アフロ・キューバン・オールスターズ

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悩んだ末に、30mmマクロレンズを中古入手。何もそんな急かなくても・・・と自問しつつ、決め手は、ほぼ確定情報だという噂(?)だった。パナライカの新ズームレンズが欧州先行で発売とか。ゆくゆくそこに照準するなら、いま手元で重複しないレンズがマクロだったのだ。
マクロは要らないとつい先日まで思っていた。ハイアマチュア以上向きだと。それにマクロ写真って、撮影者の個性があまり反映されないんじゃないの?という疑問があったのだ。けれど、広角レンズで構図を探すのに疲れた時に、手っ取り早いかもと考えた。実際、マクロ撮影してみると、マクロにはマクロ界の構図があるのだな、と気づいたが。
マクロレンズも先にパナライカのが出てるんだよね。でも、今回入手のパナレンズの倍ほどの価格。マクロでそこまで金かけるかぁ?という迷いに、例の噂情報を得て、ずっと気になってた25mmのパナライカレンズも見送って、いっそズームに集約させれば良いのでは、という考えに。それに今回のマクロレンズは標準レンズとしても使えるので、25mm見送りの決心がやっとついた。
しかし、新発売のズームならけっこうな値段だろうな。ここ数ヶ月調べて、カメラファンのリッチさに驚かされる。ぼくが手に入れたレンズは、いずれもリーズナブルと言われてるものばかり。カメラ本体も複数持ってる人なら、それだけレンズの使い分けで表現も多彩になるんだろうね。
今後少なくとも、望遠レンズは求めないつもり。遠くの鳥や、運動会の子供を撮る予定はないので。



キューバ音楽を取り出してみました。アフロ・キューバン・オールスターズ『ディスティント・ディフェレンテ 』(1999)。
なんでも喪に服すため、音楽自粛などといったニュースを聞くと、ちょっと意外だなと思ってしまった。当時、命からがら逃げて行った人たちはお祭り騒ぎだそうです。
本盤は、一連のブエナビスタの活躍の流れを汲む、確かな演奏、録音もカッチリしてる。ただ、ソロ・ヴォーカル・アルバム好きなぼくは、あまり繰り返していないんですよね。1曲オマーラが入ってます。

オン・ブロードウェイ

kao112616これはパナの42.5mm F1.7で撮ったもの。膝の上に乗ったタイミングで、ギリギリまで寄りました。ボケ味を試したくて絞りは開放ばかりですね。大抵、このレンズかパナライカを使い分けていますが、単焦点レンズを一つでも買う以上、複数そろえたくなるのは仕方ないもので、やはりあと一本は増やそうかと。

  

雨の日は'70年代盤が似合う? バリー・マン『レイ・イット・オール・アウト』(1971)。このアルバムは、大貫さんご推薦のアルバムだと記事で目にして、既に廃盤だったのを中古で求めたもの。バリー・マン自体は、ライチャス・ブラザーズのヒット曲の作者であることは一応認識していて、他に『Soul & Inspiration』(2000)を聴いています。

本盤は貴重なCDリイシューだが、リマスタリングされていないようで音が痩せているのが残念。ただ、内容的には提供曲を中心に贅沢で、名うてのミュージシャンとのセッションは盛り過ぎないで淡々と。オリジナルは1963年、ドリフターズがヒットさせたリーバー&ストーラーとマン&ワイル共作「オン・ブロードウェイ」は、ぼくはリヴィングストン・テイラーのカヴァーで親しんできている。分かりやすいフォーキーなスタイル。

【ブロードウェイではネオンがまぶしいと人は言うよ
いつも魔法の空気が流れていると人は言うよ
けれど、あの通りを歩く者には
ろくに食べれるものもない
きらめきは すぐに剥げ落ちて 打ちのめされるのさ

ブロードウェイの女は よくしてくれると人は言うよ
けれど彼女たちを見ていると憂鬱になるだけさ
シケたダイム一枚だけで
口説けるわけないじゃないか
シケたダイム一枚じゃ靴磨きもしてもらえない

