Doris Day's Sentimental Journey/Latin for Lovers

Doris Day's Sentimental Journey/Latin for Lovers Doris Day's Sentimental Journey/Latin for Lovers
Doris Day (2001/11/27)
Collectables
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先日、おやぢさんがドリス・デイの記事の中で取り上げられていた「Sentimental Journey」のジャケットが結構素敵だったので、手持ちのベストの選曲とダブらないのを確認して、早速買いました。これもジャケ買い?
ただ、2イン1CDしか見つからず、そうなるとどうしても↑のような、ジャケット仕様になってしまうんですよね。でも割安ということで、妥協してしまいます。

アマゾンでドリスのCDリストを見ると、ずいぶん再発されているようで。以前、店頭で探すとベストばかりで、オリジナル盤購入をあきらめていたんです。

2枚ともコンセプトは違うが編曲・指揮ともにモート・ガーソンが担当。そして、ここで聴ける「Sentimental Journey」こそ、僕が高校時代に買ったソニーのベスト盤LPで初めて聴いたヴァージョンだ。
このアルバム、とてもきれいです。僕の苦手なビッグバンドの「ジャーン」ってのじゃなく、解説にあるように「風」を感じるようなストリングス。オブリガードも、さりげなくてイヤミがない。これは僕の好きなエラの「Like Someone in Love」にちょっと似ている。
他に「The More I See You」「I Remember You」など。

カップリングされたもう一枚の「Latin For Lovers」は、ラテンフレーヴァーによるドリスのアナザーサイドを演出。だが、奇を衒った感はない。「キサス・キサス・キサス」が「Perhaps,Perhaps,Perhaps」と歌われると、ちょっと最初は違和感あるけどね。

ベストの解説にもあったけれど、ドリスの素晴らしさはギミック感が全くないところ。またお気に入りが1枚(2枚?)増えました。

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以下は、本作より。

BROWN METALLIC/クレイジーケンバンド

BROWN METALLIC BROWN METALLIC
クレイジーケンバンド (2004/06/23)
サブスタンス
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結成10周年を迎えたクレイジーケンバンドの新譜が評判良さそうなので、是非聴いてみたいのだが、ひとまず手持ちのこの1枚から。「BROWN METALLIC」。

歌詞が妙に耳にまとわりつくのだ。例えば③「El Diablo」の、♪おまえのマンションに行くと、やたら甘いココナッツのお香の煙・・・、とか、②「ロサンゼルスの中華街」の♪ちゅうかぁがぁい~、のフレーズがぐるぐると円卓のように聴覚を刺激。思わずプッと吹き出したら、絶妙のタイミングでミュートのペットが鳴り出したり。
⑪「息子」の父子は、夜明け前から何の支度をしているんだろう。目的が明かされないままの怪しいレトリックに、つい惹き込まれ。

一見、猥雑で荒唐無稽な歌詞がストイックに感じられるのは、作詞・作曲・ヴォーカル担当の横山剣さんが、とても真面目な人だからだと思う。音楽への愛は⑧「レコード」からもうかがえる。斜に構えて音楽論をブッて、極端に歌詞は幼稚なJ-Popの洪水の中で、これだけメロディーと歌詞の意味性と語呂に配慮したアーティストは、貴重な存在なのでは?

横山さんのヴォーカルにどことなく「昭和」の匂いを感じたのだが、ちょっと西城秀樹に似てないか? ヒデキが♪ロ~ラ!を絶叫するときの「~」の声の裏返し方と・・・って、こんなんで伝わるのか。

ラテンやロックなど多彩なジャンルをごった煮にしたバンド演奏もさすが。
CDの衝動買いはよくするのだが、チケットの衝動買いもやってしまった。10月、大阪フェスのクレイジーケンバンド、行ってきまっせ。

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ワンダリング・ホーム/モーラ・オコンネル

Wandering Home Wandering Home
Maura O'Connell (1997/06/10)
Rykodisc
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アイリッシュ・ミュージックを聴けば、至福の時が訪れる。音楽の輪の中にいつしか自分も入り込んでいて、お互い初対面の照れなど忘れてしまっているかのようだ。
モーラ・オコンネルが子供の頃から慣れ親しんだトラッドを中心に収められた「ワンダリング・ホーム」、愛聴しました。

アイリッシュが我々日本人のルーツでもないのに、トラッドにこうした懐かしさを感じるのは、そのノスタルジックなメロディーがもつ優しさ、穏やかさだけでなく、実際に子供の頃に音楽の教科書などで習った歌が、多く含まれていることにも起因していると思う。

