プエルト・リコ 豊かな歌心

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『歌の国プエルト・リコ~エルナンデスとフローレスの世界』は、ライス・レコードのサンプラーをきっかけに購入。
キューバ音楽を聴き始めたばかりの自分にとって、プエルト・リコの音楽性は、キューバとほとんど変わらないように思うが、こちらは木管のオブリガートが特徴的。
本盤は、プエルト・リコの二大作曲家、ラファエル・エルナンデスとペドロ・フローレスに焦点を当てた歌曲集。キューバの名歌手の歌唱も聴ける。

①「水晶の鐘」はエルナンデスの代表曲で、他にミゲリート・バルデスがマルガリータ・ロメーロとデュエットした盤を持ってる。ここではオープニングとしてインスト。
②「カチート」もエルナンデスの有名曲。今年発売されたオマーラの新譜で、オマーラが親戚の少女とデュエットしていました。エルナンデス楽団の演奏。
⑳「エル・クンバンチェーロ」は、つい先日のミゲリート記事中、YouTubeを貼り付けた曲。ここではセリア・クルースの歌唱。エルナンデス作。
↓トラック・リスト(クリックすると拡大します)
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印象的だったのが、⑪「オルガ」(フローレス作)。木管がキュート。⑲「ボリンケン哀歌」の郷愁を誘うメロディーにも耳をひかれた。この時代・この地域はポピュラー音楽の旨味が詰まっていて、芳醇なメロディーとリズムのクルージング感に酔いしれる。

汎なおみ

cnちあきなおみさんの『かげろふ~色は匂へど』は、発売当時('90年)買いました。
このアルバム、ワールド系ちあきといってもいいほど、多様な音楽性に富んでいて、サウンドも実に凝っていて愛聴したものです。もちろん彼女の歌唱は絶品! 何でも歌いこなせる人だと思ってはいたけれど、今から考えれば彼女自身がジャンルだったのだ。

楽曲の難易度も高いよ~。シングル・カットされた筒美京平作曲①「色は匂へど」、カラオケで何度か歌ってみたけど、難しい! 演歌ポップををちあきさんは大人の歌い口でさらり。
②「砂塵の町へ」はエキゾチックなメロディーに乗せて、ベールの女を演じる。
③「十六夜フラッパー」はシャッフルをジャジーに。サビの♪Ah! 泣かせるじゃん~、が効いてカッコいい。④「合鍵」、このアルバム、筒美京平氏がいい曲提供してます。⑤「WOMAN IN TOWN」はソウルフルに。

あいだ飛ばして⑧「曖昧2」(あいまいに)は、当時流行ったランバダ風。関口誠人作曲。意外そうで、これも似合う。
⑨「五分前」も絶品。筒美京平作曲。どういいのか、もう聴いていただくしか…。

ミゲリートはここでギブアップ

購入したCDを順次iTunesにインポートしているが、ほとんどアートワーク(ジャケット写真)が自動ダウンロードされない。自分は、よっぽどマイナーな音楽ばっかり聴いてるってことなのか。iTunesストアで全てダウンロード購入する人は、綺麗に出てくるんだろうな。

先日、PCがクラッシュしてしまったのだが、以前購入したダウンロード曲は、補償されないんだろうか。あまりダウンロード購入はしないほうだが、価格につられてついつい、ね。
ハリス・アレクシーウの公式サイトでもダウンロード販売が始まって、かつてのミノスのリマスターが聴ける。どうしよう、購入しようか。
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続編があると予告していたミゲリート・バルデスの購入CD。これが手持ち最後の一枚。トゥンバオのキューバン・クラッシックスから『Mr.Babalu』。
このシリーズ、既に廃盤になっているようで入手困難。この盤は、アオラから買った。

