フィーリンの誕生/ホセー・アントニオ・メンデス

最近、ワールド系の音楽CDは、ブロガーさんの記事を読んで、買うことがある。これが、そのアルバム。皆さん、こぞって賞賛されていたのだ。「フィーリンの誕生/ホセー・アントニオ・メンデス」。

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1曲目から、なんと聴き覚えのあるメロディーじゃないですか。
僕が、この下半期ベスト5に入れたコンピ「キューバ音楽の真実」に収録されている曲だ。そして、このコンピの中で最初に印象に残った曲がこれだった。なんだ、同じ人だったのか。

で、これが良いんですよ~。
1950年代の録音集らしいのだが、歴史が苦手な僕なりに、解説からはしょると、
このシンガーソングライターは、1940年代後半以降のキューバの"フィーリン"という音楽の立役者にあたる人みたいだ。そして、この流れを汲むシンガーの一人が、現在も活躍中の、僕が大好きなオマーラ・ポルトゥオンドだ。

「キューバ音楽の真実」の中で、ホセーの曲に耳を惹かれたのは、彼の曲が流れた途端、一気にモダンな雰囲気を感じたからだ。イントロのオルガンから新鮮だった。
それまでのキューバ歌謡にジャズ・テイストを取り込んだ第一人者、と理解していいのかな。

ジャズになりきらず、歌謡性を保った、ムーディーな歌い口。もし喫茶店をやっていたら、このアルバムをずっと流したいな。どの曲もイントロから印象的な良曲ばかりで、それでいて場を邪魔しない優雅さを備えている。とてもいい感じだ。
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続・ハリスの新作ライヴDVD

ハリスのDVDから抜けられません。初見以来、ボーっとしたまま。
生涯の宝物になりそうだ。

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↓ハリス登場。決意を秘めたような表情が凛々しい。
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↓マイナー・キーの典型といってもいい哀愁ある曲。ハンマー・ダルシマーって初めて見ました。
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↓男性との共演。この曲好きです。でも、何拍子だ??
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↓アップテンポで聴衆をのせるハリス。ギリシャらしい陰翳あるメロディー。
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↓アンコール曲。ハリスの代表曲のようですね。僕も大好き。聴衆は大合唱。
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↓アンコール。ゲスト・聴衆と一緒にハリスは歌う。アコーディオン伴奏が清々しい曲。
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ハリスの新作ライヴDVD

そういえば、飼い猫のマーキングは治りました。どうもコミュニケーション不足が原因みたい。このところ、夜はずっとヘッドフォンしてたから、呼び掛けに気づかなかったみたい。マメに返事してあげるようになったら、元通りに。

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ギリシャから1週間でハリス・アレクシウのライヴDVDが届いた。入手しづらいだけあって、楽しみにしていました。もちろんその日のうちに鑑賞。PALだからPCでしか観られませんが。

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やっぱり、なんて素晴らしい歌手なんだろう、ハリスは。生で聴いたような感激だ。
これは、ギリシャの作曲家、マノス・ロイーゾス(1982年没)のトリビュート・ライヴで、全曲、この作曲家の歌をハリスは歌い上げる。怒涛の37曲。コロシアム風の野外劇場には、このロイーゾスの顔が時折、大写しになる。

ハリスはこの作曲家と結婚していたのでしょうか。彼女の経歴を知らないので分からないのだが、ブックレットには、彼と娘と3人が笑顔の写真が載っている。かつての名アルバム「ネフェリス通りにて」は彼を偲んで制作されたのだろうか。

ロイーゾスの作品は耳に残るメロディーが多く、かねてから好んで聴いていた曲のほとんどが、彼の作品だと、あらためて知った。素直で明るいメロディもあれば、ギリシャらしい濃い節回しもある。
観客は5拍子の曲など、軽々と手拍子してノッている。ギリシャ人ってリズム感、あるね~

ゲストを招きながら、フルでハリスの歌が聴けるライヴDVDは、本作が初めてだと思うが、聴いていて全く疲れない。歌い上げるタイプの歌手の場合、沢山聴くと疲れるものだが。
その理由を考えたところ、ハリスは映像では、手で放物線を描きながら、フレーズをかたどっている。ボールを投げるのと同じで、大きく歌い上げるときは高く投げ、囁くときは低く投げるように。そうして、よく弾むから、聴いてて疲れないのだ。この自然なフレージングは、なかなか簡単そうで、真似できないものだ。
プロだから当然なのだろうけど、マイクの使い方もうまい。声量によって使い分けている。

