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2020/02/06

不意撮りの後味

20200205
SONY DSC-RX1R Carl Zeiss Sonnar T*35mm F2 2020.02

富士フイルムの新製品カメラのPR動画が不適切であるとのことから、企業自ら削除した件をSNSのニュースで知り、後追いで別途個人がアップした当該動画をチェックしてみた。
内容はプロ写真家の渋谷でのストリートスナップのメイキングで、通行人をすれ違いざまに不意に撮影する手法で、これが盗撮を推奨するものと意見が相次いだそうだ。確かに見た限りでは、被写体とされた人々のほとんどが、撮られた直後、嫌がって瞬時に避けている。不意打ちに不快感を覚えられるのは仕方無い。

仕上がりのほうはというと、これが良く撮れているだけに、このメイキングを見せられたことにより、撮影手法に対する疑問を残す印象となった。
これは明らかに、作家本人はもちろん、企業側も動画アップの主旨を被写体とされた当人に伝え事後承諾とってないよねぇ。
以前、ヨドバシカメラのサイトで米国在住の日本人がライカで撮影した現地のスナップ写真の連載をやっていたが、その撮影者は本業がゲームソフト開発会社の社長だそうで、人々の自然な表情を撮るために、事後承諾をもらうらしく、人によっては気持ち悪がられたり快諾されたりするという。
肖像権の面からみても、本人の承諾を取れていない正面写真を、企業ぐるみで後押しして良いものか、という物議を醸すのは当然だろう。

企業イメージでいうと、漠然とだがパナソニックならこういうアプローチはやらない気がする。家電のイメージが強く、長年のカメラファンからはブランド支持が低そうだが、むしろその家庭的なイメージから、このような動画は出てこないだろうと。
フジのアーティスト別による趣味性の高さを売りにするPR手法が、特にカメラ・写真に関心の無い人にとって如何に受け止められるものであるか、広報関係部署で精査すべきではあるだろう。

ぼく自身がローアマチュアであるものだから、引き気味に捉えがちだが、以前フジのイベントに参加した際、企業はアーティストに依頼する上で互いにどういう連携を取るべきか、立ち位置を考えていないようにみえた。どうもカメラ業界に男社会が見えてくる。
2019/12/28

初ソニー

forest191227

ずっと手を出しかねてきたソニーのカメラ、何の気なしに衝動買いしてしまった。RX1rの中古。初ソニーに初のフルサイズへのトライになるが、これレンズ固定式のコンデジなんだよね。いざ届いてみて手にしたところ(相変わらず試用せずのネット通販即決)小さなボディでフルサイズの実感というものが無い。いや、コンパクトが何よりなんだけど。パナのG9のほうがゴツい。

衝動的といっても、先日、イルミネーションを撮りに行った際、G9を主に使ってたのだが、提灯の列を撮るだけなら光もあるし問題無いのだが、暗所となるとどうしてもノイズが目立つ。センサーサイズの違いが気になり出してしまう。ISO1600でこれかぁ、という。
不器用だからあまり他社のカメラを増やしたくないのだが、今をときめくメーカーの一台くらい増やしてもいいんじゃないの?と、ささやかに中古コンデジに落ち着いたわけ。
ちなみにRX1は既にr2の高画素機が出てる。が、価格も高。4000万画素以上はシグマのメリルに任せるとして、まずは35mmの感覚を楽しめれば、と。

本日、早速近所に試しに出掛けたのだが、使い勝手は難しくはなさそう。メーカー毎に特徴はあるもので、自分からまず慣れてみないとね。
ISO感度が50からあるのがちょい感動。それであえて50に固定して撮りまくっていたが、あいにく強風の日と不慣れにつき、ブレ量産。色味がまた特徴的で、いっとう最初の画像は撮って出しだが、何が合うのか自分の好みも見出せない段階。

こちらは現像ソフト(SILKYPIX)使用
bamboo191227

本機のレンズはマクロモードに切り替えての撮影可能。すごく寄れるわけでもなく、ほどほどくらい。固定式だけにあると便利だ。ボケの感覚については、フルサイズならではというほどの感慨は無いかな。APS-Cとマイクロフォーサーズでも必要充分に感じていたので。
あと、水面はシグマのメリルに次いで好きかも。シグマはヒット率が低いぶん(たまにしか使わないし)、本機に量産期待(歩留まりっていうの?)。

▼現像ソフト使用
flower191227

特に目的としたい夜スナップについては、ひとまずプレミアムおまかせモードで試した。自動的にISO6400での撮影となったが、まずまずじゃないですか。このボディで都会撮りだと目立たないし、その気になればマイクロフォーサーズ&APS-C&フルサイズを3台まとめてリュックにぶち込めるんじゃないかな。今年あまり撮れなかったので来年の楽しみにしたい。

▼撮って出し
shop191227
2019/03/30

フォトブック「おおさか影集」

osaka190329

フォトブック·ハードカバー(フジ)はモノが良いけど高いから、と敬遠してたのですが、最近、ある写真家のフィルムライカで撮った私家写真集を拝見し、真似したくなって、同じスクエアサイズに、写真は右ページのみ、左ページには短いテキストを入れてみました。
X-T30を手に入れる前、パナソニックG9と富士フイルムX-Pro2での撮影分です。