彼のアルバムの蒐集は、ひとまずここで終えることにした。というのも、オリジナル・アルバムがなかなか入手出来なくて、コンピばかりちょろちょろ集めるばかりでは重複曲が増えるばかりだから。
少しずつ集めながら分かったのは、オーディブックのベスト盤が、いかに丁寧に編集されているかということ。年代順に選りすぐりのベスト・トラックを、メリハリを付けた曲順で、飽きさせずに聴かせてくれる。

こちらのトゥンバオ盤は、'49と'51年の録音を集めたもので、音質感は一定している。以前紹介したMCAジェムズ盤『アフロ・キューバンの真髄~マチートとミゲリート 1941-1958』のような金管のキンキンした感はなく、柔らかいが、反面、こもった感じもする。ここでもやはりLP『Cuban Nights』に軍配が上がる。重複曲を聴き較べれば明らかだ。
CDでは先のオーディブック盤が最もお気に入りだが、オーディブックに収録されていない魅力的な曲が他にもあり、「Marimba」とかメロウで好きな1つ。「ババルー」が彼の代表曲だが、もっといい曲は沢山あるのだ。

ミゲリートのアルバム、意外にもiTunrsストアで一枚だけ扱っていた。でも、どうせLPに敵わないという結論をもって、ダウンロードはやっぱりヤメにした。

やっぱりシロはいい

kao先週は飼い猫の手術だった。術後の夜は傷が疼くのか、か細い声で甘えてきて可哀そうだった。普段ならシャーッと威嚇してくるのに。そういう時は僕もシャーッと臨戦するのだ。(よくよく思い返せば、いつも僕からシャーッと喧嘩を売っているような気もする。)
抗生物質の錠剤を飲んでくれるかどうかが心配だったが、口を無理やりこじ開けてポンッと放り込み、無理やり蓋をしてゴックン(笑)。ハイ、よくできました。

シロは飼い猫の名前のことじゃなくて、シロ・モンテイロ。既に亡くなった人だけど、今年になってライス盤のベストを買って以来、お気に入り。後に他にも数枚買ったが、このライス盤が一番いい。
この人、かっこいいと思う。演奏のバランスもいい塩梅で、軽妙な歌い口がお洒落。気取ったところがなくて、明るくて同性が真似したくなるタイプ。
サンバはまだまだ聴いたことのない歌手が沢山いるけど、いろいろ聴いても、やっぱりシロに戻ってくるんじゃないかと思ってる。
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シロ・モンテイロの試聴ができます

シアトリカルな大人のライカ

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マリネッラ&ヨルゴス・ダラーラスの『MAZ』(2003)を、ついに入手しました。評判通りの素晴らしさで、ネット試聴であらかた全貌は知っていたが、現物が届くのを待ち切れないほどだった。

大歌手マリネッラのCD入手は今回が初めてなのだが、ハリスとはまた違った大人の艶めかしさがあり、ライヴのシアリカルなムードと相まって、前時代の裏社会へ足を一歩踏み入れてしまったような錯覚さえ覚える。そして、自身個性を放ちながら、共演の男性をひきたてる妖しい魅力。ダラーラスが一味違って聴こえる。
もしこれがマリネッラに代わって、ハリスとの共演だったらどうなるか想像してみた。男と女の世界というよりは、少し兄妹っぽくなってしまうかもしれない。幼くなるという意味ではなく、健康的なデュオのイメージがしそうだ。

こんな成熟した大人たちの歌唱は、日本ではなかなか聴かれない気がしてしまう。演歌に興味がないのに、そう思うのは勝手だろうか。共演しても、単にドッキングしただけの味気無い印象だったり。
ギリシャ歌謡は、ほとんどがマイナー・キーだが、隣国の旋律性をバランスよく混ぜ合わせながら独自の音楽性を成立し得たように思う。アラブっぽかったり、東欧っぽかったり、とても魅力的。その中庸性が、一時代の流行に留まらない磐石な歌謡曲たらしめんとしているかのようだ。

