渋味のアンビエント

ジョニ・ミッチェルのBOXセットの予約を一旦キャンセルして入手。ハイティンク&ロイヤル・コンセルトヘボウの1976-79年録音『ドビュッシー:管弦楽作品集』(SACD)です。

haitink

3901円也。高過ぎ。でもこれでも600円引きなんです。これだけはSACDで聴いてみたかったのだ。
ハイティンクのフィリップス・イヤーズに収録されたドビュッシー管弦作品集に、更に『イベリア』を加えた内容。LPではもともと3枚出てたそうですが。

単純に音の広がりがCDとは違う。ヴォリュームを上げると、さすがに古い録音なのは分かってしまいますが。このくすんだ渋味の奥行き。これがドビュッシーによく合ってる。
印象画に足を踏み入れたような蠱惑的な陰翳。すっかりゾーンに入り切った演奏。もう一つの手持ちSACD、マルティノン(EMI)をあらためて聴き直してみたが、サウンドの明度が高すぎるんだよね。ここが大きく、好みを分けると思う。ただ、何処から何処までが演奏、ホール、録音の質感によるものなのか、自分には計れないけど。

別ライヴ音源
http://youtu.be/28weRtb0Ytc

旅の途中で

みゆきさんの交換Blu-ray、届いて聴き直している。ヴォーカルそのものは、そんなに質の違いは感じないが、バンド全体の音に広がりが出て綺麗に抜けて聴こえます。

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そのライヴBDのアンコールで歌われた「パラダイス・カフェ」が懐かしくて、収録アルバムを久々に聴いてみた。1996年『パラダイス・カフェ』。
一発録りで、日本とLAのミュージシャンそれぞれとの録音からベストを選んだそう。(1)「旅人のうた」は、ドラマ・ヴァージョンより、テンポが速く、サビのリピートを削りバンドが心地良くて、こちらのほうが好き。(3)「永遠の嘘をついてくれ」は拓郎さんへの提供曲。アレンジはこちらの瀬尾さんがバンドらしくていい。

当時のお気に入りは(4)「ALONE, PLEASE」、ドラムスはラス・カンケル。(9)「たかが愛」は、半音ではなく一度上へ転調は、舞台『夜会』活動の影響か。よくカラオケで歌ったものでした。

他のフォーク曲などは、今の自分の耳で聴くと裏で別のコード展開が鳴ってしまったりする。歌詞の物語性に唸らされる一方、曲作りはアレンジに多分に助けられている。彼女の全アルバムの中では爽快なほうだと思うが、やや玉石混淆の印象も否めない。

【この国を見限ってやるのは俺のほうだと
追われながらほざいた友からの手紙には
上海の裏街で病んでいると
見知らぬ誰かの下手な代筆文字
なのに永遠の嘘をつきたくて 探しには来るなと結んでいる
永遠の嘘をつきたくて 今はまだ僕たちは旅の途中だと】(永遠の嘘をついてくれ)

【傷つきあったさよならだけが形に残るものだとしても
たしかにあったあのときめきがいつか二人を癒してくれる
あぁ この果てない空の下で
独りでも寂しくない人がいるだろうか】(たかが愛)

paradise

http://youtu.be/VqTXSSmjjZg

ビングの最終章~Yesterday When I Was Young~

今年の春頃だったか、ビング・クロスビーにハマっていました。クリスマス・アルバムの大ヒットで知られるせいか、ホリディ・シンガーのように見られるむきがあるのは惜しい。
これはビングの最後のオリジナル・アルバム『Seasons』。1977年録音。未亡人キャスリン・クロスビーらがエグゼクティヴ・プロデュースをして2010年にリイシューされた。デラックス・エディションで入手。

bing

この頃、70歳を越えていたと思うが、声の艶はやや失われたものの、基本が出来ているから節回しには遜色がない。フレージングを確立していれば年齢は関係無いように思えてくる。いやほんと、お爺ちゃんのヴォーカルには聴こえません。

