ハリスキター!!

ギリシャのCDショップにオーダーしたハリス・アレクシーウのリマスタ旧作、11枚中、在庫があった8枚分が先に届きました。
haris

少しずつ聴き始めていますが、とりあえず本日は到着報告まで。年明け以降ランダムに紹介していきますが、なにせギリシャ語だし、印象程度のメモしか書けませんのでご容赦を。

商品の状態は良好で、プラケースの割れはありませんでした。1枚だけ2cm弱の軽いヒビが入ってたけど、これくらいなら出荷時点から付いてそうです。

今回の一連のハリスCDの記事が書き終われば、これで欲しいCDは無くなるので、ギリシャ音楽は連載終了になるかも。今後は彼女の新作が出ればというところですか。

ギリシャから初めての取り寄せ、現地での売価を知ってしまうと、今後買うとなっても国内利用する気にならなくなりそう。一枚1400円程度なのですから。アバクロをグループ購入する人達みたいに、近辺に知り合いが居ると纏め買いで送料負担を軽くする事ができるんですけどね。生憎、趣味のいい人に巡り会えなくて(笑)。

今回、コチラから入手しました。もし他に耳寄り情報があればお教え下さい。
一年前と同様、また年末年始はハリスずくしとなりました。

2つのLove Song

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フランシス・ブラックの新作『Stronger』(画像右)は1曲目「Love Song」のみ、'98年『Don't Get Me Wrong』(画像左)から再録されている。
フランシスは最初にエルトン・ジョンの歌唱で聴いたそうだ。この機にエルトン・ジョンの'70年代のカヴァーを試聴したところ、この曲の繊細な機微は女性のほうが似合う気がした。
(なぜか自分はエルトンに縁がない。なぜかピリピリしたものばかり感じ取ってしまって、じっくり聴くことが出来ず。)

作者である故レスリー・ダンカンはフランシスのカヴァーについて褒めていたそう。新作は追悼の意味も込めた再収録なのだろう。

10年ぶり、フランシスの新作

先日、記事にしたフランシス・ブラックの新作が今年出てました! タイトルは『Stronger』。前作『How High The Moon』(2003)から10年ぶり。その間、数種のベスト盤が出ただけ。もう歌わないの?と心配していただけに嬉しい(ライヴ活動はやってたみたい)。
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店頭再生の新品同様の盤をタムボリンさんから安く売ってもらった。一頃アイリッシュ系その他、通販はこちらでお世話になった。久々の利用だったが、店主の船津さん、憶えて下さっていた。現在は湯布院暮らしだが、その前は和歌山県にお住まいで、一度だけ電話で話した事がある。面識は無いのでアルタンのライヴの物販に来られていた時、気が付かなかった。

それでフランシスの本作、ラジオから日常的に聴こえてくる歌のように、カジュアルなアコースティック・カヴァーを届けてくれる。ライナー・ノーツには彼女による各曲との出会いを平易な英語で解説しており、レスリー・ダンカン、ジェイムス・テイラー、シェリル・クロウ、ポール・マッカートニー、アンナ・マッギャリグル、キャロル・キング、サラ・マクラクラン、リチャード・トンプソン作品などを取り上げた。

ヴォーカルは微妙に少しハスキーになったかな。基本は変わらず。ライヴでは姉のメアリーが映えるだろうけど、アルバムに関しては選曲の気軽さ、声量を誇らない代わりに傍で囁くような親しみがフランシスにはある。

プロデュースは、メアリーのプロデューサー兼ギタリストであったデクラン・シノットの後任、ビル・シャンリーが無難なアレンジを聴かせる(アレンジはデクランのほうが手数(てかず)が多かった)。ミックスは、メアリーの2011年新作からキーボード参加しているアンドリュー・ホールズワース。

▼It's Too Late

新録のオールド

偶然、ネット試聴して、これは気持ちいいと感じて、通販中古入手。届くまでの間も何回も聴いた。アラン・トゥーサンの'09年作『The Bright Mississippi』。レーベルはノンサッチ。
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この方の名前、どこかで見かけたことがある。そうそう、ニューオリンズのハリケーン災害のあとくらいに、エルヴィス・コステロと共演してアルバム出した人だ。あの作品はDL購入して、けっこうリピートしたものだった(コステロのヴォーカルがもう少し好きになれれば良かったが)。つまり、その程度の認識なのだが。