素晴らしいアルバム。ひとり自己陶酔に浸れる。まろみのある音響処理も、とてもいいんじゃないでしょうか。
↓永遠の宝物
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本作より、
マリネッラのソロ
マリネッラ&ダラーラスの絶唱

歌姫の軌跡

アイルランドから直送でメアリーのDVDが届きました。
中を開けるとブックレットの表紙にサインが。これってプリントだよね?と軽く受け流して、早速ビデオを再生し始めました。
mb1メアリーに惚れ直した。この間、彼女の旬は'80年代後半あたり、と書いたけど、この25年間、彼女はデビュー時から今日までずっと素晴らしい仕事をし続けてきた優秀なシンガーなのだ。
'95年、ダブリン市民の歓声の中、ビル・クリントン大統領を迎えて朗々と歌う「ソング・フォー・アイルランド」では、鳥肌が立った。

彼女はさまざまなセッションをこなしてきた。今までCDで一度も聴いた事のなかった、オーケストラとの共演。トラッド「Mo Ghile Mear」を歌う。
ジョーン・バエズとの共演映像も初めて観た。ボブ・ディラン作「Ring Them Bells」は、バエズのニューヨークのライヴにメアリーがゲストで加わった音源が初出だったが、こちらでは、TVショーのメアリー特集でバエズを迎えたもの。
珍しいどころでは、唯一のロック・アルバムとなった『シャイン』から「One And Only」のニューヨークで撮影したビデオ・クリップが観られる。メアリーが和傘をかざして演技している。

メアリーはソングライターへの敬意も忘れない。ジミー・マッカーシーとの共演映像の他、数年前発売されたオリンピア劇場でのライヴDVDから「Summer Sent You」~「Columbus」の2曲をそのまま収録したのは、夭逝したノエル・ブラジルへの追悼の意が込められているのだろう。

彼女がいかにアイルランドの国民的シンガーであったか、豊富なTV出演映像からうかがえる。これだけ安定した実力の持ち主は、そうはいない。考えてみれば声量、声質、フレージングのどれをとっても遜色がないのだ。

ところで、映像を観ながら、ふと例のサインを見つめ直したところ、これはどうも油性ペンで直に書かれたもののようだ。DVDはビニールの真空包装されていなかった。商品すべてにサインしているのだろうか。海外注文だったから、わざわざ僕の為に書いてくれたと思いたい。アマ○ンで注文したって、有り得ないことだ。
しかし下段の文字は明らかに"Mary Black"と読めたのだが、上段が分からず、国内エージェントさんに問い合わせてみた(そんな事で、いちいちきくなっつーの)。
返事をいただきました。"Best Wishes"でした。

セルフ・カヴァーの魅力

陽水さんの最近の曲も、初期の頃もあまり知らないんですが、'92年作『ガイドのいない夜』は、購入当時よく聴いたものでした。
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①「つめたい部屋の世界地図」は、オリジナルを未だに聴いたことがなく、カラオケ屋で歌ってみて「あぁ、こんな感じだったんだ」と。初期はギターの弾き語りが中心だった。本作では深海で描かれた水彩画のようなサウンド空間。編曲は萩田光雄氏。

②「東へ西へ」はラップ調を思わせるアレンジに変貌。陽水さんの子供の「ハハハ」という声が効果的に挿入。③「海へ来なさい」は瀬尾一三編曲で、キーボード中心に淡々と。
④「カナリア」は、旧作『ライオン&ペリカン』で気に入っていた曲。♪盗賊は夜を祝い君にうたわせ(一部引用)というくだりが好きでした。

⑤「白い一日」はご存じ小椋佳さんで有名な曲。この歌、就職当時カラオケで歌って、後に何かにつけ
♪真っ白なッ、と皆に揶揄されるきっかけとなってしまいました。
⑥「結詞」はオリジナルで聴いていました。ハイトーンが生かされた淡いメロディー。

⑨「夏まつり」も好き。音域的に近いので、よくカラオケで歌いました。
⑪「とまどうペリカン」も『ライオン&ペリカン』から。歌詞の意味が分からんような、深いような。サビ部分は3度上でハモるのが僕の定番(笑)
Youtube「カナリア」(『ライオン&ペリカン』より)

こりゃイイ~!