サウンドはさすがに'70年代とあって、ディスコ調のテイストが入っていたり、ラテン・パーカッションやE.ベースのアレンジ、エコーのかけ方が、以前のビングのアルバムの風合いとはかなり変わっています。オーケストラ・サウンドもポール・モーリアのようなエキゾチックでポピュラーなムード。

「Summer Wind」が素敵。アズナヴール作「Yesterday When I Was Young」で締めくくられるラスト・トラックも味わい深い。ボーナスが13トラックもあるが、ナレーションが多い。
久々にビングのリリース情報をチェックすると、引き続き公式リイシュー・アルバムが続々登場していて、思わずパイプを持ったノスタルジックなジャケに惹かれてまたクリックしたのでした。

8ビートのモーツァルト

イングリット・ヘブラーとBPO主力メンバーによる『モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番・第2番』のタワレコ限定盤です。

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1970年フィリップス・レーベルによる録音。オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング音源(24bit/192KHz)をCDマスターに使用したとの事で、全く古さを感じさせない、肉迫する良い音。2000年以降の録音だと言われれば信じてしまいそうなほど。

ピアノ・ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロによるモーツァルトの四重奏曲は、オペラ『フィガロの結婚』の好調期に作られたそうで、そのためか室内楽にしては、スケールの大きい活気に溢れた楽想。編曲次第で大編成にも出来そう。

ヘブラーは、先日のバッハは受け付けなかったが、モーツァルトだとやはりすんなり入れますね。快曲にして快奏。

他の演奏家による
http://youtu.be/6qAiRCKmGrw

40周年自選ベスト

しばらく大貫さんから離れていました。これは通販開始後、早速入手していた大貫妙子さん40th AnniversaryのCD付きパンフレット。

onuki

CDはご本人による選曲。マスタリング・エンジニアは中里正男氏。こないだの中島みゆきさんのBDディスク交換騒ぎでネット上の反応をみて思ったのだけど、ふだんアーティストだけを追いかけるだけじゃなく、ミュージシャン以外のエンジニアのクレジットにも親しんでおいたほうがいいですね。パフォーマンスそのものも勿論重要ですが、その音をいかに忠実かつ理想通りに叶えるかはエンジニア次第ですから。

糸井重里さんの作詞で始まる「船出」から新旧織り交ぜたトラックリスト。質の高いリラックス・タイムだ。彼女は日本の宝だね。
「虹」はアルバム『note』から。もう1曲選ばれた「snow」のほうは先にコンピレーション盤『palette』でリマスタリングされていたが、僕はこのアルバム全曲リマスター盤で再発してほしいんだよね。オリジナル盤はちょっとオーディオのバランスが悪いので。音の厚み、暖かみはそのまま、もう少しクリアな印象が欲しい。以前、この件を事務所にもリクエスト・メール送信したけど、過去のEMI作品については、なかなか融通利かない事情もありそうですね。

CD以外の収録は、細野晴臣氏との対談、大貫さんのコレクション本紹介、葉山のご自宅でのフォト・ショットなど。

http://youtu.be/IfaEf1YmTl4

taeko

ヘブラーのバッハ

タワレコ限定、イングリット・ヘブラー、1979年フィリップス録音『J.S.バッハ フランス組曲(全曲)』(2CD)です。

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初めてヘブラーのモーツァルト以外のレパートリーを聴いてみた。それがこのバッハなのだが。
どうも全体的に装飾音の弾き方に違和感を覚えるのです。もちろん弾けていないわけじゃない。なんとなく、全体のフレーズの中で浮いている。
学生の頃、習ったこの組曲の幾つかと楽譜の版が違うから、そう感じたのか。けれど何より、フレーズそのものが、さらさらと流れ過ぎて、バッハっぽくない。

モーツァルト弾きで名高いだけに、聴くほうの先入観が問題なのかもしれないが、彼女の持つモーツァルトのフレーズ感が、自身の演奏スタイルの基盤となっているのは確かだろう。バッハのフレーズとの特徴の比較が説明できないが、要は荘厳さに欠けるのだ。