ブロードウェイじゃ そう長くは持ちこたえられないさ
と人は言うよ
故郷行きのグレイハウンド・バスに乗ることになるさ
と口を揃えて言うよ
けれど みんな てんで間違ってるね 絶対にそうさ
だって僕は こいつが このギターが弾けるし
ブロードウェイでスターになるまでは決して諦めないよ

みんな てんで間違ってるね 絶対にそうさ
だって僕は こいつが このギターが弾けるし
ブロードウェイでスターになるまでは決して諦めないよ】

ティー・ワイ・オー国内盤より引用

カーリーのLyric Video

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せっかくミニ三脚を用意したので、夜間の車の流線型を撮ろうとトライしてみた。が、一応やり方は解ったものの、地上目線での撮影では一本線が束になって重なり合うだけになってしまい、これは俯瞰撮影でないと華がないことを悟る。撮影スポットを探し直したいところだが、60秒撮影のあと、続けてノイズ除去の自動処理がさらに60秒とくると、立ちんぼは寒い! やっぱり冬季は昼間か、夜間ならスナップにとどめよう。

すっかり和訳作業がストップしているカーリーの伝記本、半分読んだところで、年内までに終わるかどうか。
新曲「 I Can't Thank You Enough」のPVは、既に息子ベンとの共演映像が出ていましたが、Lyric Videoヴァージョンがあらたにアップされました。家族との思い出の写真で綴られています。伝記本を読んでからだと、彼女の母親のショットには、少し複雑な感じを受けてしまいますが。

PENTATONEのセール

▼四天王寺境内にて(拡大可)
shitennouji112116普段、神社仏閣にさほど関心を示さないくせに、カメラをいじるようになったら立ち寄るようになった。広大な土地に様式が統一されていて、異物が入り込まないから、ある意味、撮りやすいんです。ただ、構図は限られるかな。
パナライカの15mmレンズは本当に気に入っていて、他のサイズも欲しくてしょうがないのだが、シルバー色が発売されていないので、かろうじて諦めが付いている。

タワレコさんって、ぼくのブログ見てるんじゃないのぉ?と思うような、好セールがスタート。ペンタトーンのSACDのうち70タイトルほどが、年末までセール実施。Spotifyが国内上陸してからは、パッケージはここのレーベルだけに絞ろうか、と記していただけに有難い。まぁ、マケプレと比較するとそう値段が大きく違うわけでもないのですが、海外から取り寄せる面倒を考えたらね。



それで一枚くらいはオペラ入手してみようと、ビゼーの『カルメン』を。管弦組曲ではクリュイタンス指揮盤をもっていたが、これくらいのメジャー作品は全曲あってもいいだろう。随所に知られた旋律が聴けるのでとっつきやすい。
演奏はバーンスタイン&メトロポリタン歌劇場管弦楽団、マリリン・ホーン(カルメン)、ジェイムズ・マックラッケン(ドン・ホセ)他。1972年録音だが、素晴らしい音! 丹精込めたリマスタリングなのだろう。Spotifyは流し聴きだが、オーディオセットでの鑑賞は、やはり聴く側も背筋が伸びるワ。仏語・英語台詞付きのハードカヴァー2枚組。

逃げ口の入り口

sitennouji112016こないだ散髪屋の待合いで週刊文春をめくっていたら、ツチヤ先生のコラムに、親子が会話してる一コマ漫画が載っていた。以下うろ覚えだが・・
子「なぜ大人は結婚して子供をつくるの?」
親「軽薄だからよ」
これを見て、親しい人が自分を貶めてイキイキした表情を浮かべることや、(自分が過去に何かしでかしたっけ?)と、胸に手を当てて首を傾げる時も、この一言で片付ければ良いことにした。「人間は軽薄なのだ」と。

