AVアンプ(2)

AVアンプを繋いでから、近年録音のCDなどを聴き直していますが、明らかにグレード・アップした音響。音密度が高い。
先日、初ダウンロードしたラトル&ベルリン・フィルのシューマン交響曲のハイレゾ音源も、USBメモリで問題なく再生できた。ギャップレス再生も自動認識で処理してくれるようだ。でも、自分には192kHz 24bitと96kHz 24bitの聴き分けは出来ていないかも。現在、ワーナーがクラシックのハイレゾのセールをやってて、SACDより最大半額で買えるものもあるので、検討中。

オーディオ環境設定が落ち着いた後、DENONの古いサラウンド・スピーカーの接続もしてみたのですが、出力が弱すぎ。これは使えないかも。なんか当分は2CHステレオだけでいいかな、と思ったり。元々持ってたプリメインアンプはONKYOの最低クラスだが、今回のAVアンプとの共用で結果として満足はしている。AVアンプ単体でのオーディオ再生は物足りないし。

リア・スピーカーなど買い換えるなら、少しは勉強してからにしよう。フロント・スピーカーだけは従来のヤマハを継続したいのだが、残りをバラで買うとすれば、何を選べばいいんだろう。

yamaha

▼ジューン・テイバーの『浜辺へ』はヴォーカルとアコースティック楽器が目の前に穏やかに迫る
june

AVアンプ

AVアンプを買いました。
av

こういうのは行動が早い。部屋を片付けてからという公約は無視。おおよその条件が一致したのがこれ。マランツは子供の頃、憧れだった。大人のオーディオ・ブランドのイメージ。筐体はスリムで軽量。色はブラックだけだった。
即決するまで一応悩んだんですよ。あくまでハイレゾ音源とSACDマルチなどオーディオ優先したいだけだから、機能を使い尽くす自信は無かった。

本日はひとまず2chステレオの接続作業のみ。いやぁ、焦りました。CDを一枚再生してみると、音が硬い。そこで映画モードだったと気づき、オーディオ・モードに切り替えてみると、綺麗だがそれでも硬い。AVアンプによって、従来のプリメインアンプは不要になると思ってた。大は小を兼ねるものと。
その後は、AVアンプのプリアウトからフロントの2スピーカーだけプリメインアンプに繋いで、ようやく音が落ち着いた。買ってから気づくのも遅いが、AVアンプって高域(TREBLE)と低域(BASS)の調整ツマミがないものなんだね。これには驚きました。他のユーザーはどう使っているのだろう。調整なしでイケるの?(後記:トーンコントロールが見つかりました。リモコン操作なんだね。)

▼黄金比に調整
onkyo

とりあえずプリメインアンプとの合わせ技で、音の空気感は変わった。以前より各楽器の粒立ちが良く、前に出てくる。上品にまとまった印象。いい意味でのきらびやかさがある。

▼サリフ・ケイタのモフーもリズムが気持ち良くヴォーカルが一層生々しく
salif

ハイレゾ~AVアンプ

AVアンプについて製品情報を軽く収集していました。結果、購入検討までもう少し待とうかな、と。ハイレゾをきっかけに欲しくなった自分としては、まず
・ギャップレス再生に対応すること
が条件。例の曲間メドレーを遮るファイル間のブランクを解消する機能のことだ。この機能が付いた機種はまだ下位モデルまで浸透していないように見受けられる。
いくら高品質の音質でも途中でプチッと音が千切れたら話にならない。AVアンプ購入者の感想に、この機能対応が無いために、自前で2個のファイルを繋げて1つにまとめてから再生している、などの苦労話を読んで尚更強く思った。
もう一つは
・スリム化すること
オーディオ・ファンならアンプは重量が基本かもしれませんが、場所を取らないで良い音が欲しいのです。メーカーによってはスリム化を打ち出すモデルを出しているので、今後のモデルにも期待したいところ。

AVアンプは、自分にとってシステム家具購入を検討するようなもの。今までオーディオ機器にそれほどお金をかけなかったのは、ずっと賃貸暮らしだからというのがあります。
でも、今回リサーチしていくと少量の音量でも、高密度の空間性が得られるようだし、今は特に重要視していないホームシアターと、2chオーディオの"鳴り分け"も心得ているらしいんですね。知らぬ間に随分進化しているようだ。
かつての相場からすれば、求めやすくもなっているようだし。