これはこれで新鮮なのだが、ヘブラー蒐集に関しては金銭的余裕もないことだし、やっぱりモーツァルトに留めておこうと思ったのでした。でも、シューマンが気になる。

http://youtu.be/B29M3Lj4H44

ここは楽"縁"(2)

【追記】本記事の中島みゆきBD『縁会2012~3』音質スペックの件につき、下記リンクにて公式にソフト交換の告知がなされました。新聞告知もあるそうです。(11.17)
http://www.yamahamusic.co.jp/news/detail.php?id=541
http://www.sonypcl.jp/sonypcl/news/news14/141117.html
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先日購入したみゆきさんのライヴBD『縁会2012~3』についてだが、Amazonのユーザー投稿によれば商品パッケージにある"リニアPCM48KHz/24bit"は、実際には"48KHz/16bit"らしい。この投稿者は既にヤマハコミュニケーションズに問い合わせ中とのことだが、僕も続いて問い合わせメールを送った。きちんと対処してほしいからだ。

自分の手持ちBDプレーヤーは、安物で収録フォーマットがディスプレイ表示されないので、実際、耳で聴いても判らなかった。質が落ちるといっても、敏腕エンジニアを起用していればCD並みの音質でも遜色が無いのだ。そのせいか、この事実を知っても、大差無いと楽観したのか、中には指摘した人を逆に揶揄するニュアンスがあったのは意外だった。しかもパッケージのほうの表示を訂正すれば良い、という意見すらあるほどだ。

僕は我慢ならないけどなぁ。だってBlu-rayの容量にしてわざわざCDレベルの音質に劣化させて、価格帯だけはまともに売るなんて、有り得ないのでは? ビジュアルに特化されがちなのかもしれないが、比較材料が無いだけで、いざ高音質を知ると、この製造ミスがいかに、ファンをやきもきさせる事象だったか、わかる筈なんだけど。

メアリーの自伝本

メアリー・ブラックが自ら執筆したオートバイオグラフィ、『Down The Crooked Road』のプレゼントに応募したら当選した! どうやら応募したのは自分だけだったようだ。皆、来日ライヴの当時は主催者側が発信する情報tweetをマメにチェックしていても、時期が過ぎるとスルーしてしまうんだね。よかった、自分だけしつこいファンで。

mary

届いて手にすると、B5判250ページ以上で予想外に分厚く製本がしっかりしている。この本にちなんでサントラCD『Down The Crooked Road The Soundtrack』も既に発売されているが、自分は未入手。トラック・リストはこちら
要はベスト盤なのだが、やはり新録はない。僕は恐らくメアリーが出すCDはこれが最後なのでは、と思う。少なくとも海外ツアーは引退宣言されているし、国内活動は続けても、アルバム制作は彼女の人生で優先されてはいないだろう。
収録のうち「No Frontiers」「Past The Point Of Rescue」「Ellis Island」の3曲がライヴ音源になっているがこれらも既発のものだろう。いつか余裕のある時に、記念に買ってもいいかな。

というか、近況や現在の心境については、まさにこの本に触れられているのかも。これから辞書引き引き訳にいそしもう。全体的にメアリーは平易な文体で書いてる感じがする。ひとまず挿入写真のページをめくると幼少時代からのレアな写真が結構多くて楽しめる。ベルボトムにアフロ・ヘアのメアリー! 夫ジョーとの結婚式での家族写真、出産の頃。国をあげて「ソング・フォー・アイルランド」の歌唱で迎えたクリントン米元大統領と。「スルト」プロジェクトでのドーナル・ラニーとヴァン・モリソンとのショット等々。ヴァンの笑顔、いいです。初来日時の日本スタッフとの打ち上げも。

▼サントラ収録外。この曲は、ライヴで一度も歌われた記憶が無い。聴くと、なぜか歌詞内容と別にダブリン郊外の東海岸の風景が浮かぶ。国鉄に乗って眺めた遠浅の穏やかな海が。

Cut by Wire by Mary Black on Grooveshark

ここは楽"縁"

