南部に会いに行くような

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FUJIFILM X-Pro2 XF16mmF1.4 R WR 2017.07

ダン・ペンのデモ・シリーズ第4弾『Something About The Night』、少しずつ聴いていますが、充実の内容だ。予め知ってた曲は、アーマ・トーマスへの提供曲(2)「My Heart's In Memphis」だけだったが、どの曲も渋く、しかも親しみやすいフレーズ。
(2)は、女声への提供を意識したからなのか、高めのキーで幾分きつそうなダンの歌唱だが、ちょっと無理して頑張って歌うと、ピッチは上がりきらないものの、シャウトが映えて聴いてて熱い気持ちに。

いわゆるデモ録音であるため、相変わらずトラック毎に質感のデコボコがあり、ストリングスのシンセ代用がチープに聴こえるのだが、基本のバンドはバッキング・メンバーがサポートしており、意図が明確なため、聴き手が完成形を容易にイメージすることができる。(1)表題作など、グロッケンのオブリガードが印象的に挿入、必要な素材はきちんと録ってある、まさしくプロのデモで、ヘッドフォンで聴くと、けっこう音響が良いのがわかる。

自主盤ながら、都市部のスタジオに持ち込んで録り直せば、ものすごい傑作仕上がりになりそうだ。歌詞カードは挿入されていないが、きっと染み入る語り掛けだろう。こんなに南部の音楽を纏ったSSWがいるだろうか。会いに行ってハグしたい・されたい男だ。



https://youtu.be/jtKW4v89feI

ダンのデモ・シリーズ新作が出ていた

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FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF2 R WR 2017.06

ダン・ペンの独自レーベルによるデモ・アルバムの第4弾『Something About The Night』が発売されていたようです! 前アルバムがきっかけで惚れたわけですが、単品注文しかけたところ、HMVが5枚40%オフのキャンペーンをやっていたので、この機会にリヴ・テイラー、ケイト&アンナ・マッギャリグル、ジョン・ピザレリ、そしてつい先日試聴して、あまりの完璧さに圧倒されたイリアーヌ・イリアスのグラミー受賞作をまとめて手続き。久々のCD購入ですね。今年は10枚買ったらいいとこでしょう。

なんせカメラの支出が大きかったから。こないだキヤノンの新発売で食指が伸びそうになったが、あるプロの方が、"APS-Cで十分、プロがフルサイズを使うのは失敗できないから"と発言していて、自分は失敗してもいいもんねぇ、とようやくそこで踏みとどまれた。というか買える金無いし。どのみち新発売は高値だから、様子見ですね。

画像のみ
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さて、ダンの新作のレビューは入手後になりますが、ひとまず知り得た情報では、アーマ・トーマスに提供した「My Heart's In Memphis」のオリジナル・デモが聴けるとのこと。常に熱い何かを与えてくれる御大に期待。

▼アーマ・トーマス歌唱
https://youtu.be/YdflbcjKZZ0

モア・ダン・ペン

ロシアのドーピング問題の件で、ゆうべ高橋尚子さんが自身の検査体験を語っていて、その中で「普段ペットボトルなど自分の飲み水は肌身離さなかった」と。つまり放置した間に、他者からステロイド等混入される可能性を一応警戒してのことだと。やはりそこまで慎重なんだね。
自分はアスリートでは無いからそうした心配は無いが、ジムでトレーニング中、トイレに行く時も念のため水筒を持っていくようにしてるんだよね。他の人は、その場に放置しているので、自分は用心深すぎるかな、と思いかけていた。
が、会員制といえど都会の色んな人が行きかい、中には変にライバル心を燃やす妙な奴も。みな同じ目的で集まっていても、行動性は全く違うし器の小さいのやエグいのが潜んでいるかもしれないから気をつけないと。



わっ、こんなの出るんだ、と早速手に入れたのはダン・ペンの'60年代フェイム・レコーディングスの第2弾『Close to me』(2016)。全24曲。提供曲は先の第1弾で網羅されているので、本盤は耳馴れない曲ばかりだったが、録音自体のクオリティは維持されていて遜色無い。ある意味、当時の彼の曲作りのヴァリエーションを平らに楽しめる。
あらためて、本気で黒人音楽に憧れ、ソウルに浸かってたんだと驚かされる。その泣き節は、彼の個性に他ならないことが近年の発掘音源で証明されたわけだ。

closetome

ジェイムズ・ギルレス

famesingle  famestory

Kent/Aceから出ているサザン・ソウルのコンピCDをとっかえひっかえ聴いている。直近購入のフェイム・シングル集は、それより先に買った『フェイム・スタジオ・ストーリー』と、一部曲がダブるのだが、うまく選曲を散らしてあって、シングル集でしか聴けないダン・ペンの曲もあったり、逆に『フェイム・スタジオ・ストーリー』では、未発表曲が他レーベルの大ヒット曲と共に味わえる。