「ダニー・ボーイ(ロンドンデリーの歌)」「庭の千草」「蛍の光(スコットランド民謡)」など、子供の頃に外国の唱歌と知らずに慣れ親しんだ曲はケルト圏のトラッドばかりだ。
詳しく調べずに書くのは恐縮だが、「明治唱歌」や「小学唱歌」に編纂されたたのがきっかけだろう。だから、自分がアイリッシュやスコティッシュ・トラッドを好むのは、こうしたバックグラウンドがあるからなのだ、と勝手に思っている。

リチャード・トンプソンのカヴァーを含む、ほぼ全曲トラッドの'97年作の本盤は、クラシカルなモーラの発声が、色褪せたセピアの時代へ想いを連れていってくれる。「テディ・オニール」は、デ・ダナン在籍時のドロレス・ケーンの歌唱が一番だと思っていたけど、モーラのもいい。田舎育ちの僕は、子供の頃、稲刈りの跡を踏みながら飛び歩いたのを思い出すね。

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Bho Thir Nan Croabh/メアリー・ジェーン・ラモンド

From the Land of Trees From the Land of Trees
Mary Jane Lamond (1997/03/01)
Iona
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これもタムボリンで買ったのかな。カナダのゲーリック・トラッド・シンガー、メアリー・ジェーン・ラモンドの'94年デビュー・アルバム。
やはり、'90年代前半に集中して、ケルト圏やワールドミュージックのCDを買い漁っていましたね。

この人のプロフは全然知りませんが、本国公式サイトによると、どうやらスコットランド系のようだ。全曲ゲール語。ほとんどシャーン・ノス(無伴奏)のほか、ピアノ、フィドル・ギターのみの伴奏。フィドル奏者のアシュレイ・マックアイザックが参加している。
ヴォーカルは田舎娘のキュートな歌声といった感じで、作為のない素朴さ。麦の穂がすくすく伸びそうなオーガニックなサウンドだ。

2nd.アルバムでは、ややオーバー・プロデュースを感じて、それきり聴いていなかった。ポップとの融合が、ワールドミュージック狙いの胡散臭さに聴こえてしまった。今を生きるアーティストとして、トラッドに取り組む姿勢に試行錯誤するのは解るが、異文化である僕にとっては、あまり考えすぎずに素直に表現するのが最も自然で、好ましく聴かれるのではと思う。

※メアリー・ジェーン・ラモンドのディスコグラフィー&視聴(MP3)はこちら

LIVE '92-96/ハリス・アレクシーウ

haris8

これは'96年に発売されたハリスのライヴ盤。ヨーロッパ各国、アメリカ、日本などのワールド・ツアーの音源からセレクトされた情熱と慈愛に満ちた名演集だ。
時期的にはアルバム「祈りをこめて」「永遠の想い」「ネフェリス通りにて」の3枚が発売された頃のものだろう。

とにかくブックレットが物凄く豪華で、各国でのライヴ・フォト、関係者とのスナップが載っているが、日本のページでは恵比寿ガーデンホールでのライヴ・ショットの他、小椋佳とのツーショットが。本盤では、「シクラメンのかほり」の一部を日本語で歌うテイクも聴ける。

ハリスのCDは入手しづらいと以前も書きましたが、先述の3枚のアルバムのうち、いずれかなら新星堂に置いているかもしれません。当時、新星堂がハリスをプッシュしていたので。

このライヴCDは、発売から10年経って、あらためてライヴDVDを付けて記念再発されたらしいのだが、これが今、入手できなくて気を揉んでいる。いっそのことギリシャに買いに行ったろか!(笑)
こちらにそのハリスの再発盤を購入された方の記事があります。うらやましいよ~(ベビーカステラの件には、大笑いです)。

以下は本作に収録されたスタジオ・テイク。

ドアを開けた瞬間のジュディ

vertigo5

「めまい」は二部構成から成っていて、二部では新しくジュディというデパートガールが登場する。街角で、愛する女に良く似たジュディを見かけたスコティは、彼女の後をつけて、彼女が住むエンパイアー・ホテルの部屋をノックする。

手元にもう随分前に買った『ヒッチコック「めまい」の愛と死』(関根隆・著、花神社・刊)という、この映画について論じられた本がある。
この中に、その時のジュディのスコティへの対応への疑問が書かれており、

