ルンバ・パナメリカーナ/ラス・ルビアス・デル・ノルテ
![]() | ルンバ・パナメリカーナ ラス・ルビアス・デル・ノルテ (2007/08/26) ライス・レコード この商品の詳細を見る |
新譜で気になっていたアルバムを購入しました。
バンド名はラス・ルビアス・デル・ノルテ。「北のブロンド娘たち」という意味だそう。ラテンを歌う2人の白人女性ヴォーカル。販売元のオフィス・サンビーニャからセール価格で買いました(セールは10/1までだそう)。
ラテンの各種音楽性を僕は明確に捉えてはいなくて、単純に音楽を愉しんでいるだけなのだけれど、このアルバムではルンバをはじめ、ラテン・アメリカの古い曲を、親しみやすいキュートなアコースティック・アレンジにのせて歌っている。
ヴォーカルはクラシック音楽の素地を感じさせるものの、バンドの小気味良さのためか、辛気臭くはなく、むしろ本場ラテンの濃い口じゃないところが、かえって幅広くリスナーの耳に届きやすいかも、と思ったりもする。
この「軽さ加減」は、音楽的なバランス感覚において考えさせられる点かもしれない。
変な譬えかもしれないけど、筋トレをやるとき、重すぎるダンベルで運動すると、可動域が狭くなってかえって筋肉がちゃんと付かない。むしろ少し軽いヤツのほうが、伸縮運動が充分できて筋肉が付きやすい。
音楽もディープなのはいいけれど、単に重苦しく聴こえてしまう場合もある。あまり考えすぎず軽めに流したほうが、すんなり耳に届きやすかったりする。バランスって本当難しい。
本作のノスタルジックな音楽を聴いていると、ジャンルの違いは大きな壁ではない気がしてくる。彼女達、ハワイアン歌っても似合うかもよ?素直に奏でる異国のメロディーが、屈託なく溶け込んでくる。
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