トム・ムーア

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FUJIFILM X-Pro2 Carl Zeiss Touit 1.8/32 X-mount 2018.03

ここ数日ぐったり。雨降ってほしい。今月・来月のブログ更新はペースダウンします。目を開けてるのも辛いので鑑賞ままならず。

近所のパン屋が未明どころか夜通し作業するようになり、夜勤する従業員のタバコの匂いに更に苦慮する羽目に。もう何度も繰り返される事なので、こちらも躊躇わずベランダから消臭スプレーを真下に向けて吹き付ける。
夜中まで吸われるのはたまらない。試行錯誤に、隙間を埋めるスポンジ付きの粘着テープをガラス戸に張り巡らせてみたところ、案外効果はあったようで、夜中の駐車時の騒音の防音も含めて、匂いは完全にとまではいかないがかなり軽減されたようだ。
花粉の侵入も防いでくれてたら一石二鳥か。もっと早く導入すればよかった。その代わり扉の開け閉めはいちいち重たいけどねぇ。

プリントした写真は蛍光灯よりも自然光に当てて鑑賞すると美しい。紙の質感とともに本をめくる味わいが増す。
以前に、幾つかリング綴りのカレンダーやパネルも作ったが、最も繰り返し眺めたのは今回の文庫仕上げ写真。自分は本作りが合ってるかもしれないと、別のコンセプトで第2弾を計画中。それには素材写真をもっと撮らないと。しかし出掛けられん。



メアリーの公式サイトに、"トム・ムーア"と題されたニュースが挙がっていて、内容をチェックしたところ、先月17日に亡くなったそうです。ここのところ彼女のサイトは、仕事で関わった周辺の人物への追悼文が続く。彼女のアルバム・ジャケットの多くを手掛けた人物など。

トム・ムーアは、ジミー・マッカーシー、ノエル・ブラジルに次いで、メアリーが多く曲を取り上げたソングライター。しかも出世作となった『ノー・フロンティアーズ』制作中の1989年、ほぼアルバム・レコーディング終了際、ムーアがスタジオを訪ねてきて、自作「カロリナ・ルー」「モンテレーの霧」をギターで歌い出したのが、メアリー自ら録音するきっかけとなったという。もし、彼が訪ねてこなかったら、どんな選曲になってたんでしょうね。
ムーアのソロ・アルバムは一枚だけ持ってるけど・・・、あまり聴いてなかったな。フォークにAOR色が合わさったイメージ・・・・聴き直してみよう。

▼Carolina Rua-Mary Black
https://youtu.be/UOS_DxyBPRQ

Big Machine

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FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF1.4 R 2018.03

すっかりご無沙汰のケルト・ミュージック、イライザ・カーシーが昨年にこんな力作を出していた。Spotify試聴。



ウェイワード・バンドという、若手のブラス集団でしょうかね、とのコラボ作『Big Machine』。ケルト音楽の、スケール大きなクロス・オーヴァーっぷりが堪能できる。
イライザ・カーシーのアルバムについては、彼女のヴォーカルに関心が持てなくて一枚も買ったことが無いまま。本作を聴いて、より実力を認識した次第。
アイリッシュ系に最近興味を持たれた方には、近作からチョイスするにはベストじゃないでしょうか。日本では全くレビューがありませんが、英国Amazonでは現在全46件レビューで、評価は4.4ツ星となっています。

サリー・マクレナン

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Panasonic DMC-GF7 LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 2018.01

空堀商店街を撮影してみようと出掛けたが、商店街って、店の人と目が合うから撮りづらいんだね。中崎町を訪れた時もそうだったっけ。何か買うついでなら「撮っていいですか?」と申し入れ易いのだけど。しかし、了承を得たところで、たかが素人、リラックスして上手には撮れないだろう。人の活気を自然に写すのは難しい。



それで商店街から逸れて路地裏を歩き、民家に挟まれた一軒の雑貨店を何となく撮ってみた。既に潰れているらしい。ガラクタが無造作に店の前に放置されていた。
帰宅して、PCで写真チェックしていると、この店の看板の字体から、ひょっとしてアイリッシュ繋がり?と、サーチしてみた。ザ・ポーグスの楽曲名がヒットした。その歌詞の中に出てくる酒の名前だ。「サリー・マクレナン」。

