都会の天使

この冬は、エアコンをまだあまり使っていません。
エアコンをかけると、クラシックCDのピアニシモが聴き取りづらくなるのです。ちょうど節約にもなるか。

laura
ローラ・ニーロ(1947-1997)のCDは2.3枚持っています。
熱心なファンではありませんが、なぜか聴かなきゃいけないような気がする、気になる存在なのです。

'02作『ザ・ルームズ・ディザイア(2枚組)』は、ローラの'93年と'94年のライヴを収録したアルバム。
彼女はたしか乳癌で亡くなったと記憶しています。
R&Bをふだん聴かないぼくにとって、このピアノ弾き語りにコーラス・グループを加えたステージは渋くて新鮮。
彼女は、都会の孤独をクールに、エキセントリックに歌うイメージが強いのですが、じょじょに母性を感じさせる作風も見受けられました。

シンプルに語りかける「エンジェル・イン・ザ・ダーク」。
本作外、スタジオ・テイクより。

オイストラフ&クリュイタンス

年末はギリギリまで更新するかもしれません。

vc
コンチェルトものには、強く関心を持たなかったため報告が遅れましたが、何枚か購入しています。その中で最もお気に入りが、ヴァイオリンの名匠オイストラフと、小生贔屓の指揮者クリュイタンスによる『ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲』。
主題が何度も出てくるので非常に親しみやすく簡潔で典雅な作品だと思います。ヴァイオリンをひきたてるオケの簡素さも良いと思う。

ネット時代になってクラシックを再び聴くようになり、他人のレビューを読ませていただく機会がありますが、皆さん語彙が豊富だワ。自分のは小学生以下みたいだ。特にインストものは、言葉に尽くしづらいんですよね。まぁクラシックに限らず、ウチのレビューなんか当てにしないで、どのみちご自身の耳で確かめてみてよ、ってとこでしょうか(笑)。

クラシックの名盤は、ヘタにオークションの中古に手を出すよりHMVのマルチバイを利用するほうが安い。
クラシックの廉価買いがクセになると、ポピュラーのCDが高価に感じて、敬遠するようになってしまう。
ダウンロードより安い価格で購入点数を極力抑え、来年はもう少しライヴに足を運ぼうかな。

本作試聴はこちら

2010年購入ベスト・アルバム<ポピュラー>

今年はポピュラー系のCD、10枚も買っていないんじゃないかなぁ。そんな中からのベスト5枚は、ピタリと照準が合ったかのように満足した作品。かねてから贔屓にしているアーティストばかりですが。

来年はどちらに関心が向くやら。今年俄かに甦ったクラシック興味は、現代演奏家にアンテナを張っていない以上、またポピュラーに舞い戻るかもしれません。
まだまだ知らない'70年代あたりのSSWの中古をチマチマ集めるかな。

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①大貫妙子 & 坂本龍一/UTAU(2010)

教授の過去作品に妙子氏があらたに歌詞を付けたヒアノ+ヴォーカル作品。
弾き語りをやっている自分にとって毎度直面する<楽器一本で音楽的クライマックスをどう処理するか?>という課題に、全く予想だにしないアプローチで回答してくれた録音音楽。
それはアンビエンスと、精緻な和声で構築されたエンドレスな音楽。また音響が素晴らしく、このCDの後では他のCDが貧相に聴こえてしまうほど。
サンケイホールのライヴでは、「伴奏」を「背景」と捉えたピアノのスタンスは、必ずしもヴォーカリストの生理的要求に応え切れていないのでは?と感じる場面も見受けられた。その点で、5月に大東市で行われた森俊之氏その他によるバンド編成による奇跡の無料コンサートが、自分にとって彼女のベスト・ライヴであった。

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②ちあきなおみ/戦後の光と影-ちあきなおみ瓦礫の中から(1975)

