ます、しぼめる花、ノットゥルノ

kaoclock

これまた極上の盤に出会った。2008年録音、シューベルト『ます』、『しぼめる花』変奏曲、『ノットゥルノ』、演奏はヘルムヘン、テツラフ、ポッシュ、ベアルテン、他。オランダのPENTATONEレーベルから。



収録曲名をそのままジャケ絵にしたセンスは何とも不思議だが、演奏は溌剌として最高。「ます」は、同レーベルからボザール・トリオの1975年フィリップス録音も持っている。そちらも好きだが、さすがに低域の浅かった旧録音より、現代録音はレンジが広く音が太くて臨場感がある。

うちのオーディオはこの室内楽くらいの編成のディスクが相性良さげだ。大オーケストラを聴くにはキャパが足りない。SACDの素晴らしさを出来るだけ読者さんにも知って欲しいが、自分の機器が中クラスなので偉そうなことは言えない。
最初にSACDを聴き始めた頃は、ONKYOの最低クラスのアンプを使っていたが、レーベルによってSACDの威力が感じられず、マランツ機を買い足してから、その差に驚愕したものだった。むやみにディスクを集めても、再生環境も必要になるから難しいところ。

各曲一部試聴

コンプリートで懐かしむトリオ

友達に少し意見が違うだけで、ケッという露骨な表情をする人がいるのだが、そういう人はどうも誰にでも同じリアクションを見せているようだ。
pinpointあれ、案外本人は気づいていないんじゃないかな。咄嗟の件だし、いちいちアドバイスしていいものかどうか。譲れない自分と、単に傍目に感じが悪いのは別物だと思うが。
そういえばかつて宗教を強く勧めてきた知人もそうだった(逆にカリスマ性のある著名人の言動には何でもYesという極端さ)。
僕はというと、多分やらない。相手の言葉が瞬間、呑み込めなくて、噛み砕いて脳に伝わるまで時間を要するから。鈍くてよかったのかどうか。



夏まえから楽しみにしていたリンダ・ロンシュタット、エミルー・ハリス、ドリー・パートンによるカントリー・ヴォーカル・アルバム『COMPLETE TRIO COLLECTION』。2枚のオリジナル・アルバムのリマスターに未発表曲・オルタネイティヴ・テイクを収録した全3枚組。同時にこれらを1枚にしたダイジェスト盤も発売されているようです。

リマスターについては、オリジナル発表時より垢抜けて聴き易い(やや高域がきついか)。戸惑うのは、各3枚それぞれの音量が違うので、3枚シャッフルしたい時には不便。これはオリジナルの録音レベルを尊重した結果なのか?
カントリーといっても、ビッグネームの歌姫たちによるハーモニーは、コテっちいものではなく、純粋にフォークを聴く感覚に近いプロデュース。アイリッシュ・トラッドも歌っているし。バンドの特長よりもひたすら歌声を押し出した美しいトラック群。

お楽しみのディスク3は、別テイクがほとんどかと思いきや、嬉しくなるほどの未発表曲が多数。稀にデモっぽいのや、声が擦れるテイクもあるが、お蔵入りがもったいない逸品ばかり。近頃、特にリンダさんは元気でいらっしゃるのでしょうか。

彩色豊かに・・・

ビルボード大阪2ndステージにて大貫妙子さんのライヴを数年ぶりに鑑賞。※以下、演奏曲目に触れた記述があります。

2016taeko今回のメンバーは、デビュー40周年ライヴと同じ豪華な顔ぶれ。この形態で聴くのは僕は初めてだった。オープニングの「One Fine Day」のイントロから、それはかっこいいバンド・サウンド。
ただ、2コーラス目から沼澤さんのスネアが「ドシャッ、バシャッ」と鳴り出してから、早速違和感が。ヴォーカルが掻き消されてしまうのだ。このツイン・ドラム編成、40周年ライヴでも「ヴォーカルが聴こえづらい」との意見があったそうだが、このことだったのだろうか?