またリヴの話題なんですが、数日前、マケプレで注文していたリヴィングストン・テイラーのCDがU.S.から届きました。
それで、これがまたイイんですよ~。
リヴのアルバムはまだまだ集めていないのですが、今回はimeemでざっと試聴して、すぐに欲しくなった。アマゾンUSのレビュー投稿もこの作品にわりと集中していた。
'97年作『ink.』。
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ほとんどがツイン・ギターとコンガのみのシンプルな伴奏。コンガの音って大好き。音のヌケが気持ちいいし、どんなジャンルにも合うし、小~大編成いずれも使える。
リヴの旧作は、いわゆるAOR的な部分を担っているキーボードのサウンドが、やや年月の経過を感じさせることがあるが、本作は全てアコースティック。ジャジーな曲も、コンボ編成で渋く。
ボンゴ、コンガ、コンボ・・・ややこしいですね(笑)

この作品、セルフ含むカヴァー集で、スティービー・ワンダー、レイ・チャールズなどの曲も歌う。
1. Isn't She Lovely - Wonder, Stevie
2. First Time Love - Alger, Pat
3. Hallelujah, I Love Her So -Charles, Ray
4. Fly Away - Allen, Peter
5. Our Turn to Dance - Taylor, Livingston
6. I Must Be Doing Something Right - Taylor, Livingston
7. The Biggest Part of Me - Pack, David
8. Get Here - Russell, Brenda
9. Baker Street -Rafferty, Gerry
10. The More I See You - Warren, Harry
11. The End of the Innocence - Henley, Don
12. Never Can Say Goodbye -Davis, Clifton

ドン・ヘンリーって、イーグルスの人じゃなかった? 洋楽知らないんですよ(笑)
元歌知ってるのは①、スタンダードで有名な⑩「The More I See You 」は、他にドリス・デイやボビー・ダーリン、カーリー・サイモンが歌ったCDが手元に。いずれもリヴはオリジナルのように聴かせ、ホッとリラックスさせてくれる。

リヴの気取らない歌い口が本当にいい。僕のお気に入りシンガーは、いつも最初はそんなに気にとめていない人だったりする。それが、やがて飽きない良さを教えてくれる。
本作から。もちろん原盤のほうが、音質が肉厚で、コンガのヌケが良いです。

だからMMは捨てられない

CDが増えて部屋が手狭になる一方だが、もうひとつ、処分できずに溜まっていくばかりの雑誌が。『ミュージック・マガジン』。
僕なんか購読歴が浅いほうだと思うが、もう何年分も、押入れや部屋の至る所に積み上げたまんまだ。どうしたものか。

でも、捨てられない。たとえば
今年に入ってから、一気にリヴィングストン・テイラーの音楽が好きになって、彼に俄然興味が湧いたとき、「そういえば、数年前のインタビューがMMに載ってたっけ」。
整理が悪くて発刊順に並べていないもので、記事を探し出すのに一苦労するが、「あった!」。あー、この頃リヴは来日してたのか、京都のライヴ逃したな~。でも取っといてよかった。
このパターンが僕には少なくない。当世風の音楽が何なのか常に知らないまま、アトランダムに何かに興味を示す僕にとっては、最新号よりバックナンバー群のほうが貴重だと言ってもいいくらい。

定期購読といっても、掲載されている全てのジャンル・アーティストに平らに興味があるわけではない。むしろ、正味僕が活用しているページは、ほとんど巻末の「ラテン、ワールド・ミュージック」レビューだけだったりする。
ほとんど立ち読みで済ませてしまえそうだが(笑)、それでも買って、聴く・聴かないはともかく一応アンテナは張っておく。いざという時のために。備えあれば憂えなし。防災グッズみたいですね(笑) ま、確かに音楽は逃避先でもあるんですけど。
リヴとカーリー・サイモンのデュエット。