コロムビア時代の戦後歌謡集。
ベテラン歌手がカヴァー・ブームでヒットを放つ昨今、このアルバムが当時大ヒットしなかったならば、
それは彼女の歌があまりに上手すぎるから、としか理由が見当たらない。
自分は原曲を知らない世代だが、切々とした歌心に(特にたたみかけるようなラスト2曲の侘しさ!)思わず落涙。
上質な歌謡曲のアレンジ(編曲は高田弘氏)の成果も聴き逃せません。

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③ジューン・テイバー/An Echo of Hooves(2003)

これは発売当時買っていたものだが、忙しかったのか聴いていなかった。イングランド、スコットランド地方のバラッド集。
これは、自分の知る限り彼女のトラッド系アルバムの中で最高作品だと今更認識。静謐の中で狂気を孕んだようなヴォーカル表現は、地味ではあるが哲学的な香りがする。
ギタリストのマーティン・トンプソンとの再ユニットも、アルバム強化に一役買っている。

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④ラウドン・ウェインライトⅢ/High Wide & Handsome: The Charlie Poole Project(2009)

グラミー受賞作2枚組。チャーリー・プールというオールドタイム・ミュージシャンの作品を中心に取り上げたもの。
良い意味でバケモノとしか思えない溌剌としたラウドン親父のヴォーカル(この家系は喉が強いのか?)は、しかしギターと合わせて音楽的マナーは徹底したもので、無骨なアメリカン・ルーツ・ミュージックを上質な演奏で届けてくれる。カッコいい!
ファミリーの暖かさに親しみを感じつつ、どこかヘンさが漂う可笑しみは、次位作品にも繋がる。

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⑤ケイト&アンナ・マッギャリグル/A NOT SO SILENT NIGHT<DVD>(2009)

素朴だがホーン・セクションを加えたリッチなクリスマス・ライヴ。今年亡くなったケイトを偲んでここに挙げます。
姉妹のファースト・アルバムを聴くと、無人島に持ってく1枚かも、と今でも思う。
ルーファス・ウェインライト、スローン・ウェインライト(ラウドンの妹)、盟友チャイム・タネンバウム他の、
ファミリーのステージングは少々野暮ったいが、所狭しとステージに寄せ集まったハーモニーにほぐれる。
ルー・リード、エミルー・ハリス、ローリー・アンダーソンがゲスト。

2010年購入ベスト・アルバム<クラシック>

恒例の、どなたの参考になるやら、あまりに個人的過ぎる、今年購入CDからベスト・アルバムの発表です。
今年は、クラシック編とポピュラー編に分けて5組ずつ。比較的クラシックに傾倒した1年でした。

しかもベストに挙げる5作品は既に亡くなったお二方のみ。クリュイタンスとケンプです。
ともに巨匠ですが、フランス国籍ベルギー人のアンドレ・クリュイタンスは、60代の若さで他界したためか、
「指揮者は70代から」と言われる名高い指揮者列伝から忘れられがちですが、長らくクラシック興味から遠のいていた自分を呼び戻してくれました。
ドイツ音楽の伝統を継いだヴィルヘルム・ケンプは、時折テクニック面での指摘が散見されますが、そうは言ってもやはり巧いです。逆にケンプは、ピアノが不完全な楽器であることを知りつくしていた人だったのではないでしょうか。

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①「ベートーヴェン交響曲全集 クリュイタンス&ベルリン・フィル(5CD限定盤)」

EMI全集の最新盤。
とにかく第6番『田園』だけでもいいから、バラ売りもしていると思うので聴いてみて下さい。
もう気持ちよくて。木管のヒャラホロ感とかたまりません。透明感と奥行きを持ちつつ、
ベートーヴェンの豪胆さがしっかり伝わってくるようです。
ベルリン・フィルといえば、カラヤンのゴッテリした重厚なサウンドのイメージがあったのだが、
前任のクリュイタンスでは、こんなに音が違う。清涼感と生命力に溢れています。

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②「亡き王女のためのパヴァーヌ、クープランの墓、道化師の朝の歌、他 クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団」「マ・メール・ロア、高貴で感傷的な円舞曲 クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団 」