2016taeko5ロックのライヴではよくあるので苦言を呈するほどではない。現にバンドのグルーヴは素晴らしい。初期から彼女を聴いてきた人達は、すんなり入れるのだろう。
それでもバンドのテンションが上がる中、他のシンガーならば一気にノンブレスで歌い上げそうな箇所を、大貫さんの場合、小刻みにブレスを取るので、それがサウンドとヴォーカルの温度差に感じられてしまうのだ。あのふんわりとした端正な歌い方には、編成がやや大きすぎるかな、と。

そのツインドラムは、ブラジリアン系の選曲に魅力を放っていた。セットリストの印象としてはメリハリが付いて非常に贅沢な濃い内容だった。
この数年で選曲も少しずつ入れ替わったようで、自分が初めてライヴで聴けた曲も多く、「虹」など嬉しかった。ボックスセットに初収録されたという「Forever Friends」は、ジェイムス・テイラーあたりの香りが。「夏に恋する女たち」は先にピュア・アコースティック・ライヴで聴いて、バンドでは今回が初。考え抜かれ慈しまれた作曲者自身による心づくしは今回も伝わった。

公演中の撮影が不可なので、帰り際に。みなさん、ライヴの余韻でニコニコしながら撮ってました。
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配布されたチラシの中に、なんとコシミハルさんのライヴ情報が! これは行かねば・・・。
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チェロの宇宙

lampupこないだの観戦ですっかり土方焼け。会えばいつも悪態つき合う知人からは「かっこう悪い焼け方ですね」。半袖の境界線で上下の色がてんで違うのだ。まるで遅い夏をいっぺんに味わったようだ。
試合は楽しかった。数年前、女子オープンに行ったときは週末でもガラガラで、案の定、その後は東京に開催地を変更されてしまった。今回の満員は錦織効果が大きいとはいえ、デビスカップの大阪開催は良いムードだったので、徐々に国際試合を増やしてくれたらいいな。東京はやっぱり遠いから。

今後の音楽記事の予定ですが、次回あたり大貫さんのライヴ・リポートになるでしょう。その後は、チケットが当選したカエターノ・ヴェローゾのアルバムのおさらい・予習を。予習はAppleでするつもりだったが、今月使い過ぎたのでYoutubeでチマチマ試聴やね。



その間、最近傾倒しているPENTATONEクラシックのディスクに触れていくつもり。先日の『白鳥の湖』の録音が超ど級の高音質で、しばらく取り憑かれて他のディスクが聴けませんでした。最新録音をもっと、と入手したのが同レーベル、マット・ハイモヴィッツ演奏による2015年発表『バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲』(2SACD)。
単旋律でよくこれだけの広がりが出るものだ。深呼吸を思い出したように落ち着く。ボウイングのタッチと演者のブレスが其処に聴こえる。残響は左から右へとディレイするように飛んでいく。バロックの無伴奏がこれほどイマジネーション豊かなものだったとは。

やんやのデ杯(2)

デ杯最終日、大阪市内は80-90%の降水確率。公式サイトに中止決定の知らせは無かったので、ひとまず駆け付けました。

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11時開始予定から12時半に変更。止むだろうか? 
時間潰しに靱公園で撮影練習。
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なんと雨上がりました。13時半開始とさらにずれ込んだが2試合ぶん興行無事終了。その後に再び雨が降るという奇跡。待ち時間は、WOWOW放送絡みで修造さんがトークで繋いでくれ、なんとか退屈せずに過ごせました。

2日目にして日本チームは3勝先勝。よってワールドグループ残留決定。中日だけ行けなくて残念だったが、錦織・杉田組によるダブルス試合はWOWOWで観戦、1時間半あまりでカタが付いてしまいましたね。

本日はいわば消化試合となり、3セットマッチに変更。ウクライナ側の対戦カードは都度変更となったが、日本チームは当初発表の通り。ダニエル(対スミルノフ)は今日は試合が開催されると思っていなかったようで、開始当初は集中を欠いていたようだったが、初日同様冴えたストロークを見せ、西岡(対カレニチェンコ)は終始、鋭いバックハンドで、両者とも快勝。なんと全5試合日本が完勝。

今回、植田監督による錦織温存の采配が話題になっていたが、今日たまたま雨で中止の間、修造さんが錦織にインタビューした際、錦織自身が「オリンピックと全米が続き、ケガは無かったが、疲労は残していた」という旨の答えがあった。次には楽天オープンが控えているし、デビスカップに出場するだけでも非常にタフなスケジュールなんだろうね。
ドルゴポロフが出場していれば、シングルス出場の可能性は残していたかと思うのですが・・・。

日本チームおめでとうございます!
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四選手ともありがとう!
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やんやのデ杯(1)