あと、自分に課した条件として、部屋を片付けること。リアスピーカーなどは流用可能だが、スペースを作らなければ、もう新たなデッキを地べたに並べてもいられない。
そうそう、その前に地デジ以前の不使用となった大型テレビを廃棄しないと。SACDプレーヤーに替えてから使わなくなったCDプレーヤーも下取りに出さないと。

AVアンプを買って、このハイレゾのシューマンの交響曲を心ゆくまで隅々と味わいたいが、果たしてその後、一定のペースで他のハイレゾ音源を購入するだろうか。サイト見たらアルバム一枚3000円もしますね。国内SACD盤と同じくらい。それにダウンロードする度、外付けメモリを用意しなければ。
ポピュラー音楽の高音質は基本的に求めていないが、由紀さおりさん&ピンク・マルティーニのハイレゾがこの夏に出てるんですよ。SACDでは扱っていない。これはちょっと聴いてみたいよなぁ。

ベルリン・フィル・レコーディングス(3)

ベルリン・フィルの自主レーベル発のパッケージ『ラトル&ベルリン・フィル シューマン交響曲全集』に封入されているコードを使用してハイレゾ音源をダウンロードしてみました。

berlin

時間帯によってダウンロードに随分時間がかかってしまいました。入手可能なファイルは以下の通り。
【provided formats】
Stereo 24/96 FLAC [2.1 GB]
Stereo 24/96 WAV [3.7 GB]
Stereo 24/192 FLAC [3.9 GB]
Stereo 24/192 WAV [7.4 GB]
5.0 Surround 24/96 FLAC [4.8 GB]
5.0 Surround 24/96 WAV [9.7 GB]
5.0 Surround 24/192 FLAC [8.7 GB]

サラウンドのファイル以外は一通り聴いてみた。FLACファイルは初めて。WAVとどう特性が違うんでしょう。192kHz 24bitをPC用の安スピーカーで聴いたところ、CDよりも圧倒的にいい音。同じ演奏とは思えません。管楽器のタッチの感触まで聴こえてきそう。各パートがピュアに絡まって響いてきます。

CDを基準にした各フォーマットの情報量の比較表が、e-onkyo musicのサイトに記載されています。

当然、このハイレゾを普段のCD鑑賞に使っているヤマハのモニタースピーカーでも聴いてみたくなるわけで。手持ちのSACDプレーヤーに付いているUSB端子を初めて使ってみた(iPodは何故か一度も接続使用したことがない)。
usb

しかしUSBメモリのファイルを読み込んでくれず"EMPTY"の表示が。プレーヤーの説明書のPDFを読んだらWMAとMP3しか対応していなかった。そこでフリーソフトを使ってWAVからWMAにフォーマット変換してやっと視聴可能となったが、変換後の劣化は明らか。CDより一見クリアだけれど、硬く歪んだ空間性を感じる。現状ではPCスピーカーで聴くのがベストとなってしまう。

今回の買い物で否が応でもAVアンプの必要性の課題を抱えてしまった。ハイレゾに手を出したからだ。やはりこの音をでかいモニタースピーカーで鳴らしたい。 HDMI端子さえアンプに付いていればいいだけなんだけど、AVアンプを買う時は、現状を総括してから選ばないといけないから面倒臭い。ただ、入手すればこれまで2chでしか聴けなかったSACDもマルチで聴けるようになりますね。
あとは配置の問題。TVをオーディオ環境と合わせるだけのスペースが無いのだ。あまり映像系と併用したくない思いもある。これだからBDオーディオにも否定的になりがちなわけで。

有用なハイレゾ体験だったが、問題は、シューマンの4番は3楽章~4楽章の間は切れ目なく演奏される、つまりメドレーになっていて、ここが思いきりブツ切りになってしまう。曲間のブランク修正もAVアンプがあれば対応できるらしいが。

ベルリン・フィル・レコーディングス(2)

berlin

多種コンテンツをパッケージ発売したベルリン・フィルの自主レーベル第一弾、サイモン・ラトル&ベルリン・フィル『シューマン交響曲全集』。CDに引き続き、今度はBlu-rayを視聴しました。

まずは、BDオーディオ。これは他に比較ソフトが無いから何とも言えない。手持ちのAVサラウンド・システムは、もう何世代も前のDENONで、映画鑑賞目的の遊び心で買ったやつ。オーディオメインの環境ではないのだ。
ちなみに率直な感想は、薄っぺらい音。あまり満足できません。

続いてBDビデオ。何、この粗い画質…。随分前の演奏会番組の再放送を観ている感じだ。いまどきBDでこの画質は無いでしょう。音質はサラウンドで聴くぶん、臨場感によって少し満足感は得られた。