ベスト・オブ・ジリオラ・チンクェッティ

ベスト・オブ・ジリオラ・チンクェッティ ベスト・オブ・ジリオラ・チンクェッティ
ジリオラ・チンクェッティ (1993/04/25)
イーストウエスト・ジャパン
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「花咲く丘に涙して」を聴きたくてAmazonで探して買ったアルバム。ジリオラ・チンクェッティの名前も音楽も、それまで聴いたこともありませんでした。
イタリアのカンツォーネ、ポップスシンガー。
後で知ったのだけれど「花咲く丘に涙して」を最初に歌ったのは、ウィルマ・ゴイクという人らしい。You Tubeにありました。

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「花咲く丘に涙して」の邦題のつけかたは、好きです。原題直訳は「丘陵は花の中にある」だそうで。ジリオラ・チンクェッティの歌声はクセのない清純さ。
わずかながら、他にも知っている曲がありました。
⑥「夢見る想い」は、竹内まりやがアルバム「Longtime Favorites」の中でカヴァーしていました。アレンジはそのままですね。
⑩「ズン・ズン・ズン」は、シルヴィ・バルタンの歌唱で。
その他、「雨」など代表曲らしいですが、僕は初耳でした。

メロディーの素直さやイタリア語が、ふだん英語圏ポップスに馴れた耳には新鮮です。

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The Song of the Singing Horseman/ジミー・マッカーシー

jm

昨日、ジミー・マッカーシー作品のコンピをご紹介しましたが、久しぶりに本人のフル・ヴォーカル・アルバムを引っ張り出して聴いてみると、やはり良いので続けて取り上げます。

ジャケ写がネット上で見つからず、デジカメでアップ(ピンボケで失礼)しました。'91年作「The Song of the Singing Horseman」。昨日のコンピとのタブリは1曲だけ。
このCDは、現地ダブリンのメアリーの旦那様が経営するレコード・ショップ、ドルフィン・レコードで購入しました。値札がベタッと貼り付いたままですね(笑)。ユーロ以前に行ったので、12.99ポンド也。
現在、廃盤のためか、アマゾンUK、JPともにスゴイ高値が付いていました。買っといて良かった~、といっても旅費がかかってるけどね。
このショップでは、事前にチェックしていた日本では入手不可能そうな盤ばかりを何枚か漁った。レジへ持っていくと、ウンチクそうなスタッフのおじさんが、顔をしかめながら、
「これらのCDは、どれも素晴らしい(直訳)。」

ジミーのCDはこれ以外にメジャーレーベルから出た作品を持っているが、ここ十年ほど、とんと新譜情報はないし、メアリーの最近作でも、彼の書き下ろし作は歌われていない。現在の活動状況はどうなっているのだろう。

本作は、メアリー・ブラックの出世作となった、あの「ノー・フロンティアーズ」のセルフ・カヴァーを含む全11曲入り。アーシーでソフトな男臭さがあり、とても同じ作家の手による作品と思えないほど、ヴァラエティに富んだアルバム。恐らく、ジミーのアルバムの中で最も評価が高いんじゃないか。

「ノー・フロンティアーズ」は、歌手としての力量はなくとも、やはり作り手の解釈は拠り所を感じさせる。全く別の曲といっていい。こちらも実に味わい深い。
他にメアリーの名唱で知られている「The Bright Brue Rose」、クリスティ・ムーアの「Ride On」など。
「The Mad Lady and Me」は弦と歌唱がスリリング。息の長い作家だと思うので、以後の活躍も期待していたんだけどなぁ。まさか、ノエル・ブラジルのように夭逝したんじゃ・・・ないよね。

以下は、クリスティ・ムーアが歌う、ジミー作品。キーボードはドーナル・ラニー?
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Warmer for the Spark/メアリー・ブラック、他

Warmer for the Spark Warmer for the Spark
Various Artists (1999/03/30)
Celtic Corner
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自分の求めているCDが輸入盤店に置いていないとガッカリする。というより、棚の前で呆然としている。どれくらいの間、そうしていることだろう。
フランシス・ブラックもハリス・アレクシーウも、ラウドン・ウェインライト三世も、CDはおろかアーティスト名の札さえも無い。自分の探しているものだけ、狙ったように置いていないような(笑)たまには実店舗で買い物したい・・・。東京ならもっと充実しているんだろうけど。