カメラワークはごくオーソドックスなもので、聴衆の邪魔にならない位置から撮っているのだろう。
ライヴ中、ハプニング(?)と思われたのが、スタッフ陣の制止を振り切り、軍人姿の男が乱入してきた。しかし、ハリスは、寛大に呼び寄せ、この男と即興でダンスをする。予定された演出だったのか?と見まがうほど、彼女の自然なステージングに、感嘆してしまった。

アンコールの歌唱で涙が出そうになった。僕もあの客達に混ざって合唱したい・・・。

↓You Tubeでこのライヴの一部を発見。比較的、分かりやすい曲を貼り付けました。音質は劣りますが。
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コレクション・ライブ・ビデオ/メアリー・ブラック

ひゃっほー!! さっき、メーカーさんに問い合わせたら、
本国で最近DVD化されたメアリーのロイヤルアルバートホールのライブ・ビデオを、国内盤でも発売してくれるそうだ。詳細が発表されたら、あらためて記事にさせていただきます!

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このライブ、長年VHSで発売されたまま、DVD化の話題がとんと聴こえてこなかったから、嬉しい限りだ。
ただ、本国発売盤はPAL仕様なので、どうしても日本のメーカーさんに頑張って欲しかったのだ。実現してくれて有難う!!

このビデオ、いっとう最初はダブリンで買って、PALだから世界対応型デッキを借りてきて、ダビングしたものの、繰り返し観過ぎてすぐに磨耗。その後、先述の日本のメーカーさんがNTSCでビデオ発売されたので、再購入したものだ。今度買えば3度目! 同じもの3つ。アホね、僕(笑)

↓こちらが現在、発売中のVHS。
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1 Another Day
2 Babes In The Wood
3 Golden Mile
4 Katie
5 Adam At The Window
6 Bright Blue Rose
7 Columbus
8 Carolina Rua
9 By The Time It Gets Dark
10 Ellis Island
11 Past The Point Of Rescue
12 No Frontiers
13 Theres A Train That Leaves Tonight

アルバム「ノー・フロンティアーズ」「森の少女」発売頃の、絶好調期のロンドン・ロイヤルアルバートホールでのパフォーマンス。バンド・メンバーもデクラン・シノット率いる最強メンバー。サックスが参加していた頃だ。

僕が一番最初に観た、江坂のブーミンホールのライブと同じメンバーだろう。体を揺らしながらギターを弾くデクラン・シノットが印象的だった。かぶりつきで観ていた僕に、微笑んでくれたような記憶がある(気のせいかも)。
セット・リストも「Another Day」がオープニングの定番だった。全曲が名曲・名演。今度はリプレイしても磨耗しないぞ~(笑)

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下半期・よく聴いた5枚

今月、またCDパカパカ買っています。この性分は治りそうもないですね~

上半期に「上半期・よく聴いた5枚」の記事を書きました。今回はその下半期編です。
前回に引き続き、僕の場合、新作を多数購入しているわけではないので、最近購入した旧作も含めた、ごく私的なベスト5です。
下半期はブロガーさんから紹介してもらった、いい作品も多く、いずれも平らに聴いているので、5枚を選ぶのはキツイですね~。
パーフェクトなアルバムは沢山ありますが、ここでは、ついつい繰り返し聴こうと手が出るアルバムを基準に選びました。自分の嗜好がよく表れていると思います。

①カリ「ラシーヌ Vol.5」(2007年作)
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今夏は、これをよく聴いたものです。今年の夏ほど暑いと思ったことはない中、カリの音楽で涼をいただきました。カリのバンジョーが好き、というより、彼のルーツ音楽がイマジネーション豊かに地図化されたような、壮観なラテン音楽。このアルパムをきっかけに、ハリー・ベラフォンテに走ってみたり、後に挙げる「キューバ音楽の真実」を購入しました。

②ラウドン・ウェインライトⅢ「Little Ship」(1997年作)
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ケイト&アンナ・マッギャリグルをきっかけに、かねてから知ってはいたラウドンだが、たまたま買ったこの中古盤に、熱帯夜に聴きながら癒されました。いっとう最初に聴いたとき、ピンと来なくても、後からジワジワくるタイプかもね。
後に他にもラウドンを数枚買いましたが、特にトラッド・テイストも感じる点で、今のところこれが最もお気に入り。ギターも歌も上手い。ラウドン親父、カッコいい~!!来日してほしい!東京オンリーでも行きます!