ザ・ポーグスは、もちろん気になるバンドではあったが、長年、オイスターバンドと同様になかなか縁が無いまま。ぼくが女性ヴォーカル優先していること、パンクを知らないことなどが理由だが、あらためて試聴すると、ぼくが酒飲みじゃないからってのも大きいか。
パブの酒飲み連中に出稼ぎ、といった伝統歌を継承したかのような秀逸な作風。味のある演奏ではあるが、既にぼくの関心が多彩なハーモニーのほうに行ってるためか、パンクといってもフォークにカテゴライズした理解に留まってしまった。

テイバーの極上

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Panasonic DMC-G8 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 2017.11

冬の撮影のために、指ぬきの手袋を初めて購入。結構あったかいもんだね。付けたままシャッターが切れる。今年は駆け足でレンズを貯め込んで、ついに防湿庫まで据え付ける事にした。現像代はかからないわけだから、機材の保管だけはきっちりやりたいもの。



ジューン・テイバーの新作は2013年『Quercus』以来。ECMから第2弾『Nightfall』が今年発売されていたことは知り得ていたが、ストリーミング試聴機会をうかがって待っていた。今般Amazonプライムにて叶った(微妙にSpotifyとラインナップが違うんだね)※追記、Spotifyでも本作試聴可。

2013年『Quercus』は、ECMの蔵出し音源のような第1作で、たしか2005~6年頃のスタジオ・ライヴ音源だったかと。新作では、ライヴでは無く、新録だと思うが、彼女の録音は歳を取るほどに研ぎ澄まされていくようで、この深化を初めて聴く人、ジャズファンからすれば一体どう受け止められるのだろう。ぼくはすっかり彼女のトラッドからのこのスタイルの虜になっている。

パーソネルは前作に続き、長年のピアノ伴奏者ヒュー・ウォーレンに、サックスのIain Ballamy。今作から前作タイトルのQuercusをグループ名にしたようだ。トラック(1)「Auld Lang Syne」は、ご存知「蛍の光」の原曲に当たるが、旋律の解釈はもはや原型をとどめていないほど。(5)「You Don't Know What Love Is」は、彼女唯一の、現在廃盤でストリーミングも試聴不可である1991年ハンニバルから発売のジャズ・スタンダードのみの曲集『Some Other Time』から音数を削いで歌い直したもので、さらなる味わいを堪能。

ラストの「Somewhere」は、ぼくはバーブラ・ストライサンドで聴き馴染んでいただけに、テイバーの歌い口にすごいギャップを感じるが、聴き終えるとやはり彼女らしいな、と思える佇まいだった。

メアリー・シングス・ジミー・マッカーシー

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FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.10

11月10日発売のメアリー・ブラックの新譜、『Mary Black Sings Jimmy MacCarthy』を早速Spotifyで聴きました。まさか年内にもう一度、メアリーの記事を書く機会ができるとはね。
内容は、これまでに取り上げた「ノー・フロンティアーズ」「窓辺のアダム」など、オリジナル録音に、新録と過去のTV出演時においての、作者ジミーとの共演曲が半々の構成。

聴く前から了解していたことだが、かつての名録音から数十年、声質のギャップが長年のファンには少々辛い。が、彼女が声が出づらくなった今なお、歌いたい歌い方の表現というものが、非常にわかりやすい形で届いているとも受け取れる。とてもメッセージ性の強い歌い口なのだ。若い時から、彼女の中では実は感覚的に唱法は変えておらず、声の美しさとメロディアスな選曲に、こちらが表面的に聞き流していたということなのだろうか、ともふと考えた。
アルバム全体の流れのバランスは、とてもいい。ジミーは、ほんと優秀なソングライターだ。

ゆうべ「ウーマンズ・ハート」をブラック・ファミリー総出演で歌う直近の映像を観た。さすがに皆、歳とったねぇ。でもあんなふうに、遠く離れて暮らしながらでも、たびたび集って歌える兄妹は幸せだ。

▼全曲一部試聴可能

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プロフィール

 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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