9月16日~18日の三日間行われるデビス・カップ(日本対ウクライナ)の初日と三日目のチケットを取りました。場所は靱テニスセンター。
まずは初日観戦。まだ暑くて、帽子やタオルの用意をするべきだった。2試合で6時間余り、すっかり赤ら顔に。近所のビルからはタダ見してる人もチラホラ。

▼第2試合(西岡対マーチェンコ)より
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僕のプロテニス試合の生観戦は、数年前の女子オープンが初めて。以来、2度目の靱テニスセンター。さすがに応援のノリが凄い。普段、コンサートしか行かないから、鳴り物があちこち喧しいのが新鮮。
そして初めての男子試合、さすがにパワーとスピードがあり、ボールはそれは重そう。TVでは分からなかったスピンの回転量がグルグルと生々しい。

▼左から日本チーム、チェアアンパイア、ウクライナチーム
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買い立てのパナソニックGF7で撮影。付属のキットレンズじゃ、とても選手のアップは撮れません。が、帰宅してPCに取り込んでみると、予想以上に細かな画質で、望遠レンズがなく思い通りの構図が取れなくとも、後でトリミングすれば耐えうる範囲だ。ミラーレス初心者としては、この精度には感激した。

▼日本チームを拡大
左から杉田・西岡・ダニエル・錦織選手・植田監督
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直前に発表された対戦表では、錦織選手は今回シングルスから外れ、よりによって僕がチケットを取らなかった中日のみダブルス登場。この大会は国別対抗であって、スター選手目当ては筋違いと知りつつ、シングルが一戦も無いとは・・・。全米の準決勝からまだ一週間だしね。とはいえ、最終日に急遽出場してくれないかと。

第1試合(ダニエル対スタコフスキ)、ウィンブルドンでフェデラーを下したこともあるスタコフスキは球種が多彩で、これはダニエル厳しいかも、と見ていたが、総じてダニエルのミスが少なくディフェンスが安定しており、攻めるスタコフスキが要所でミスを重ねた結果、ストレート勝利。
第2試合(西岡対マーチェンコ)、マーチェンコは、先日の全米での善戦も記憶に新しい、唯一TV放映で観られたワウリンカとの戦い方通り、強力サーブと爆発的な決めのショットを放つプレースタイル。身長差で劣る西岡はラリーを繋ぎ、マーチェンコのミスを誘った。特に第4セットのブレイクダウンからの粘り勝ちには圧倒された。

▼本日の結果表
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グラモフォンの4chリマスター・シリーズ

2004年に買ったニコンのコンパクト・デジカメのモニター画面が、撮影時のみ利かなくなってしまった。モニター画面自体が壊れてしまった訳では無いようで、撮影後の再生時には確認できてしまうという、なんとも半端な故障具合。修理にお金を出すくらいなら、と今般初めてパナソニックのミラーレス一眼の購入に踏み切った。
この週末に錦織選手が出場するデビスカップのチケットが取れたので、多いに活用させたいが、人の往来がある場所でシャッター切るのは、本当は苦手。持ち腐れにならないか。

PENTATONE発のグラモフォンの4chリマスター・シリーズは、5枚だけ所有しています。
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このうち「組曲『クープランの墓』、『マ・メール・ロワ』全曲、古風なメヌエット、他 小澤征爾&ボストン交響楽団」「アランフェス協奏曲、ある貴紳のための幻想曲、マドリガル協奏曲 イエペス、ナヴァッロ&フィルハーモニア管、イギリス室内管」「『巡礼の年』第2年『イタリア』より、2つの伝説 ヴィルヘルム・ケンプ」は過去記事にて軽く紹介済み。残りの2枚について、



モーツァルトの「ピアノ協奏曲第26番『戴冠式』、第14番 ヴァーシャリ、ベルリン・フィル」、この盤だけ肩透かしだった。SACDには基本的に音質面の期待がかかっているだけに、予想を下回る音響だと演奏に身が入らず、従って耳を傾けるまで至らない。何度も寝かせてから気を取り直して聴き直してみるが、全部で20枚ほど持ってるPENTATONEのディスクの中で唯一不満を感じるほど。楽曲的にやや地味目というのもあって、これは手放すつもり。



