モア・ダン・ペン

ロシアのドーピング問題の件で、ゆうべ高橋尚子さんが自身の検査体験を語っていて、その中で「普段ペットボトルなど自分の飲み水は肌身離さなかった」と。つまり放置した間に、他者からステロイド等混入される可能性を一応警戒してのことだと。やはりそこまで慎重なんだね。
自分はアスリートでは無いからそうした心配は無いが、ジムでトレーニング中、トイレに行く時も念のため水筒を持っていくようにしてるんだよね。他の人は、その場に放置しているので、自分は用心深すぎるかな、と思いかけていた。
が、会員制といえど都会の色んな人が行きかい、中には変にライバル心を燃やす妙な奴も。みな同じ目的で集まっていても、行動性は全く違うし器の小さいのやエグいのが潜んでいるかもしれないから気をつけないと。



わっ、こんなの出るんだ、と早速手に入れたのはダン・ペンの'60年代フェイム・レコーディングスの第2弾『Close to me』(2016)。全24曲。提供曲は先の第1弾で網羅されているので、本盤は耳馴れない曲ばかりだったが、録音自体のクオリティは維持されていて遜色無い。ある意味、当時の彼の曲作りのヴァリエーションを平らに楽しめる。
あらためて、本気で黒人音楽に憧れ、ソウルに浸かってたんだと驚かされる。その泣き節は、彼の個性に他ならないことが近年の発掘音源で証明されたわけだ。

closetome

ジェイムズ・ギルレス

famesingle  famestory

Kent/Aceから出ているサザン・ソウルのコンピCDをとっかえひっかえ聴いている。直近購入のフェイム・シングル集は、それより先に買った『フェイム・スタジオ・ストーリー』と、一部曲がダブるのだが、うまく選曲を散らしてあって、シングル集でしか聴けないダン・ペンの曲もあったり、逆に『フェイム・スタジオ・ストーリー』では、未発表曲が他レーベルの大ヒット曲と共に味わえる。

ジェイムズ・ギルレスの歌唱が耳を惹いた。本人作によるカントリー・ソウルの典型ともいえる曲調の「Why Not Tonight」。動画サイトからサンプルをリンクしようとしたが、さすがに未発表曲とあって見つからなかった。

P-ヴァインの解説訳によれば、ギルレスは1963年に「リトル・バンド・オブ・ゴールド」がヒット、その後、ヒットの可能性がなくなった頃、Fameパブリッシング入りを勧められ、'66年には4曲録音され(その中には、ダンの作品も)、コロンビアとの契約寸前までいったが、本人にシンガーとしてやっていく気がなく、結果的に「Why Not Tonight」は、1967年、ジミー・ヒューズによって、R&Bチャートのトップ10に送り込まれた。

その後、彼はヒット曲を書けなかったが、「リトル・バンド・・・」の度重なるリバイバル収入のおかげで、2003年トラクター事故で亡くなるまで、不自由のない生活を送ったという。

▼Little Band Of Gold(CD収録外)
https://youtu.be/JuGBZf2nir4

FAME シングル集

Kindleを機にようやっとWi-Fi環境になりました。今まで必要性を感じなかったもので。LANケーブルを片付けられて掃除機がかけやすくなり、固定使用していたノートPCは狭い部屋なりにあちこちに移動して使えるように。もっと早く入れときゃ良かった。
そして、手持ちの紙本を整理して、不要本をひとまず10冊ほど売りに10年ぶりにブックオフを訪れたのだが、子供の駄賃にもならない安さだった。引き取り額、だいぶ下がってません?

ともかくKindleの件で、本については、和書は図書館、洋書は電子にして、ペーパーレスで割り切ろうとしてるのに対し、音楽は逆にパッケージで買い続けるつもりなのだから、おかしなものです。
今でも、月額聴き放題のアルバムをあらたにCDで買い直すことについては、迷いもあるのだが、3ヶ月利用で5~6枚程度チョイスした購入頻度なら、好きなものに対し、それくらいの金をかけてもいいじゃないかと。まとめ買いでやり繰りしてさ。
それで、次にいつAppleと再契約しよう。今のところ月間30日ぶん、つまり30枚聴きたいアルバム・リストが溜まった時に、あらためて試聴目的に利用しようかと。そんなに次から次へと聴きたいものがある訳じゃないから、かなりインターバルを取るだろう。

famesingle

最近、買ってるCDは偶然にもAppleで聴けないものばかり。(CDを衝動買いする前に念の為Appleに置いてあるかチェックする癖が付いてしまった。)
フェイム・スタジオのシングル・コンピレーション『The Complete Fame Singles Volume 1 * 1964-67』(2014)です。中古で2枚組。以前の『フェイム・スタジオ・ストーリー』は、大手レーベル契約アーティストも含みますが、本コンピはフェイムの専属契約アーティスト限定集だそうです。つまりは、スタジオのボス、リック・ホールの好みが集約されているともいえるのだろうか。

