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2018/04/08

潔いソングライティング

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FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF1.4 R 2017.09

たとえば自分がバー経営に興味があるとして、店を興したとするならば・・・、なかなか厳しいんじゃないかと思う。ともすれば閉店した友人の音楽バーよりさらに短期に店を畳む状況に陥る気がする。
ただ、ぼくだったら・・・商売に着手するなら自身の出演機会は諦めると思う。利益のことを考えると練習してる余裕など無くなるから。
それに、店の主人にあまり出張られると客はやりにくいんじゃないかな。自分が出演するためにはマスターを褒めないとなんか居心地悪い、といった気詰まりを与えそうで。

ネットで軽く"成功するバー・失敗するバー"の例を試しに探ると、どのサイトにも"店主のプライドが高い"というのが失敗例として真っ先に挙がる。悪いが、友人はこの典型例に当て嵌まると思う。
友人がプロフェッショナルな仕事をしていれば、ぼくとしては彼が営業時間を終えたのを待って、遅遅(おそおそ)の時間帯でも結構なので、時々別の店で酌み交わして互いに気晴らしする、といった当たり障りない付き合いが続けられたのにな。他の人々は、周囲の知り合いが自営を始めた際、開店祝いを贈った後、どういう付き合い方をしてるのだろう。興味ない品物買うにも限度あるよねぇ?



こちらは記事紹介済みのダン・ペンのコンピだが、ぼくのイチオシ・コンピであるブラジルの『ジョアン・ジルベルトが愛したサンバ』に次ぐ、愛聴コンピといっていいかも。
全曲ダン・ペンのライティングゆえ、提供先の各シンガーによる音源集だが一貫した聴き心地。どのトラックも、基本的な巧さを備えている。一部ダン本人の歌唱も。
シンプルな作風、というより潔いと言うべきか。シンガーの丁寧なフレージングも良いが、ダン本人の歌唱のほうが1曲毎の入魂に、感情の迸りが一気に伝わるのは確か。ほんと、デモ集もいいが、完全なアルバム・レコーディングを今一度望みたい。
2018/03/25

Hall of Fame 第2集

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FUJIFILM X-Pro2 Helios 44-2 58mm F2 2018.03

久々にロシア産のオールドレンズでマニュアル撮影。木々の間を散策すると、木漏れ日がグルグルぼけを盛大に醸し出す。自然撮影のほうが好きなのはこういうところかな。ビルの隙間では出せないだろう。この日は光と戯れたかのような気分を楽しんだ。



まとめ購入した一連のフェイム・スタジオ音源で、こちらは未だ記事にしていなかったようです。英ACEからのコンピレーション『Hall of Fame Volume 2』。
未発表音源がほとんどの24曲。やはりダン・ペン作品が他のシンガー歌唱で幾つか聴けるが、ライターはバラけていて、ジョージ・ジャクソン、クラレンス・カーターの自作自演など'70年頃まで及ぶ。

ヴォーカルで印象的なのは、かつての記事でも挙げた、恐らくほとんど無名といっていいジューン・コンクェスト。まったりとした気品を感じる聴き易さ。リンダ・カーは華のある個性だ。
「Fool for a Woman」を歌うプリンス・フィリップというシンガーのクレジット、そのまま検索してもエジンバラ公ばかりヒットするが、プリンス・フィリップ・ミッチェルのことでした。彼のソロ・アルバムをSpotifyで試聴したが、アルバムのようなかっちりしたものではない、ピアノ一本をバックにデモ・テープのようなストレートな味わいがここで聴ける。このシリーズは本当に音がいい。
2017/08/06

南部に会いに行くような

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FUJIFILM X-Pro2 XF16mmF1.4 R WR 2017.07

ダン・ペンのデモ・シリーズ第4弾『Something About The Night』、少しずつ聴いていますが、充実の内容だ。予め知ってた曲は、アーマ・トーマスへの提供曲(2)「My Heart's In Memphis」だけだったが、どの曲も渋く、しかも親しみやすいフレーズ。
(2)は、女声への提供を意識したからなのか、高めのキーで幾分きつそうなダンの歌唱だが、ちょっと無理して頑張って歌うと、ピッチは上がりきらないものの、シャウトが映えて聴いてて熱い気持ちに。