陽溜まりのコンテポラリー・フォーク

この時期、花粉症にかかる人ってどれほど居るんだろう。
本気でレーザー治療でもしようか悩みつつ、ネットでいろいろ調べていたら、同じレンコンでも、煮汁にオリゴ糖を加えて飲む方が、吸収が良く効果があると知り、あらためて試しているところ。旨くはないが、甜茶よりはまだマシかな。なんとなく鼻の通りがよくなったような…。気のせいかな。結構、暗示にかかりやすいんですよ(笑)
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こちらは、最近中古で安く入手したモーラ・オコンネル'04作『Don't I Know』。プロデューサーは、過去作『ストーリーズ』『ワンダリング・ホーム』を手がけたジェリー・ダグラス。

初めて聴いた時は、ピンとこなくてしばらく放置してたんですが、少しずつ繰り返すうち良くなってくるという、スルメ感あり。
今作を聴いてると、ソロ以降のエディ・リーダーがかぶった。そういえば歌唱スタイルもやや似ているような。そしてコンテポラリーを歌っても、盤石なルーツ・ミュージックを底辺に感じさせるところ。

モーラの声って、古いオペラがラジオから聴こえてくるような、ちょっとレトロな雰囲気。どうも、ノスタルジーに弱いんですね(笑)
陽溜まりの中、セピアの写真を見つめながら微笑んでるような佳品。
『ウェスタン・ハイウェイ』より。

なぜか懐かしい

エル・スールから最新お取り寄せ。YESIM SALKIMのCDにも、すっごくそそられたのだが、貧窮問答の末、こちらを取ることに。
va南アフリカの音楽は、今まで全くといっていいほど聴いたことがありません。アラブ音楽を除く、大陸の音楽で思い出すのはサリフ・ケイタくらい。そのせいか、非常にテンションの高いイメージがあって、なかなか手が出ませんでした。
ところが、こちらを聴いてアレ? こんなに親しみやすいんだ、と。なんか懐かしい。想像以上に、西洋音楽の要素が占めている印象が強い。

なぜか、幼少の頃、まだ舗装されていない表通りを歩いて、家族で行った大衆食堂のイメージがフラッシュバック。キリンビールだか、キリンレモンだかの提灯やポスターがある、あの雰囲気。土臭さと活気。雨の日も照りの日も馴染むような…。音と音の間のスカスカ感が好き。この隙間に、人の体温が混じっている感じがして。
リトル・レミ君のキュートで溌剌とした笛(ペニー・ホイッスル)。ドロシー・マスーカの歌声も、さりげなく印象的。
こちらに本作以外のドロシー・マスーカを発見。音の新しさからすると、今も現役?
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エレキの音が入りだしたあたりから、にわかにオーケストラ・バオバブを連想した。
エレキ・ギターの音色はあまり好きなほうじゃないが、オーディブックでその導入経緯など読んで、バオバブに親しみを感じるようになった。バオバブの音楽は、去年末、『made in DAKAR』をいきなりジャケ買いして、数回聴いた程度だったが、にわかに聴きたくなった。
バオバブは、セネガル。西アフリカだけど、バンド形態の成立に、この背景は絡んでいるのじゃないか? バオバブのプロフィールを全く知らないので、勝手な想像だけど。それで中古で『Specialist in all styles』も買った。こっちのほうが好きだな。

25周年記念DVD

M.プラントさんに、メアリーのデビュー25周年記念DVDのNTSC盤を出してくれるかどうか問い合わせてみたところ、残念ながら予定が無いとのこと。
代わりに「PAL対応デッキ、1万円で買えますよ」との耳寄り情報を(笑)。 案外、安く売ってるんですね。