▼ラウドン・ウェインライトⅢ
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③モーラ・オコンネル「ウェスタン・ハイウェイ」(1987年作)
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こちらは、おやぢさんに紹介してもらったモーラのグラミー賞ノミネート作の、この盤はタイトルと曲順のバージョン違い。
アイリッシュのモーラ・オコンネルも、デ・ダナンの歌姫として、聴いてはいましたが、トラッド以外のソロ作品は、これが初めてです。とにかくきれいなアルバムという印象が強い。長距離ドライヴなんかに似合いそう。人生の旅としても、共にしたい一枚。
僕がフォークを好む理由の一つとして、他ジャンル(ジャズ・カントリーなど)を中庸的に素直な形で取り入れられる点にありますが、そうした意味でも、今作はコテコテのカントリーにならず、ブルージーになり過ぎず、非常にバランスのとれた音楽だと思います。

④ハリス・アレクシーウ「LYKABETTUS LIVE」(2007年作)
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ハリスが2人の男性シンガーとジョイントした2006年のライヴ。すでに次作ライヴDVDが発売になっていて、現在ギリシャから取り寄せ中です(ハリスには金がかかる(泣))。
ギリシャの魅力をあますことなく、微妙にサウンド・アプローチを変えながら、素晴らしい歌声を届け続けてくれるベテラン女性シンガーです。
今作、購入当初はハリスのソロ曲ばかり好んで聴いていましたが、2人の男性のパフォーマンスも、やはりギリシャ独特のメロディーで、ロック的な要素が加味され、一大イベントとして盛り上がっています。いつも思うのは、ギリシャの聴衆は実に熱い。
とてもきれいに音響処理されている点で、ライブ盤のなかでもベストです。

▼ハリス・アレクシーウ
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⑤V.A.「キューバ音楽の真実」(2003年作)
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こうした歴史的コンピは、ここで挙げるのは反則っぽいかもしれませんが、シャンソンやギリシャの旧音源コンピと比べると、キューバ音楽が最も単純に楽しめました。クラシカルな気品や、音楽の優雅さ、ノリを兼ね備えていて、音は古くても大満足のラテン絵巻。やっぱり自分にはラテンの血が流れているんじゃないか!? と、思い込みそうになるほど、聴いてて楽しいのだ。
今作中、1曲収録されているホセー・アントニオ・メンデスについては、今年、日本独自盤が出ていて、そちらも気に入っています。

恋の気分で/平山みき

いつも畳屋さんの前を通りがかるんですが、閉店後、中年男性がサックスを練習しているのがガラス戸越しにチラっと見える。僕も帰って、夜中に人知れず稽古しよう、っと。

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先日、タワレコでジェイムス・テイラーのDVDと同時に買ったのが、平山みき「恋の気分で」。
おやぢさんの記事に触発されて、初購入です。

1 Yesterday
2 マンダリンパレス
3 Pretend
4 Fly Me To The Moon
5 真夏の出来事
6 I'm In The Mood For Love
7 You Are The Sunshine Of My Life
8 Over The Rainbow
9 飛んでイスタンブール
10 そっとおやすみ

どんな声質の方なのか、正直知らなかったのですが、冒頭の「いえすちゅあじぇい~(イエスタディ)」から、たまげました。なんて個性的な歌い口なんでしょう。実に女性らしい色気を含んだ歌唱。男性でこの歌い方は出来ないだろうなぁ。でも、媚びた感じがしないのは、スタイルを確立されているからなんだと思う。全編ジャズテイストの落ち着いた歌唱集。

「真夏の出来事」はリアルタイムには聴いていないのに、いつのまにか覚えていた。昔のヒット曲って、そういうパターンが多いですね。この曲、当初はB面収録予定だったとか? ここではボサノヴァ・アレンジで。
⑥「I'm In The Mood For Love(恋の気分で)」とかムーディーでいいですね~。
⑨「飛んでイスタンブール」は、メロディー・ラインに合わせるかのごとく、降下するような歌い口が、まさに砂漠でロール! 

