Worlds Are Made of Paper

カーリー・サイモンの公式サイトに新しいビデオがアップされていました。
これ、親しみやすくてとってもいい曲。リード・ヴォーカルが息子のベン・テイラーなので、彼の作品なのかな?
カーリーはハーモニーを添えています。

サイモンの'70年代ライヴ

購入をいったん見送っていたポール・サイモンのライヴCDを、やはり購入しました。
ps

最近、僕が買い集め出したポール・サイモンの旧作のリイシュー盤は、2004年の一斉リマスター発売分を廉価で再発したヨーロッパ盤になるらしい。ほとんど1000円以下で買える。
今回の『PAUL SIMON IN CONCERT LIVE RHYMIN'』('74年)については、初リマスター発売となるようだ。

音はナチュラルできれいだと思います。このライヴが行われたのは、ソロになってからの2作が発売された後の時点になる。ちなみにそのソロ2作目『ひとりごと』が、最近の自分のお気に入りで相当ヘビロテしてる。

S&Gからの代表曲も含めた選曲だが、構成がユニークで、ギター弾き語り~フォルクローレ・グループとのセッション~ゴスペル・グループとのセッション、といわば3部構成となっている。シンプルながらも縦割り的なショー進行に、なんだかコマ劇みたいだと思った。

変わりどころでは、「ボクサー」のフォルクローレ・バージョン。サビの♪ラーララ…の部分が複数の笛で奏でられる。
また「明日を架ける橋」がゴスペルに。当初の発想がゴスペルだったそうだから、いわば元に戻した? サビの♪like a...の部分にアクセントを置いて、かなり節回しを変えて歌っている。ゴスペル・シンガーの迫力もいい。

LP当時の収録時間の制約があったためか、全12曲ではフル・ステージ観賞のような高揚感には今一つ及ばないが、後年のスケールの大きな作品の展開を思うと、素朴で温まる良いアルバムだと思う。
加えてボーナス・トラック2曲付き。こちらもライヴ・トラックだが、音質・パフォーマンスはやや本編に劣るか。
↓DUNCAN

此処の声とギター

ジョアン・ジルベルトの'00年代のアルバム『声とギター』を購入。
joao

これは数年前、いったんツタヤでレンタルして一度聴いただけだったのですが、巡り巡って、やっぱりちゃんと聴きたくなった。
職場の先輩からもらった'60年代の絢爛のボッサ・ノーヴァ集『ジョアン・ジルベルトの伝説』を愛聴するようになったからだろう。

本作はヴォーカルとギターのみ。カエターノ・ヴェローゾのプロデュースということだが、どこをどうプロデュースしたんだろ?
ブラジル音楽はカエターノから入ったクチだが、遡ってジョアンを知ってからは、カエターノのボサ・ノヴァは聴けなくなった。それで少しずつCDを手放していってるという薄情さ(笑)。

ジョアンのデリカシーと集中力の素晴らしさは、自分でも少し録音作業を始めてみて痛感した経緯もある。小声なら簡単だとタカをくくっていたのだ。ボサ・ノヴァはリズムもメロディもとてもテンションが高い。

おそらくエコーなどエフェクト類は使用していない。ギターの響きはホールのみ。声は目の前で歌っているかのよう。
過去の代表曲がいっそう研鑽されて解放的。もう少し若々しい声で聴けたら個人的にはもっと気に入るのだが。

永遠のUMEZZ

懐かしい楳図漫画を幾つか買ってきた。数年ほど前に小学館から一斉に発売された新装版だ。
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楳図漫画は描き込みが精緻なので、大版になって嬉しい。連載時の巻頭カラーや扉絵も挿入するなど再現されて、過去に持っていても買い直したくなる魅力だ。

子供の頃、最初に出会った楳図かずお作品が『洗礼』(画像中)。姉が少女コミックを定期購読していて、ちょうどこの作品が新連載の時に、おさがりで読んだのだ。
その巻頭カラーのインパクトは未だに忘れない。他の漫画に比べて絵柄の異質さは歴然としていた。それは強烈。
かつての美人女優(原節子さんをモデルにしたという)が、老醜を怖れ嘆き、主治医のアドバイスにより、美しい娘を生み、頭のサイズが同じになった頃に脳移植を実行し、娘に成りすまして人生を再生するという物語。

異形をテーマにした作品が多い作家だが、ここでは人間の本質は肉体を変えても変わらない、年を取って醜くなるのではない事を示唆していると思う。
あらためて驚くべき点は、小学生の主人公さくらが、母の野望を叶えるべく自己を犠牲にする優しさ。だが、それは複雑心理として、同時に自己の女性としてのエゴを強大にさせていく。敏感な子供の本能が恐ろしい。

↓「洗礼」読書風景
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短編『ねがい』(画像右)も、子供の頃読んで忘れられなかった名編。友達のいない少年が寄せ木で作った人形が、捨てた後に尋ねてくる。こういう造形をよく考え付くものだとあらためて感心。
『猫目小僧』(画像左)は、実は初読み。グロいキャラが総出だが、絵柄が古い分どこか愛嬌が。猫目小僧が猫の軍団を担架代わりにスイスイ移動する絵がかわいい! わが愛猫と見比べながら読んだのでした。

まとめてブギ・ウギ

5ケ月も続いた不定愁訴からようやく抜け出せそう。昨日から汗をかいて代謝が活発に。
(あちこち調子が悪い割に風邪はひかないなぁ)と思っていたら、それこそが風邪の諸症状だったわけ。ずっと血圧だのアレルギーだの騒いできて恥ずかしい。
体温が上がって(免疫力アップ)と喜んでいた、バカだね。風邪をひくと肝臓が弱くなるので気をつけよう。

boo
中村とうようさんが亡くなってから、なんとなくネット・オークションを探していたところ、安価でちょうど聴きたいと思っていたCDがあったのでゲットしました。MCAジェムズ・シリーズの『伝説のブギ・ウギ・ピアノ』。
個人的にブギ・ウギみたいな曲のフレーズを幾つか作りかけているのですが、当時の音源を一つも持っていない(あるのは笠置シヅ子さんのみ)ので、まとめて聴ける機会になった。

このCDは一発でお気に入り! 気分が浮き立つ。
なんか、陳腐なイメージかもしれないけど、映画『スティング』のシーンが思い浮かぶ。『スティング』は、1936年を舞台にした詐欺師達のドラマ。CDは1928-1946年の音源だから時代は重なる。
『スティング』はラグタイムが使用されていたが、ブギウギとテイストが似ている気がする。ラグタイムがシャッフルへと変化していったのがブギ・ウギじゃないのか?と僕は思ったが、とうよう氏の解説には、それらしき記述は見当たらなかった。いずれにせよブルースに基づいた流れなのかな。

基本形を掴めば、譜面を見なくても、どういう構造になっているか解りやすい気がする。だいたい♪ズンズ、ジャッジャ、ズンズ、ジャッジャ、だ。
なんか聴いてるとあの日に帰りたい、と思うよ。そのころ生まれてもいない、かの地に育ってもいないのにさ。

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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