二時間もののフル・コンサートには、"カオスの時間帯"というのがあって、誰のライヴでも最初は物珍しさもあって観客は集中して聴くが、10曲程度、一時間くらい過ぎたあたりから、アーティストの淡々としたギグに真に没入できるかどうかで、本当に好きかどうかが分かれる、と思う。
中島さんのライヴビデオ作品『「一会」(いちえ)2015~2016』の三部構成のうち"Bitter"で、そのカオス、つまりアーティストの真骨頂が訪れるのだが、メッセージ性に重きがおかれており、ぼくは音楽的に引いてしまった。
が、"Bitter"オープニング「ベッドルーム」は、収録アルバムは嫌いで売り飛ばしてしまったが、映像での彼女の表現を受けて、いま最も身近に感じるようになった。彼女の詞は、初期のほうが情感があって好きだが、こういう視点を持ってくれるから、今でも気に留めていられるのだ。

【粗略に扱ってかまわない人間が
ないがしろに扱ってかまわない人間が
あなたの国にはまさか いないですよね
名誉の傾きを取り繕うために
庇護なき人を選び 踏み石にする技が
あなたの国にはまさか ないですよね
誰にも見られていないベッドルームは
あなたにあなたが見えるベッドルームだ
あなたが鎧戸を固く閉めきる闇は
あなたがあなたの中の鎧戸を開け放ってしまう闇だ
寝心地は最低 居心地は最高
心の中のベッドルーム
寝心地は最低 居心地は最高
心の中のベッドルーム

(中略)
あなたがあなたの国の王であるように
他人も他人の国の王であり続けられますように
寝心地は最低 居心地は最高
心の中のベッドルーム
寝心地は最低 居心地は最高
心の中のベッドルーム
(後略)】

中島みゆき「ベッドルーム」より引用

BISのスメタナ

▼天王寺公園"てんしば"より、あべのハルカスを望む
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夜景撮影は、オートならともかくマニュアルでは手振れが影響するので、最安のミニ三脚を備えた。こうして少しずつ付属品が増えるのだね。シャッター速度を落とすと、実際よりもイルミネーションが輝いて撮れ、絵画的な雰囲気を醸し出す。ミニ三脚のほぼ地べたから見上げた角度も面白い。
最コンパクトな一眼に、リモコンサイズ程のミニ三脚に、交換レンズ、水筒を携えただけでも、そこそこの荷物量。重量を嫌う僕には、スペックが充実したごついカメラより長続きしそうだ。やる気満々だが、風邪に気をつけなければ。



国内盤でしか出ていないクーベリック&ボストン響の『スメタナ:わが祖国』の復刻SACDは4500円とバカ高いので、代わりに東独出身、クーベリックとザンデルリンクの薫陶を受けたというフロールとマレーシア・フィルによる同曲を、スウェーデンのSACD専門レーベル、BIS盤で聴いてみた。
演奏は良かったと思うが、かねてからBIS盤に抱いていたセンターに芯が足りない音響が気になる。このレーベル、ドライな音場が新鮮で、リットン指揮のストラヴィンスキー『火の鳥』『春の祭典』などは気に入ってはいた。PENTATONEには、新旧かかわらず、まずこうした不満を持ったことは無いのだが。
音は良いのに、中心に据えた響きがダイレクトに届かないと、いっそモノラル録音のほうが良いかも、とすら思う。再生機が高級では無いとはいえ、他レーベルでは感じたことのない不満だ。

一会の秋

oldpainter111316先日の日曜日は、北浜~中之島公会堂あたりをぶらついた。撮影のためだけに地下鉄に乗って出かけるなんて初めて! ただ、この日は曇天で、帰宅してデータをPCで確認すると、晴天日より彩度が落ちるのが気になり、アプリで補正を試みたのだが、いじるほど余計ヘンになるばかり。妥協して撮ってだしにしておいたが、このへん、他人様のを見習う必要がまだまだありそう。