こうした歌手って、もっとテレビで観られないんでしょうか。比較的歌えるシンガーも出ているけど、若手ばかり。円熟したシンガーをもっと観たい。
最後の地声による「おやすみなさい」にドキッ。世代は違うが嫁さんにしたい感じ(笑)

Therapy/ラウドン・ウェインライトⅢ

飼い猫のマーキングの件、改善されず。今日も玄関におしっこされました。やっぱり去勢しないといけないだろうか。室内飼いだから不要だと思っていたのだが。人間の都合で動物の体をいじっていいものかどうか。

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今や我がスーパースター、ラウドン・ウェインライトⅢの89年作「Therapy」。このほど中古で購入。今度生まれ変わるなら、ラウドンのような声になりたい。カラッとして、それでいてナイーヴでユーモアもあって、ギターさえあれば何処へ行ってでも歌いそうな闊達ぶりが最高。

楽器群は、バンジョー・サックス・ハーモニカ・アコーディオン・フィドル等。2007年の最新作もいいが、90年前後の作品は「Little ship」など、もっとシンプルな音響で気に入っているので、この辺をもう少し集めたい。
まだ、最後まで聴いていないのに、聴きながら記事書くなんてね。でもほんとにいい。疲れ果てたような気分の時には、これは効くよ。まさしくセラピー効果か?

ラウドン・ウェインライトⅢの公式ウェブサイトはこちら

ベスト・オヴ・ハリス・アレクシーウ

思い立って、滑舌練習を始めました。ひとまずこちらをテキスト代わりに使わせていただいています。「ジャズシャンソン歌手、ジャズシャンソン歌手、ジャズシャンソン歌手」これが言えなくて悔しい~
上級の方はこちらを。

ギリシャのハリス・アレクシーウの今年2作目のライヴDVDが発売になっている。年に2作もライヴ作品を発表するなんて凄すぎる。で、国内入荷を待てない僕は、またしても海外注文。到着が楽しみ。

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これは、フィリップスから「祈りをこめて」「永遠の想い」が発売され、日本でもハリスの知名度が上がってから編集されたベスト盤。選曲は中村とうよう氏。ハリスがキャリアを積んだ古巣ミノス・レコード時代の名曲集だ。

この間、「レンベーティカ」というコンピを買って、まだよく聴いていないのだが、ハリスの歌声は、決して彼女が編み出したオリジナルのヴォーカリゼーションではなく、伝統に培われたものであると、ギリシャ歌手をほとんど知らない僕なりに認識した。

この盤では、現在ほどアレンジは洗練されていないが、陰翳の濃い情熱的でしなやかな歌唱だ。グリグリと喉触りが聴こえそうな伝統歌謡のコブシ。9拍子の「カモマトゥ」なんて、クセがあって好き。

とにかく歌がうまい。DVDが届いたら年末はマイナー・メロディーにどっぷり浸ろう。

Ella Fitzgerald Sing the Johnny Mercer Songbook/エラ・フィッツジェラルド

買い物をしたら福引券を2回分くれたので、会場でクジを引いたら2回とも当たった。
「自分は運が悪い」と決め込んできたが、そうでもなさそうだ。

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エラのクリスマス・アルバムの記事を書こうして、そういえば中古で売り払ってしまった事に気づいた。手持ちのエラのアルバムのなかで唯一好きになれなかったのだった。聖歌隊とのハーモニーに違和感を覚えたんだと思う。
ジャズ・シンガーがポップなど他ジャンルを歌うと、妙にこねくり回したように聴こえてしまうことがある。

作者別の曲集を多数発表してるエラ・フィッツジェラルドのこれはジョニー・マーサーのソングブック。ジョニー・マーサーは、かの名曲「ムーン・リバー」の作詞者だ。
弦を抑え、ホーン・セクションを強調したオーケストレーションがなんとも華麗で上品な作品だ。ステレオ録音を意識した音の振り方も心地良い。

ここでのお気に入りは「Midnight Sun」。ジャズ詩大全で訳詞を読んで、いい歌詞だなと思った。イントロのビブラフォンが内容と相まって神秘的。他には「I Remember You」など。全曲、エラのふくよかでたっぷりとした歌唱が堪能できる。

1. Too Marvelous for Words
2. Early Autumn
3. Day In - Day Out
4. Laura [From Laura]
5. This Time the Dream's on Me
6. Skylark
7. Single-O
8. Something's Gotta Give
9. Trav'lin' Light
10. Midnight Sun
11. Dream
12. I Remember You
13. When a Woman Loves a Man