上記アルバムも通販だったかな。
コンピレーションは、好きな曲だけ聴いて、通しで聴く事が少なくなるものだが、これはどのトラックも平らに聴けました。
アイリッシュSSW、ジミー・マッカーシー作品のカヴァー集。本人歌唱もあります。

1. No Frontiers/メアリー・ブラック
2. Ancient Rain/メアリー・コクラン
3. Ride On/クリスティ・ムーア
4. Mystic Lipstick/モーラ・オコンネル
5. My Singing Bird/ジミー・マッカーシー
6. Sky Road/フランシス・ブラック
7. Missing You/クリスティ・ムーア
8. Adam at the Window/メアリー・ブラック
9. Mad Lady and Me/ジミー・マッカーシー
10. Still in Love/メアリー・コクラン
11. As I Leave Behing Neidin/トミー・フレミング
12. Katie/メアリー・ブラック
13. Love Divine/モーラ・オコンネル

ジミー・マッカーシーの曲は、穏やかでヒット曲が多い。メアリー・ブラックが大ヒットさせた「ノー・フロンティアーズ」は、曲展開がまさしく天を突き抜けるよう。ある意味、ノエル・ブラジル作品より好きです。

②のメアリー・コクランはこのCDが初めて。本人アルバムは、吠えるような激しいジャケが印象的。ヴォーカルもハスキーでワイルドです。
③のクリスティ・ムーアは本国では大御所だが、僕はちょっと苦手。発音が硬く、なんだかドイツ語みたいに聴こえてしまう。曲はいいです。
ジミー本人のヴォーカルはややモコモコ・モアモアした感じで、柔らかな曲調が合っている。
⑥フランシス・ブラックは彼女自身のアルバム・タイトルとなった「Sky Road」より。このアルバム、好きなのでまたレビュー書きます。
⑪のトミー・フレミングはデ・ダナンが初めて迎えた男性ソロ・シンガー。力の張った美声を聴かせる。曲はメアリー・ブラックも歌っていた民謡調。
ラスト⑬、この曲大好きです。モーラ・オコンネルがジェイムス・テイラーとデュエットしたトラック。一貫してジミー・マッカーシー・カラーの素敵なコンピです。

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ベスト・オブ・カーリー・サイモン

The Best of Carly Simon The Best of Carly Simon
Carly Simon (1990/10/25)
Elektra
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最初に買ったカーリーのアルバムがこれでした。高校時代です。三ノ宮のセンター街にある輸入盤屋で買ったはず。当然LPでした。
アグネス・チャンのLP「草原の輝き」で、「うつろな愛」のカヴァーを幼少時に聴いたのがきっかけ。

本家カーリーの「うつろな愛」は、いかにもアメリカンな奔放なヴォーカルで、アグネス・バージョンに比べると、ずっとファンキーだった。ハスキーな声より、きれいな声を好んでいた当時は、すぐに好きになれなかったけれど、だんだん豊かなフィーリングに気がついて、いつしか全曲好きになった。

本盤は、'70年代エレクトラ在籍時の「人生はいたずら」までのアルバムからチョイスされたベスト盤。
陰影的なベースのイントロで始まる大ヒット曲⑥「うつろな愛」、⑤「夢のような愛」のエンディングのストリングスが共にインパクトあって好きだ。「夢のような愛」は'90年代にニューヨーク、グランド・セントラル駅のライヴで久々に歌われ、ファンには感涙モノ。このライヴ、是非DVD化してほしいです。

③「愛のモッキンパード」はジェイムスとのデュエット。④「悲しい伝説」は独特の歌い口で。⑦の「ノー・シークレッツ」は、素晴らしく良く出来た曲で、あまやかなストリングスもおいしい。後年、ボサノヴァ・アレンジで歌い直された。
⑨は初期のシンプルで力強いフォークソング、「アンティシペイション」。当時はケチャップのCMに起用されたとか。⑩「ダンスにうかれて」は、エクササイズのBGMに似合いそう。キャロル・キングのハーモニーが聴けます。

大ヒット曲「うつろな愛」。最初は「Bless You Ben」というタイトルの詞だったのを、現在のものに書き換えたそうです。

Night Ride Home/ジョニ・ミッチェル

Night Ride Home Night Ride Home
Joni Mitchell (1991/03/05)
Geffen Records
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ジョニ・ミッチェルを聴いています、と言えるほど彼女の音楽を知らないのだけれど、何枚かは持っていて、最初によく聴いたのが'91年作の「ナイト・ライド・ホーム」だった。国内盤で購入したものですが、対訳がありません。帯を見ると<解説・歌詞付き>と記してあるが、この<歌詞付き>ってのが紛らわしい。歌詞が付いているのは当たり前だと思っているから、それに加えて訳が付いている、と早合点してしまうのだ。