中島みゆきのライヴ映像作品、『中島みゆきConcert「一会」(いちえ)2015~2016 [Blu-ray]』を入手。このツアーは、ぼくがチケ申し込み落選で見逃していただけに、楽しみにしていた。
元気いっぱい・声でまくりで、中学・高校時代に熱心に聴いたアーティストが、今でも頑張っていることに頭が下がる。本編は"Sweet""Bitter""Sincerely Yours"の三部構成。

観覧車を舞台セットに、本人はもちろん、全ミュージシャンまでコーディネイトされた衣装がカラフルで、特に軽めに進行する第一部は、過去を凌ぐ映像出来栄えと感じた。
「やまねこ」('86年)が、ライヴ映像で観られるとはねぇ。立ち姿と表情の美しさに驚く。今ツアーからプロンプター使用だが、観ていてそれほど気にはならない。
「MEGAMI」は、これも'80年代のツアー『野ウサギのように』を思い出す。個人的にベストのライヴ(朗々と歌った「誰のせいでもない雨が」が忘れられない)。

話は本編に戻って、第二部のオープニング「ベッドルーム」は、彼女がミニスカートで足を開いて凄む表情から、オリジナル・アルバムより身近になった。
しかしこの後あたりから、自分の趣味からは逸れていく。特に「阿檀の木の下で」の演奏中での空爆音のSEなど、演出と理解しつつも、音楽を壊してしまっていて好きになれない。意図的であることは汲んではいるつもりだが。この本領発揮というべきハイライトで、あまり馴染めず歌声も荒れてきて、選曲の重さとともにしんどくなる。終盤ではまたキリッと持ち直して清清しい歌い口に浄化される感覚に。彼女は「流星」のようなタイプの楽曲が最も歌いやすそうですね。
そうそう、パーカッションに三沢さんが入ったんだね。軽さも生んで、第一部では特に活かされていた。

音楽のプライド

kohamabat111216音楽バーを閉店したアマチュア・バンド仲間の友人には、「もし商売替えをしても、いつも周囲の友人が好意的にアジャストできるとは限らないもので、今後商売を介した客としての関わりは避けたい」と、畳んだばかりでお疲れのところ悪いが伝えた。
やり取りして最後まで残ったのが、なぜご自身の音楽に自信があるのか?という疑問だった。

写真をやり始めると分かりやすいのが、出来を平面上で確かめられるから、プロとの違いは明らかだ。プロは狙いに応じて露出・絞り・シャッター速度を使いわけている。偶然の産物じゃない。(良いレンズがあれば、ぼくにだって、と思いたいが)
ぼくはデモ音楽しか作った事がないが、「いかにも家で録った感じ」と友人にはカウンターを挟んでさんざんコケにされたものだった。が、謎なのは、向こうは一曲もデモすら無いんだよね。過去に一度、Youtubeに上げたものが案内されてきたが、遠くのほうで何かギターがゴソゴソ鳴っているような、よくわからない感じだった。なのに何故、ぼくを含め他人に対しては皮肉たっぷりだったんだろう。まさか自身の雑味を客観視しないまま、自らも出演する経営に着手したのだろうか。肉体表現は、自ら同時にモニターするのが難しいだけに、いつまでも歌いっぱなし・弾きっぱなしというわけにはいかないだろうに。

しかしまぁ、バー通いは30歳頃にとうに卒業したが、当時の飲み仲間は店側がプライドお高いと機嫌損ねて「二度と来ない」とか勘定際に吐き捨ててたものだっけ。はしごして、他人のウチに先頭立って泊まりに押しかけるぼくもたいがいだったが。

手持ちドーシーのおさらい

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これはFlickrに載せたら、写真のめっちゃ上手な人が、"beautiful shot"とコメントくれました。何が褒められるか分からんもんですね。

そろそろ夜間の撮影にも挑もうと思い、ひとまずオートフォーカスから少しずつ試してみる。昔、アナログの一眼レフを初めて買った頃、何も分からないまま夜の撮影に臨んだら、現像出来上がりは全部、真っ黒な背景に火の玉ヒュルヒュル浮かび上がったみたいな酷いものだった。いまでは撮ったものをすぐに手元の液晶モニターで確認できるから助かる。

