世紀末のフレンチ・ポップ

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大貫妙子さんの'99年作「ATTRACTION(アトラクシオン)」を中古屋で見つけて購入。そういえば妙子さんの11月コンサートのチケット、当選しました。これで11月まで、なんとか生きながらえる楽しみが出来た(大袈裟?)。

こちらのアルバムは、タイトルが示す通り、ちょっとSEっぽい音を散りばめたフレンチ・ポップのテイスト。
この辺まで遡って聴いていくと、僕の趣味にはちょっと合わなくなってくる。バラードは好きだけど、打ち込み系は、ちょっとサウンドがうるさい。生ギターか生ピを絡めたものが、やっぱり聴き心地がいい。ベスト盤にもチョイスされた、フェビアンさん編曲の「四季」がベスト・トラック。

コチラで収録曲の「四季」が試聴できます。
コチラで全曲一部試聴可。

フィーフィー・フィーバー

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この間、偶然YouTubeで欧陽菲菲の「恋の追跡(ラヴ・チェイス)」を初めて聴いて、以来アタマから離れず、おやぢさんの記事を読んで、ついに、みうらじゅん責任編集盤『ソウル・フィーフィー』を購入。

1. 愛の報酬
2. 恋の追跡(ラヴ・チェイス)
3. 火の鳥
4. 夜汽車
5. 恋の十字路
6. 涙のディスコナイト
7. 海鴎
8. 別離(わかれ)のヨコハマ
9. 恋は燃えている
10. ゴッドファーザー愛のテーマ
11. 情熱の砂漠
12. 星は知ってる
13. 雨の御堂筋
14. 雨のエア・ポート
15. 雨のヨコハマ
16. フィーフィー MCコレクション

シングル中心だが、音質がいい。フィーフィー姐さん、声デカイっ。うまいなぁ。実にソウルフルです。
日本語のたどたどしさも、かえって健気で懸命さが伝わってくる。

それにしても、この大袈裟な楽曲群。ほとんどが筒美京平氏の作曲。ブラスのおかずが入りまくり。このギミック感は、ちょっと山本リンダの楽曲ともイメージが重なります。
さすがにこのノリがずっと続くとシンドイかなと思った頃に、雨3部作がやってくる。「雨のエア・ポート」の<♪貴方を奪って行く ジェット便>って、なんか笑える。
「海鴎(カモメ)」のやくざな女がイイ。港の歌って、最近聴かないですよねぇ。

マッガリグル家のクリスマス

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購入して実際に手にするまで、ジャケット下の4本の鉛筆みたいのは、何やろ?とずっと思ってた。スキー板の尖端でした。

今日、ミナミに出かけてゲットしたのが、ケイト&アンナ・マッガリグルのこの『The McGarrigle Christmas Hour』。'05年作。ノンサッチから。
これ、以前出た'89年作『マッガリグル・アワー』のジャケを差し替えただけのものと、ずっと勘違いしていた。店頭で手にして、曲目が明らかに違うのが分かって即買い。ほんとは妙子さんの最新ベストCDを買う予定だったんだけど(笑)。

季節外れだけど、南半球のクリスマスのつもりで聴くのも乙かと。『マッガリグル・アワー』も、このクリスマス・アワーも、姉妹の家族が参加したファミリー・アルバムの趣向。
家族は、皆ミュージシャン。本作はケイトの子供である、ルーファス・ウェインライト、マーサ・ウェインライトが参加。他に、エミルー・ハリスが1曲参加(エミルーとは親交が深いようだ。姉妹はエミルーのアルバムにも参加している)。

幾つかのクリスマス・キャロルは、ザ・チーフタンズのクリスマス・アルバムで聴いた曲で、馴染み易かった。姉妹は、実際このチーフタンズのアルバムに参加した曲を、新録で歌い直している。
ルーファスのヴォーカルには、正直驚きました。『マッガリグル・アワー』の頃より、随分自信に満ちた歌いぶりで、スターの貫禄だ。歌の立ち上がりが物憂げでウェットな感じ。歌い口は違うが、やはり親父のラウドンと声質が似てる。

姉妹のアルバムはどれも居間で聴くような、リラックスした臨場感に溢れ、本作のような企画ものでは、家族揃って斉唱する光景が目に浮かぶよう。アットホームです。

コチラで全曲一部試聴可。

カーリー情報

カーリーのオフィシャル・サイトからメールがきた。いよいよ新作発売間近ですね。楽しみだ。
新作は初のセルフ・カヴァー集。プロデュースは息子のベン・テイラー。
恐らくベンが所属するレーベルからのリリースになると思う。やはりスターバックスとの契約は昨年の1枚リリースだけで終了したようです。

収録曲は全て明らかになっていないが、「It happens everyday」(恋人たちのバラード)がカヴァーされるのが嬉しい。隠れ名曲。この新録のラフ・デモを、6月24日に64歳の誕生日を迎えたカーリーのインタビュー番組で聴いたところ、オリジナルではシャッフルだったリズムが、ちょっとファンキーな8ビートになってた。

