別の店に乗り換えて、会費が半額ほどに抑えられるようになった。この秋はけっこうカメラのレンズを大人買いしただけに、これは助かる。
パナのGF7はいわゆるエントリー機で、ここまで写真にハマるのなら、もうちょっと上を狙っときゃ良かったかな、とも思うのだが、4k要らない、ファインダーが無くてもまぁ大丈夫、連写はほとんど使わないから精度低めでも良し、フォーカスセレクトはあるにこしたことはないが、無くても良し・・・まぁ、これでいいんじゃないの?コンパクトでおしゃれなのだし、と言い聞かせた。実際、使用レンズの表現力のほうが本体より違いが大きいと感じる。

  

ガブリエル・フォーレのヴァイオリン・ソナタ第1~2番を初めてSpotifyで聴いた。一度だけで、すっかり陶酔してしまった。ヴァイオリンはグリュミオー、甘美な弾きぶりがたまりません。
フォーレの音楽史上における立ち位置は、長年譜面を手にすることも無かった自分にはとても新鮮だ。ロマン派と近代音楽の狭間の微妙な旋律と和声の交錯が美しい。フレンチらしいともいうべきなのか。

CDでは吸収後のデッカから再発されているが、フィリップス盤の在庫も残っているようだ。あえてフィリップスのほうで手に入れたいもの。

ヴィオラ・エンルアラーダ

couple122416何の気なしにサッとカメラを取り出して撮ったカップル。階段の段下からのアングルで、被写体に微妙に迫力が出た。年末年始は、街は何処も人込みで、余り落ち着いてシャッターを切れなくなりそうだ。労働者街をぶらつこうか。

    

月替わりでSpotifyの無料試聴があらためて可能になっていた。ここがAppleよりポイント高いよね。隔月利用したい人などに向いてると思う。
マルコス・ヴァーリの初期の中で、未購入だったアルバムを聴いてみました。『Viola enluarada』(1968)。通算5作目。
ちなみに初期5作のディスコグラフィは、
・Samba demais (1963年)
・O compositor e o cantor (1965年)
・Braziliance! (1967年)
・Samba68 (1968年)
・Viola enluarada (1968年)

このうち、1~2作目と、4作目は持ってる。4作目『Samba68』は、ヴァーヴ発で、妻とのデュオ録音。同年にオデオンに戻って本盤が出たということは、ヴァーヴ作品は、あくまでアメリカ進出の番外編といったところか。ジャズ・レーベルとあって、アメリカナイズされたテイストを感じるヴァーヴから、また本国での正統派のボッサ・ノーヴァに戻っての本盤は、既に貫禄の充実盤だ。これも手元のコレクションに是非加えたい。
以降、彼はクロスオーヴァー的にロックやフュージョンの要素などを巧みに取り入れていくが、若いこの時期の無自覚な雰囲気を漂わせるヴォーカルは今でも鮮度を保っていると思う。

ネトフリ三昧

nankou120316先日からのネトフリドラマ『ザ・クラウン』のシーズン1は楽しめた。英国王ジョージ6世の実兄にあたるデイヴィッド、離婚歴のあるアメリカ女性との恋愛を選び、王位継承を放棄した彼のエピソードは興味深かった。どの程度脚色されているのか知らないが、放棄しても彼女と贅沢したいんだよね。外国でエリザベス2世の戴冠式をTV中継で視聴し、王室を揶揄しながらも、本来、王冠を継ぐ筈であったとの嫉妬と望郷の念がこぼれているのが人間臭い。「彼は隙間さえあれば、水銀のように入り込む男よ」と忌み嫌う王太后の口ぶりは見事な表現。

8ヶ月ぶりに再加入すると、オリジナルドラマの続編が次々と。1日1話観るだけでも元は取れる気分だ。いっぽう音楽ストリーミングの料金については、さほど実感が湧かないのは何故か。映像サービスは、ストーリー性を吸収する実感があるのだが、音楽は一度流しただけでは、せいぜい印象くらい、簡単に記憶に刻まれるものでもないからだろう。リピートするか、さらに次々聴き進めるか、迷ってしまうのだ。

narcos122216変わって、こちらは『ナルコス シーズン2』。コロンビア実在の麻薬王を中心としたフィクション。1話目を観終えた時点だが、明快な追跡劇からスタートするので、登場人物が多いが、すんなりシーズン1の続きに入ってゆける。最近、渋い役者だなぁ、と何気にウィキペディアで調べたら、自分より年下だったと判明することが増えた。