Christmas Is Almost Here/カーリー・サイモン

CDを聴きながら音楽にノッて、飼い猫に近づくと、何を誤解したのかシャーッ、っと威嚇されました。コイツとは踊れん。

クリスマス繋がりで、手持ちのクリスマス・アルバムを紹介。

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アリスタを離れ、RHINOレーベルから発売されたカーリーの初クリスマス盤。
実は、これ、そんなに聴いていないんです。アレンジが軽いというか、全体的に薄い印象で、もっと煮詰めてほしかった、というのが正直な感想。サウンドはギター中心のシンプルなアコースティック・バンド。

1. Christmas Is Almost Here
2. O Come All Ye Faithful
3. Land of Christmas (Mary)
4. Silent Night
5. Twelve Gates to the City
6. I'll Be Home for Christmas
7. God Rest Ye Merry Gentlemen
8. Heaven
9. Pretty Paper
10. Have Yourself a Merry Little Christmas
11. Happy Xmas (War Is Over)

発売から1年後に、ボーナス・トラック入りの追加盤が再発されているようです。
③は自作。⑤は姉ルーシーとの共作。曲自体はいいものが沢山入っています。
好きだったのは①リヴィングストン・テイラー作「Christmas Is Almost Here」。リヴィングストンのCDは一枚も聴いたことがないもので、いずれ購入したいです。
⑨「Pretty Paper」はウィリー・ネルソン作で、ウィリーとカーリーのデュエットがいい感じです。
⑪「Happy Xmas (War Is Over)」はジョン&ヨーコ作。カーリーのバージョンは、現在、通っているスポーツクラブでよくかかっています。
あとはトラッドがほとんど。⑦「God Rest Ye Merry Gentlemen」はレゲエ・アレンジ。

ファン向けかもしれないけれど、ホリディ・アルバムとして軽く流すのにはいいかも。

Season's Greetings/山下達郎

おやぢさんの記事を読んで、初めて山下達郎のCDをゲット。中古ですが(笑)

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高校時代の友達が大ファンで、つられて岡山のコンサートに行ったことがあります。MCはお子さんが産まれた事の話ばかりでしたが、歌は素晴らしく、アカペラはテープをバックに歌っていました。

ちょうどシーズンということもあって、このアルバムをよく聴いています。ご本人の解説にあるとおり、オーケストレーションがドラムレスなのがとってもいい。アカペラにサックスなんて渋い~。
一人アカペラって、どういう手順でレコーディングするんでしょう。低音部から順に録るのかな。ガイドメロディーを聴きながらだろうか。とても地道で忍耐の要る作業なんだろうな。
達郎氏の独特のうねりのあるヴォーカルに、案外、日本的なものを感じるのは僕だけだろうか。
こうしたアカペラによる厚いサウンドは、MP3プレーヤーよりも、やはりステレオ・コンポで聴きたい。

1. グルックの主題によるアカペラ
2. ベラ・ノッテ
3. ビー・マイ・ラヴ
4. グローリア
5. 煙が目にしみる
6. サイレント・ナイト
7. マイ・ギフト・トゥー・ユー
8. イッツ・オール・イン・ザ・ゲーム
9. ジャスト・ア・ロンリー・クリスマス
10. ハッピー・ホリデイ
11. ブルー・クリスマス
12. ホワイト・クリスマス
13. クリスマス・イブ(イングリッシュ・ヴァージョン)
14. ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
15. 神の御子は今宵しも

曲ごとに触れるほど、まだ聴き込んではいないけど、これほどのクオリティなら、シーズンが過ぎても、いつでも聴けそう。
「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」。達郎氏と同じく、クリスマス・ソングの中で最もお気に入りのナンバー。
で、この曲に限っては、最初に聴いたジェイムス・テイラーのバージョンが好きです。「JTのクリスマス」は国内盤が今年、本国より一年遅れで発売。去年、おすすめ記事を書いています。

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シャイン/メアリー・ブラック

久しぶりに部屋を掃除したら、ずっと探してたメアリーのCDが見つかった。嬉しい~。
何処に隠れていたかというと、以前に壊れたまましまっていたCDプレーヤーのトレイの中に、ずっと入れっぱなしになっていたのだ。