こういう音楽って、古いレコード探すしか聴けないものと思っていただけに嬉しい。エリントン他、トラッドなども取り上げられる。クラリネットが入るの、好きなんだよね。グランドピアノの音がいい。スロー・テンポのためか、ミュージシャン達が互いの音をよく聴き合って、音を絡ませているのが伝わってくる感じがする。音の録り方も立体感があり、きれい。1曲のみアラン自身が若いスウィートなヴォーカルを聴かせる。

参加ミュージシャン
アラン・トゥーサン - ボーカル(#11)、ピアノ
ドン・バイロン - クラリネット
ニコラス・ペイトン - トランペット
マーク・リボー - アコースティック・ギター
デヴィッド・ピルチ - アップライト・ベース
ジェイ・ベルローズ - ドラムス、パーカッション
ブラッド・メルドー - ピアノ(#5)
ジョシュア・レッドマン - テナー・サックス(#10)

一人遊びダイジェスト

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予告通り観に行ってまいりました。驚愕の最前列。いざ座ってみると、中央寄りというより、これはもうド真ん中といっていい。
しかも今回、ミュージシャン席はオケピットを使わず、舞台の上下2階部にセッティングされていたので、ステージは鼻の先。こっちが緊張する。

ステージは、工場のベルトコンベアーや部品などが点在する無機質ながら大掛かりなセット。つなぎを着た工員達が作業を始める。そして本人登場。進行挨拶があり「ノンストップの工場トラムへようこそ」。M-1は新曲「産声」が歌われる。・・・

こんな形態のコンサート、観た事ない。つまり過去の『夜会』の演目を一気にダイジェストで実演してくれるという趣向。『夜会』を一度も観た事が無ければ、なんのシーンだかさっぱりだろう。だが、それならば歌そのものを楽しめばいい。

ところが、演目毎にシチュエーションが変わるから、本人も1曲毎に袖に引き戻り、衣装替えをする。合計15着の衣装だとか。これが本公演の目玉にもなっている。ビジュアルは美しい。とても60歳代には見えない。が、衣装替えの時間のために、肝心の歌唱は1コーラス分まるまるバッキング・ヴォーカルのメンバーが担っていた。これがなんとも消化不良というか中途半端な印象。

彼女としては、自身の独擅場ではなく、出演者達とのリレーションシップをアピールしたかったのかもしれない。しかしながら彼女の歌をもっとがっつり聴きたかった観客は、私以外にも多かったのではないか。
(よりによって全コーラス歌ってくれたほんの数曲が、歌詞忘れで一部飛んでしまった。最前列で観ているから、本人の瞬間の狼狽も伝わってきて緊張してしまった。)

律儀に年代順のプログラムをスピーディーに見せてくれたが、めまぐるしいセットと衣装のチェンジが必ずしもテンポ良いとは思えず、様々なギミックがやがて間延びしてみえてくる。バンドの演奏は完璧だが、彼女のヴォーカルに必ずしもマッチしたアレンジメントであるとは言い難い面も感じた(端的に言うと、バンドがうるさい)。
個人的な彼女の近年のベスト・ライヴは「時代」を久々に歌ってくれた'10~11ツアー。声の出も良くて、思わず涙してしまった。

miyuki

フランシスの子守唄

まだ記事にしていないCDを取り出してみました。アイリッシュ・トラッド・バンド、アーカディの『After The Ball...』。
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制作年記載がありませんが、たぶん'90年代。フランシス・ブラックがリード・ヴォーカリストとして参加。
姉メアリーの盤石な実力に較べると、その縮緬ヴォーカルがいくぶん頼りなげだが、可憐で、ダブリンっ子の飾り気のない小粋さが表れている。

ジグ、リールとフランシスのソングを交互に収録(1曲のみ男性ヴォーカル)。ジグやリールについて特に言及出来ない自分は、やはりアイリッシュ音楽をけして根底から理解できていないというか、単に歌モノ好きなだけなのだ。男性ヴォーカルのトラックもいいけど、全部フランシスの歌で統一して欲しかったような。

▼トラック(6)、姉メアリーがバック・ハーモニーで支える

カーリーのクリスマス・プレゼント

・Bluetooth対応のUSBアダプタを入手して、PCスピーカーをワイヤレスで聴いてみました。
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最初の数時間は滞りなく使えてたのですが、突然、片方のスピーカーから少量のノイズが。音楽が鳴ってる時は掻き消されますが、これは気になる。
いったんアダプタを抜いて、またオーディオのコード接続を復帰すればノイズは消えるので、これはスピーカーではなくワイヤレス使用上の問題。安物買いの銭失いか?
レビューなど調べると、環境に左右されるケースもあるらしい。原因わからん。