もう一本は『グレイス&フランキー シーズン2』。熟年男性同士が結婚宣言し、元妻たちとその家族を巻き込んだ騒乱ぶりを描くコメディ。長年秘密に育んだ男性同士の恋愛に対し、長年連れ添った元妻たちのほうが、彼らをよく知ってるところが抜き差しならなくて面白い。宗教の壁など反発しながら、やがて彼らを後押ししてゆく女性たちの悲哀や逞しさを、喜劇に巧く込めている。日本でも合法化すればクリエイティビティの幅ができるであろうに。ただ、これほどの脚本が実際書けるか?

シナトラ&ドーシーのコンプリートBOX

flower121016海外からの取り寄せは一ヶ月近く経って荷物が破れて、ほとんど中身が剥き出しの状態でようやく届いた。フランク・シナトラのRCA1940-1942年の、トミー・ドーシー・オーケストラとの録音を集めたコンプリート・ボックス(4CD)。2015年発売。

  

先に発売されているRCAからの『Essential Frank Sinatra With the Tommy Dorsey Orchestra』(2CD)より、曲数の多い本ボックスを聴いて、良ければ2枚組は手放すつもりで期待して取り寄せた。
レーベルはONE RECORDSとなっていて、リイシュー専門だろうか? 毎回ハラハラするのが、買い直しにあたってリマスタの塩梅が如何なるものか。これだけは手元のオーディオ機器に通すまで分からない。

24bitデジタルリマスタ記載あり・・・・よかった、自然でオケの低音部もけっこう聴こえる。音源所有する本家RCAのリマスタのほうは、ノイズ低減を図り、シナトラのヴォーカルをメインに置き過ぎていて、ドーシー・オーケストラがほとんど陰に隠れてしまっていただけに、こちらのボックスの出来をぼくは支持する。(厳密に聞き比べた訳ではないが)

いやもう、いいよ~。このころのシナトラは。アウトテイク16曲含めて約100曲。各80分近くの収録。遅い到着だったが、これを自分へのプレゼントにしようか。毎回、自分への、ですけど。

2016年下半期購入アルバム(ポピュラー) ベスト3

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今年後半のポピュラーCDは、Spotifyの日本上陸もあり、10枚も買っていませんので、ベスト3を公開記事で。別途Spotifyで聴いたベストアルバムも併せて書こうかと思ったのですが、現在契約が切れてるため、手元に無いものは書きづらいと見送り。やはり買わないと順位は付けられないですね。

第1位 Mel Torme/1956 Torme-Paich Legendary Sessions(2006)

マーティ・ペイチ率いるブラス十重奏とのセッション。2枚別々に出ていたアルバムを1枚に収めたもの。日本のレーベルから発売された最新リマスター盤が気に入らず、こちらに辿り着いた。日本のR&B歌手などで、高いキーで頑張って歌うことがアピールに繋がると思っている人には聴いて欲しい。トーメの洒落たクルーナーに録音の古さも忘れてしまうほど。

第2位 Linda Ronstadt, Dolly Parton & Emmylou Harris/The Complete Trio Collection (Deluxe) (3CD) (2016)

『Trio』(1987)と『Trio2』(1999)、年月を隔てた2枚のアルバムが均一にリマスタリングされ、やや高域はきついが、聴きやすくなったのが嬉しい。アウトテイク満載のボーナス・トラック集目当てで買い直した。特に現役を退いたリンダのファンには懐かしいでしょう。カントリー色を出しすぎないプロデュースが3人のハーモニーを引き立て、いつでも聴く気分になれる。

第3位 Everson Moraes, Aquiles Moraes & Leonardo Miranda/Irineu de Almeida e o Oficleide 100 Anos Depois(2016)