    

上記3枚が、所有するトミー・ドーシー関係のCD。左画像がフランク・シナトラ在籍時の歌唱集(2CD)で、シナトラ曰く「息継ぎのテクニックとフレーズの歌い方をトミーから学んだ」との通り、トロンボーンの甘いフレージングが乗り移ったようです。シナトラは、そこそこ集めて聴きましたが、この初期がピュアで素晴らしいと思います。
真ん中はイーディス・ライトのヴォーカル曲を中心に集めた2枚組。クラムベイク・セブンは通常のドーシー・オーケストラより縮小した軽い編成。イーディスの落ち着いたアルト・ヴォイスは、ドーシー楽団で最も多く起用されているのではないか。ただ、彼女メインで固めて聴くと、やや物足りなさも。
右はベストものの一つ(2CD)。音源が多数あるため、選曲についての評価はあまり高くなさそうだが、リマスタリングの出来は良いと思います。
特に最初のシナトラ2枚組CDについては、ノイズを除去しヴォーカルを前面に出して非常に聴きやすくなっているが、いっぽう本来の録音の質からかけ離れているようにも聴こえるので、最近出たというコンプリート4枚組が気になっているのです。

エラのジャケ違い

sumiyoshi110516なかなかシチュエーションによるレンズの使い分けは難しいですね。画角が合わないと、他にもレンズが欲しいと思うが、マイクロフォーサーズ・レンズは種類がまだ豊富ではなさそうなので、ひとまずパナの今後の新作動向をみることに。
街歩きのスナップは未だトライしていなくて、人の写り込みを避けようとすると、つい静かな公園とかに行ってしまう。雑多な街なかで、ボケ表現を上手に色味に溶かして写してる人の作品など参考にし始めている。

    

先日、Spotifyで試聴して絶賛していたエラ・フィッツジェラルドの『Let No Man Write My Epitaph』(画像左)、記事アップしてから、そういえばエリス・ラーキンス以外にもピアノとのデュオ録音があった筈だよなぁ、と手持ち棚をあらためてたら、これ、持ってた。不覚。
ぼくが持ってるのはジャケ・タイトル違い、『Intimate Ella』(画像右)。収録内容は同じ。このCDだけ何故か部屋奥の取り出しにくい棚に長年放置していたのだった。でも当時、一聴して気に入ったなら、手元に引き寄せて置いた筈。購入時から少しは、自分の聴く耳も育ってきたということか。ちょうどSpotifyの期限切れなので、今後しばらく手持ちを吟味します・・・。

コンプリート・ドーシー?

▼大阪住吉大社にて
sumiyositaisha110616

他人様のFlickrを覗いてるうち、どうも自分だけクオリティが違う気がして、試しに中古レンズを買い足してみた。レンズをあれもこれもと欲張り出すと、"レンズ沼"という底無しに嵌るらしい。
その中古レンズは、俗にパナライカといわれるライカ銘が冠せられたパナソニック開発のマイクロ・フォーサーズ・レンズで、ライカと言えばアマチュアにはけして手の届かない銘柄だと思っていた。ン百万、ン十万の世界だから。それが数万で買えると思えば。
いやぁ、確かに良いワ。先に使ってた広角レンズも巷の評判良く、精度はぼくのレベルでは充分と思ったが、フォトジェニックな感がいまひとつ出ないような。記念写真の域を出ないような。
それがライカ銘レンズでは、自ら表現力を持つのが分かる。コクのあるコントラスト感や、被写体から背景に至る、なだらかなボケ具合、しっとりとした採光の溶け具合。もちろん、描画力には上には上があるのだろうが。

  