ベルリン・フィルは、きっと膨大な素材を所有してるんでしょう。でも、これでは、演奏以前に、コンテンツのクオリティが気に障って、聴き込む意識が削がれそう。
残るはハイレゾ。ハイレゾは初トライなので、これに賭けるしかない。

ベルリン・フィル・レコーディングス(1)

布張りの美麗パッケージに惹かれて久々の大人買い。ベルリン・フィルの自主レーベル第一弾、ラトル&ベルリン・フィル『シューマン交響曲全集』(輸入盤)です。

berlin

今年、RCAからバラで出揃ったヤルヴィのシューマン・プロジェクトの3枚のSACDは、かなり好んで聴いていて、もう一組、最近録音のシューマンを聴いてみたいと思っていたところだった。そこへ本パッケージに着目。詰め合わせ内容をざっと書き出すと、

【2CD】
・シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 Op.38『春』
・シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120(1841年版)
・シューマン:交響曲第2番 ハ長調 Op.61
・シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.97『ライン』
【Blu-ray Disc】
上記内容の音声トラックとコンサート映像
【ハイレゾ音源】
192kHz/24bitハイレゾ音源をダウンロードできるコードを封入
【デジタル・コンサート・チケット】
ベルリン・フィルのデジタル・コンサート7日間分のチケット

今回の話題はひとまずCDについてのみ。出だしからガッカリ。SACDを聴き慣れてきた耳には、この音質は乏しい。日経の記事によれば、SACD制作陣を別途1チーム設ける余力がなかったそうだ。自主レーベルの限界か?
この音質なら、一頃、国内で話題になったEMIのアナログ録音の復刻SACDのほうが、よほど空間性と透明感がある(個人のオーディオ環境による感想です)。

演奏のほうは、ヤルヴィよりこちらのラトルのほうが曲想を掴みやすいように思う。というのもヤルヴィのSACD、自分の環境ではマルチで聴けず、2chのみになるのだが、音量の強弱の幅が極端な、少々奥まった音像で、マルチより不安定に聴こえているのではないか?という疑念が拭えないのだ。その点、本CDは音量が一定しているぶん、単純に聴きやすい印象。

4番を初稿版で聴くのは今回が初めてじゃないかな。和音構成が随所に変わってる感じがした。終楽章は軽快で可憐さを感じたほど。
後日、断続的に他コンテンツの感想をあらためてメモする予定です。

パーティへようこそ

さすがにバテ気味。ですが例年に比べれば元気なほう。カーリー・サイモンの10作目のアルバム『パーティへようこそ』を取り出してみました。'80年作品。ワーナー移籍第一弾、プロデューサーはマイク・マイニエリ。

carly

このアルバムは中古屋さんでLP盤をよく見かけたから、よく売れたんでしょう。第一線のポップ・シンガーとして常にトレンドなサウンドを取り入れ、見事に様変わりしていたカーリー。
僕的には、本作は時代の経過とともに色褪せてしまった作品だと思う。これより旧作の『人生はいたずら』『見知らぬ二人』のほうが、いつまでも飽きず新鮮に聴ける。逆にリアルタイムに聴いた人ほど、青春の名残りとしてエヴァーグリーンな盤なのかも。

ロックですね。声を嗄らしてシャウトしまくってる。本作を聴いた友達が「けっこう音程外れてない?」と言ってたけど、確かにかなり目立つ部分もある。が、ラフに歌ってもサマになるところが彼女の魅力でもある。ヨレヨレ加減がピタリとハマったのは(6)「悲しみに包まれて」。静寂の中、カーリーの嘆きがハードロックと共に烈しさを増す渾身の一曲。
シングル・ヒットは(4)「ジェシー」。当時の夫に捧げた(5)「ジェイムスに捧げる」など収録。

全曲試聴可
http://grooveshark.com/#!/album/Come+Upstairs/3582150

アコースティックの頽廃

購入後、即お気に入りとなったマルコス・ヴァーリの2ndアルバム『シンガー・ソングライター』に続き、さらに遡って1st『サンバ・ヂマイス』を聴きました。1964年作。
nova

"ヂマイス"のチに濁点ってレトロな感じ。国内発売当初のままのタイトルなんでしょう。かつて行きつけの洋食屋では、メニューに古いタイプで"オレンヂジース"とか書いてあったっけ。