'60年代ステレオ録音のラヴェル全4集のうち、特にこの2枚がお気に入り。
特に『クープランの墓』は、学生時代に愛聴して以来、数十年ぶりの再会。他にデュトワ盤、カラヤン盤も聴いてみましたが、あまり受け付けませんでした。
クリュイタンス指揮は色彩感に富み、絵が浮かびやすい。『クープラン』のメヌエットの憂いを帯びた郷愁感が何とも言えない。葬送曲にも使えそう。
自らベストの録音と言わしめた『マ・メール・ロワ』のアジアン・テイストをも含んだ幻想的で優美な透明感。管弦楽の魔術師ラヴェルも草葉の陰から喜んでいるのではないでしょうか。

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③「バッハ:ピアノ作品集、ほか ケンプ」「ゴールドベルク変奏曲 ケンプ」

『ゴルドベルク』の第一音から驚いた。ピアノの音に聴こえない、黄金の音色。それは安寧の祈りに満ちたかのよう。力の取れた落ち着き払った演奏に、思わず喜びがこぼれる。
シンプルに聴こえるので、自分にも弾けるかと思い楽譜購入したものの、難易度高し。けれど弾いてみて、複数の旋律が聴こえてくるようになると、バッハがどんどん好きになっていく。

beetho
④「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集 ケンプ(8CD)」「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集(第1回録音) ケンプ(8CD)」

ステレオ録音盤とモノ録音盤。
まだ聴き比べられていない段階だが、演奏内容とは別に、意外とモノ盤のほうが音がしっかりしていて好きかも。
ステレオ盤は、低音が浅く、全体的にペラペラしている。うちのオーディオだけかな。
初期の古典的な曲も好きです。ベスト演奏はステレオ盤『悲愴』かな。『ハンマー…』は、ぼくには難解なのですが。

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⑤クリュイタンス フランス音楽コレクション(7CD)

ルーセルを除き、ほぼモノ録音の'50年代集。ラヴェル、ビゼー、ドビュッシー、フランク、ベルリオーズなど。
購入当初は録音の質になかなか馴染めなかったが、いつしかフランスの香りが濃厚に漂ってきた。ステレオ録音では体感できない何かが詰まっている。これがいわゆるフランスのエスプリというやつなのか。
ビゼーの録音は、ステレオ盤より味があっていい。唯一ルーセルの曲だけは、どうもいかめしくて好きになれませんでした。

ベートーヴェンのピアノ小品

まずは、いきなり曲から。
ベートーヴェン/エコセーズ 変ホ長調(演奏時間は2分ちょっとです。)


相変わらずケンプのCDを買い漁っています。こちらは'64年録音の『エリーゼのために/ケンプ、ベートーヴェン・アンコール』。
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ベートーヴェンのピアノ小品集。もちろん「エリーゼのために」も収録。
「エリーゼ」は有名なので、ここでは「エコセーズ」の試聴をご案内。
この曲、懐かしくて。小学生の頃、発表会で弾いた。こんなに速くは弾けなかったと思うけど。

「エコセーズ」は"スコットランドの"という意味だそうで、3拍子系のスコットランド舞曲が、
ヨーロッパ各地に伝わり、なぜか2拍子に変化していった。
弾くのも聴くのも楽しい、ベートーヴェンの洒落た職人芸です。

シフのバッハ

手元にあるピアノ曲のCDはケンプばかり。他の人の演奏も聴いてみました。

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アンドラーシュ・シフによるJ.S.バッハ『フランス組曲』『イタリア協奏曲』等。
シフは'53年ハンガリー生まれ。バロック~古典・ロマン派の演奏で著名な現代のクラシック・ピアニストですが、今回バッハを聴きたくてネット検索するまで、ぼくは知りませんでした。