トーミー・ドーシー・オーケストラとドーシー・ブラザーズ・オーケストラのプレイリストをSpotifyで作ることにした。オリジナル・アルバムの無い時代だから、各コンピレーションからダブリを削いで足していって、盛大にシャッフルしよう・・・、としたら課金前日になってしまった。
今のところSpotifyにあるドーシー音源の中では、上記ジャケのシリーズものが最も充実していそうだ。音質も全くノイズも音飛びも無く、驚くほど聴きやすい。CDでは同シリーズの発売は見当たらなかった(ダウンロードではAmazonが一枚600円、iTunesでは見当たらなかったが、同シリーズで他アーティストは一枚1080円)。
逆に昨年発売されたシナトラ・ウィズ・ドーシーの4枚組CDは、聴き放題には無い。シナトラは2枚組なら有るが、もう少しコンプリートにしたいと思ってたところ。悩ましい・・・。

センチになって

books110416今朝、コシミハルさんの2013年アルバム『マダム・クルーナー』に収録されたジャン・ルノワール作のシャンソン「Parlez-moi d’amour (聞かせてよ、愛の言葉)」で、コシさんが日本語訳で歌う一節、

♪時に人生は冷たい雨が降るの/けれども苦しみも/貴方の口づけで/柔らかな夢の邊りに/辿り着く

にドキリ。繰り返し好んで聴くアルバムは、こうして後々、気づかされるものがあり、益々愛着は増していく。コシさん、この路線をライフワークにしてくれないかな。数曲入る彼女のオリジナルもオールドタイミーに馴染む。



トミー・ドーシーの音源は、何枚か歌手もの、ベストもので持っているが、録音活動の全貌は知らない。Spotifyで未入手のコンピを聴きながら、持ってないけど知ってる曲など、ゆったりとあの頃を懐かしむように(未だ生まれてなかったけど)楽しんでいる。

「I'm Getting Sentimental over You」は「センチになって」という日本語タイトルで、コシさんの2015年アルバム『ムーンレイ』で、同じくインストで演奏されている。ドーシー楽団の、この歌モノの間のインスト挿入が効いてる。ステージでは、歌手の入れ替わりあるいは衣装替えのタイミングで、演奏してたのかな。

I'm getting sentimental over you
https://youtu.be/cKQc-cbAvdQ

人知れずFlickr

tutenkaku99103016デ杯に合わせて初のミラーレス一眼を手に入れてから数ヶ月。今や記事と直接関係のない画像を拙宅に大きく載せて、読者さんを困惑させています。
実際には、もう少し多く撮影していて、ここでの音楽記事更新のペースでは紹介し切れない画像をまとめて別途フリッカー(記事末尾リンク)にアップロードすることにしました。私室の散らかりようを露呈しています。

それまで10数年使ってたニコンのコンデジは思えばほとんどブログのCDジャケ撮影目的になっていた。実際ソフト購入した証明をも意図した紹介用でした。現在のミラーレス一眼はパナソニックのGF7で、いざ撮影してみるとちょっと色んな被写体で試してみようかという気にさせられた。予想より精度が高いと実感した。
一応、一眼レフは25年くらい前、カメラ好きの先輩の口利きでキャノンのEOS kissを割引購入し、当時は撮影旅行までもしていた。モノクロフィルム撮影したものを、後でカラー焼きしてもらいセピア風にしたりして楽しんでいた。しかしその後はパッタリ、生活の変化を伴いながら、すっかり持ち腐れ。

いつのまにかネット時代になり、価格とレビューを見合わせながら、予算以上にはなったがパナのGF7に落ち着いた。当初は電化屋さんのカメラはどうか?と思ったが、決め手は自撮り可能なチルト式モニターで、最もコンパクトな最近商品だったこと。
今のところ自撮りは未だやってないのだが、うちの飼い猫が今年で16才になった。一度も病気したことが無く、まだまだ一緒に居られると思っているが、ニュースで猫の平均寿命を知り、既に人間の年齢では80歳に当たると気づいてから、今から残しておきたいと。以前から、写真館で愛猫との家族写真を撮ってもらいたいとうすうす希望していたが実際は難しいので、一緒のところの自撮りを試行錯誤する予定。