本人と元夫のベーシスト、ラリー・クラインによるプロデュース。(このラリーが、メアリー・ブラックに声をかけ、彼女にとっては異色のロック作となった「シャイン」が制作された。)
ドラムスには、ビニー・カリウタ。

全体的にパーカッシヴかつプリミティヴなサウンドで、アコースティック・ギターとハーモニーが柔らかな厚みをもって、耳触り良し。ジョニの曲は難解そうなイメージがあるのだが、このアルバムはメロディーがキャッチーで分かりやすく、何度も聴いた。ジャケ・アートもいい。

若い頃のジョニは、白人女性の普通っぽい声で、特に魅力を感じなかったと書いたサイトを何処かで見たが、僕も同感だった。この作品あたりからの、タバコ吸いすぎと加齢によるしゃがれ声がスタンダードにも渋く合っている。

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Little Ship/ラウドン・ウェインライト三世

Little Ship Little Ship
Loudon Wainwright III (2002/08/19)
Virgin
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暑い・・・。
先日、出先から疲れて帰った時、前に中古で買ったまま放っていたラウドンのCDを聴いたら、思わずじわ~っと癒されました。'97年作「Little Ship」。

ナイーヴでクリアなヴォイス。フォーク・ロックとバラッドがバランス良く入っていて、トラッド風味も感じる。カラッとした気候の国を、これ聴きながら旅したいな。

ラウドンのジャケはパロディ風なものが多いのだろうか。タイトルに則したといえども、もうちょっとシブい写真にしてほしいなぁ。照れの裏返し?

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「めまい」の交わらない視線

vertigo5

この映画の主役であるスコティとマデリン。二人の最初の出会いは、いつと言えるだろうか。
二人が初めて視線を交わしたのは、マデリンがスコティの部屋で目を覚ました時だ。マデリンがゴールデンゲイトブリッジのたもとで、

First Flight/マイティ・スパロウ

First Flight: Early Calypsos from the Emory Cook Collection First Flight: Early Calypsos from the Emory Cook Collection
Mighty Sparrow (2005/10/25)
Smithsonian Folkways
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夜な夜なタワレコまで行って来ました。目的はハリー・ベラフォンテ。もっとハリー兄(今は爺?)を聴きたい、という思いが原動力だった。行きはずっと♪マッチルダ~マッチルダ~、が頭の中をぐるぐる駆け巡っていた。

ところがショック。ハリーの棚は品薄で、ベストや編集モノばかり。唯一、オリジナルアルバムらしきものはクリスマス企画盤で、この時期に買うのもなー、とガッカリ。
手ぶらで帰るのもなんだし、もう一段下の棚を見ると、本作を見つけ、ゲット。ほとんどジャケ買いみたいなもんです。こういう感じ、結構好きです。(前歯が1本、欠けてる?)

マイティ・スパロウはカリプソニアンとして有名だが、一枚も持っていなかったので、この機会に選んだ。カリプソは古い音源を聴くのが味があって好きだ。このアルバムは'50年代の歌唱を集めたもの。
チャカチャカ小刻みな16ビートに乗って心地良く。カリプソには伝統的な歌い方があるようだ。オチを聞かせるような語感。歌詞は、風刺と諧謔に満ちたものなんだろう。ああ、聴き取れればなぁ。

今年の夏は、カリブ音楽にどっぷりだ。
以下は、本作以外より。

「めまい」の愛の幻想

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「めまい」はある意味、決して現実には手に入れることの無い愛の幻想を描いた物語ではないだろうか。
元刑事のスコティ(ジェームス・ステュアート)は、大学時代の友人エルスター(トム・ヘルモア)から、奇行を始めた妻マデリン(キム・ノヴァク)の尾行を依頼される。
依頼を引き受けたスコティは彼女を尾行するが、次第に彼女に想いを寄せてしまう。ところが、