いわゆるデモ録音であるため、相変わらずトラック毎に質感のデコボコがあり、ストリングスのシンセ代用がチープに聴こえるのだが、基本のバンドはバッキング・メンバーがサポートしており、意図が明確なため、聴き手が完成形を容易にイメージすることができる。(1)表題作など、グロッケンのオブリガードが印象的に挿入、必要な素材はきちんと録ってある、まさしくプロのデモで、ヘッドフォンで聴くと、けっこう音響が良いのがわかる。

自主盤ながら、都市部のスタジオに持ち込んで録り直せば、ものすごい傑作仕上がりになりそうだ。歌詞カードは挿入されていないが、きっと染み入る語り掛けだろう。こんなに南部の音楽を纏ったSSWがいるだろうか。会いに行ってハグしたい・されたい男だ。



https://youtu.be/jtKW4v89feI
2017/07/18

ダンのデモ・シリーズ新作が出ていた

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FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF2 R WR 2017.06

ダン・ペンの独自レーベルによるデモ・アルバムの第4弾『Something About The Night』が発売されていたようです! 前アルバムがきっかけで惚れたわけですが、単品注文しかけたところ、HMVが5枚40%オフのキャンペーンをやっていたので、この機会にリヴ・テイラー、ケイト&アンナ・マッギャリグル、ジョン・ピザレリ、そしてつい先日試聴して、あまりの完璧さに圧倒されたイリアーヌ・イリアスのグラミー受賞作をまとめて手続き。久々のCD購入ですね。今年は10枚買ったらいいとこでしょう。

なんせカメラの支出が大きかったから。こないだキヤノンの新発売で食指が伸びそうになったが、あるプロの方が、"APS-Cで十分、プロがフルサイズを使うのは失敗できないから"と発言していて、自分は失敗してもいいもんねぇ、とようやくそこで踏みとどまれた。というか買える金無いし。どのみち新発売は高値だから、様子見ですね。

画像のみ
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さて、ダンの新作のレビューは入手後になりますが、ひとまず知り得た情報では、アーマ・トーマスに提供した「My Heart's In Memphis」のオリジナル・デモが聴けるとのこと。常に熱い何かを与えてくれる御大に期待。

▼アーマ・トーマス歌唱
https://youtu.be/YdflbcjKZZ0
2016/07/26

モア・ダン・ペン

ロシアのドーピング問題の件で、ゆうべ高橋尚子さんが自身の検査体験を語っていて、その中で「普段ペットボトルなど自分の飲み水は肌身離さなかった」と。つまり放置した間に、他者からステロイド等混入される可能性を一応警戒してのことだと。やはりそこまで慎重なんだね。
自分はアスリートでは無いからそうした心配は無いが、ジムでトレーニング中、トイレに行く時も念のため水筒を持っていくようにしてるんだよね。他の人は、その場に放置しているので、自分は用心深すぎるかな、と思いかけていた。
が、会員制といえど都会の色んな人が行きかい、中には変にライバル心を燃やす妙な奴も。みな同じ目的で集まっていても、行動性は全く違うし器の小さいのやエグいのが潜んでいるかもしれないから気をつけないと。



わっ、こんなの出るんだ、と早速手に入れたのはダン・ペンの'60年代フェイム・レコーディングスの第2弾『Close to me』(2016)。全24曲。提供曲は先の第1弾で網羅されているので、本盤は耳馴れない曲ばかりだったが、録音自体のクオリティは維持されていて遜色無い。ある意味、当時の彼の曲作りのヴァリエーションを平らに楽しめる。
あらためて、本気で黒人音楽に憧れ、ソウルに浸かってたんだと驚かされる。その泣き節は、彼の個性に他ならないことが近年の発掘音源で証明されたわけだ。

closetome