ゆうべフリッカー登録して、他人の写真をついでに鑑賞していたのだが、皆さん凄いわ。プロの風景写真はかのナショジオの世界。自分のが恥ずかしくなる。キャノンの上位機種など、さすがですね。でも惹きつけられるけど、色彩が強すぎるかな。いずれにしてもボディだけで10万以上とか費やせない。こちらはコンパクトに使い倒したい、テクニックはおいおいということで。

https://www.flickr.com/gp/145506829@N04/AHU2ZW

トリオを連れたマダム・クルーナー

再びビルボード大阪。コシミハルさんのライヴ『「マダム・クルーナー6」 Special Guest:村井 邦彦』を2ndステージにて鑑賞。※以下、公演内容、一部曲目に触れています。

kaijo103116昨年、拙宅にて購入したアルバム中の1位に選んだコシさん、彼女の大阪ライヴはなんと20数年ぶりだそう。彼女のサイトをチェックしても、ライヴ情報は首都圏ばかりだっただけに、今回は楽しみだった。ぼくはこの一連のジャズ&シャンソン集から聴くようになったばかりだが、ずっと待ち侘びていたファンは嬉しかったでしょうね。

オープニングはピアノ・トリオでの序奏。メンバーはピアノが大貫さんでもお馴染みのフェビアン・レザ・パネ、コントラバスは渡辺等、ドラム(バトリー)は山口新語。
そしてコシさんが、古き良きキャバレー時代に彼女のオリジナリティを加えたようなコケティッシュなグリーン基調の衣装を纏って登場。アルバムでは完璧だったピッチは、「ス・ワンダフル」などステージでも見事に再現。声がきれい。可憐で妖艶な歌い口に、ファルセット部のクラシカルな発声が、気品を添える。

miharu103116けっこうアルバム以外のスタンダード「チーク・トゥ・チーク」や、ディートリヒも歌ってくれた。小さなランプに囲まれた鉄琴を鳴らすシーンなど、彼女独特の瀟洒な世界へ惹きこまれる。振り付けのあるシンガーにはなかなか縁がないだけに釘付けになった。ぼくは一番後ろの席だったが、大胆に足を開いててドキドキ。彼女自身、初ビルボードらしいが、これくらいのハコに向いてる魅力的パフォーマンスだ。

アコーディオンやピアノ弾き語りなど多芸を発揮し、途中ゲストにアルファ・レコード創始者でもある作曲家、村井邦彦氏が登場。
この間のお二人のやり取りは興味深く、なかでも驚愕したのが、'70年代にカナダ少年、ルネ・シマールが日本語で歌ってヒットした「ミドリ色の屋根」の作曲が村井氏だったこと。ルネがその曲で受賞した際の審査員の一人にフランク・シナトラが居たこと。そしてなんとその曲をコシさんと村井氏のジェントルなピアノ伴奏で生披露! この曲が演奏されたのはビルボード史上、初めてでしょう。ぼくは高校時代の文化祭で、この曲をギター弾き語りしたのだけど、周囲は皆知らなくて「何それ?」てな感じでポカンとしてた。この曲が大好きだというコシさんに、やっぱりぼくは出会うべくして惹かれたんだと思った(思い込んだ)。
参考:「ミドリ色の屋根」https://youtu.be/oQVJnId9z-U

彼女はコルセットが大好きで、ステージではいつも身に着けるという。コルセットの着け外しを近所の窓から男性に覗かれるさまを想像して書いたという「コルセット」など、オリジナル曲の個性も凄まじい。終盤は、やや息が上がった感じではあったが、美しい声は保たれていた。どんなふうに普段からケアされているんだろう。クルーナー第3集も期待しています。

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sake moge Flickr(オリジナル写真集)                   ●手さぐりのリボン結び(オリジナル楽曲集)

プロフィール

 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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