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2018/11/01

Deezerにない手持ち盤(6)

cosmos181031
FUJIFILM X-Pro2 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2018.10

風邪は、ほぼ治っているけど、今回は痰がしつこいし、排膿量がとびきり多い。鼻の奥の何処にこんなに詰まっていたのかと。息を吸った時、ふいに鼻の奥の膿を飲み込んでしまい、胸の辺りに留まってしまう。洗面台に吐いて、そのしつこさに驚くよ、蛇口から水を流してもなかなか流れない。



ちょっと、大貫さんの年末の教会コンサート、従来の弦カルに加え、サキソフォン・カルテットなんですねぇ! 行きたいわぁ、やっぱりこうしたスペシャルな編成は、どうしても東京のみになるんですね。

ちょうどこの季節にぴったりな『プリッシマ』(1988)は、Spotifyで聴けるようになりましたが(訂正:Spotifyでも聴けません)Deezerには無し。所有盤は、ミディからの紙ジャケ再発。音質はとてもいい。
時代的に、このころにポップス界においてアコースティック・アルバムを制作したのは意義深いでしょうね。このころの若い尖った声も好きです。でも、音程は今のほうがいい。個人的には、『アトラクシオン』からシンガーとして完成されたと捉えている。『LUCY』でも、まだちょっとピッチ悪いんですね。ま、旧来ファンにいわせると、ぼくはニワカファンに当たるようですが。

本作、マーティ・ペイチ編曲のオープニングの余韻を活かして、ほぼしっとりした楽曲のプログラム。彼女のハーモニー感覚にじっくり付き合える名作だ。「Monochrome & Colours」のジャジーなかっこよさは勿論、「Voce e Bossanova」のボッサ・ノーヴァは、メロディは勿論、このコード扱いはなかなか作れる人は国内にいないんじゃないかと。ユーミンのボッサ・ノーヴァ・タイプの曲とは、また違います。ぼくはユーミン調なら、自分にも書けそうな気がするんですが、大貫さんのレベルはちょっと、、難易度高いですよ。
2018/10/25

Deezerにない手持ち盤(5)

river181024
Panasonic DC-G9 LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 2018.07

春から利用開始していたDeezerは、ここで一旦一休みして、手持ちCDと映像作品の視聴に移行。Deezerラインナップと重複するCDは、既に60枚以上売り払った。大好きなアルバムも容赦なく、です。でも手放した喪失感は無く、自分の頭の中を占めていることが大事なのじゃないか、と。



こちらはDeezer、Spotifyでも聴かれません、ジューン・テイバーの貴重なハンニバル・レコードからの'90年代録音。『サム・アザー・タイム』。国内盤ではミディから出てました。
英国トラッド・シンガーの彼女、オール・トラックがジャズのアルバムは、実は本作のみで、近作のECMですらトラッド数曲混ぜてます。
本盤は、ミディの日本語解説では、やや編曲が地味すぎるといった意見もあったが、ECMの静謐で深遠なパフォーマンスを知った後では、装飾過多に陥らず全くもってスムーズに聴ける。さすがにヴォーカルは今より若干浅く、録音の質感も今では密度不足だが、いまだに他方では見当たらない異色のヴォーカル・アルバムだろう。異色といっても、超自然なのだ。
2018/10/21

Deezerにない手持ち盤(4)

dahlia181020
Panasonic DC-G9 LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 2018.10

ようやく青っ洟が出るようになって風邪も治癒の兆し。白っ洟も混ざって、鼻の中どうなってんだか。後鼻漏の影響からか、近年の風邪症状は、胸詰まりを感じながら、ゲップと咳が交互に出たら、最後に巨大な痰を嘔吐する。



なんか大貫さんの新譜のライヴ・アルバム、辛口評価されてますね。
まず今回の作品、予期せぬ新譜だったと、ぼくは捉えています。たぶんNHKドラマの挿入歌がらみで、作曲家のサントラをリリースする縁で、コロムビアからもう一枚、大貫さんのライヴ音源をリリースする話を彼女サイドから持ち掛けたのでは?と推測しています。だからタナボタくらいでファンは喜ばないと。
純粋に新曲を聴きたい気持ちも理解できますが、彼女は働き者でもう充分に作品を発表してきているくらいです、海外アーティストと比べれば。

それから従来の彼女のポップス・ファンがピュア・アコースティック活動にどれだけ理解を示しているかにもよるでしょう。あの編成では、基本的に選曲の幅が限られてきます。それに生楽器との共鳴を非常に神経使って互いに聴き合って紡ぎ出すスタンスなので、同じ曲を何度も練り直すこと自体に意味を含みますし。
ピュア・アコースティックの全編ライヴ音源のCDは実は初めてではないでしょうか。ライヴ録音の聴感に慣れていない面もあるかもしれません。少なくとも、大貫さん自身が最近のインタビューでも発言しているとおり、今が一番しっかり歌えていると僕は思います。
ただ、過去記事にも触れましたが、キーが下がっているので、これに気づかず違和感を覚えた人がいるんじゃないでしょうか。

画像の『UTAU』は、ご存じ教授との共演作。このアルバムはSpotifyにはあるがDeezerでは聴けないので手元に置きます。またディスク2の教授のインストゥルメンタルは、サブスクリプションでは何れも聴けない筈です(追記:Spotifyでインストも込みで聴けます。訂正します。)。ピアノとヴォーカルが醸し出すアンビエントな湿り気が魅力。
2018/10/09