滅多にポピュラー畑のインスト・アルバムを上位に挙げることがないが、これはお気に入り。イリニウのショーロに敬意を込めて、現代グループがオフィクレイドを再現。このアルバムを友達に聴かせると「ショボっ」と言わんばかりに肩を落とされたのには愕然。この小気味良さ、明るさだけでも、万人に好かれると思ったのだけど。

木の根はゆりかご

ichou121716例の新規パン屋さん、批判を受けて行列動画を削除し、お詫び文を掲載されていたが、ページ横のツイート欄にはオーナーらしき人の「行列万歳!」といったウハウハの呟きが。みんなこれ見て怒って「段取り悪かったくせに何を」と投稿してるのが解っていないのかな? というか、オーナーのツイートはあくまで業界関係者や個人的な友達向けに誇らしげに発せられたものかもしれない。だとしてもそれを同時に目にした客は怒るわな。近隣にとっても自分の借りてる駐車場を駐輪場にされ、整理券配布されたらどう思うか。

もう何十年前、SNSどころかネットも無い学生時代、百貨店の婦人靴売り場で短期バイトを経験したことがある。初めて最初の靴が無事売れたとき、社員さんから「バイト君、売れた?」と声掛けられ「売れた!」と喜んでいたら、商品棚の向こうに、まだそのお客が残って居て、ぎょっとした顔で振り返られてバツ悪くて、思わず棚の陰にしゃがみ込んで隠れてしまったのを思い出す。
でも、そのころと比べたら、今のSNSはあけすけ、商売の最中に舌出すのも平気かもしれないね。



イチョウの写真は、露出をかなり上げて撮影。コントラストは弱いが、葉がヒラヒラと儚くてそれなりに気に入ってます。
中島さんのこの歌を思い出した。

【私はどこまでゆけるでしょう 空まで昇ってゆくかしら
それともつらい冬が来て 望み叶わずに散るかしら
(中略)
いいえ どこでもない 枝よりもっと遥かまで
木の根はゆりかごを差し伸べて きっと抱きとめる】

中島みゆき「樹高千丈 落葉帰根」より引用

女王の治世

ouka121216近所に新しくパン屋がオープン、初日は長蛇の列で住宅街は大混乱。店サイトを見ると、その列を動画に撮って嬉しげにアップしていた。だが、混雑の捌き方や購入制限の取り決めが行き当たりばったりだったために、案の定、対応へのクレーム投稿が次々と。「私の顔、勝手に載せないで!」とも。尤もだよね。
オーナーがエキサイトするのは一応解る。ブランド地へ乗り込んで一旗揚げる意気込みだったのだろう。だが、マネジメントの采配がまずく、結局、客も近隣も怒らせてしまった。ここ五年くらい遡るだけでも、ここの交差点付近でパン屋は3軒は潰れているはず。オープン景気経過後、どうなるやら。味は良いらしいが。

商売は難しい、と傍目にも思う。友人もミナミでの開店当初はテンション高かった。他の見知らぬ客と居合わせた時は、話のネタに恥をかかされたものだった。それも始め時だからと目をつむった。
だが客足は伸びず、赤を他のバイトで埋めるようになったあたりから、ゆるやかにトーンダウンしていった。敗因の自己分析を尋ねると、考えが甘かったことを自ら認めつつ、「客がソフトドリンクしか飲んでくれない」と。
いや、たぶん違うな。接客が悪いのだ。自分の意見や感覚と違った時に、彼はチェッ、という顔つきを露骨にする。こちらが目を逸らした隙に、ジーッとイヤな視線を送っている。人間の視界は、他者が思うより案外広いもので、見られているほうは気づいているものなのだ。何より、先に帰って行った客の悪口をいうなんて、ぼくが支払った後は、ぼくの悪口言ってんだろうと、想像が付いてしまう。かつて一緒に世話になった筈のバンドメンバーの噂を見知らぬ客に吹聴している場面など、居たたまれなくて、その客には悪いがその場で不快感を露にしたものだった。
客商売をするなら、文字通り客への視線は大事なのだろう。

  

Netflix再加入のお目当ては米英合作ネトフリ・オリジナルドラマ、イギリス女王エリザベス2世の治世を描く『ザ・クラウン』(2016)(画像はCD商品ページ)。

第1話を観終わった段階で、これは面白いと確信。オープニング回は、ジョージ6世を演じるジャレッド・ハリスが秀逸。この俳優、米ドラマ『マッドメン』において、財務担当の重役で帳簿の誤魔化しが発覚して、追い詰められるさまを印象強く演じていた。こちらでは名立たる英国王役と、ベテランが役柄の振幅を楽しんでいるようだ。

誰かが私を騙している?