中島みゆきさんのコンサート・ツアー『縁会2012~3』(於 東京国際フォーラム ホールA)をビデオ商品化したBlu-rayをフラゲ。ツアー映像としては2007年の『歌旅』に続く2本目。

miyuki

『縁会』はツアー当時、神戸こくさいで観たが、自分にはあまり印象が良くなかったので、本ソフトの購入は見送る予定だったが、先日「SONGS」の特集で本作の一部を先行放送で観て、いい感じだなと思い直した。

いま一通り観終えました。前作『歌旅』で、不要とのユーザー指摘が多かったとみられるバックステージ模様のシーン挿入が今回無くて正解。MCはアンコール部分以外全面カットだが、彼女の世界に一気に入り込みやすい。
サウンド処理も美しい。ギター・アレンジが控え目なのが良かった。『歌旅』ではロック色の強いアルバムを引っさげた時期だったからエレキの炸裂しまくりがいただけなかった。
その『歌旅』でロック調でヤケ気味に歌ってた「地上の星」も、今作でシングル~紅白歌合戦に近いノーマルなパフォーマンスに戻っている。

ライヴで観た時よりもプログラムの流れが不思議といい感じ。暗めの舞台がアングラっぽくて、『生きていてもいいですか』の頃の彼女の雰囲気を思い出す。「泣きたい夜に」に惚れ惚れ。
ジャジー・コーナーをショウ構成に加えたのもアピールポイント。あまり好きでなかった新作の「常夜灯」がいい感じ。「月はそこにいる」も本ライヴのほうが美しい。

アンコールの「パラダイス・カフェ」、かっこいいね。タンバリンを持って踊る彼女は妖艶。

【砂の底から知らず知らず揮発してゆくオイルのように
胸の底から知らず知らず揮発してゆけ昼間の痛み】

【ここはパラダイス・カフェ 夜明けまで悩みのない客が
みんなパラダイス・カフェ テーブルの向こうに見る甘い夢】

劇場用トレーラー
http://www.enkai-movie.jp/

ハイティンクのフィリップス・イヤーズ(2)

hitink

ハイティンクのBOXセット、フィリップス・イヤーズは1960年前後から1980年代後半までの録音集だが、とりわけ1975年前後の録音がアナログ最後期とあって素晴らしい。今後しばらく、クラシックCDを聴くなら、演奏家に拘らずこの時期に照準を定めてみたい。
フィリップス当時のエンジニア・スタッフは、現在はPENTATONE(ペンタトーン)というオランダのマイナー・レーベルに移籍して、新録の他、過去音源のSACD化を手掛けているらしい。

本ボックス、ドビュッシーに続いて気に入ったのが、ベートーヴェンの「ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61」。'74年録音。ヴァイオリン奏者はヘルマン・クレッバース。ハイティンク、コンセルトヘボウとオランダずくしの面子だ。
この曲は先にオイストラフ+クリュイタンス+フランス国立放送局管弦楽団のSACDで聴いていたが、クリュイタンスの壮麗さに対し、本録音は風になびく草原のような素朴さと清涼感で、とても聴きやすい。基本的に曲自体が良いので、誰の演奏でも、どのカデンツァでも受け入れられそうだが、これはまた新鮮な画に出会えた感覚だった。

セカンド・デモ集(2)

dan

今月はジョニ・ミッチェルの新作が4枚組で出るし、財布事情がつらいところ。

ニール・ヤングの新作を少し試聴したのだけど、これなら更に年上のダン・ペンのほうがずっと若々しくて男前なヴォーカルだな、と思う。比較対象には、いささか強引だけれど。サウンド・プロダクションが豪華か、そうでないかの違いだけ。

