手練れのライヴ・レコーディング

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FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.06

上階住人の足音は相変わらず、ドタ足の響きで頭を直に踏み付けられているような心地だ。一度こちらが管理会社経由で騒音クレームを入れたことによる腹いせかどうかは判らない。こちらの生活音も上には届くようで、日中に掃除機をかけると、金槌で床を叩き回り暴れ出した様子だったので、ウチの掃除機は確かに古いし、この機会に静音モード付きに新調した。
そうしたところで、状況は好転するどころか、あちらは深夜の掃除機はもちろん、2時3時に家具の大移動が始まる。そのまま引っ越ししてくれりゃいいのにとの願いは叶わず、昼夜逆転の暮らしなのか、ご自分の元気な時間帯にガタガタ・ドカドカやり続ける。ウチが仮にあちらの時間帯に合わせられたところで、他方から苦情が来るだけだ。
この悩みをきっかけに、建物の構造のことなど考えさせられた。各部屋によって物音の伝わり方は微妙に違うようで、音は下へのみ響くのではなく、同じ床面でも例えばダイニングと和室の間の敷居を踏むと、意外にも上階に伝わることを発見。少し踏み鳴らし続けてみると、またもや上から鉄槌が振り下ろされた。一度だけ見かけたことがあるのだが、線の細そうな若い男だった。
他に、トイレで話し声を出すと、けっこう増幅されるみたい。試しに弁護士の友達がいると想定して、電話の一人芝居をトイレに籠ってしてみた。実にバカバカしいとは思いつつ。過去の訴訟の事例を調べてもらう主旨の問答をやり取りする振りをしたところ、偶然だろうかそれを境にピタッと騒音が止んだ。しかし、こんな効果がいつまで続くやら。

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リヴィングストン・テイラーの新作『Safe Home』は、発売から2000円を切った時点で購入。今ではCD記載のクレジットって貴重ですね。ストリーミングだとプロデューサーなど裏方繋がりで収集できない。
このリヴの新作は、恐らく本人が予定していた作品ではなく、チェスキー・レコードの創始者の働きかけで実現したものではないかと思われる。ライナーは添付されていないので推測だが、ウチの最新録音システムでライヴ録音しないか?と。
教会録音は、音場の音響を活かして、エフェクトは使用していないようだ。ミュージシャンの立ち位置もそのまま、ヴォーカル・パートナーの女性、チェルシー・ベリーは向かって左側、リヴは中央のやや右寄り、ドラムは完全に右側。位相とかにも細心の注意が払われてそうだ。

「ペニー・レイン」カヴァーなどメインにフィーチャーされたピアノの音がきれい。ジャズ・ピアニストのシェリー・バーグは教育者としてのキャリア中心だそうで、リヴとの出会いはその辺絡みなのか。ガチンコ勝負みたいな演奏が苦手なぼくは、この優しいタッチに惚れ惚れ。弾力性の高い響きの録音仕上がりになっています。

Spotifyで聴くリヴの新作

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リヴの新作は3月3日発売。ひょっとしてとSpotifyで検索したらアップされていた! いやはやこんなに手軽に新譜にありつけてしまうとは。いったん予約していたAmazonでのCD注文はキャンセルし、もう少し値がこなれてから買うことにした。



今作はマイク一本での一発同録によるライヴ感が特長。書き下ろし新作では無く、ジャズ・スタンダード「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」「マイ・ロマンス」、ビートルズ「ペニー・レイン」、エヴァリー・ブラザーズ「バイ・バイ・ラヴ」の他、リヴのオリジナルを含むという、過去盤にもあった形態の収録内容。

フィーチャーされた女性ヴォーカル、Chelsea Berryの担当曲が意外に多いが、全14曲だからいいか。実際、上手いシンガーでビブラートもきれいだ。特に2曲、まるまるリヴの近作オリジナルでソロをとるが、リヴの曲の良さを再確認できるパフォーマンス。リヴは他人に歌ってほしかったのかもしれない。「Shouldn't have fallen for you」など、ジャズやAORを消化しきった渋い曲作りには唸らされる。

歌詞の大意も把握しえないのに、ラストの「Try to remember」でこみ上げそうに。いつもこの人にはリラックスしているうちに落とされる。

持込音源

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こないだ植物園の森林ゾーンに足を踏み入れたら、超望遠を持った爺ちゃんが無言で手招きしてくる。そーっと近づいてみると、カワセミの青い姿が見られた。オスのほうが綺麗なんだってね。「いいレンズ持ってはりますねー」と言うと「いや、ヘタクソや」とご謙遜を。



新作待ち遠しいリヴの、これは'94年発売『持込音源』。いわばライヴ録音である。これ、日本独自盤なのかな、現在は廃盤だが、日本語訳詞はもちろん、MCもすべて訳収録。このような丁寧な国内仕様は、今ではなかなか見られなくなったんじゃないか。

レコードというより、FMの録って出しの質感だが聴きやすい。自作を筆頭にギター弾き語りの高パフォーマンス、飛び入り客の参加コーナー、カーリー・サイモンの「うつろな愛」やスティーヴン・ビショップ「オン・アンド・オン」も取り上げる。あらためてライナーを読むと、興味深いカヴァーが多く収録されているので、後日オリジナルを辿ろうと思う。

▼収録曲のスタジオ録音版
https://youtu.be/A7cm11bcFXU

リヴの新作は本国3/3発売予定(2)

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全豪OPの決勝が終わったら、Spotifyの再契約するつもり。今月はのんびり書かせてもらいました。

さて、新作楽しみなリヴィングストン・テイラーですが、PVでのレコーディング風景が示す通り、一発同録のようですが、着目すべきはバンドの音を一本のマイクのみでレコーディングしているそうです。

発売レーベルのチェスキー・レコーズでは既にこの取り組みを積んできたらしく、ハイファイ・サウンド愛好家に贈る、より空間リアリズムを再現した多次元録音になるとのこと。
イメージ的には過去の『INK』の音像を思い浮かべますが、最も自然で純粋な音楽の記録を耳にするでしょう、と公式サイトに告知されていますから、ますます期待が膨らみますね。

既に当サイトでは、CDプレオーダー受付が始まっています。チマチマ他所と値比べをするのがもどかしいから、ダイレクトにオーダーしようかな?

safehome

カーリー・ジャケのパロディ

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写真には撮影テクニックが何より重要なのだろうが、撮った中からどれを選ぶかも、センスがかかっているのだろう。自分では、最も良いチョイスをしたつもりだが、あるいは誰かに選んでもらったら「こっちのほうがいいじゃない!」と指摘されたかもしれない。みすみす良いショットを自ら見過ごしているかも?

  

最近、Flickrをよく利用するので、いろいろ検索した写真をみて参考にするのだが、思いつきでカーリーを調べると、男性ファンによるアルバム・ジャケのパロディ写真があって笑った。以下はそのリンク。

https://flic.kr/p/quKbTv
https://flic.kr/p/pTjRWr
https://flic.kr/p/mczAtb

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sake moge Flickr(オリジナル写真集)                   ●手さぐりのリボン結び(オリジナル楽曲集)

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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