Anita Sings the Most/アニタ・オディ

Anita Sings the Most Anita Sings the Most
Anita O'Day (1990/10/25)
Verve
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唐突ですが、僕は麺類をおかずにゴハンは食べられないなぁ。「うどん定食」や「そば定食」を頼むと、必ずゴハンがついてきます。かやくご飯なら、一応食べられますが、白ゴハンは駄目。麺をゴハンに載せながら食べるなんて、出来ないのです。
炭水化物をおかずに炭水化物を食べるなんて、変じゃないでしょうか?
あえなく、白ゴハンを出された日にゃ、なけなしの漬物をおかず代わりに、味を伸ばしながら食べ切るしかありません。麺とゴハンは別々に食べるのです。
スパゲティーをおかずにゴハン食べる人なんか、もっと信じられないなぁ。

アニタ・オディの歌をいいと思ったのは、友達と飲みに行ったジャズ・バーで、耳にした時だった。
この店はジャズ・ライヴも行われている店だが、この日はオフで、スピーカから「Tenderly」が流れていた。
おっ、いいねぇ、と思いつつ、誰が歌っているのか分からなかったので、バーテンダーに尋ねるとレコードジャケットを見せてくれた。アニタの「Anita Sings the Most」だった。

不覚。僕はアニタの別のCDを一枚持っていたけど、気に入らなかったのか、ほとんど聴かなかった。出先では雰囲気良く聞こえたからか。ほどなく、本作を買い求めた。
アニタの経歴(アニタは'06年没)や、リリース作品など、何もしらないが、どうやら若い頃の彼女のアルバムが好きみたいだ。元々持っていたのは、後年のものだ。

本作は、オスカー・ピーターソン・カルテットを伴奏に迎えたもので、スウィンギーな曲が多く、アニタは軽やかに歌っている。先にあげた「Tenderly」の他、「Stella by Starlight」「Bewitched, Bothered and Bewildered」など知られた曲が目白押しである。

音域が狭く、ピッチが不安定で、とびきり巧い歌手ではないという評をよく目にするが、それでも惹かれるということは、アジがあるからなのだな。この作品と「This is Anita」がお気に入りです。

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Belafonte at Carnegie Hall/ハリー・ベラフォンテ

Belafonte at Carnegie Hall Belafonte at Carnegie Hall
Harry Belafonte (1990/10/25)
RCA
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ハリー・ベラフォンテにハマッてしまいました。

基本的に「音楽は買って聴くもの」という信条なのだが、聴いてみたいCDを数え上げればキリがないし、財布ももたないし、聴いてみたいけれど買うまでには至らず、という場合もあります。
ちょうど誕生月ということで、大手レンタル店が送信してきた割引クーポンを使って、一昨日、ひとまず10枚借りてきました。
内訳は、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」、カーラ・ボノフ、ジョアン・ジルベルト、カサンドラ・ウィルソン、カリプソバンドのハミング・バード。
僕は現代ジャズ系ボーカルが理解できないのか、カサンドラのはさっぱり。先日試したノラ・ジョーンズも、耳触りはいいけど、別に、って感じだった。ちゃんと聴いてないからなんとも言えないけど、「薄い」んだよな~。

もう一つ借りたのが、「ベラフォンテ・アット・カーネギーホール」。タイトル通り、2枚組みのライヴ盤なのだが、まず、'59年作なのに音がいい。
そしてカリプソのショータイム。「さらばジャマイカ」「バナナボート」が聴けます。ウキウキ~

ハリーの声には土臭い力強さ、純朴さ、優しさがある。そして、家に居ながらにして、「帰りたい・・・」と思わせる郷愁感。
ハリーのことは、てっきりムード歌謡歌手だと思い込んでいた。カラオケ本に「ダニー・ボーイ」が載っていたからだと思う。(だからムーン・リバーのアンディ・ウィリアムズと双璧をなすイメージがあったのかも)

解説(中村とうよう氏)によると当初ハリーは、ジャズやポピュラー・ソングが心から好きになれず、いったん歌手を廃業して民謡歌手として再スタートし、大成功を収めたそうです。正しい選択だったわけだ。
カリプソでの田舎臭い歌い方は、単に地でやってると思っていたが、実は芸の細かな人で、聴けば歌い分けができる人だということが分かってきた。
まだ、ちゃんと聴いていない時点で、これはかなりのお気に入りです。

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映画は、まやかしである

めまい めまい
ジェームズ・スチュアート、キム・ノヴァク 他 (2007/06/14)
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
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この映画は、実に「映画らしい映画」だと思う。作品そのものが、まやかしなのだ。しかし、虚構の中に、人間の真実が隠されていて、いつしかカオスの中へ取り込まれてしまいそうなのである。
一般的にラブ・サスペンスという分類がなされているが、人間の本質・本能を描いた、とても深い映画だと思う。加えて色彩と音楽の美しさ。まさしく、目も眩むような陶酔である。
50年も前の作品だが、現在もファンが多いようで、アマゾンUSには、300件以上ものレビューが投稿されている。