特にダンの自主レーベルからの音源は、本国でもあまり知られていないようで惜しい。以下は過去にご紹介した『Junkyard Junky』のサンプルを追加で。

http://youtu.be/0BMCr_0Y4no

ハイティンクのフィリップス・イヤーズ

オランダの現役指揮者、ベルナルド・ハイティンク(1929 - )の20CDボックス、『The Philips Years』です。手兵のオーケストラはアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団。デッカからの発売。

hitink

新品購入にもかかわらず、ボックス全体が薄汚れていて、まるで靴底で踏んだ痕みたいだ。箱の中を開けてみると、内ジャケットも薄汚れているので、これはどうやら敢えてノスタルジックに見せるデザインらしい。
オーケストラを中心にしたクラシックのボックス購入は、『デッカ・サウンド』に続き2箱目。音質はこちらのフィリップスが好み。

収録情報はこちら

何日もかけて何とか一通り聴き終えた後、早速リピートしたくなったのが、ドビュッシー: 『夜想曲』『遊戯』『牧神の午後への前奏曲*』『海*』[1979, 1976*年録音]。
なに?この只ならぬ吸引力は。先に聴いてたSACDのマルティノンの全集と、印象が一味、二味も違う。濃厚な翳り。水面の揺らぎが見える。イメージがとても強い。この靄のかかった感、EMIの靄とは違います。
同時代ではラヴェルのほうが好きだった。ラヴェルは古典様式だから曲が把握しやすい。ドビュッシーの作品は小品ばかり好んでいたが、交響詩『海』から、今、像が浮かびました。ドビュッシーのやりたい事が、初めて解った感じがする。どんなスコアなのだろう、想像もつかない。

このドビュッシー録音は、「アナログ名盤50」に挙げられているらしい。単独でSACD発売もされていて、これだけ別途欲しい気もするが、割引価格でも3900円もする。無理だこりゃ。

何の予備知識も無く買ったハイティンクだが、大雑把な印象としてはサクサクと聴きやすく中庸を行く感じ。知らない曲もまだいっぱいあるが、少なくともストラヴィンスキー『火の鳥』は、極彩色のようなゴージャスな演奏では無かった。もっとも本録音は若かりし頃。後の再録音では、また印象が変わるだろう。

http://youtu.be/yOqQAHXDSeo

I was born a poor poor man(2)

arthur

最近はクラシックを中心に聴いており、合間に聴くポピュラーは、先日買ったアーサー・アレキサンダーの'70年代のワーナー音源ぐらい。
フレンドリーなヴォーカルに落ち着く。いろんな音楽にアンテナ張りたいと欲目を出しつつ、疲れた時には、まるで子供が一つのおもちゃだけに固執するかのように、同じアルバムばかり繰り返している。
疲れないソウルだわー。ダンと同様、フォーキーな要素が安堵感をもたらすのだろうか。彼らもいわば混合音楽。

今月、アーサーの'60年代音源のリマスター盤が追加収録で新装発売されるらしい。'80年代録音集と合わせて、おいおい入手したい。

http://youtu.be/qOxO8JXDJJY

ブレンデルのシューマン

アルフレッド・ブレンデル(Alfred Brendel, 1931年 -)のシューマンのピアノ曲集を中古CDで買いました。

schumann

ブレンデルの名前は勿論知っていましたが購入は初めて。なにせ子供時代のピアノ教師の影響で長年ケンプ一点張りでしたので。
シューマンのピアノ独奏曲は、やはりケンプの演奏で知っていますが、いかんせん録音が古いのでね(晩年の録音なので、ケンプの中では新しいほうだが)。こちらのブレンデルは1980年と1982年録音。きれいに録れています。残響がもう少し少ないほうが好みだけれど。

大好きなシューマンの『子供の情景』は、あの「トロイメライ」が含まれています。「詩人は語る」は終曲にふさわしい。結婚前のクララに宛てて書いた組曲なんですってね。

どうもレーベル合併後、デッカから新装発売されたものより、オリジナルのフィリップスのプレス盤のほうが、古いにも関わらず良い音をしているように感じるのは、気のせいか? 今後も中古品のフィリップス盤で買い求めるほうが賢明だろうか。しかし既にプレ値が付いてしまっているものが多い。悩ましいね。

http://youtu.be/gx6YhFCb2WA

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プロフィール

 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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