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2021/02/20

ミュージカル志向?

20210219

大坂なおみさん、たった数年で4度目のグランドスラム優勝だよ。優勝スピーチもすっかり慣れたものだねぇ。かつてキーズ(アメリカ)戦で、勝利目前に連続ミスでチャンスを逃し、コート上で泣き崩れそうだった人と同じには見えないくらいだ。
今夜の決勝戦の相手、ブレイディ(アメリカ)は大学出のフォアのハードヒッターで、大坂選手はリターンが大変そうで第一セットは観ていてハラハラ。振り返れば、セリーナとの準決勝のほうがプレイが噛み合って、やり易そうだったね。
今後は、他のサーフェスでもタイトルが獲れるかどうか。なんか優勝が当たり前みたいになってきたけど、なかなか勝ち上がれなくて苦しんでる選手はゴマンといるわけで、これは大変な偉業だよ。

画像のピーター・アレン『Not The Boy Next Door』(1983)は、去年既にCD入手済みのアルバムで、去年、一気に彼のアルバム蒐集した中で、最後の紹介記事になりますか。
この作品は、どうも馴染みが悪くて、リピートはあまりしていません。ピーター本人のパフォーマンスは、より高くなったといってもいいほどエネルギーに溢れているし、アリスタ移籍でお金もかかったバッキングではあるのだけど、上滑りした印象。豪華ではあるが、楽曲そのものがバランスは悪くないが、メロディがかつてほど沁みてこないのだ。
これは彼に限らず、'70年代アーティストは試行錯誤期を迎え、模索していたのだと思う。確か'80年代のミュージック・マガジンでは、キャロル・キングもジェイムス・テイラーも、評価がちょっと下がってた頃があった。それで'90年代以降に、また盛り返してきたんだよね。
本作は、ピーターもビリー・ジョエルあたりを意識したムキもあったのじゃないか?と思わせるロック&ポップス路線だが、一方でミュージカル志向の楽曲も見受けられ、後の自作ミュージカル挑戦への布石がみられた。本来、キャリア的にも脂の乗った時期だった筈だが、移籍直後もあってか、制作の条件がマッチしていなかった感があります。
2020/11/15

自作自演ミュージカル

20201114
FUJIFILM X-T30 XF35mmF1.4 R 2020.11

金曜の夕方、コロナ以降久しぶりに新世界界隈を通り掛かると、想像以上に店が閉まっていて驚き。閑散とした派手な通りにインバウンドの揺り返しを見るようだが、思えばよくこの時期に住民投票などやったものだと思う。彼らは体育会系の雑なノリで、このドサクサのうちにイケると、市民とはまるで真逆の発想でやったのではないかと推測する。お陰で感染者数最多の日々。

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こちらはピーター・アレンを集中的に聴き始めた今年、アルバム蒐集の一環で最後に求めたミュージカル作品『Legs Diamond』(1989)。既に廃盤だったので海外から中古CDで取り寄せ後、アナログに関心が移ってしばらく寝かせていました。
この作品、不評だったらしいが、音源を聴く限り遜色無いように思える(録音は凝ったセッティングはしていないようで、あくまで舞台の実況的な音場感である)。尤もぼくはミュージカル方面に疎いもので、比較対象すら持たないが。
関連の動画資料をチェックしたところ、彼のファン達は観劇後、興奮してインタビューに答えていた。批評家がこぞって彼のことをシンガー&ソングライターの手慰みと先入観をもっていたからでは無かったの?
ただ、エイズ合併症死後、彼の人生がミュージカル化され、過去の作品群がハイライトで演じられたのを知ると、本人がこのベストな選曲でパフォーマンスしてくれれば興味深かったのにな、と想像してしまった。

'80年代がこのミュージカル製作によりオリジナル・アルバムが寡作となったのは残念ではあるが、'90年代のラストアルバム『Making Every Moment Count』は快作で、味わいに欠けるとの感想も見かけたが、ぼくがこの遺作を評価したい理由に、ヴォーカルの向上が挙げられる。彼、ミュージカル特訓の一環でトレーナーに付いたんじゃないかな。明らかに伸びが良くなっている。
'75年『Taught By Experts』、'79年『I Could Have Been A Sailor』あたりを聴くと、ほとんどの楽曲の歌い終わりにおいて、弱音が支えきれず、声がひっくり返ってしまう傾向にあったが、後にフェイドアウトしても声痩せせず、しっかり歌い切れるようになっている。

彼の伝記の英語版をKindleで買ったところ、Echoでの音読可能とのことで再生してみたが、速すぎる。よちよち歩きでゆっくり訳してみよう…。
2020/09/03

夜陰のふたり

20200902

今年の全米OPの無観客試合は他の今後控える大きな大会運営の関係者も注目しているらしい。選手とその陣営はホテルと会場の往来のみに厳しく制限され、選手は試合中以外はほんのインタビュー等でもマスク着用が求められる。
恒例の伊達氏、松岡氏らの現地中継も無し、東京のスタジオ出演となり、縮小された感が少し寂しい。N.Y.C.の巨大会場の観客席は選手の陣営がマスク着用でまばらに着席、最上階のスイートルームは各選手に割り当てられ、観戦と食事中のオフショットが垣間見られる。
一応、オンライン参加の観客達の拍手が場内に届く設定されているようで、選ばれた一人が試合勝者と巨大モニターを通して対面できるサービスをやっているようだ。
一部のトップ選手の欠場は残念だが、ナダルは欠場して正解かも。というのも感染防止のため汗拭き用のタオルをボールボーイが渡してくれなくなり、選手自らコートの端まで毎回取りに行かなくてはならなくなったため、サーブの時間制限を超過する恐れがあるからだ。既にこの2日間で何人かが警告をとられていた。

