待望のCD化

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FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.04

この写真は今年のGW中に長居植物園内で展示されていた、ミニ造園コンテストかなにかの入賞作品の一部を撮ったもの。中古でフジの56mmを手に入れたばかりで嬉しくて、あえて開放ボケで撮ったから作品全体が窺えず・・・。ポートレイト向きのレンズだが、いまだ人を写したことが無いという。

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ケイト&アンナ・マッギャリグルのサード・アルバム『Pronto Monto』は長らく未CD化のままだった。売上が芳しくなかったという記述を随分前に目にしていたので、内容的に良くなかったのだろうという先入観を持っていたのだが、とんでもない。ややトラッド寄りだったセカンドに比べると、この姉妹のユニークな曲作りのテイストは、むしろファーストに近い爆発力がある。

爆発力なんて表すと、「どんな音楽かと思ったら、大人しいじゃないか」と、ぼくの周りの連中なら決め付ける筈。そういう事じゃないよ、と解る人が読んでいてくれますように。
ファースト・アルバムの「ブルース・イン・D」の作風を思い出させる、クラリネットを用いた(6)「Stella By Artois」が今のところお気に入り。

https://youtu.be/_jXVfQWFhlQ

南ノルウェーの女性シンガー

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Panasonic DMC-G8 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 2017.06

今月は全仏オープン視聴目的でWOWOW再契約。ちょっと今、買い出しに行った隙に錦織選手、韓国のチョン・ヒョン選手にリードされてるじゃないの! 雨天中断中だが、またしてもハラハラし通し。今シーズンは手首の怪我によるキャンセルが続き、試合数が例年より少ないせいもあって、応援しつつ心許ない気分。それにしてもこのチョン・ヒョン選手、番組解説でも話題に上っているが、太ももがしっかりしてる。そのせいか腰がすわって打球が伸びている。

画像のみ(拡大可)
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オーマガトキ発のアンネ・カリン・コーサ『さわやかな風』(1991)。購入時は新星堂の常設コーナーにあったが、今はどうなってるんだろう。
ノルウェーといえばカリ・ブレムネスのアルバムは1.2枚持ってる。こちらのアンネは純トラッド系ヴォーカル。メゾ・ソプラノ域だろうか。このセミ・クラシック的な歌い口は、うまいのは確かだが、ポピュラーとしての面白味にはやや欠ける。バッキングもイージー・リスニングと紙一重のリバーブ多めの薄味。

同じキレイ系でも、先日、久々に話題にしたメアリー・ブラックの個性はユニークだと思うんだよね。ぼくの周囲の音楽ファンに聴かせても"普通にうまいって感じ"と言われて終わり。分かってないよな、と思う。
そういえば数年前、コシさんのジャズ・アルバムをその年のベスト1に挙げたら、例の閉店バーのマスターが"えっ、これがベスト?"と、まるで"こんなインパクトの無い音楽が?"とでも言いたげだったのが忘れられない。

要するに、編成規模やら演劇的ギミックなど物理的に引っ張られる聴き方をする音楽ファンがぼくの周りには多いのだ。ぼくの場合、音楽が出来ていて、想像力を刺激されるものなら、編成はなんだってOKなんだが。まぁ、とどのつまり趣味の違いといわれればそれまでだが。

https://youtu.be/bmfiJOckyr8

メアリー到着

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FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.05

メアリーの『By The Time It Gets Dark 30th Anniversary Edition』、もう届いた。相変わらず旦那さん、ジョーの手書き封筒。妻や子がアイルランド音楽界のスーパースターで誇らしいでしょうね。ジョーと直接話した(もちろんこちらは酷い英語)のは、'90年代初頭のダブリンの事務所、それから約10年後のオーストラリア・ツアーで。

30周年エディション盤はデジパック仕様、ブックレットに公式サイトと同じメアリーの挨拶文と、数点、写真を追加。かねてからリマスターのみならず、ミックスからやり変えて欲しいと望んでいただけに、叶って良かった。実際に手持ちオーディオ・セットにこのCDをセットして聴くと、音の処理が凄くきれい! 残響がきれいに伸びる。ベースがよく出てる。音圧処理も自然。当時の素材を最大限活かしているのだろう。
別途、リミックスLPも発売になるが、ぼくは2010年代に入ってから、CDもやっと満足できる質感になってきたと感じてるので、いずれにせよ、いいレコード・プレーヤーを持ってないし、LPのほうの購入は見送り。ほんと、何度もリピートしていたい・・・。元々持ってた1987年発のオリジナル盤のCD&LPは、単なるミックス違いに留まらないので、このまま保存することになりますね。

『ノー・フロンティアーズ』も今後、リミックス出すかな? いや、あれはあのままでいいよね。リマスタリングしてもらったほうが、今回のエディション盤と音量は揃うとは思いますが。

▼(8)There Is A Time(初出音源)
https://youtu.be/rtVJZ6WsLBs

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愛のバランス

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Panasonic DMC-G8 LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 2017.04