↓発表当時のライヴ映像


他にカーリーは、6月にリリースされたコンピレーションCD『listen』に「You Don't Know Hurt」という曲で参加している。カーリー、喉の調子が戻ってきたんじゃないかな。
コチラでフル・サイズで試聴可。他にホール&オーツなどもフルで聴けます。リンクをクリックすると、すぐに音が鳴ります。

カーリーのブログでは、最近頻繁に新作のレコーディング・スタッフとの歓談風景など、ビデオでアップされています。
↓新作アレンジによる「You belong to me」の一部。カーリー、イスをどかして踊っています(笑)。充実感に溢れていそうです。

30年のアンソロジー

妙子さんのCDはまだまだ集めていなくて。手持ちでまだ記事にしていなかったのが、こちら。
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1973-2003年の軌跡。いわゆるベスト盤ですね。シュガーベイブ時代の曲も。2枚組で、古くからのファンの思い入れのあるレビューをあちこちで見かける。
ほんとはオリジナル・アルバムを少しずつ買い足したかったのだけど、店頭ではほとんど見かけないのだ。これほどのクラスのアーティストでも、すぐに廃盤になってしまうのか。

'70年代の頃のヴォーカルは、現在の唱法とかなり違う。ワイルドさが逆に新鮮。サウンドも渋い。
'07年のカルテットによるセルフ・カヴァー集『ブックル・ドレイユ』で取り上げられた名曲の幾つかが、ここでオリジナルで聴ける。
アーティストによっては、ヘンテコなセルフ・カヴァーが出る場合もあるが、彼女って再録音すればするほど、良くなっていくタイプだと思う。もちろんオリジナルも初々しくていいです。

ご本人によるライナー・ノーツは率直なコメントが魅力的。商業面や、自身のヴォーカルについてのコンプレックスともとれる本音がちらっと垣間見えたのが意外だった。あなたはそのまま、ありのまま純粋な、素敵な音楽を聴かせてくれればいい、と応援したくなった。
ご本人も'02年の『note』がお気に入りアルバムだそうで、一つの到達点のように感慨深げに語られていた。『note』は、本当に傑作だと思う。

色彩豊かに

今日、スナップ(指鳴らし)を録音していたのだが、難しい。指がだんだん鳴らなくなってしまうのだ。指が痛い~。

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いったん惚れ込むと、その人の記事ばかりになるのは、よくご存知かと(笑)。本日も大貫妙子さんです。
'00年作『アンサンブル』を中古購入しました。
パリ、マドリッド、東京で録音されたという。編曲者は坂本龍一、ピエール・アデノ、リリキューブ。

この作品、しばらく寝かせていました。前衛的なムードを感じて、何やら難しそうに聴こえたもので。
といってもサウンドはとても上質で、フレンチ、スパニッシュ、日本歌曲ふう、と各界とのコラボによって、鮮やかなアンサンブルを生み出す。引き出しの多い方なんですね。全曲ご本人の作品。
世界の美を味わう贅沢さが、結果として「和」の佇まいに帰着するような感覚。不思議。

※全曲一部試聴ページはコチラ

ケイト&アンナの2nd

今日は風が強く、湿り気が多い。
毎日、少しずつ、いろんな事がありますねぇ。

不思議と気になるケイト&アンナ・マクギャリグルの'77年のセカンド・アルバムを引っ張り出しました。
『Dancer With Bruised Knees』。ひざを怪我したダンサー、と訳せばいいでしょうか。
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傑作ファーストの国内盤解説に、セカンドも薦められていたので買った。プロデューサーは同じくジョー・ボイド。

フレンチ・カナディアン姉妹の奏でるフォークは、ふつうのアメリカン・フォークとは味が違う。細高い姉妹の声と、フレンチ・テイストが加わったどこか奇妙なバランスに立った音楽性が、お伽の国で聴くような感覚をおぼえる。アイリッシュの血も引く姉妹は、自作の他、牧歌的なトラッドも。線は細いのに印象が強い。

妙子さんの譜面集

大貫妙子さんの年内ライヴが決まった。嬉しい~
11月、東京と大阪それぞれ1日ずつ(詳細は、ここに書いて間違うとまずいので、ご自身で確認下さい)。なんでも、ピュア・アコースティック版としては、これが最後になるそう。
編成は、

大貫妙子(vo)
フェビアン・レザ・パネ(pf)/吉野弘志(b)/林立夫(ds)/小倉博和(g)/
ASKAストリングス[金子飛鳥(Vn)・相磯優子(Vn)・志賀惠子(Vla)・木村隆哉(Vc)]

個人的に山弦の小倉博和さんのギターが楽しみです。
ot2←先日、『ブックル・ドレイユ』の譜面集を購入しました。コード進行とか、どんなふうに出来てるのかな、と思って。
元々アルバムでもピアノ中心の曲が多いので、弾いてみてCDそっくりに再現できる瞬間があると、ちょっと感激してしまう(笑)。
といっても、譜面どおりにコピーするのは面倒で、ほとんどコード記号を頼りに適当に雰囲気で弾く。慣れないコードになると、構成音が分からないので、その時だけ音符を読む。こういう癖がつくと、だんだん五線からはみだした、極端に高い音や低い音の音符が読めなくなっていく(笑)。

今年行くライヴは彼女だけになりそう。ライヴももっと鑑賞したいんですけどね。

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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