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Netflixに再加入。ニコール・キッドマン、コリン・ファース、マーク・ストロング主演映画『リピーテッド』(2014)を鑑賞。

  

ヒロインが目覚めると、隣で眠っている男性は夫だという。つまり彼女は、10年以上も前に何者かに殴打され、記憶障害から、眠るたびに毎朝、自分の年齢と目の前の夫の存在から教えられる。ある医者の手助けにより、毎晩、自分の記憶をカメラに録画するようになり、彼女は少しずつ記憶を取り戻してゆくが・・・。

評価があまり高くなさそうだが、展開は楽しめた。あとは説得力さえあればねぇ。何よりヒロインを心配して干渉してくる人がいなさ過ぎて、これ自体からして不自然。
過去を知る親友女性に久々に会うも、なぜか天文台で落ち合う。親友の住まいなら、いろいろ思い出せる糸口があるかもしれないのに。このように、スリラー構築のために、回避したシチュエーションから不自然さを露呈するポイントが幾つも存在。
ニコールもコリンも良い演技だが、コリンは作品にあまり恵まれないというか、本人は充実のプロの演技なのだけど。ニコールは加齢を感じさせつつ美しい。

ノーディレクションホーム

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閉店後のウィンドウ・ショッピング。造花のアレンジメント屋さんの、バラの花で埋め尽くされた4mのシャンデリア。あえて露出アンダー気味で撮りました。このサイズで見ると、ちょっとカラータオルを巻いたように見えかねないですが。



BSで2日間にわたって放送されたディランの『ノーディレクションホーム』、後半の途中から観ました。エレキ・ギターに持ち替えた頃のエピソードは一応知っていましたが、ドキュメンタリーで見ると、なんとも激しい時代ですね。ピート・シーガーが、ケーブルを斧で千切ろうとしたなど、フォークを求める人々の狂乱は、ロック時代以降の今みると反転したように見えてしまう。ジョーン・バエズが、彼とのツアーの様子を語った部分など興味深かった。

当時の記者会見はきつそうだった。あれではインタビュー嫌いになるわ。ある意味、言葉の使い手同士であれほどコミュニケーションが取れないのは、どういうことだろう。それでもディランは賢くかわしていた。近年の優しい青い眼が印象的。
エンドロールに「Lay Down Your Weary Tune」が流れていた。やっぱりメアリーの歌で聴きたくなった。

シンガー・ソングライター(2)

keitakuen120816例の日本マクド(マック)のCMは結局、停止~削除判断に至ったようですね。

駆け込みで紅葉撮りに間に合った。枯れた部分が目立たぬようチョイスしたつもり。紅葉の撮影も難しいもので、スマホのように素撮りしても良いが、せっかく単焦点レンズ使うのだからボケも入れたい。しかし、どこに焦点を当てるかが悩ましい。この写真では、サイド光が当たって色が透けて変わった部分を中心にしました。

  

最近、新たな音楽をガツガツ探す気になれなくて、手持ちをゆっくり振り返ってる。年末・年始、再契約するならSpotifyかNetflixか。音楽系と映像系どちらか選ばないと、効率悪いよね?
マルコス・ヴァーリの『シンガー・ソングライター』にボーナス・トラックとして収録の「バトゥカーダ・スルジウ」が素敵なサウンド。最近、ボッサ系がポップスの中で最もゴージャスなんじゃないか、とうすうす再認識したり。

https://youtu.be/9A0v8UZl4gU

日本マクド(マック)の奇妙なCM

hasu120616

このシーズン、長居植物園に入園して、しばらく正面通りを歩くと歓迎してくれる大きな池がこちら。枯れ蓮の葉の群れの、うなだれっぷりが、これはこれで壮観で、しばし立ち尽くしました。
ここでは冬場は夕方からイルミネーション・イベントをやっていて、そちらにも興味あったのですが、植物をじっくり撮るには向かないと思い見送り。