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それが、この「シャイン」。1997年作。メアリー最大の問題作?
購入当時は、それまでのサウンド・プロダクションとのあまりの違いに、戸惑ってしまったものだった。だって、ロックなんだもん。
従来のメアリーのサウンドは、デクラン・シノットがプロデュースする、アイリッシュ・コンテンポラリー・フォークだったのだ。
ところが、今作は突然、ジョニ・ミッチェルの元夫ラリー・クラインがプロデュース。サウンドが一変した。彼女の歌声も、穏やかな歌声から、ソリッドなものに変身した。

当時は驚いたものだが、今こうして聴くと、それほどハードでもない。ドラムがかつてより強調されてはいるものの、けっして厚塗りではないスッキリしたヴォーカル・アルバムだ。それでも、①「Shine」のしゃくりあげるような歌唱は、なかなか他のアルバムでは聴けない表情だ。

好んで聴いたのはリチャード・トンプソン作⑤「I Misunderstood 」と⑥「Trespass Shoes」⑨「Beautiful」あたり。このころ、来日したメアリーのライヴに行ったのだが、従来と今作とを混ぜ合わせたセット・リストで、やはり何がしかの違和感はあった。コンガを使った丸いサウンド質感のほうが好きだ、とアンケートに書いた覚えがある。
でも、ファンですからね。アンコール時、花束をメアリーに渡しましたよ。

次作では、また従来のフォーク・サウンドに戻っていた。結局「シャイン」は彼女のキャリアの中で、異色作となったが、中にはこのアルバムだけが好きという人もいるかもしれないね。

If Ever I Return/コニー・ドーヴァー

先日、アイリッシュ・トラッドのDVD「COME WEST ALONG THE ROAD 2」を、ちゃんと鑑賞していない時点で、取り上げましたが、一組だけ苦手なアーティストが。クリスティ・ムーア。
なんででしょう。アイリッシュについては極力食わず嫌いにならない姿勢で聴くようにしてるんですが、この人の歌だけは受け付けなくて・・・。単調で楽しくないんです。硬いドイツ語の発音みたいに聴こえる。しかもトラッドで、十番くらい歌詞が続くから、苦痛の極み。映像では額に汗滲ませて、頑張って歌っているのに申し訳ないですが、この人だけは駄目。一枚だけ、ダブリンで買った彼のソロ・アルバムがあるが、これもやはりほとんど聴いていない。

たぶん、一拍目にアクセントを置くワンパターンの歌い方が、つまらなく聴こえてしまうのだと思う。もっともどんな拍子でも一拍目を強拍にするのは普通だが、そこにメロディー・歌詞が加わることで、アクセントの位置がリズム以上の綾を生み出すのだ。息継ぎの箇所が、それに応じて変わるように。
ところが、クリスティさんは、何を歌っても、一拍目がアクセントだから、面白くないのだ。お経みたいだ。きっとボサノヴァのようなシンコペーションの曲は似合わないだろう。でも、本国では大ベテランなんだよねぇ。アイルランドで、こんな批評をしたら袋叩きに遭いそう。

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話は変わって、こちらはアメリカ在住のトラッド・シンガー、コニー・ドーヴァーのサード・アルバム「If Ever I Return」。

コニーについては、日本での情報は皆無だと思っていたが、こちらにご本人への現地インダビューと、コンサート・レポートがあり、興味深く読ませていただきました。彼女の音楽のバックグラウンドをうかがい知る事ができます。

さて、前作「Wishing Well」に続く今作も、スコットランド人のフィル・カニンガムのプロデュース。僕はこのプロデューサーの音、好きだな。ブラック・ファミリーの最新作も手がけていたが、透明度の高いアレンジで、特にピアノとギターの絡ませ方が巧い。リズム・アレンジも洗練されているし、もしかしてドーナル・ラニーよりも好きかも。ソロ・アルバムもあるようなので、購入してみようかな。

おいしい聴き所は前作のほうが多いかもしれないが、対して今作は7分台のバラードを中心にじっくり聴かせる。まだまだ知らない、けれど親しみやすいトラッドの宝庫だ。コニーは他のジャンルもやれそうな、ちょっとコケティッシュで透明感のある声だ。新作はもう出ないのだろうか。

1. Fear an Bhata
2. Lady Keith's Lament
3. Peggy and the Soldier
4. Ned of the Hill
5. Holland Handkerchief
6. Fontaine
7. Mally Leigh
8. Who Will Comfort Me?
9. Shady Grove
10. Miss Lillian Williams [Instrumental]
11. How Can I Live at the Top of a Mountain?