ケンプのバッハが大好きなのですが、イギリス組曲や平均律クラヴィーア曲集などは、あくまで抜粋で
全曲揃って聴けるピアニストを探していたのでした。

さて、中古購入した本作。すばらしいテクニック。繊細なタッチ。
しかし残響が多すぎる。この点だけが残念。教会で聴く感覚と捉えるべきなのだろうか?
本質的に演奏が素晴らしくても、最後のアウトプットで好みを左右してしまう。
12枚組の廉価のバッハ全集にも興味があるが、、、躊躇しています。

ところで先日買ったバッハの楽譜、難しい!
特にケンプの編曲は、聴くとシンプルなのに、指が届かないわ読譜もままならない。甘かった。
昔、四声体を弾いていたのが信じられない。ブランクのツケだが、音楽理解は歳と共に深くはなっていると思う。

ロスト・レコーディング

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未発表音源を'94年に発売したドリス・デイ『The Love Album』(画像左)。
これは、実際いつ録音されたものなのか、英文ライナーにざっと目を通した限りでは不明。
ジャケはカラフルなポップ・アルバムみたいですが、タイトル通りの全曲、しっとりしたバラードです。

バラード・アルバムは他にも沢山出ていますが、従来よりも控え目なオーケストラ・アレンジ、
ジャズ・ギターがフィーチャーされているサウンドの質感から、
恐らく'60年代後半もしくは'70年前後と見受けました。

もちろんいつもの素敵なヴォーカルですが、語尾のカスレ具合に、どこか後期アルバムの寂しさが漂うように
感じ取ってしまうのは、気のせいでしょうか?

続いては、『Hooray For Hollywood』。'58年作'97年リイシュー(画像右)。
これ、未だに分からないんですが、元々ダブル・アルバム(懐かしい響き!)として、
2枚組で発売されたものなんでしょうか?
しかしCD復刻では片面分と、別のアルバムとの2イン1でしか、現在は入手出来ません。
今回、ダブリを承知で完全盤としてこの廃盤をゲット。

ドリスのCDは廉価のコンピが乱発していて、オリジナル盤をしっかりリマスターしてリイシューしてほしい。
先の『Love Album』も、LP『センチメンタル・ジャーニー』のジャケを流用した別盤も出ており、
うっかり重複購入しそうになった。

やっと揃った『Hooray For Hollywood』。しかし、前半分と後半分では、音量にギャップあり。
2イン1の粗雑さが出ています。先に持ってるダブリの片面分のほうがリマスターされて音が良い。
ドリスのヴォーカルは、多忙なスター時代にあって、このアルバムが最もイキイキしているように思います。

男女の偽れる盛装

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最近、ヒッチコック映画のTV特集があったようで、当ブログに大挙して『めまい』に関するアクセスがあり驚いた。
おそらく作品に感銘を受けた方が、レビューを求めて検索されて来たのだろう。

そこで逆に今回の放送を観た方のブログを、いくつかランダムに拝見したところ、
「こんな筋書き有り得ない」という低評価の感想を見つけた。ほぉ。
でもねぇ、映画というものは、まやかしですよ。『めまい』は"まやかしの金字塔"なのです。

このサスペンスの向こうに、実は男女の典型的なすれ違いの構図が透けて見えるようだ。
それは男女の欺瞞。
この作品の中では、

バッハの楽譜

バッハの楽譜を購入。
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楽譜の購入は、かつてなら心斎橋か神戸元町のヤマハまで買いに行ったものだが、
今ではアマゾンででも入手できるんですねぇ。

2点買ったのですが、画像左は
ヴィルヘルム・ケンプ編曲の『J.S.バッハ ピアノのための10の編曲』。全音。
オルガンコラールやフルートソナタのピアノ版が入っています。
フルートソナタ第2番「シチリアーノ」は同じ全音ピアノピースの単品楽譜で持っていたはずですが、
何十年も前のことで、どこに置いてあるやらも不明。
この際に、まとめて買い直したのでした。