日本マクドナルドが奇妙なCMをリリースしましたね。罰ゲームにダンディ坂野がバイの芸人(?当方、この芸人を知らず)に頬キスされて嫌がるというもの。
既にマクド(マック)は今後利用しないとの声も上がっていますが、厳密には、これだけではCMに込められた意図は図りかねる。別ヴァージョンで、好きでもない異性からキスされて、同様に嫌がる画を流すならまだ汲み取れますが。たぶんこの単純な作りからみて、そうではなさそうです。
フランス、台湾のマクド(マック)のCMはトーン自体の品も良いのに、日本のは何とも情けない出来栄え。

参考:http://www.ishiyuri.com/entry/2016/12/06/mcdonalds-japan-releases-new-ad-that-depicts-gay-kiss-as-penalty-game

クリュイタンスのアーツ・アーカイヴス

nagai120616

先週末は長居植物園にも行ってきました。わりと近所なのに訪れたのは初めてという。けっこう広くて、咲いてる植物は限られてるというのに、夢中のあまり撮影地で初めてバッテリー切れを起こした。でも、使えそうな写真はほんの十数枚かな。
この日は15mmパナライカと、30mmパナのマクロレンズが活躍。やっぱりパナライカは強い味方。光と仲良くなれれば、味のある絵を吐き出してくれる。



先ほど気づいたんだけど、これ同じの2枚、間違って買ってしまっていたみたい。ストラヴィンスキー:組曲『火の鳥』、ムソルグスキー:『展覧会の絵』、他 クリュイタンス&RAIトリノ響、RAIミラノ響。

このアーツ・アーカイヴスはライヴ音源だが、いずれも概ね音質が驚くほどいい。本盤は1962年録音を24bit/96kHzでリマスタリング。2007年発売。クリュイタンスの「展覧会の絵」は、別録音のEMI廉価盤も持ってるが、こちらのほうが臨場感豊かに響く。演奏解釈はオーセンティックだが、やはり色彩豊かな気品を放つ。下手なSACDリマスタ盤よりいいかも。

きみの友だち

cosmo120516港はさすがに潮風が冷たい。12月に入っても夜釣りやってる人は多いんですね。みなさん黙々と。
無人運転のニュートラムの終駅、コスモスクエア駅から大阪湾沿いにシーサイド・コスモをドン突きまで歩き、向かいの天保山の夕景を撮ろうとしたが、手持ちの中望遠レンズでは距離が合わず。

  

南港から帰って、コーヒーを飲みながら撮影したものをPCに落とす作業に、このアルバムがぴったりだった。ジェイムス・テイラー『マッド・スライド・スリム』(1971)。

ご存知キャロル・キング作「きみの友だち」収録。近年のキャロルとのデュオ・ライヴでジェイムスは"まさか毎晩歌う羽目になるとは"と冗談交えつつ、キャロルに感謝のMCを寄せていた。
この曲のアレンジにある通り、コンガを加えた穏やかなバンドの輪郭が、陽だまりのようなアルバムを形成。「目を閉じてごらん」は、後年、元妻カーリーが娘・息子とともにリメイクしてララバイ集に収録された。

のぞき部屋、2つのシーン

nanko120316

大阪南港ATC辺りをうろついた。コスプレイベントがあったようで、銀や緑色の髪の人たちが、あちこちでたむろしてた。逆光ばかりで、フレア・ゴーストが出ましたね。レンズフードなど遮光はしませんでした。



長年、機会を逃していた『パリ、テキサス』(1984)をゆうべTV放映でやっと鑑賞(以下、ネタバレあり)。ヴィム・ヴェンダース監督、ハリー・ディーン・スタントン、ナスターシャ・キンスキー主演。もう30年以上前の作品なんだね。'90年代のころ、'60年代映画を観るときは、随分古い映像を観る感覚だったが。