ワン・マン・バンド/ジェイムス・テイラー

ジェイムス・テイラーの新作ライヴ、とっても良かったですよ。CD&DVD。ゆうべ夜な夜なミナミに出かけて、タワレコで購入。国内盤のほうが安かったです。そして、帰りにスタバに立ち寄るのがパターン。
そういえばJTは、ポール・マッカートニー、ジョニ・ミッチェルに続いて、この新作で、スタバのヒア・ミュージックと契約したんですね。

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いわゆる、グレイテスト・ヒッツ・ライヴみたいなセット・リストだが、初心にかえるコンセプトで、故郷の小劇場で自らのギター弾き語りを中心に、もう一人がグランド・ピアノでサポートする。
途中でロックを演奏するのに、なんと手作りの特大ドラム・マシーンが出現。これに合わせて、JTはメガホンで歌う。これには驚きました。
また、コーラス隊の必要な曲は、あらかじめパートを録画しておいたものをスクリーンで同期させていた。

全体的に弾き語りといえど、演出に工夫を凝らしており、スライド・ショーを使ったMCが新鮮だった。ともするとレクチャーっぽく見えてしまうが、故郷でリラックスしながら曲の成り立ちをジョーク交じりに話す彼に、親近感を感じさせる演出となった。キャロル・キング、ジョニ・ミッチェルとの若かりし頃のスナップが見られる。客席で観るのと違うので、カメラ・ワークはこのスライドに囚われないよう、JTの歌う表情をじっくり映し出す。エグゼクティヴ・プロデューサーはシドニー・ポラック。

僕は、2000年代のJTから入っていったクチで、彼については「良きアメリカ」のイメージをひたすら堅持している人だと思っていたが、意外と、ちょっとそこまで喋っていいのか、とヒヤヒヤするMCもあった。結構ブラックな人かも。
「スイート・ベイビー・ジェイムス」って、兄アレックスの息子ジェイムスが産まれた時に、この子のために書いたものだったんですね。自分の事をジェイムスちゃん、て呼びかけるのはヘンだな、と思っていた長年の謎が解けました(笑)

ところで、JTから影響を受けたという日本人アーティストも多いようなのですが、どう影響を受けたのでしょう。僕もJT好きだけど、このメロディー・センスは日本人の感覚とは全く異なるものだと思う。日本語に置き換えると、途端につまらなくなるような気がする。

SSWはやっぱり弾き語りが一番と思わせる逸品。MCを飛ばしたいときは、CDで。

アメリカン・アイドル

ケーブルTVに加入しているので、FOXチャンネルを観ていると、アメリカン・アイドル(おそらく再放送)をやっていた。観るともなく観ていると、この回では出場者を一人一人呼び出して、審査員が合否を申し渡すシーンが何度も繰り返されていた。

その中で、不合格を言い渡された女性が、「もう、私の音楽人生は終わりよ」と泣き出してしまった。26歳で。びっくりしてしまった。なんで次回に進出できなかったくらいで、音楽人生が終わるのか。審査員も、同情しつつ、呆れていた。それに音楽番組といっても、しょせんリアリティー&バラエティー番組なんだから。
でも、お化け番組だから、チャンスを掴んだ人達は必死なんだろうな。

この番組ですが、出場者の歌い方が、自分には皆同じに聴こえるんですが、どうでしょう? 地球上には色んなジャンルの音楽があって、歌唱法も様々あるのに、ここではソウルフルな歌い口ばかり。あらかじめ応募条件にジャンルが定められているのかな。それとも、シーズン1から、審査員の嗜好を読み取り、作戦的に応募する出場者が増えた、ってことなのかな。アメリカにもいろんな音楽があるだろうに。

それにしても、一番驚くのは、カメラの前で包み隠さず、感情を露わにできるアメリカン達だ。「諦める」と言い切った若い女性も、そうこうしつつ今ではケロッとして何処かで歌い続けているかもしれない。