SPEAKING WITH THE ANGEL/メアリー・ブラック

SPEAKING WITH THE ANGEL SPEAKING WITH THE ANGEL
メアリー・ブラック (1999/09/22)
トライエム
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メアリー・ブラックの国内盤はこちら

'99年作。この作品発売後の来日ツアーを最後に、メアリーは日本に来ていないんだよなぁ。ボランティアでローダーでも何でもするから、来て欲しい・・・。

今作「SPEAKING WITH THE ANGEL」をひっさげたジャパン・ツアーは、大阪・東京・名古屋の順に行われ、すべて聴きに行った。東京・名古屋分は、仕事休みました(笑)

東京、恵比寿ガーデンホールでは、公演終了後にサイン会がある、というので順番に並んだ。僕はメアリーに英語で話しかけようと心の準備をしていたのだが、いざ対面となると、すっかりパニクッてしまい、思わずデカい声で「僕は、あなたのコンサートに全部行きます!(日本語)」と言ってしまった。するとマネージャーさんに通訳されたメアリー、立ち上がって僕の手を取って大喜び。後に並んで待ってる人たちに笑われたよ~。あの時、恥ずかしかったね。
メアリーから、「大阪と今夜の東京、どちらが良かった?」と質問されたのには少々驚いたが、正直に今夜のほうがいい、と僕は答えた。この時、メアリーからプロ歌手のプライドとオーラを感じた。

①「Turning Away」は、名曲「カレドニア」を作ったスコットランドのSSW、ダーギー・マクリーンの曲。メアリーの歌唱は、後にジェニファー・ロペス主演の映画「エンジェル・アイズ」の挿入歌として使用された(未見)。他の映画を観に行った時、予告編にメアリーの声が流れてびっくり。
②「Cut by Wire」は結構好きで、なぜか詞と関係なく、ダブリンから乗った鉄道の車窓から見た海景色を思い出してしまう。
③「Don't say Okay」は、オーストラリアSSW、シェーン・ハワードの曲。旅先で、シェーン本人が生でこの曲を歌うのを聴きました。この件、またあらためて書きます。
④「Bless the Road」はオーストラリア出身、アイルランド在住のスティーヴ・クーニーの曲。この方の人柄には感激! メアリーを軸に、色んな方にお世話になりました。
⑦はちょっと好きではないですが、⑧「Moments」はご存知、サンディー・デニー作。サンディーの詞はいいですね。
⑨「Speaking with the Angel」はロン・セクスミス作品で、これをきっかけにロンも聴くようになり、一度だけクアトロのライヴを聴きに行きました。これも良い詞。
⑩「Big Trip to Portland」は、故ノエル・ブラジル作品。ジミー・マッカーシーとは違った陰影のある曲を書くかと思えば、こんな軽い曲も書く。亡くなって残念。
⑪「I Live Not Where I Love」は、久々にトラッド。「コレクティッド」の時より、たっぷり歌っています。
⑫「Fields of Gold」はボーナス・トラック。スティング作品だが、本家バージョンは、エフェクトがかかっていて、メロディーが分かりづらかったような。メアリーの切なく朗々とした歌唱がいい。

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キング・オブ・カリビアン・グルーヴ~ハリー・ベラフォンテ・カリプソ・ベスト

キング・オブ・カリビアン・グルーヴ~ハリー・ベラフォンテ・カリプソ・ベスト キング・オブ・カリビアン・グルーヴ~ハリー・ベラフォンテ・カリプソ・ベスト
ハリー・ベラフォンテ (2003/09/25)
BMG JAPAN
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ついこの間、ラテンに夢中~、などとほざいていたが、現在、カリプソにウキウキ~、である。
「キング・オブ・カリビアン・グルーヴ~ハリー・ベラフォンテ・カリプソ・ベスト」。21曲。たっぷり入ってます。

元々、カリプソは気になる音楽で、学生時代に一度、昔のカリプソニアン、ロード・インヴェイダーやロード・ビギナーなどの録音が集められたコンピレーションを好んで聴いていたのだが、それっきり遠ざかっていた。