この監督作品は『ベルリン・天使の詩』しか知らなかった。本作も詩情溢れる深い味わいだが、出来るだけ発表当時に近い時期に観ておくべきだったかな。
ラスト・シーンで男が孤独を選択するにあたって、子供は女親の元が良い、と判断するところが、少し今の感覚とはズレて見えてしまうからだ。
この抜き差しならぬ愛を描いた作品、観終わったばかりで、幾つか謎も残った。ぼくが大事な点を見逃してしまったのか。
・一度目ののぞき部屋での男女の再会シーン、のぞき部屋はマジックミラー仕様で、女から男の顔が見えない。男は、女が自分の声を聴いて、即座に反応してくれることを期待していた筈だったが、女は気づかず、そこで失望があった?
その後の二度目ののぞき部屋の再会シーンまでの男の内面について、今も考え中。
・居場所発見後、子供はどうしてすぐに母親に会いたがらなかったか?
・マジックミラーで、女の髪型に、男の顔が嵌り込んで映し出されるシーンは意図的だね?

歳の差のある男女の設定というところも、当時はもっと大きく捉えられていたのかな。ぼくは前半登場の弟が一番好きだな。兄貴の行状に怒っているようでも、日常的な振る舞いで優しい。

吹く口笛はスプリングスティーン

chaya112816最近知り合った人に、今カメラにハマってると言うと、「自分も一眼買ったんですけど、説明書の途中で撮る前から挫けました」と。どの機種持ってんの?と訊くと、ぼくよりずっといいヤツ持ってやがる! もったいない。何でもきちんと1ページ目から読み進めて、理解できないとそこで全てストップしてしまうらしい。ぼくなんか、途中パッと開けたところから始めるよ、最初からなんてまどろっこしいじゃん、というと、キチッとした性分の相手さんは、へぇ~と有り得ないといったリアクション。まぁ、いきなり上級の撮影テクニックを望んでも、やっぱり解らなくて(→P.1参照)に戻らされるけど。

  

中島みゆき『LOVE OR NOTHING』(1994)は、ご存知TVドラマ『家なき子』主題歌「空と君のあいだに」のヒットを受け、アルバム・ヴァージョン収録し、こちらもヒットしたアルバム。しかし、このアルバムから彼女を知るには、けっこうクセのある歌い口、ガラガラ声に、馴染めない人も居たんじゃないか。

このころの彼女、ジャニス・ジョプリンを意識したフシもあったように思う。また、「流星」には、ブルース・スプリングスティーンの歌を彼女自身が口ずさむ、といった描写も。「桟橋に灯りは点らない」は、最近出たライヴビデオのほうが、よほど聴き易くなってますね。
強力な作品群に、現在でもこのレベルで詞が書ける人が他にどれほどいるだろうと思う。ぼくは特に「ひまわり“SUNWARD”」から「アンテナの街」への流れが音楽的にも好きで、2曲をよく繰り返してた。

【あの遠くはりめぐらせた 妙な柵のそこかしこから
今日も銃声は鳴り響く 夜明け前から
目を覚まされた鳥たちが 燃え立つように舞い上がる
その音に驚かされて 赤ん坊が泣く
たとえ どんな名前で呼ばれるときも
花は香り続けるだろう
たとえ どんな名前の人の庭でも
花は香り続けるだろう

私の中の父の血と 私の中の母の血と
どちらか選ばせるように 柵は伸びてゆく
たとえ どんな名前で呼ばれるときも
花は香り続けるだろう
たとえ どんな名前の人の庭でも
花は香り続けるだろう

あのひまわりに訊きにゆけ あのひまわりに訊きにゆけ
どこにでも降り注ぎうるものはないかと
だれにでも降り注ぐ愛はないかと
(後略)】
中島みゆき「ひまわり“SUNWARD”」より

「アンテナの街」は、フォークソングを無理にロック仕立てにしがちな傾向と違い、アレンジのマッチングよろしい爽快さ。"口さがない"という表現も、今使える人は少ないような。
「風にならないか」も好きだった。大曲「YOU NEVER NEED ME」でクライマックスを迎えるや、長いブランクのあと始まる「眠らないで」まで洒落込んでいる。

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プロフィール

 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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