Both Sides Now/ジョニ・ミッチェル

ジョニ・ミッチェルの久々の新作「シャイン」は、まだ聴いていない。スタバに行く度、気になるんだけど。

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初期のジョニを知らない僕は、「Night Ride Home」を気に入った後、こちらのジャズ・スタンダード集「Both Sides Now」も好きになった。自身のカヴァーは「青春の光と影」含む2曲のみ。

このアルバムは、フル・オーケストラのアレンジ。フル・オーケストラはうるさくて、僕の好みじゃないのだが、この作品に限って、と言ってもいいほど、ジョニのしわがれたウィスパー・ヴォイスが伴奏とマッチし、頽廃的なムードを醸し出す。本当の大人の愛の世界を垣間見るよう。

収録曲の、「Comes Love」は知られたスタンダードだが、ジョニのライヴDVDでは、また一味違った歌唱が聴ける。サークル状のステージで黒人男性と絡みながらダンスを踊るジョニが妖しくて、とても素敵だった。

「青春の光と影」は、実はオリジナルを聴いていないまま。この歌の詞、とってもいいですよね。映画「海辺の家」で、こちらの新バージョンが挿入されていました。他の映画でも聴いた。間奏のサックスがいい~。

ここで初めて聴いたスタンダード・ナンバーもあるが、かねてから知っていた曲は、ジョニの解釈によって、とても新鮮に聴けた。

1. You're My Thrill
2. At Last
3. Comes Love
4. You've Changed
5. Answer Me, My Love
6. Case of You
7. Don't Go to Strangers
8. Sometimes I'm Happy
9. Don't Worry 'Bout Me
10. Stormy Weather
11. I Wish I Were in Love Again
12. Both Sides, Now

ヒーリング・ゲーム/ヴァン・モリソン

ヴァン・モリソンの音楽が一気に好きになったのは、今年に入ってからのこと。ザ・チーフタンズと組んだ「アイリッシュ・ハートビート」のような、アイリッシュ・トラッドをやっているアルバムは、かねてから好きだったけど、ヴァンのオリジナルは、すぐに理解出来なかった。

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そんな中で、最初に惚れたのが、「ヒーリング・ゲーム」。トラッド色はほとんどなく、いわゆるR&Bの世界でしょうか。
好きになった理由として、リフレインが多く、いつのまにか耳に残って、心地良くなるところにある。

バッキングはシンプルなバンド・スタイルで、ホーン・セクションが渋く、男臭い味わいを出す。コーラスとの掛け合いが多いのも特徴。
終曲「ヒーリング・ゲーム」のリフレインによるクライマックスが泣かせる。You Tubeでこの曲のライヴ映像を発見したが、CDと全然違う歌い方だった。「ムーンダンス」もそうだけど、ヴァンは同じ曲を同じメロディーで歌うことがない。
唯一、⑤「パイパー・アット・ザ・ゲイツ・オブ・ドーン」がアイリッシュ・テイスト曲。やっぱりこういうタイプの曲、好きなんだよね。

マニアックなファンなら、それほど推さないアルバムかもしれないが、軽さもあって、これは気に入った。国内盤で、2曲入りボーナスCDが付いていた。

ロシュフォールの恋人たち/作曲・編曲・指揮 ミシェル・ルグラン

ミュージカル映画はほとんど観ないので、好きな作品も少ないのだけれど、「雨に唄えば」と、この「ロシュフォールの恋人たち」あたりが好きです。どちらもフィルムは一度観たきりですが、後にサントラを買って、繰り返し聴いていました。やっぱり音楽が良くないとね。

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僕が持っているCDは「シェルブールの雨傘」とのダブルになっているものですが、陽気で楽しい「ロシュフォール」のほうを愛聴。フランス語で男女が掛け合いでまくし立てる「デルフィーヌとランシアン」なんてフレンチらしいウキウキ感がある。

主演はカトリーヌ・ドヌーヴとフランソワーズ・ドルレアックの実の姉妹共演。男優はジョージ・チャキリス。カトリーヌ・ドヌーヴについては、「インドシナ」を観て好きになった。「私の好きな季節」での彼女も好きだった。

話を戻して、ミシェル・ルグランはきれいな曲を書きますねぇ。この有名な作曲家について、僕は特にチェックしていないので、詳しく何も知らないんです。竹内まりやが『Longtime Favorites』の中で「風のささやき」をカヴァーしていますね。

「夏の日の歌」「双児姉妹の歌」「ソランジュの歌」も楽しい曲。DVD買おうかなぁ。

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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