律儀にシングルのA面B面の順に、一アーティストの曲が2曲ずつ連続して聴ける。シングルを意識しただけあって、締まった形式の曲がサクサクッと進み、B面曲が箸休めになり、メリハリ付いて聴き良い。

ダン・ペン以外で、耳が惹かれるのはジューン・コンクェストだ。彼女はアルバムが一枚も出ていないのが残念。何やら印税収入の件で揉め、フェイムとの契約は早期に解除となったらしい。彼女のヴォーカルは気品ある黒っぽさで、既出だがこの曲を再掲したい。ダンとドニー・フリッツの共作によるこの曲、当時ヒット要素を貪欲に取り込んでいた彼らは、ここではバート・バカラックを意識したのじゃないだろうか?

▼Almost Persuaded
https://youtu.be/orn4_KJcdhY

FAMEの発掘音源

先日の4枚組『フェイム・スタジオ・ストーリー』、大のお気に入りで、引き続きKentレーベル(Ace)から出ているコンピレーション『HALL OF FAME』も聴いてみました。1964年から1972年の音源が全24曲。

famevol1

これはシングル・アーティスト中心の発掘音源集だそうです。ソウル初心者の僕には、初めて知るアーティストがほとんどですが、当時はアルバムを出せるアーティストは限られていて、こうした2曲入りの45回転盤のみの音源が多数残っているようです。
とにかくこの一連のコンピ、驚くほど音が良い。過去に買ったフィル・スペクターがらみの'60年代集CDと聴き比べると、その差は歴然。リマスタリングの仕事が良いのもありますが、元の音がぶっといのは、やはりフェイム録音の特長でしょう。名立たるミュージシャンがわざわざアラバマの田舎のスタジオまでやってきた理由が、分かる感じがする。

ブックレットの裏表紙には2010年現在のフェイム・スタジオの写真が
スピーカーはたぶん、ウチのと同じ・・・
fame2010

収録曲については既に『フェイム・スタジオ・ストーリー』で耳馴染んだ曲も幾つか流れるが、いずれも別アーティスト、シンガーによるもの。ダン・ペンが手掛けた作品が多い。
なんかドーナツ盤が欲しくなるね。この時代のソウルを当面シンガーを特定せず、V.A.のコンピでランダムに聴き漁っていこうかと思う。

完訳盤 フェイム・スタジオ・ストーリー(4)

年末恒例の年間購入CDベストの発表記事についてですけど、今年はパスワード設定での公開にしようと思っています。普段からマメに覗いて下さっている方と、その時だけこぞって見に来る人との差別化を図りたいなと。
別に、購入枚数が大量じゃなし、それこそ25枚中の10枚選出だったりするので、限定公開するほどの価値もないんですけどね。まぁせっかく機能が付いてる訳だし、いっぺん使ってみようと。
方法としては、固定読者さん宛てのパスワード通知が不可能なことから、今般ヒントを以下に記しますので、12月まで覚えておいてください(笑)。
パスワードは、僕が今年前半行ったライヴで感銘を受けた女性アーティストのファーストネームのアルファベット小文字6文字に続けて、当ブログの運営開始年を西暦4桁で。いずれも半角、スペース無し。
年末にその限定記事をアップする際、あらためてヒントとしてパスワードが10月中記事に仄めかされていた事(つまり本記事)を伝える予定です。ご贔屓で無い方には、さらに遡って今年前半の記事を隈なく探していただく事になりますね。
充実した記事になるよう、あと少しでも聴き込んでおこうと思います。

sudiosory

引き続き『フェイム・スタジオ・ストーリー』からDisc2~3収録のダン・ペン作品をピックアップ(共作者記載省略)。Disc3の1970年前後になると、サウンドもかなり発展してきて、僕が物心ついた頃のソウルのイメージと重なってくる。その時期にはダン・ペンのクレジットが無くなっていくが、彼はプロデュース業や自身のソロ発表に移行していったんですね。
全体通しては、'60年代中頃までの音源が、ソウルといってもオールディーズやポップスと境目の無いようなフォーキーな作風で、素朴で好きです。

Disc2-
(1)Otis Redding/You Left The Water Running
https://youtu.be/gCB9eHCbAug
(3)Art Freeman/Slipping Around With You
https://youtu.be/CTPP66eDisg
(4)Kip Anderson/Without A Woman
https://youtu.be/hRNYe05juEo
(12)Irma Thomas/Cheater Man
https://youtu.be/bG91VTbgL3A
(14)Linda Carr/Everytime
https://youtu.be/d6jQ6mkHtxo
(19)Otis Clay/Do Right Woman,Do Right Man
https://youtu.be/JC98Y_betiw
(22)Mitty Collier/Take Me Just As I Am
https://youtu.be/q6h7chP801g
Disc3-
(3)Unknown Female/Another Man's Woman, Another Woman's Man
https://youtu.be/x5GQK_N4TdY

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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