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・カーリー自身も驚いたというビルボード7位にチャート・インした2005年作品『ムーンライト・セレナーデ』の、アルバム収録外の「Let It Snow」が、公式サイトにフルアップされました。この曲は、ダウンロード購入のみのボーナス音源なのです。
彼女はサントラやオムニバスの1曲参加の曲なども、こうして気前よくアップしてくれるので嬉しいですね。
https://soundcloud.com/carly-simon-official/let-it-snow-by-carly-simon

買ったばかりの電気膝掛けが
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偽物は心の本物

最近、トイレが近いので、映画館で中座しないで済むよう対策を考えた結果、ミニ湯たんぽを持参することにした。薄手の布カバンに入れときゃ、取り出さなくても布越しにホカホカ。帰途時間まで充分もちました(トイレも)。

TOHOシネマズが1000円デーだったので、最終上映回でジュゼッペ・トルナトーレ監督、ジェフリー・ラッシュ主演、音楽エンニオ・モリコーネ『鑑定士と顔のない依頼人』を観てきました(以下ネタバレなし)。
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敏腕オークション鑑定士(ジェフリー・ラッシュ)が、ある廃墟のヴィラにある美術・調度品の査定を依頼される。しかし、依頼主はいっこうに姿を現さず、壁越しにしか対話できない美しい女性であった。・・・・

やられたー。気がかりは記憶に留めておいた筈だったのに、映像に引き込まれているうちに、いつのまに物語の行方を後から追うしか出来なくなっていた。
プロットは極めてシンプル。なのに時間軸を上手に操り、呪文のようなセリフを印象付けて、最後に茫然とさせられてしまう。
ラストシーンの続きが観たい。けれども続きは有り得ないだろう。

自由なチキン・スキン

そういやライ・クーダー、一枚も持ってなかったなと、Astralさんの記事を読んで思い出した。学生時代に中途半端に借りまくって聴いたため、その後すっかりご無沙汰でした。
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なかなか入手に至らなかった他の理由としては、ヴォーカルより楽器の人というイメージが強かった。近年のザ・チーフタンズ(ライは来年、チーフタンズとツアーに出るそうです)のアルバム参加曲を聴いても、ヴォーカルにはあまり惚れなかった。
でも、ブエナ・ビスタにしろ、なんやかやとライの息は其処此処にかかっている。手練のマルチ・プレーヤーであるのは分かっているつもり。

今回、初期廉価ボックスの発売の件を教えてもらって、これはお得と通販クリックしかけたその時、手元にあるジョニ・ミッチェルの初期廉価ボックスをロクに聴いてもいない事を思い出した。
全部平らに聴く自信がない。手始めに一枚だけ買おう。ネット試聴し直して一番好きになれそうな'76年『チキン・スキン・ミュージック』をチョイス。中古400円也。

隙間サウンドが心地良くて、なにか自由を感じる。トラック(2)って、なんか適当に弾き歌って、最後にE-B7-Eで終わらせときゃいい、みたいなラフな感じが良いわ。
ブルース、ハワイアン(ギャビー・パヒヌイ参加)、メキシカン(テックスメックスって言うの?)などが混在しつつも、清涼感がある。その涼やかさは実に濃い風合い。
本作の次に好きになれそうなのが『紫の渓谷』。それはまたいずれ。そうして結局、ボックス買っときゃ…となりそうな。

▼トラック(4)
He'll Have to Go by Ry Cooder on Grooveshark

After the Goldrush

リンダ・ロンシュタットの'95年作品『Feels Like Home』は、エミルー・ハリスとドリー・パートンと組んだアルバム『TrioⅡ』をきっかけに購入した。
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気を取り直して聴いてみたけど、やっぱり彼女はヴォーカルが立ち過ぎて、伴奏が埋もれてしまう。巧過ぎるのだ。それゆえバッキングと共鳴し合う面白さがあまり伝わってこない。
トラック・リストは『TrioⅡ』と重なる曲が結構ある。エミルーのヴォーカルもやや苦手な僕は、やはり3人揃ってのハーモニー・ワークが好きなようだ。

近日、ライヴ盤が発売されるニール・ヤング(コチラで全曲フル試聴可)の「After the Goldrush」もカヴァー。

今年購入CDベスト5

年末恒例の音楽CDベスト発表。クラシックは購入数が少なく見送り。
今年はかなり事前にネット試聴を重ねたため、入手後も気に入って繰り返したものが多い。
順位はあってないようなものですが、オリジナル・アルバムを優先しました。上位3枚は、いずれも60代の女性ヴォーカル!