Deezerにない手持ち盤(3)

▼飛田百番
tobita181008
Panasonic DC-G9 LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 2018.10

むかし遊郭だったという居酒屋さん。中はまだ入ったことないんです。このショットは勝手口側かな。自分の昔の職場がここでかつて飲み会やったそうですが。内装は検索画像で見られるようですよ。
こないだ撮影散歩ついでに、もう一つ有名な新地の場所を確認がてら初めて訪れたが、ある意味そちらのほうが、商店やマンションが混在していて、普通に会社帰りや買い物帰りの人々の通り道になっているのが凄い。どちらも区画されているが、飛田のほうが窪地だけあって犇めき合ってる。



モーラ・オコンネルのグラミー・ノミネーション作『Helpless Heart』。これもDeezer他、ストリーミング系でのラインナップに無いので、手元に残しておく。ぼくの所有品は、これと違うジャケで、収録曲順も若干異なる、アルバム名も『ウェスタン・ハイウェイ』となっています。どういう経緯で、異名同アルバムが2種リリースされたのか知りませんが、現在も流通するのは、上記分になるようです。

このアルバムは、例のマスターに貸したところ、大それたことに「別に」というリアクションしか無かった。たぶんこういういっけん淡々とした演奏は、彼には淡白で単調に聴こえるんでしょう。音楽的なメリハリの捉え方が根本的に違うようで。
飛田からの帰り道に、むかし通った飲み屋があるので、そこでまた飲みなおすことにするか。そこでなら馴れ馴れしく「コイツ」呼ばわりされることもない。
2018/10/07

Deezerにない手持ち盤(2)

▼神戸元町にて
kobe181006
Panasonic DC-G9 LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 2018.07

バンド関係の友人のバーでは、一度だけ週末のアマチュア集まりの弾き語りを聴かせてもらいに行った事がある。当時、こちらの体調が悪くて、このコンディションでアマの演奏を聴くのはちょっと、と普段は平日にしか訪れていなかったのだ。
案の定、といっては悪いが、想像以上に詰まったり、止まったりする演奏者ばかりで、ここに割り込むようにしてマスターが歌い出すのは、自身が引き立つようある程度計算してのメンツだったのか、今となっては分からないが。

本来、チャージ料を払うのも不本意なところ、あえて了解した上で感想をいえば、初めてライヴに臨んだという明石からやってきた若者が、最も下手だったけど逆にピュアで良かった。このことをマスターに伝えるとノー・リアクションだった。
面白いことに他の日、別の若い人がプロ・ツールスを使って録ったというデモを店内に流してもらおうとやって来たところに居合わせた時、マスターが流し終えた瞬間、ぼくが酷評すると思ってたらしい。「ああ、いいね、いいと思う」と口を開いたものだから、エッと突かれた顔をしていた。マスターのほうは細かい点を本人に指摘していたが、ぼくはフォローすべく、「まぁ、マスターとぼくみたいな、"ザ・昭和"な者のアドバイスなんて気にしないでいいから」と、何故かこちらが気を遣ってさり気なく笑いを取る。

そのデモは確かにライヴ慣れしていない、宅録にありがちな、声量に乏しいヴォーカルだったが、ダビングを重ねながら疑似的にグルーヴを探る作業は、一人で音楽を作る人ならトライすべきで、下地を作らず、ライヴ回数ばかり雑にこなす声張り上げ自慢のマスターとは違う魅力なのだ。
閉店後、以降のマスターとの付き合いは無くなったので確かめようもないが、なぜ自身の音楽にそれほど自信があるなら、お金をかけないのだろう?と。
レッスンにも付かず、指導者を名乗る人も珍しい。スタジオ・ミュージシャンとしての実績があるわけでもない。機材を使ってデモを録る過程で、おのずとスキルのチェックもできるのに。あのような経営なら、徹底してあるジャンルのレコード・コレクションしてるバーのほうが、変にマスターの矜持を見せつけられることもなく、互いにプロを賞賛し合えるだけよっぽど会話が楽しい。

もちろんこれは、お金をかければよいというものじゃない、という前提だが。この話は、マスターと音楽の共通項に乏しいのが分かった今となっては、唯一の猫好きという点にも奇しくも重なる。先に猫の飼育経験があるマスターには、ぼくの飼い方について、それはおかしいだの、眉をしかめて指摘されたものだった。が、実際よくよく話せばオーガニックに拘ったフードを使っているのは、こちらであり、あちらは、猫の死骸を近所の公園に埋葬している。
要は、金を惜しんでのことだろうと思う。彼のプライベートに理解を示すなら、少しでも近くに墓を作って、いつでも参れるようにしたい、との飼い主の思い入れゆえのことだろうが。この説明が何処まで赤の他人に伝わるものか、これをとっても彼の音楽姿勢と重なってみえるのだ。



こちらはDeezerのラインナップに無いリヴィングストン・テイラーの1970-1980年のベスト。既に廃盤かと思われます。オリジナル曲がDeezerのラインナップに網羅されていれば中古に出しても良いですが、彼の初期録音はレーベルとの契約終了によって扱われていないようです。現行契約の最近作品のみリスニング可能のようです。
彼の初期は声が若い代わりにやや硬い、現在はしゃがれてきたが柔らかい、感性はいつまでたっても瑞々しい。こんな音楽家が傍にいたらなぁ。ついでに自家用ヒコーキにも乗せてもらって?