右は『ゴルドベルク変奏曲』。レビューを探ると、
全音版は運指が載っていないらしいので、このヘンレ版にしました。
二声部の曲がほとんどなので、なんとか練習できるかな、と。

バッハの曲は好きですが、弾く楽しみもあります。
ロマン派の譜面は、右手偏重になりがちで、その点バッハは
対位法にのっとり、左手も右手と均等に鍛錬できます。
弾いていて気持ちも落ち着くし、単旋律だけで調性を感じる楽しみがあります。
ケンプのCDをお手本にします。

(譜面の画像の掲載はまずいですよね? やめておきます。)

続・2つのBOXセット

まだ他にも購入したボックス・セットがあります。
一回通りしか聴けていませんが、、

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画像左がヴィルヘルム・ケンプのシューベルト・ピアノ・ソナタ全集。
どうしよう、シューベルトのピアノ・ソナタって、よくわかんないや。
ベートーヴェンのそれと較べると、旋律の印象が薄く、なかなか馴染みません。
シューベルトならではの幸福感は、うすうす感じるのですが。
歌曲や『さすらい人幻想曲』などは好きなんですけどね。

ケンプのCDでは、バッハの『平均律クラヴィーア』集が欲しいんですが、
リイシューしてくれないかな? '90年代盤の廃盤以降、中古はプレ値が付いてしまっています。

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画像右は、アンドレ・プレヴィン&ロンドン交響楽団によるチャイコフスキー
『白鳥の湖』 『くるみ割り人形』 『眠りの森の美女』全曲。

アンドレ・プレヴィンについては、ドリス・デイとの共演作『デュエット』での、
洒落たジャズ・ピアノ・プレイが気に入っていたのですが、
クラシックの指揮者でもあると、恥ずかしながらつい最近知ったのでした。珍しい両刀遣いですね。

一通り聴いたところ、手堅い印象だが、管楽器が硬質な印象。チャイコだからこんな風なのか?
もう少しふくよかな演奏で聴きたかった。
一連のクリュイタンス漬けで(これが彼の指揮だったら…)とイメージし直してしまった。
(クリュイタンスはチャイコ録音無いですよね?)

2つのBOXセット

今年の購入CDベストは、半期毎に発表していなかったので、年末ごろにまとめて10枚アップします。
今年は購入点数は低いのですが、ボックス・セットを大量購入。先日のフランソワの36枚組は未だ聴ききれないまま、以下を引き続きゲット~。

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ベートーヴェン交響曲全集 クリュイタンス&ベルリン・フィル(5CD限定盤)

これ、夏ごろ買った全集と内容は同じ、新装限定リリースということで、再購入。ジャケ、こっちのほうがイイから(笑)。HMVで1000円台の特価で発売。現在は2000円台です。
これはリマスターなのかな。音質が明らかに違うが、記載はありません。

とにかく6番の『田園』が気持ち良すぎて、リピートしてしまう。(ベートーヴェンの交響曲って、こんなに涼やかだったっけ?)と、あまりに指揮者クリュイタンスについて語れる人が周囲にいないので、ネットで調べたところ、やはり清涼感がこの盤の特徴であるようだ。繊細だが人間味が当時の録音のレンジいっぱいに鳴っている。
'50年代の録音なので重低音には限界があるものの、弦と管の透明さに奥行きがあります。

交響曲以上に、もっと好きなのがピアノ・ソナタ。
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ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集(第1回録音) ケンプ(8CD)

先に持ってるステレオ盤に、遡ってこちらのモノラル盤を購入。
ほんとは他の演奏家のも聴いてみたかったが、ケンプの足跡を辿りたくなった。
モノラルの特長も捨てがたい。奥行きのある残響感。目の前で鍵盤のアタック音がするようなリアル感。ステレオの拡散する感じとは二味も違う。

一通り聴いた時点では、やはり若いだけあって技術的な面は、ステレオ盤より盤石かもしれないが、曲想はステレオ盤が全体像をより把握した詩的な演奏に仕上がっていると思った。いずれも満足しています。

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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