今年は発表順を逆にしてみました。

(5)ザ・パイド・パイパーズ/Dreams From The Sunny Side Of The Street(2CD)(2005)
pied
5位は、ジョー・スタッフォードの初期歌唱を機に購入した、'40年代中心にアメリカのポピュラーを代表するヴォーカル・グループのベスト盤。何よりピュアな歌い口、いきいきとしたオーケストラ伴奏が新鮮。ジャズとポップスの境目が無かった頃のポピュラーの姿勢を遅ればせながら教わった。

http://youtu.be/Z56vuu31d8A

これ以外にも、フランク・シナトラ、ペギー・リー、ドリス・デイ、ビング・クロスビー、トミー・ドーシーやベニー・グッドマン楽団など愛聴しました。

(5)ファミリー・ツリー[Soundtrack](2011)
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同じく5位は、2012年に日本公開された『ファミリー・ツリー』のサントラ。すべて既出音源で網羅されたハワイアン・コンピレーションで、ギャビー・パヒヌイを主にした新旧混合の選曲は全く違和感が無く、統一的な音質感で楽しめる。この盤を入門用にしても良いのでは、と思うほど。夏の終わりによく聴いた。

http://p.tl/d6zm

(4)シングル・マン[Soundtrack](2009)
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オリジナル・サントラで久々のお気に入り。アベル・コルゼニオフスキーと梅林茂氏のスコアがとても美しく、聴き惚れた。バーナード・ハーマンの『めまい』スコアの影響を受けたトラックがあるのも個人的に思い入れ深い。挿入されたジョー・スタッフォードの'40年代歌唱(「ブルー・ムーン」)が、その後の'40年代ポピュラー興味へと繋がりました。

http://p.tl/qvRD

(3)ジューン・テイバー/Quercus(2013)
june
2006年のライヴ音源(オーディエンス無)がジャズ・レーベルから登場。テイバーのヴォーカルとピアノとサックスのみで独自のフォーク&トラッド・チューンを聴かせる。当時のレパートリーを反映させた選曲とみえて、一発録りに即応。3本の音が静謐と深遠を生み出す。こんなトラッド・アルバム、他に聴いたことがない。

http://youtu.be/99qRTRkCRNQ

(2)ハリス・アレクシーウ/I TRIPLA(2012)
haris
ギリシャの大ベテラン・シンガーの新作。これの一つ前に出たディミートラ・ガラーニとの共演ライヴ盤で、ハリスのヴォーカルの衰えに失望してしまった(国内の評論家筋では高評価)が、このスタジオ録音では、そのダウナーな表現が、ロックの音像に重厚にマッチしている。まるで自身のコンディションを逆手に、亡き作詞家への鎮魂歌集に挑んだかのような(そこまで計算高くない?)完成度の高さ。中村とうようさんに聴いて欲しかった。

http://p.tl/UTbx

(1)リンダ・トンプソン/WON'T BE LONG NOW(2013)
linda
ブリティッシュ・フォークのシンガー&ソングライターの新作。彼女のアルバムをヘビロテするようになるとは思っていませんでした。少々、苦手なヴォーカルだったのですが、アルバム作りが素晴らしい。フォーク・リバイバル以降のシーンを着実に歩んできた確かな手応え。トラッドと違和感なく同居するソングライティング(1曲はロン・セクスミス共作。アンナ・マッギャリグルの曲もアンナらしくていい。)。
元夫リチャードや息子テディなど家族と手練のミュージシャン達がリンダのヴォーカルを緊密にバックアップ。

http://amass.jp/29703

◎傑作完成おめでとう、リンダ!
linda

どこがアルティメイト?

Amazonで、なんとなくヒッチコック関連の検索をしたら、目を疑う商品が。
hitch
昨年、ユニバーサル全作品が初Blu-ray化されて、セットものに魅力を感じた僕は、限定盤BOXを入手したのだった。なのにほぼ同じ内容で、特典とパッケージを変更したセットが一年後にまた限定発売されるなんて! 何よこれ?