ジェイムズ・ギルレスの歌唱が耳を惹いた。本人作によるカントリー・ソウルの典型ともいえる曲調の「Why Not Tonight」。動画サイトからサンプルをリンクしようとしたが、さすがに未発表曲とあって見つからなかった。

P-ヴァインの解説訳によれば、ギルレスは1963年に「リトル・バンド・オブ・ゴールド」がヒット、その後、ヒットの可能性がなくなった頃、Fameパブリッシング入りを勧められ、'66年には4曲録音され(その中には、ダンの作品も)、コロンビアとの契約寸前までいったが、本人にシンガーとしてやっていく気がなく、結果的に「Why Not Tonight」は、1967年、ジミー・ヒューズによって、R&Bチャートのトップ10に送り込まれた。

その後、彼はヒット曲を書けなかったが、「リトル・バンド・・・」の度重なるリバイバル収入のおかげで、2003年トラクター事故で亡くなるまで、不自由のない生活を送ったという。

▼Little Band Of Gold(CD収録外)
https://youtu.be/JuGBZf2nir4

FAME シングル集

Kindleを機にようやっとWi-Fi環境になりました。今まで必要性を感じなかったもので。LANケーブルを片付けられて掃除機がかけやすくなり、固定使用していたノートPCは狭い部屋なりにあちこちに移動して使えるように。もっと早く入れときゃ良かった。
そして、手持ちの紙本を整理して、不要本をひとまず10冊ほど売りに10年ぶりにブックオフを訪れたのだが、子供の駄賃にもならない安さだった。引き取り額、だいぶ下がってません?

ともかくKindleの件で、本については、和書は図書館、洋書は電子にして、ペーパーレスで割り切ろうとしてるのに対し、音楽は逆にパッケージで買い続けるつもりなのだから、おかしなものです。
今でも、月額聴き放題のアルバムをあらたにCDで買い直すことについては、迷いもあるのだが、3ヶ月利用で5~6枚程度チョイスした購入頻度なら、好きなものに対し、それくらいの金をかけてもいいじゃないかと。まとめ買いでやり繰りしてさ。
それで、次にいつAppleと再契約しよう。今のところ月間30日ぶん、つまり30枚聴きたいアルバム・リストが溜まった時に、あらためて試聴目的に利用しようかと。そんなに次から次へと聴きたいものがある訳じゃないから、かなりインターバルを取るだろう。

famesingle

最近、買ってるCDは偶然にもAppleで聴けないものばかり。(CDを衝動買いする前に念の為Appleに置いてあるかチェックする癖が付いてしまった。)
フェイム・スタジオのシングル・コンピレーション『The Complete Fame Singles Volume 1 * 1964-67』(2014)です。中古で2枚組。以前の『フェイム・スタジオ・ストーリー』は、大手レーベル契約アーティストも含みますが、本コンピはフェイムの専属契約アーティスト限定集だそうです。つまりは、スタジオのボス、リック・ホールの好みが集約されているともいえるのだろうか。

律儀にシングルのA面B面の順に、一アーティストの曲が2曲ずつ連続して聴ける。シングルを意識しただけあって、締まった形式の曲がサクサクッと進み、B面曲が箸休めになり、メリハリ付いて聴き良い。

ダン・ペン以外で、耳が惹かれるのはジューン・コンクェストだ。彼女はアルバムが一枚も出ていないのが残念。何やら印税収入の件で揉め、フェイムとの契約は早期に解除となったらしい。彼女のヴォーカルは気品ある黒っぽさで、既出だがこの曲を再掲したい。ダンとドニー・フリッツの共作によるこの曲、当時ヒット要素を貪欲に取り込んでいた彼らは、ここではバート・バカラックを意識したのじゃないだろうか?

▼Almost Persuaded
https://youtu.be/orn4_KJcdhY

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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