フォトジンのようにネットプレビューの共有がありませんので、あえて私的な面に触れたテキストを入れました。
ソフト編集&ネット注文後、いきなり仕上がりが送られてくるので、露出補正だとか予想と少々違ったりしますが、印画紙へのプリントはシットリとして、納得の質感でした。クーポン使って3000円台。写真12点、20ページだけで結構な価格ですが、たまにならいいか、と。平成終わり記念。

osaka190330
2019/03/27

X-T30試し撮り

フジのX-T30が届いたので、早速、少し近所を試し撮りしてみた。やはり画質は上がってますね。
ボディは小型で、X-Pro2のみを使ってきた自分は、タッチパネルに感動。先にパナで慣れていたとはいえ、この操作感は飛躍的です。全体的に撮影表現のバリエーションを増やしつつ、整理された操作性を感じる。先に買われたユーザーさん達の中から意見が上がってる"Qボタン"については、自分は指が細いせいか、誤って触れることは無かったです。

以下、3枚ほど。先の2枚が初めて使った待望のフィルムシミュレーション、エテルナ(たぶん)。3枚目はアクロスか通常モノクロ。いずれも撮って出し、グレイン・エフェクト(砂粒効果)の弱をかけています。※クリック拡大可

park190326
FUJIFILM X-T30 XF35mmF1.4 R 2019.03

cat190326
FUJIFILM X-T30 XF56mmF1.2 R 2019.03

tree190326
FUJIFILM X-T30 XF35mmF1.4 R 2019.03
2019/03/09

28mmって

tsubaki190308
FUJIFILM X-Pro2 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2019.03

一度も手にしたことのないライカ。そのライカ社から新しくレンズ固定式のフルサイズカメラが登場するらしい。レンズ固定式ということは、いわゆるコンデジだよね? それが税抜き65万。消費税分だけでも国内メーカーのエントリークラスが買えそう。

やはり自分はフルサイズ欲にずっと惑っている。何も焦ることは無いのだが。先日、手持ちでは初代ミラーレス機となるパナのGF7をドナドナしたが、そのGF7を手にしてから-つまり、カメラを始めてから-まだ2年半しか経っていないのだ。その間にパナとフジのレンズを随分と集めてしまった。

フルサイズは単なる憧れであるのだが、先日、ぼくの写真を見た義兄から"もっと奥行き出ないものか?"と意見されたのだ。たぶんボケ量のことを言ってるのだと思う。尤も、何を作っても後味悪いコメントをする人なので、気にしなくていいのだが、ぼくの中のフルサイズ・コンプレックスが刺激された件ではあった。

先日こぼした通り、パナの新機種S1Rはプロ機過ぎて高額過ぎて、即諦め、次に、安価なフルサイズは?と探し直すと、ペンタックスの一眼レフの型落ちがイイ感じになってきている。一応、3000万画素数以上のスペックが条件だ。が、このメーカー、レンズのラインナップが充実しているとはいえず、フィルム時代のオールドレンズが安価で人気のようだが、せっかく新機種買って、見合うデジタル用レンズが少ないのが気になるのと、あと、企業体力が若干心配。

S1Rの4700万画素の次に並ぶのがソニーのα7RⅢで、パナより安価なのだが、操作性に不安があるのと、出てくる絵は確かに精彩だが、その代わりHDRっぽくも見えるんだよね。実機を触らないでいうのも何だが。

そんなところへ、冒頭のライカQ2の知らせ。過去のライカ製品にない画素数4700万。これはもしかパナとの協業による技術力のフィードバックか? ほとんどS1Rと同等の価格じゃん。
そこで思ったのが、こういうカメラのボディ欲・レンズ欲を打ち止めするためにも、レンズ固定式買っちゃえば、いっそふんぎりが付くのじゃなかろうか?と。S1Rが買えても(買えないが)、別途50mmレンズなんて20万超えだよ。途方もないわ。
ちなみにQ2(世代的にダイヤルQ2を連想してしまう)、レンズ自体は28mmの単焦点だが、クロップで35mm、50mm・・・と画角を段階的に選べるらしい。狭くなるにしたがって画素数も下がるわけだ。

それで28mmってどうなの?と、使ったこと無いから作例を探してみたが、この画角は難しそう。いろんな物が写り込み過ぎて、散漫になっちゃいそうで。特にストリート・スナップでは、ヨーロッパの街角じゃ、どう撮ってもサマになりそうだが、日本の都市って古い建造物を大事に残しているのは一角だけだったりするので、統一感に乏しい。それに自分は、電線が大嫌いで、広角になるほど避けられないのが辛い。被写体にできるだけ寄って、パースを活かした撮り方すればいいのだろうか?

先日、衝動買いしたレンズがフジノンの23mmで、これはAPS-C用だから、フルサイズ換算で35mmとなる。35mmでも結構広く感じる自分には、Q2は、もし買えたとしても(買えない)せっかくの4700万画素が活きない可能性大、クロップの35mmでも3000万画素らしいから、それでも高画素ではあるのだけれども。

そんなところへ、そういえばリコーGRⅢが新発売される件も思い出す。こちらのコンデジがまた28mmらしいんだよね。APS-Cだけど。先にこちらの28mmで学習してから、ライカに行け、とのアドバイスの声が今聞こえた。いや、誰も言ってないが。自分で決めろってか? そりゃ御尤もで。