「『ギター協奏曲集~ヴィラ=ロボス、カステルヌオーヴォ=テデスコ、ジュリアーニ』 イエペス、ナヴァッロ&ロンドン響、イギリス室内管」、先の「アランフェス・・・」の、センターに絞った音像に対して、こちらは広がりのある軽めな感覚。クラシック・ギターは音量が少ないので録音バランスが難しそうだ。馴染みの無い曲集だったが、重厚ではないぶん親しみやすい。ラインナップの中ではあまり人気は無さそうだけど。

▼カオ近影
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現代録音の新たな聴感

クラシックのSACDは、まず往年の名指揮者・演奏家のEMIリマスター盤から聴き始め、近頃はPENTATONEからリイシューされた、やはりアナログ時代のフィリップス録音など、廉価から集めているのですが、新録も探せばそこそこ安く入手できるのを知り、同レーベルの2015年録音盤『チャイコフスキー:組曲『白鳥の湖』、ショスタコーヴィチ:組曲『黄金時代』、ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ、他 山田和樹&スイス・ロマンド管』を入手。



そこそこ長生きするもんですね、子供の頃に聴いたLPから随分と録音技術は進化を遂げたものだ。とてもきれいな音響。フォルテシモも全然疲れない。他の盤だとヒステリックに鳴って、思わずボリューム下げるのに、必ずしもウチのオーディオの問題じゃないんだね。すごい気持ちいい。

なんでもAuro-3Dという録音方式だそうで、13.1chに対応しているとか? そんな環境を作れるお宅があるんでしょうか? フロント・スピーカーの目前に寝床があるような我が家では、天井にスピーカーを吊り下げようものなら、就寝中に顔に落ちてきそう。
あえなく2chで聴くだけでも、はちきれんばかりの立体感が漲るような鳴り。録音チームは、さぞやりがいあるでしょうねぇ。この盤を持って、試聴ルームに相談に行こうか。

→各曲一部試聴

恐るべき名試合

全米の観衆が沸いた沸いた。錦織選手の対マレー戦は、それはもう観ているのも恐ろしくなる、勝負の行方が最後まで見えない、タフなフルセットマッチだった。これはWOWOWさん、名勝負選として今後繰り返し再放送するでしょうねぇ。

観始めは、先日のオリンピック戦の完敗も記憶に新しい、今やジョコビッチを上回るほど絶好調のマレーが相手じゃねぇ、と。
実際、第1セットは戦法としては的確ながら、マレーが普通に守るだけで、錦織がミスショットを重ねるという、早くも悪循環の兆し。このままじゃ、まるでオリンピックの再現じゃん、と溜息が出そうに。

ところが第2セットの雨による中断‐今年から設置されたセンターコートの巨大な移動屋根が自動7分間で閉まる‐で切り替えたように、彼のプレイが上がった。今回の主な勝因は、彼自身の試合後インタビューなど参考に私見を少し交えると、
・中断後、攻め急がず、相手のラリーに付き合いつつ、勝機を狙う戦術に変更
・マレーのファーストの入りが徐々に悪くなり、セカンドを鋭くリターン
・第4セット~第5セットでのプレイのフィーリングが合っていた
・ドロップショットの多用等、マレーを走らせた

前回試合のカルロビッチ戦が、このマレー戦のための良い前哨戦になった部分もあるのかな。カルロビッチのビッグ・サーブ相手に、自身のサーブ・リターン力が上がった。
かたやマレーの前回相手は、ディミトロフ。その試合内容は解説の村上氏が「ディミトロフのプレイは、錦織の参考になりません」と批評するほど、圧倒的なディフェンスを誇るマレーを相手に、早や単調なベースラインの打ち合いを繰り返すばかりだった。
それでマレーが油断した訳でも無いだろうが、あのディミトロフ戦を観ていれば、錦織がいかに頭脳的で感覚に優れたトップ選手であるかは、判然としていた。

ただTVにかぶりつくしか無い者としては、サービング・フォー・マッチ直前のブレークには、思わずしゃくりあげるように涙が溢れてしまった。2年前のジョコビッチ戦をも上回る感激をさせてもらった。

ホールトーンたっぷり

SACDについてはともかく、ハイレゾのダウンロード・ファイルやBlu-rayオーディオならば、一応マルチチャンネルで聴ける環境にはスピーカーさえ足せばある。
ダウンロードはAVアンプ購入際に、一度だけクラシック購入したのだが、ふだんCD&SACD用にセッティングしているトーン・レベルとガラリと異なるので(高域がキツい)、都度コントロールが面倒という理由だけで、確かに密度高い音質であるにもかかわらず、USBに蓄えたまま放置状態。
Blu-rayオーディオも一枚だけ試したが、当初ハード購入の目的が映像視聴だったため、最低ランクのプレーヤーでは、良い音の実感はなかった。ゆえにこちらもその後、手が出ない。

ハイレゾも普及に伴い販売価格次第で今後、再考する余地はあると思うが、特にパッケージには中古売買の使い回しが利き易いのと、個人的に愛着が湧き易い。しかしBlu-rayオーディオのパッケージって、映像ソフトと同じケースなの?



