サリー・マクレナン

sally180121
Panasonic DMC-GF7 LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 2018.01

空堀商店街を撮影してみようと出掛けたが、商店街って、店の人と目が合うから撮りづらいんだね。中崎町を訪れた時もそうだったっけ。何か買うついでなら「撮っていいですか?」と申し入れ易いのだけど。しかし、了承を得たところで、たかが素人、リラックスして上手には撮れないだろう。人の活気を自然に写すのは難しい。



それで商店街から逸れて路地裏を歩き、民家に挟まれた一軒の雑貨店を何となく撮ってみた。既に潰れているらしい。ガラクタが無造作に店の前に放置されていた。
帰宅して、PCで写真チェックしていると、この店の看板の字体から、ひょっとしてアイリッシュ繋がり?と、サーチしてみた。ザ・ポーグスの楽曲名がヒットした。その歌詞の中に出てくる酒の名前だ。「サリー・マクレナン」。

ザ・ポーグスは、もちろん気になるバンドではあったが、長年、オイスターバンドと同様になかなか縁が無いまま。ぼくが女性ヴォーカル優先していること、パンクを知らないことなどが理由だが、あらためて試聴すると、ぼくが酒飲みじゃないからってのも大きいか。
パブの酒飲み連中に出稼ぎ、といった伝統歌を継承したかのような秀逸な作風。味のある演奏ではあるが、既にぼくの関心が多彩なハーモニーのほうに行ってるためか、パンクといってもフォークにカテゴライズした理解に留まってしまった。

テイバーの極上

nanten171219
Panasonic DMC-G8 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 2017.11

冬の撮影のために、指ぬきの手袋を初めて購入。結構あったかいもんだね。付けたままシャッターが切れる。今年は駆け足でレンズを貯め込んで、ついに防湿庫まで据え付ける事にした。現像代はかからないわけだから、機材の保管だけはきっちりやりたいもの。



ジューン・テイバーの新作は2013年『Quercus』以来。ECMから第2弾『Nightfall』が今年発売されていたことは知り得ていたが、ストリーミング試聴機会をうかがって待っていた。今般Amazonプライムにて叶った(微妙にSpotifyとラインナップが違うんだね)※追記、Spotifyでも本作試聴可。

2013年『Quercus』は、ECMの蔵出し音源のような第1作で、たしか2005~6年頃のスタジオ・ライヴ音源だったかと。新作では、ライヴでは無く、新録だと思うが、彼女の録音は歳を取るほどに研ぎ澄まされていくようで、この深化を初めて聴く人、ジャズファンからすれば一体どう受け止められるのだろう。ぼくはすっかり彼女のトラッドからのこのスタイルの虜になっている。

パーソネルは前作に続き、長年のピアノ伴奏者ヒュー・ウォーレンに、サックスのIain Ballamy。今作から前作タイトルのQuercusをグループ名にしたようだ。トラック(1)「Auld Lang Syne」は、ご存知「蛍の光」の原曲に当たるが、旋律の解釈はもはや原型をとどめていないほど。(5)「You Don't Know What Love Is」は、彼女唯一の、現在廃盤でストリーミングも試聴不可である1991年ハンニバルから発売のジャズ・スタンダードのみの曲集『Some Other Time』から音数を削いで歌い直したもので、さらなる味わいを堪能。

ラストの「Somewhere」は、ぼくはバーブラ・ストライサンドで聴き馴染んでいただけに、テイバーの歌い口にすごいギャップを感じるが、聴き終えるとやはり彼女らしいな、と思える佇まいだった。

メアリー・シングス・ジミー・マッカーシー

dahlia171104
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.10

11月10日発売のメアリー・ブラックの新譜、『Mary Black Sings Jimmy MacCarthy』を早速Spotifyで聴きました。まさか年内にもう一度、メアリーの記事を書く機会ができるとはね。
内容は、これまでに取り上げた「ノー・フロンティアーズ」「窓辺のアダム」など、オリジナル録音に、新録と過去のTV出演時においての、作者ジミーとの共演曲が半々の構成。

聴く前から了解していたことだが、かつての名録音から数十年、声質のギャップが長年のファンには少々辛い。が、彼女が声が出づらくなった今なお、歌いたい歌い方の表現というものが、非常にわかりやすい形で届いているとも受け取れる。とてもメッセージ性の強い歌い口なのだ。若い時から、彼女の中では実は感覚的に唱法は変えておらず、声の美しさとメロディアスな選曲に、こちらが表面的に聞き流していたということなのだろうか、ともふと考えた。
アルバム全体の流れのバランスは、とてもいい。ジミーは、ほんと優秀なソングライターだ。

ゆうべ「ウーマンズ・ハート」をブラック・ファミリー総出演で歌う直近の映像を観た。さすがに皆、歳とったねぇ。でもあんなふうに、遠く離れて暮らしながらでも、たびたび集って歌える兄妹は幸せだ。

▼全曲一部試聴可能

Bundle of Sorrow, Bundle of Joy

gochi170824
FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF1.4 R 2017.08

富士フイルムのカメラとレンズにハマった人が自らを"フジの病"と呼んでて笑えるような、他人事じゃないような。フジノンレンズは高いからねぇ。同じ焦点距離のレンズでも新旧で違った魅力があるし。

上階住人、やはり夜勤の仕事で昼夜逆みたい。あまり自分の感覚を基準に置きすぎると、隣人について無駄な妄想を拡げるばかりなので、割り切らなければ。にしても、にわか雨が降ったくらいで、あんなにドタバタするものだろうか? サッと洗濯物取り込んで窓閉めるだけじゃない?
ランダムに突発的な音が発せられると、階下のこちらはドキッとしてしまう。それが大きければ尚更。物もよく落としてくれるんだよね。

せっかく買ったディスクを大事に聴こう。ケイト&アンナ・マッギャリグル「Bundle of Sorrow, Bundle of Joy」。

https://youtu.be/ECj_AxGuaPo

待望のCD化

kingyo170803
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.04

この写真は今年のGW中に長居植物園内で展示されていた、ミニ造園コンテストかなにかの入賞作品の一部を撮ったもの。中古でフジの56mmを手に入れたばかりで嬉しくて、あえて開放ボケで撮ったから作品全体が窺えず・・・。ポートレイト向きのレンズだが、いまだ人を写したことが無いという。

k&a170803

ケイト&アンナ・マッギャリグルのサード・アルバム『Pronto Monto』は長らく未CD化のままだった。売上が芳しくなかったという記述を随分前に目にしていたので、内容的に良くなかったのだろうという先入観を持っていたのだが、とんでもない。ややトラッド寄りだったセカンドに比べると、この姉妹のユニークな曲作りのテイストは、むしろファーストに近い爆発力がある。

爆発力なんて表すと、「どんな音楽かと思ったら、大人しいじゃないか」と、ぼくの周りの連中なら決め付ける筈。そういう事じゃないよ、と解る人が読んでいてくれますように。
ファースト・アルバムの「ブルース・イン・D」の作風を思い出させる、クラリネットを用いた(6)「Stella By Artois」が今のところお気に入り。

https://youtu.be/_jXVfQWFhlQ

Pagination

Utility

別宅のご案内

sake moge Flickr(オリジナル写真集)                   ●手さぐりのリボン結び(オリジナル楽曲集)

プロフィール

 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

月別アーカイブ

全記事(数)表示

全タイトルを表示