1stも基本的に2ndと同様のサウンド構築だが、こちらのドラムスは一貫してブラシのみ。オーケストラに関しては解説によれば、オデオンのシステムで弦楽器奏者のローテーションが厳しく管理されており、2ndに比べるとクラリネット、バス・クラリネットが多用されるが、会社のシステムの制約が、かえって個性を生んだ。より簡素で地味めだが、渋い。

オーケストラ編曲のエウミール・デオダートはヘンリー・マンシーニの編曲法を学んだ人らしい。このマルコスのデビュー盤によって二人は出会い、成功を収めた。現在も親交は続き、デオダートはニューヨークに移住、マルコスのアメリカ時代の著作権を管理しているそうだ。

このデビュー盤は本人とジョビンなど他人の作品が半々で新人賞を獲得。そして、ほぼオール自作の2ndが大名盤となる。この2枚を交互に聴いて楽しんでる。
不思議なことに'60年代のサウンドって、アコースティック中心でも、頽廃の響きがするんですよね。時代の空気感がそうさせているかのように。

http://youtu.be/JSkoZQ8B8Oc

シンガー・ソングライター

marcos

先日、ネットで知り初めて買ったマルコス・ヴァーリのアルバム『サンバ'68』が良かったので、彼についてもう少し調べてみると、『サンバ'68』は、既にマルコスがソロで発表した曲を奥様とのデュエットでリメイクしたアメリカ進出盤と知った。それでヴァーヴから出てたんですね。
それで遡って'65年作品『シンガー・ソングライター』を買ってみた。わお、こっちのほうが良いじゃないの! 『サンバ'68』は既にポピュラーと化したボッサ・ノーヴァだったが、こちらはオデオン録音だけあって、風合いがより起源に近くなる。アレンジは弾んだジャズのテイストも楽しいし、'60年代の素直なエコーも心地良い。

音質についてですが、今回の一連の買い物は、ワールドカップ開催にちなんだブラジル音楽廉価盤フェアにより入手できた国内盤で、『サンバ'68』の音質は薄っぺらく、旧い録音と割り切らざるを得ないものでしたが、この盤、すごく音いい! ベースがちゃんと出てる。泣き別れステレオも楽しめる。こちらは日本でリマスタリングされたものらしい。本作はセカンド。これならデビュー作も俄然聴いてみたくなってきたよ。安定した嫌味のないヴォーカル、デオダートの流麗なオーケストレーション。

マルコス・ヴァーリのディスコグラフィをみるとコンスタントに現在までアルバムを出し続けている。今年の春に来日もされてたんですね。今のところ、初期の純正ボッサのみの関心に留まるけれど、いずれ近作も試してみたいですね。

いや~、きれい。こんなに聴き良いとは思いませんでした。

Samba de verão by Marcos Valle on Grooveshark

やっと入手、リヴのBlue Sky(2)

荒天の週末、引き続きリヴの『Blue Sky』を聴いていました。このアルバム、後半に入ると聴いててテンションがやや下がる。考えてみれば、弾んだ曲ばかり前半に集中しているのだ。なぜこういう構成にしたのだろう。

もしか、LPみたいにA面は午前サイド、B面は午後サイドみたいなイメージなのかな。ならば歌の内容的にも合点がいく。前半は陽が昇ったよ、おはようみたいな感じだし、後半ラストでは「Sleepy Is Good」なんて曲が控えているから、後半はあえてゆったりとスローテンポに固めたのかも。さらにラスト・ボーナスは「I Have Dreamed」と来るし。

それにしても、前半の華やかさに比べると、後半のリヴ自身のオリジナル曲がやや"繋ぎ"的になって陰に隠れてしまっている感も。なまじカヴァー曲がヒット曲中心の選曲になっているものだから。加えて"午後のまどろみ"を醸し出すためか、後半はヴォーカルに多めのエコーがかかっていて、これがともするとチープに聴こえてしまう。1曲だけならいいんだけど、質感をもう少し統一してほしかったかな。
ドリー・パートンのヒット曲のカヴァー(8)「Here You Come Again」は、リヴのヴォーカルよりジェリー・ダグラスのドブロにやや主役を取って代わられている感が。ビートルズのカヴァー(9)「Paperback Writer」はノリがいいけど、本質的に展開の少ない曲なので、飽きてしまう。

そういうわけで今のところアルバム前半中心にヘビロテしているのでした。

やっと入手、リヴのBlue Sky(1)