春に入手していたピーター・アレンのCD『I Could Have Been A Sailor』を、中古LPでも入手。当初わざわざ3000円以上ものプレ値でCDを買い求めたのに、急遽アナログ転向により500円のレコードに落ち着くという。本作のCDのリマスターのバランスは良く、聴き易かったが、LPの音はもっと低音が利いて野太い。
繰り返し聴くほどに楽曲に奥行きを感じるのがB-(4)「We've Come To an Understanding」。陰影のあるエキセントリックな歌詞とジャジーなハーモニーの運びに、ふとジョニ・ミッチェルが歌うさまが被る。
束縛しない、互いの自由を尊重しながらも、相手が傍にいない時の感情が聴き手にじわりと伝わる。彼に同性婚が叶う時代を見て欲しかったね。

【だけどおたがいを自由にし合ってから
何かがかわってしまったみたいなんだ
感じていいはずの喜びを感じないんだ
君のように僕を愛してくれる人はいないから
だから、もしよかったら
僕はこの自由を返上したい
そして君のただ一人の男でありたいんだ
僕 わかってきたよ】
※ピーター・アレン国内盤『あなたしか見えない』より、対訳さとうみほ
2020/06/10

しびれるピーター(2)

・ジムもようやく営業再開となり、実に2ヶ月ぶりの筋トレ。マスク必須となったため、ランニングマシンは普段から使わないものの、スクワットではさすがに息苦しい。たぶんこの間に退会した人もいるのだろうが、フリーウェイトのスペースは熱心なトレーニーの顔ぶれが戻っている。にわかの自分は急な鍛え直しの揺り返しで早速筋肉痛。

・今年の花粉症状はヒノキの期間がコロナ自粛と重なったためか、楽なほうだった。ただ、例年通り5月が自分にとってピークで、先月は植物園で発症、後日、人権博物館へ行った時も、雑草が多い地域で酷くなった。今日から梅雨入りとのことでやっと落ち着けそう。
ヨーグルトも色々試してきたところ、先日たまたま見つけたメグミルクの目と鼻に効くという商品を買って飲んでみると、目と鼻に効いたかはすぐに分からなかったが、腸の調子が明らかに良い。これは続けられるかも。でも一本100円以上もするから、家庭用ヨーグルト製造器で量産してみることに。アレルギー持ちは試行錯誤の繰り返し。

・再び活用始めたレコードプレーヤー、回転が少々早いことに気づく。CDでも持ってるお気に入りアルバムのLPをかけると、明らかにピッチが高くテンポも速い。マニュアルのトラブルシューティングにはこの解決法が載っていないので、ネットで調べて、プレーヤーの底面に微調整のための穴があると初めて知る。精密ドライバーを調達中だが、この際、徹底したいのでストロボスコープも取り寄せることに。高級プレーヤーだと調整機能がターンテーブルに付いてるそうだね。

20200609

先日サブスク試聴したピーター・アレン『Making Every Moment Count』(1990)も、中古CDで手元に。先日の記事には"'90年代の傑作"と評しましたが、最後作でもあるんだね。'80年代がミュージカル製作に注力したため、アルバム発表数が少なくなったのが今となっては残念だが、インターバルを置いても一貫した良心的な楽曲作りが認められる。(画像はインナーのポートレイト)

全曲ピーターのペンによるもので(共作含む)、シングルカット向きのキャッチーなポップスのメロディ群で、メリサ・マンチェスター、ハリー・コニックJr.とのデュエットも。バラードもオールド・ジャズ風もある。
ピーターのヴォーカルはダンディズムが増した。例えばサルサ調の(6)「See You in the Springtime」など、ヴォイスの淀みないアタックが爽快で、かつての内省的な歌い口とは別人みたいだ。

▼See You in the Springtime(Live)
2020/06/06

しびれるピーター

20200605
FUJIFILM X-T30 XF56mmF1.2 R 2020.06

Google Discoverは、自分の関心ある話題をAIが集めてニュース表示してくれるのだが、オーディオ製品がどれも桁違いに高価。こないだの真空管ヘッドフォンアンプ購入で、関連サイトをチェックしていたせいで、その手の製品ニュースが続々と。見れば99万円とか、ぼくの真空管アンプの99倍もの値段じゃん、と卒倒しそうになる。
次にたまたま目に留まったのが、ムック誌の付録として近日発売予定のラックスマンの真空管グライコのキット。ハンダ付け要らずで組み立て出来るらしい。安価だし、気になる。
グライコは一応、手持ちのAVアンプに内蔵されているのだが、いちいちTVモニターを点けて調整しないといけないので面倒。新たに共用しているプリアンプと接続すればダイレクトに活用しやすくなりそうだが、、どうしようかねぇ。



これはピーター・アレンのTVトークショー番組出演時の映像。司会女性が『Not The Boy Next Door』のジャケットを持っているので、'80年代でしょう。
このTVスタジオで歌われる「I Could Have Been A Sailor」が絶品なのですわ。ストリングス抜きで、ピーターの歌唱が、より沁みる。カーネギーホールでのライヴ音源とアレンジが近いようですが、彼の立ち姿が見られるせいか、この動画のほうが出来が良いような気がします。
このころの風貌はちょっと脂が乗ってきて日に焼けて何だかケヴィン・コスナーみたいでかっこいい。イケるわ。