せっかくSpotifyに加入したというのに、CD取り寄せ中のメアリー・ブラック『By The Time It Gets Dark 30th Anniversary Edition』ばかり聴いてしまう。このリミックス版、ヴォーカル・テイクも差し替えたのもある? 聴こえ方が新鮮で再びハマってしまい他のアルバムに移れない。
数箇所の追加・差し替え箇所も耳慣れ、納得して聴いている。これがベストだろう。初めて買う人は、このエディション盤をオススメするね。
Amazonは、このエディションCDの取り扱いもLPと合わせて始めたようです。知る限り、先日記したメアリーのWebショップのほうが安く入手できると思う。レートによりますが。

当時、キング・レコードから邦題『暗くなるまえに』として発売された本作、ぼくは彼女の初来日を、大阪のライヴハウス、江坂ブーミン・ホールと、メルパルク・ホールの両日鑑賞しました。とにかく圧倒的にうまくて、貫禄やギミックで勝負するような、あざとさなど一切無かった。ただ、よい歌とサウンドを届けるために研鑽してきた、それが日ごろの行いのようにステージに飾らず表れていた。

アルバム・ラストはほろ苦味のあるラヴ・ソング「愛のバランス」で締めくくられる(その後、ボートラの「ムーン・リヴァー」へ続く)。以下、キング国内盤より引用。

【私たち、いつも仲良く暮らしてるわけじゃない
お互いが敵になることも、よくあるわ
私はあなたとケンカして、 あなたは私とケンカする
何とかバランスを取ろうとして

お互いを傷つけることもある
いつも同じ気持ちとは限らない
そして張りつめ、二人は疲れ果ててしまう
何とかバランスを取ろうとして

はるか空中で
演じている
サーカスのペアのような
そんな了解が必要なの
リングのはるか上で
バランスを取る、彼らを見てごらん
飛び移り一つになる様を見てごらん
私たちにもきっと出来るはず

(中略)

いつも仲良く暮らしてるわけじゃない
お互いが敵になることも、よくあるわ
でも私はあなたを愛してる、そしてあなたは私を愛してる
ちゃんとバランスが取れている時は(×2)
私たち、やって行けるはず】

▼Trying To Get The Balance Right(初出音源)
https://youtu.be/csu4L2KZBsE

続・「暗くなるまえに」発売30周年

kao170430
FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.04

なんとメアリーの『By The Time It Gets Dark 30th Anniversary Edition』は、すでにSpotifyで聴けるんだね! CD取り寄せにまだ時間がかかるので、PCスピーカーで先に試聴しちゃいました。
このアルバム、初出の音はヴォーカルのリバーブ量が多くて、サウンドのレンジが狭いというか、浅い感じだった。今回のリミックスに異議を唱えるファンはほとんど居ないんじゃないか。音は太くなり、そのぶん音像はすっかり変わっていて、ジャケットの夕暮れの海岸を思わせるリバーブの印象は薄れてしまったが、音楽的には客観的にみて今回のほうが聴き良いでしょう。
ヴォーカルのリバーブの余剰分が取れて、メアリーの歌の巧さを益々実感できる。ホント、うまいよ。最高傑作『ノー・フロンティアーズ』より前作のこちらのほうがメランコリック成分があって、学生当時ぼくは2週間ほどぶっ通しでヘビロテしたものだった。
アイルランド旅行へと駆り立てたのは、まさしく彼女の歌声が動機。特にこの時期のヴォーカルは鮮度があって一番好きだ。

リマスター盤なら、買い替える価値も考え込んでしまうところだが、全曲リミックスとなればね。着手したエンジニアがオリジナルと同じビリー・ロビンソンだし。彼が30年越しにどうミックスし直すかも興味深いじゃないですか。
このビリーとは、メアリーのオランダ・ツアーの際、移動の車に同乗させてもらった事があるが、まさに裏方らしい地味&地道な印象の方でした。

ところで、このリミックス盤、数箇所、音を追加したとメアリーのコメントにありました。一通り聴いた段階で、トラック(4)「Farewell Farewell」、(5)「Sparks Might Fly」、(11)「Trying To Get The Balance Right」の3曲に変化を見つけました。
(4)のリチャード・トンプソン作品は、途中からストリングス挿入によって、厚みが増した。(5)のノエル・ブラジル作品も、ストリングス・アレンジ追加。効果的ですが、何十年もヘビロテした音源からの変化に、まだ戸惑いが。(11)は、パット・クロウリーの個性的なオブリガードが大幅にカット。これは頷ける気もします。淡々としたアルペジオなどに差し替えられているが、今回、追加や差し替えられた音の部分だけが真新しくて、ちょっと古い音の中で浮いてる気もしますが、そのうち慣れるかな。

特に(1)サンディ・デニー作の表題曲は、オリジナルではヴォーカル以外のバンド全体の音もリバーブが過剰で、唯一浮き立っていたのが、しっかり改善されて通して聴きやすくなったのは嬉しい。もうこの味わいは、他の誰の盤でも経験出来ないだろう。

▼(7)Leaving The Land(初出音源)
https://youtu.be/LHfrx_BnNNA

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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