遅れて来た高音質ファンは、引き続きPENTATONE発の中古SACDを2chで。今度はモーツァルトのホルン、フルート、バスーン、オーボエの各協奏曲集。演奏はヘンク・ルビンフ&コンセルトヘボウ・チェンバー・オーケストラ。
ホールトーンがかなり強いので、この盤を手放した人は、そこが好かなかったか。が、各管楽器ソロはひときわ響き、歌唱用に使えそうな親しみやすい旋律ばかり。朝を、この濡れた音響で迎えるのも良いものですよ。

ストリオーニ・トリオ

なまじAVアンプ(マランツ)を持っているために、どうしてもSACDマルチチャンネル再生をしてみたく、だがいきなり8-9万のユニバーサル・プレーヤーには手が届かず、2000年代パイオニア発売のDVD/SACDプレーヤーを中古で買ってみた。すなわちブルーレイ以前のユニバーサル・プレーヤー。既に製造中止で試聴すべくもなく、一か八かのつもりで6000円ほどで通販ゲット。

ひとまずフロント・スピーカーだけで聴いてみて、問題なければ、あとはセンター・スピーカーとケーブルだけ買い足すつもりだった。(リア・スピーカーは過去の廃棄コンポからスピーカーだけ取っておいた。サブ・ウーファーは何世代も前の廃棄サラウンド・システムから残しておいてあった。)
さて、いざ再生・・・あかんワ、こりゃ。動作自体の問題は無いが、この程度の音質か・・・。ネット・レビューじゃ褒めてあったけどね。SACD再生に対する評価は、ここ10年じゃそう変わらないだろうといい意味での期待があったが。これでは元々あるデノンの2CHの専用デッキのほうが相当優秀だ。
手持ちのデノンは中クラス機種で、さらにハイエンドを所有する人にすれば物足りないだろうが、最下位機種のCDプレーヤーから始まった自分にとっては、少しグレードを上げるだけで通常CDもこれほど明晰に再生するのか、と感動したものだった。

やはりユニバーサル・プレーヤーでは、マルチチャンネル対応以前に再生クオリティ自体に懐疑的になってしまうなぁ。いい勉強になったと、ひとまず諦めることに。



本日は、気を取り直して現行スピーカー(ヤマハ)の角度を少し付けるなど微妙な工夫で、ささやかながら新鮮な気分に。
このSACDも中古で千数百円程度。ベートーヴェンのピアノ・トリオから「No. 2 in E flat, Op. 1 No. 2」「No. 5 in D, Op. 70 No. 1 "Ghost"」。
この全集を、タワレコ限定CDのケンプ、フルニエ、シェリング演奏で気に入っていたので、現代演奏家のSACDで聴くことに。ストリオーニ・トリオというグループ名。
ふわっ、とした録音の浮遊感、これもマルチで聴けば包まれるような感触だろうなぁ。2chでも満足して聴けますが。生々しいですよ。

storioni

2016 リヴの来日

先ほど知ったばかりなのですが、リヴィングストン・テイラーが今月来日するんですってね! 東京のみ2日間全4公演。すぐじゃないですか! →詳細はこちら
すっかりファンになってから生で聴きたいと願い続けていたが、、遠隔地からはビルボードの公演形態は悩ましい。
行くと決めたら2ステージとも観るでしょうね。リピート鑑賞は構わないですが、フルライヴ以上にチケ代がかかり、それに旅費を合わせると・・・。九州方面の人がビルボード大阪に駆け付ける際も、このような悩みを抱えるんじゃないでしょうか。

今回、断念しますが、特集記事の長門芳郎氏によるメール・インタビューでは、来年元旦早々に新作が出るそうです! レーベルはチェスキー・レコーズから。これは楽しみです。

▼チェスキーから発売された旧作

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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