それにしても変だ。収録作品が2本(「泥棒成金」「北北西に進路を取れ」)追加されているが、これらはもともと他スタジオ製作の商品だとファンは知ってるから、とっくに別途購入している。今更何を?
特典の微妙な変更もひょんな印象だ。昨年の内容に補てんした完全セットなら少し悔しいが、新規特典の代わりに、逆に欠けてしまっているものもある。どこがアルティメイト盤? 誰にアピールしたい商品なんだろう。

個人的に、アクリルパッケージが「鳥」から「めまい」に変更されていることは、「めまい」が一番好きな自分にはチト悔しい。リール缶ケースへの仕様変更もやや食指が動く。手持ちのケースは豪華だけど、ディスクが取り出しにくい。
いずれにしても、作品内容が変わるわけじゃなし。画質がさらに向上しているとか、廉価になっているなら腹も立つけどね。

同じメーカーからの2年連続限定発売となったわけだが、昨年の初セットは、本国のデザインに日本語対応したものだったが、今回は国内独自に生産されている?
もしかするとマニアの中には、今度のセットも買って、一つ分にまとめた後、要らないダブリのほうは、中古で売り払うかもしれないね。

▼昨年購入の限定セット、「サイコ」の屋敷「めまい」鐘楼のセットの設計図などは新BOXには入っていないようだ
hitch

ハリスの一括購入予定

今年の春頃から計画していたハリス・アレクシーウの旧作リマスタ盤の一括購入案件、やっとギリシャ現地のCDショップに注文しました。
計11枚。その中の3、4枚はリマスター化に伴う買い替え、ダウンロード失敗分も含まれる。

ハリスはずっと好きで聴いてきたが、初期ミノス時代は泥臭くてついていけないと思っていた。
それが、ハリスの近年のヴォーカルの衰えを機に、若い頃のいきいきした歌声が聴きたくなり、一枚買うと、またもう一枚遡って聴きたくなるのだった。

かるく計算したところ、運賃合わせてもCD一枚あたりの単価は、某国内通販で買うより1000円安い。国内通販では2枚組になると、まともにダブルアルバム扱いの値付けになっているが、現地では1枚組と2枚組の価格差は、2ユーロ。

最終的にコンプリート購入する結果になって、最初からリマスターBOXセットを買っておけば良かったと思ったが、あのセットには派手な収納箱が付いてくるため、割高になっていて、バラ買いするほうが得だとわかった。

年末年始あたり、またハリス浸けになりそう。

ムーンダンス(expanded)

えっ、いつのまに出てたの?と気づいたらポチッていた。ヴァン・モリソンの'70年作『Moondance』リマスターにアウトテイクなどの初収録ディスクを付けたエクスパンデッド・エディション。

▼写真の配置とロゴを変えてあります
moon

2008年にヴァンの旧作リマスター盤がある程度まとまって発売されていましたが、その時のリマスターと今回のはヴァージョンが違うようです。2008年盤は、日本の紙ジャケット発売が先行したもので、既に廃盤。では、今作以降、あらためて新リマスターが続々登場するのでしょうか? それとも代表作となった今作のみの企画盤扱い?

今作この度、通常盤、エクスパンデッド盤の他、デラックス盤の3種が登場。デラックス盤はさらにアウトテイクCDが充実して、アルバムのサラウンド音源のBlu-rayが付いている。僕は間を取ったわけ。

買い替える者にとって、リマスター盤は期待と不安が入り混じります。分離は良くなったものの、どこか寒々とした印象に変貌してしまう可能性が無きにしも非ずだから。
この盤、あたたかさを残したまま、奥行きが出ている。楽器もきれいに鳴ってる。(4)「Caravan」など、バッキング・コーラスがまるでリミックスしたような広がりだ。これはいい。

あっという間に40分が過ぎて、そうそうもう一枚あるんだ、とDisc2。アウトテイクは楽器の増減、歌い回し、テンポ、コードの違いなど楽しめる。手つかずだったためか、本編より音のキレが良いものが多い。'69年録音とは思えないほど。
初収録曲「I Shall Sing」はアート・ガーファンクルへの提供楽曲。これ、アーティの歌で聴いたことある! ヴァンの作品だったんだ。

▼アート・ガーファンクルによる歌唱


→本作全曲一部試聴ページ

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プロフィール

 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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