再燃のきっかけは、先日のカリの新譜である。南の島の、いい意味で田舎臭い、ホッとする音楽。合いの手の入り方なんか、どことなくエイサッ、ホイサッ的である。4分の2拍子だから16ビートになるわけだが、テンポがゆったりしているので、忙しく聴こえない。

ハリー・ベラフォンテについては、このアルバムを手に取るまで、すっかり勘違いしていました。なぜかアンディ・ウィリアムズと混同していたみたいで、ハリーはジャマイカ系の黒人だったんですね。

恐らくカリプソの代表曲を網羅したものと思われるが、初めて聴く曲が多い。でも、わかりやすいので、覚えやすいよ。(1曲、合いの手が「よっしゃ!」と言ってるように聴こえるものがある。)
カリプソでできることは、何もかもやり尽くした感じ。「アンジェリーナ」なんか、やたら「アンジェリーナ!」を連呼するが、不思議とポピュラーソングにありがちな、キャッチーな刷り込み的あざとさはなく、心から湧き上がる喜びを表す純朴さが感じられて、好ましい。

あっ、カリプソにウキウキ~、する前にアラブ歌謡にクラクラ~、していたのだった。アラブ歌謡については、またの機会に!

本作収録曲。

「めまい」の眩暈

めまい ― コレクターズ・エディション めまい ― コレクターズ・エディション
ジェームズ・スチュアート、キム・ノヴァク 他 (2002/08/01)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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いまもって最高鑑賞回数を誇るのが、アルフレッド・ヒッチコック監督の「めまい」だ。DVD再見を含めると何度観たことだろう。
高校時代、近所の電器屋のレンタルコーナーで借りたビデオで感銘を受けたのを機に、映画館やホテルでのリバイバル上映の鑑賞、VHS・LD購入~プリント修復によるDVD再発の購入と、何年にもわたってソフトを買い替えたり劇場に足を運んだりしたものだ。

今後、ランダムにこの「めまい」について思いの丈を思いつくままに書いてみよう。ヒッチコックの古いイギリス時代の作品については全く観ていないので、ヒッチコキアンを名乗れるほどではないし、研究者でもないので、調べものもロクにせず、自らの強い記憶や心理、印象などからおのずと導かれるまま綴るまでだ。

そこで、あらためてコメントの取扱いについて、どうしようかと考えてしまう。今回の映画は50年も前の作品だし、解釈や意見の相違の為に、管理人をおいて読者宛てに長大コメントで呼びかけるようなファンはまず居ないとは思うけれど。承認制なら、不在の間に管理人が赤っ恥かかされることはないから、音楽記事と同様に受付けることにしようか。もっとも、古い映画だから、そんなに関心を持たれることはないだろう。

なお、「めまい」のプロットには重要なトリックが含まれています。この仕掛けについて、記事ごとにネタバレ表示しませんので、未見の方はこの段でご承知おき下さい。

何を書き出すやら、いつまで続くやら、全く予想がつきませんが。
共に渦巻きの中へ入り込んでくれる方との邂逅を楽しみにしています。

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Duet/ドリス・デイ、アンドレ・プレヴィン

Duet Duet
Doris Day、Andre Previn 他 (2000/01/31)
Sony Budget
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Duet Duet
Doris Day、Andre Previn 他 (2001/09/25)
Collectables
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このアルバム、手持ちのドリス・デイのアルバムの中で最もよく聴きました。「デュエット」。
2種類あって、上が通常盤、下が後年ボーナス・トラック5曲を追加した盤。こういう場合、最終的に両方買うハメになる。

アンドレ・プレヴィンの洒落たピアノ伴奏にドリスの歌が切なく密やかに耳に滑り込んでくる。僕はクラシック・ジャズの過剰なオーケストラ・アレンジは苦手なので、こうしたピアノまたは小編成のアルバムを好む傾向にあります。
オープニングの「Close Your Eyes」は、アルバム「Day By Night」とは別バージョン。ベースのみのイントロにドリスの歌がチャーミングにかぶる。④の「Nobody's Heart」はピアノのみの伴奏から、さりげなくコンボ編成になっていくところで、思わずホロッとくる。

ボーナス・トラック5曲の内訳は、3曲が収録曲のオルタナティヴ・バージョン。「Close Your Eyes」はイントロからバンド演奏になっている。その他2曲が新規追加曲。

本作1曲目。

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sake moge Flickr(オリジナル写真集)                   ●手さぐりのリボン結び(オリジナル楽曲集)

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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