お伽の国のシューマン

ヴィルヘルム・ケンプのシューマン・ボックスが届きました。
schumann
今年はシューマン(1810-1856)の生誕200年にあたるそうです。このボックス、発売1ヶ月前から楽しみだった。ジャケもグラモフォンのこのシリーズの中では、いい感じだと思う。高校時代にすでにLPで親しんだ曲など、少々ダブリがありますが、いい購入機会でした。
他のドイツのロマン派作曲家と較べると、重厚さはなく繊細でリリカルな独特の旋律の味わいで、子供向けの作品など優しさがうかがえます。

≪収録内容≫

CD1
・蝶々Op.2
・ダヴィッド同盟舞曲集Op.6
・謝肉祭Op.9
CD2
・交響的練習曲Op.13
・子供の情景Op.15
・クライスレリアーナOp.16
CD3
・幻想曲Op.17
・アラベスクOp.18
・フモレスケOp.20
・雑記帳~ノヴェレッテOp.99‐9
CD4
・ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22
・夜曲Op.23
・ロマンツァOp.28
・森の情景Op.82
CD5
・ピアノ協奏曲イ短調Op.54
・ピアノ小協奏曲ト長調Op.92

 ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
 バイエルン放送交響楽団 
 指揮:ラファエル・クーベリック
 録音時期:1967~73年

リマスタリングしているのだろうか、全体的に音に厚みを感じます。
「アラベスク」は発表会で弾いた事があります。もちろんケンプの足元にも及びません。他に「ロマンツァ」、『森の情景』の「予言の鳥」、『子供の情景』など好きでした。
意外だったのが、5枚目。ケンプがクーベリックと共演していたとは。クーベリックはマーラーの指揮盤で過去に親しんでいました。

↓「アラベスク」、お話を聴かせてもらってるようです。曲構成も良く、エピローグの旋律が夢のよう。

→ご存知「トロイメライ」

至福のバッハ

昨日届いたヴィルヘルム・ケンプの「イギリス組曲」抜粋などJ.S.バッハ作品集。
bach
なんて穏やかで優しい音なんだろう。先に買った「ゴルドベルク変奏曲」も良かったが、こちらは「シチリアーノ」、「主よ、人の望みの喜びよ」等、親しんだ曲あってヘビロテになりそうだ。

バッハ、好きです。最近、「フランス組曲」をパラパラと弾いています。この構造美、天才だなぁ。

録音もとても良いと思う。'70年代録音となると、ケンプの後期も後期の録音になるだろう。ゆうに70歳は越えていたはず。打鍵一つも、人によってこれほど違うのかと感動してしまう。聴いていると自然と自分の中から微笑みがこぼれてきそうなのだ。

↓「主よ、人の望みの喜びよ」


→「シチリアーノ」ケンプ編曲、キーシン演奏

デ・ダナンもろもろ

毎日デモをアップしようとすると、こっちが手薄になるんでさ(笑)。こんばんは。
さっき、E♭mでリハーサルしてた曲が、いざ歌ってみたら低いぞという事になって、半音上のEmで弾き直し。フラットだらけのキーで四苦八苦してたのは、なんだったのか~。
dedannan

ミュージック・プラントさんのツイートで、デ・ダナンのオフィシャル・ページがあることを知り、アクセスしてみました。

オーディオのページでデ・ダナンの現在の歌姫のIf you love me」(愛の賛歌)が試聴できますが、これ、良いですね。この女性ヴォーカル、バンマスのフィドラー、フランキー・ギャヴィン率いる別バンドで歌ってた、ミシェル・ラリーじゃないかな。(→過去レビュー)
過去レビューで触れたその別名義のアルバムでは、完璧な演奏だがシンセのストリングスが少々野暮ったかったので、デ・ダナン名義で新作を出してくれれば嬉しい。

画像のCDは、デ・ダナンの二枚組ベスト・アルバム。何年も前、メアリー・ブラックの名古屋クラブ・クアトロ公演の際、サインしてもらったもの。
歴代歌姫すべてのソングが網羅されていて、白一点のトミー・フレミングも入ってます。彼のソロ・アルバムも持っているんですが、ややテンションの高い歌い口が、気分によっては聴くのが少々しんどい。本国ではやはり女性受けがいいようで、たまたま観たユーチューブのライヴ映像は、客席のオバサマが熱狂してました。

傑作『ボールルーム』からの選曲もありますが、うちのオーディオでは音質がやや劣化しているように聴こえる。これはオリジナルで聴くほうがいい。
ともあれ、ソングたっぷりに彼らのジグ、リールも聴ける充実したベスト・アルバムであります。

↓こちらは収録外だったかな。メアリー在籍時のトラッド。

古き良きドゥ・ワップ(2)

ラジオはとんと聴かなくなっていましたが、radikoを知り、PCで生で聴く楽しさを知りました。

手持ちの音楽もたまにPCのチープなスピーカーから聴くと、ラジオ感覚のようで新鮮です。小箱から流れるコンパクトさが、オーディオ・セットで聴くのとは一味違うんですね。

ドゥ・ワップ記事の続き。しばらくこの路線でいこうかな。
ボックス・セットには名曲がたっぷり収録されています。今回もオリオールズの曲を。「It's Too Soon To Know」。甘いメロディが昼下がりに似合います。

古き良きドゥ・ワップ

doo
更新滞ってすみません。
最近は、体力作りに取り組んでいて、以前から続けていた筋トレに加え、有酸素運動を始めたら、音楽聴く時間が減ってしまいました。
それにオリジナルに取り組んでいるでしょう? これが最も時間を割くのです。詞の改稿に一週間かけて、熱出そうになって、「それで何になる?」とバカにされそうです。

クラシックの合間に聴いているのがドゥ・ワップ。『ボク的100選』に選びましたが、4枚組ボックスとあって、まだ聴き込んでいないんですよね。

今じゃ、黒人シンガーは筋金入りのバリウマだらけだけど、このころの音楽はポップス自体が駆け出しのためか、ティーンエイジャーのあどけなさが素朴で初々しい。巧拙をこえるイキイキさって、意図的に演出できないものです。

ドゥ・ワップに詳しくないので、ひとまずお気に入りの曲を一つどうぞ。収録バージョンとは異なりますが、
The Orioles(オリオルズと読むんでしょうか?)の「Crying In The Chapel」。アフタクトの滑り出しがロマンティックです。

Pagination

Utility

別宅のご案内

sake moge Flickr(オリジナル写真集)                   ●手さぐりのリボン結び(オリジナル楽曲集)

プロフィール

 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

月別アーカイブ

全記事(数)表示

全タイトルを表示