近作3作はいずれも見事なアルバム
liv

ライヴならともかく、CDを聴いただけでもありがとうと言いたくなる人。特に前半(1)-(6)は、明快で爽やかな印象でアッという間に楽しませてくれる。

今作はカヴァー曲が半数を占める。リヴにとってオリジナルとカヴァーの違いはないようなものだろう、演奏を聴いても違和感は全く感じさせない(実際、往年のヒット曲と露も知らずにリヴの曲だと思い込んでた)。スティーヴン・ビショップの(4)「On And On」は、少なくとも'90年代からリヴ自身のライヴで歌われてきているし、リヴのオリジナル新曲(3)「Blue Sky」も数年前の弾き語りが動画サイトでも聴かれた。

カヴァー曲のオリジナル音源については、今後発売予定の国内盤の商品説明に基づいて拙宅の過去記事においても取り上げ済みですが、商品説明に無かったカヴァー曲として(8)「Here You Come Again」がバリー・マン&シンシア・ワイル作品で、ドリー・パートンが1978年に歌ってヒットしたそうです。http://youtu.be/1yyNT7afVSs

裏ジャケのほうが良いかも…ジェイムスと見紛いそう
liv

オリジナルはその表題曲と、オープニング曲「Would You Mind」のゴスペルやカントリー・フレーヴァーに鮮やかなインパクトがあり、日本語歌詞を当てても楽しめそう。他はワルツ曲。アコーディオンやハーモニカをフィーチャーしたフォーキーあるいはジャズ・テイストの穏やかな作風。

参加ミュージシャンはナッシュヴィルの面々。ドブロにジェリー・ダグラス。オルガンの弾き方が気に入っているのですが、G. Moteというキーボード奏者。

私的にはジェローム・カーンとドロシー・フィールズの作品(2)「Pick Yourself Up」がお気に入り。同一音程が連続する箇所がウキウキしていて好き。ローラ・ニーロの(6)「Sweet Blindness」もリヴのインテンポでのカヴァーが自然で好ましい。
音質も厚みのある低域がきれいに響く。リヴのCDは音響面でも好感の持てるアイテムが多い。

大切に聴きます
liv
http://livtaylor.com/

教会発着のデビュー作

ダン・ペンの発売アイテムの中で唯一、入手困難だったデビュー盤『Nobody's Fool』を韓国盤新品で購入。リイシューしたBIGPINKって、あの中古レコード屋さんの?

dan

'73年作。かつてジェイムス・カーやアレサ・フランクリンに提供した有名曲は収録されていないから、純然たるオリジナル・アルバムで勝負する意向だったのだろうか。ラスト・トラックの朗読を聴き終えると、全体通して短篇集を味わったような感慨を受けた。

スワンプ・ロックの名盤として名高いらしいが、ダン自身が自認する通り、教会音楽を拠り所として、教会から一歩二歩飛び出して冒険しつつも、教会に帰着する音楽性。序盤と終盤のみホーン・セクションが彩りを添えるが、それほどロックという印象は受けなかった。
すでにソングライター&プロデューサーとしての地位を確立していたから、やや、いろいろやろうとし過ぎたきらいがあるのではないか。
遡って'60年代のフェイム・レコーディング音源が2012年に初発表された今では、そちらの音源集のほうが彼らしさを堪能できるように思う。'90年代に代表曲を新録で出したアルバム『Do Right Man』と同様、バンドのフォーマットを固定して、その中で淡々とパフォーマンスするスタイルが聴き手にしみじみと伝わりやすい感じがする。

If Love Was Money by Dan Penn on Grooveshark

タワレコ限定 カーリーのリマスター盤(2)

タワレコ限定のカーリー・サイモンのリマスター盤、5thアルバム『人生はいたずら』に続き4thの『ホットケーキ』('74年)も再購入。ジャケは妊婦姿。

carly

リマスターの出来は良いと思いますが、このアルバムは元々それほど聴き込んでいなかったので、『人生はいたずら』ほどのリマスターの感動はなかった。
本作は、音源そのもののヴォーカルにイコライザーが強くかかった印象で、リマスタリングを施してもその点は変わらない。全体的にカーリーの優しい淡々としたヴォーカルを活かすべく、ウィスパリングを強調した結果なのかもしれない。

主要曲はジェイムスとのデュエット「愛のモッキンバード」、「悲しむ時はなく」。それにしても妊娠中の本作と、出産後の『人生はいたずら』では、同じシンガー・ソングライターのアルバムとは思えないほど別人みたい。『人生はいたずら』のアルバム・トータル性、奔放さは好きですね。

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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