結局、メアリーの本国HPのショップ・サイトでオーダーしました。シッピング料併せて3000円ちょっとでした。
メアリーの来日は今後難しそうだし、日本のファンに忘れられないよう、僕が頑張らなければ(どうやって頑張るのさ?)。ああ、追っかけしてた頃が夢のよう。
ひとまず、DVDの到着を待つ間、本国HPよりプロモーション・ビデオなど以下リンクして、独りで盛り上がってみます(笑)

今回のDVDは、過去のTV出演等での歌唱シーンを網羅したもので、
僕はYouTubeで、彼女の映像をかなりチェックしてきたほうだが、まだまだ未見のものがあるようだ。

コチラでサンプル5曲フル試聴できます。
この中に、CD未収録が1曲。なんと、ケイト&アンナ・マクギャリグルの「トーク・トゥ・ミー・オヴ・メンドシーノ」を男性とのデュオでカヴァー。今回のDVDに収録されているんじゃないかな。

●以下は、彼女の出世作「ノー・フロンティアーズ」。
TV出演と思われるシーンから、後半はロイヤル・アルバート・ホールでの歌唱に移る。前半のパブでの映像をまるまる観たかったな。


コチラでメアリーのライヴ・ショット等、画像が自動送りで観られます。

商品到着したら、またあらためて感想書きますよ。
●ちなみに、コチラ(頁最下)にメアリーのアルバート・ホールDVD、PALですが在庫わずかにあるそうですよ。

世にも不思議なファルセット

ここ数日、花粉症がひどい。こんなんじゃ、行楽なんて一生ムリだ。
レンコン効果は不明。漢方と同じで、しばらく続けてみないと分からない。
鼻が壊れると、歌も歌えない。練習する分にはいいとしても、録音はダメ。鼻が詰まって、な行とま行に全部濁点が付く。マイクは悪いところばかり拾ってくれる。
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ゆうべ、タワレコで衝動買いしたCDはこちら。
ええと、お名前はドナ・ドゥミトゥル・シミニカというルーマニアの男性歌手。この方の、この容貌と声のギャップにびっくり。まぁ、動画をご覧くださいな。

東欧の音楽って、全然聴いたことないけど、お隣のハンガリーのクラシック作曲家、リストの「死の舞踏」なんかを思い出した。急きこんだ旋律性が、生と死が背中合わせになったようなスリリングさ。
当時、「心をかき乱す」と評されたシミニカさんのファルセットは、この世のものとは思えない幽玄さが漂う。ちょっと暗い迷路に誘い込まれたような神秘的な魅力だ。

編成はアコーディオン、ヴァイオリンに、ツィンバロムという打弦楽器が加わる。ハンマー・ダルシマーと形が似ていますね。

オリジナルはいつ聴いたっけ

夜な夜な難波に散歩しに出かけました。タワレコで、目当てのCDが無く、いちかばちかでジプシーものを購入。これから聴くけど、名盤でありますよーに。
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こちらは随分前に中古で買った、小田さんのCD。CDで持ってる小田さんはこれだけ。完璧な歌唱ですが、サウンドに馴染めず、あまり聴いていませんでした。
オフコース時代の曲は、中学時代(ン十年前!)にLPで『over』だけ買いました。『We are』は同級生がカセットに入れてくれたのを好んで聴いたものです。

やはり、当初に聴いたバージョンがいいと思ってしまうものなのか、多感な頃に聴いた記憶が強すぎるためか。こちらのリアレンジは、ポップ・サウンドが軽めだが、作者の遊び心が反映されている感もあって、ソウル・アレンジっぽいブラスやエレキ・ギターに、いささかの戸惑いが。

ソロ以降の曲は実はあまり知らなくて、リアレンジされていても初耳だから違和感はさほどない。聴き手の勝手なイメージの問題かな。「言葉にできない」は、わりと自然に聴けた。ラストの拍手の音でライヴ音源と分かり、演奏力の高さに舌を巻く。あとは「woh woh」あたりが好きでしょうか。

購入当時、勤めていた職場に小田さんの歌も生き方も大好き先輩(男性)がいて、僕がこうした感想を言うと、ムッとされてしまった。普段、物腰柔らかな人だから焦りました(笑)

秋にはリヴ

リヴィングストン・テイラーについては、最新作でいきなり気に入って、そればかり聴いていたので、中古で手に入れた旧譜をなかなか聴き進められずにいた。
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金欠をいい機会(?)と、'96年作『自転車と僕』に手を伸ばす。リヴの、リラックスできる歌声が、落ち着いた季節にぴったり。

AORというジャンルを、よく理解できないままでいるので、あくまでSSWというカテゴリーで捉えるが、兄弟揃っての、音楽性の豊かさに感心してしまう。兄弟比較はあまり好きじゃないが‐自分が、兄・姉とよく較べられたので‐JTにはカリスマ性があり、このリヴには兄より、よりポップなテイストが感じられる。ベタつかない歌い口もいい。

まだリヴに関心がなかった頃に、たまたまMMでのインタビューで彼が、「リラックスして演奏するのは難しい」と語っていたのを読んだ記憶がある。
意識的にリラックスする、ってとても難しいことだと思う。彼は聴き手に心地よく音楽を届けるために、いかにナチュラルに聴かせるか、神経を使っているのだろう。実際に届けられる音楽は、肩の力が抜けたもので、すうっと耳に入ってくる。なんの衒いも感じさせないが、繰り返し聴くと、よく考え抜かれた音楽だなと思う。

表題作「自転車と僕」の歌詞の中に<シマンノギアをシフトダウンして>という行、"シマンノ(SHIMANNO)"って、大阪堺にある自転車メーカー、シマノのことじゃないのか?と思ったが、そちらのスペルは"SHIMANO"なので、海外の別メーカーのことなのかな。

ラウドンといい、リヴといい、歌い続けるオヤジはかっこいい。若い頃よりさらにいい音楽になっているんじゃないかな。
本作1曲目

1曲のために…

こちらは、メアリーのトラッドを主としたフォーク集のコンピで、「ラヴィング・ハンナ」のオリンピア劇場でのライヴ・ヴァージョン1曲のために購入したようなもの。
彼女のアルバムは当然、全て持っていますが、たった1.2曲の未発表やアナザー・ヴァージョンのために、コンピも購入してしまうことに(笑)。
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「ラヴィング・ハンナ」は、ファースト所収なんですよね。実は、ファーストは当初買って、いったん手放してしまったんです。
その頃の彼女のヴォーカルは、きれいだけど、まだ細高くて、現在のスタイルを確立していなかった。
今のような、声を張ったスタイルは、『ウィズ・アウト・ザ・ファンファーレ』以降だと思う。このアルバムのリイシューの際のインタビューで、彼女は「それまで巧く歌うことばかり気にしてたけど、心をこめて歌うようになった」というような発言をしていたと思う。

「ラヴィング・ハンナ」のライヴ・ヴァージョンで、彼女の成長ぶりがうかがえるが、このとき、あらためてファーストの歌唱が聴きたくなり、結局買い戻すことに。
考えてみれば、ソロでトラッドを沢山収録しているのは、ファーストだけだし、「アナーキー・ゴードン」の初々しさ・清々しさは当時の彼女の声でしか聴けないもの。

先日、過去の発掘映像集のDVDが発売される旨の情報を、本国サイトから得ましたが、具体的な発売日が決まったようで、11/7だそうです。国内盤で出してくれるかどうか、またミュージック・プラントさんに問い合わせてみようかな。

ちなみにこちらでお知らせしたことなかったのですが、ミュージック・プラントさんのサイト内に、小生の数年前のメアリーのコンサート・レポートが2本掲載されています。了解とっていないのでこちらにリンクは貼れませんが、ご興味ある方はサイト内で検索してみてください。
本作以外、「アナーキー・ゴードン」の試聴

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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