最後のものさし

10数年前、性同一性障がいの方から、男子トイレ使用許可を希望する旨の相談をいただいた事があった。
こちらは、「社会人にトイレのマナーまで指導はしていないので、ご自身の責任によって使うのは問題ありません」と回答した。自己責任に帰する点を強調した曖昧な返答だったが、感謝の意を込めた手紙があらためて届いた。その切実さから、暮らしにおける一つ一つが不便であることが伝わってきた。
あれから10数年、少しは楽に生きておいでだろうか。

ドコモのCMにレズビアンのカップルが登場したらしい。動画で見てみました。こないだのイタリアの承認後、G7国で同性婚が認められないのは、日本だけに。そんな中、本CMは遅い快挙というべきか。
まずは同性カップルのみにスポットを当てず、様々なマイノリティを取り上げつつ、ラストの「100人に1人が初恋の人と結婚しています」というメッセージが効いている。どういう統計法なのか知らないが、ほとんどが成就しないなか、年月をかけつつ何かを学んできたはずなのだ。

▼ドコモCM


▼ドイツ高速鉄道25周年CM


▼フィリピン大手携帯CM

直近の購入(3)

「ボク的100選」でフェイバリット・アルバムを選びながら気づいたのが、(あんまり沢山音楽聴いてきてないんだなぁ)ということ。
やっぱりヴォーカリストがヘッダーにきて、結果として色んな国のテイストに触れていくプロセスであって、
元来、世界のポピュラーを平らに聴くスタンスではない。コレクターでもないし。いやコレクターになりたいが、金が無い。。
「ボク的100選」はCD購入意欲減退もあって、繋ぎとして始めた記事だったが、、、細々と買い足してしまいますねぇ。

↓最近の購入はこちら
burt
左上は、バート・バカラックの3枚組ボックス・セット。提供曲のオリジナルをリリース順に収録。バカラック作品は、ディオンヌ・ワーウィックのアルバムで主に聴いてきたが、俄かにオリジナルをぶっ通しで聴きたくなった。やはり'60年代の作品は絢爛たるもので、やはりディオンヌのまったりと伸びやかで上品なヴォーカルがマッチする。トム・ジョーンズにも提供してたんだ。えらいエネルギッシュで。
そういえば、僕が初めて子供の頃買った洋楽シングルが「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」だった。このボックス・セットの終盤に入っているが、最初から聴いていくと'80年代あたりでは、魔法から醒めた感覚に陥りそうになる。楽曲自体は良いのに。どうしても'60年代の編曲・ステレオの振り方の印象が強いのだ。

右上はフランスの故ジャック・ドゥミ監督のミュージカル作品「ロシュフォールの恋人たち」のDVD。デジタル・リマスター版。ミシェル・ルグランの作曲はフレンチ・テイストが詰まった傑作揃いで、個人的にはヒット作「シェルブールの雨傘」よりおすすめ。
ミュージカルは基本的に好きじゃないが、本作は押しつけがましさを感じない、比較的淡々とした進行で、あまりヒロイン&ヒーローにスポットを当てず、広場の俯瞰ショットに象徴されるように、男女達のそれぞれ恋の予感を描く。

左下はJTことジェイムス・テイラー&キャロル・キングのライヴDVD&CD。新作で、つい先日も来日ライヴを行った2人ですが、本作音源は'07年収録音源。LAミュージシャンの登竜門だったライヴ・ハウス、トルバドールでの模様。
かなり狭いハコのようで固定カメラとハンディカムの映像を交互に編集しているのだが、ハンディカムの映像がチラついてやや見づらい。リアル感はあるんだけど。
自分の場合、音楽DVDは結局一回通して、あとは付属CDばかり聴くことになる。音楽に絵はいらない。ただ、長らくヴォーカルが苦手だったキャロキンさんのプレイを見てると、だんだん好きになってきた。やはり映像効果か。JTには、そろそろオリジナル新譜を期待したいところ。

右下は、ジョニ・ミッチェルの歌唱で親しんできた「WHY DO FOOLS FALL IN LOVE」のオリジナル、フランキー・ライモン&ザ・ティーンエイジャーズの'56年のヒット曲を含んだベストCD。彼、10代でこの曲書いて歌ったの?信じられない。変声期前の高らかなドゥ・ワップのアフター・ビートがのどかで、なぜか懐かしい。ジョニは意外とオリジナル通りにやってるんですねぇ。過去、二度もライヴ・ビデオに収録するくらいだし、それだけ思い入れがあるのかもしれません。

友人のCD・サイト紹介

友人の石上くんのCD&サイトを紹介しておきます。

Kazuya Ishigami氏は、"ノイズ"というジャンルの
その分野では知られたノイジシャン。
ヨーロッパ・ツアーも行った実績のある人。
昨年、彼からもらった新作CDは、不思議な感覚とともに
心を落ち着かせる音楽でした。
ki

お互い扱うジャンルが違いますが、近々イベントなどやれたらいいね、
と話し合っています。

Kazuya Ishigami氏のディスコグラフィー
(別ウィンドウでCD試聴&購入可能)
http://www.neus318.com/

彼のMySpace
http://www.myspace.com/kazuyaishigami

彼のブログはこちら
http://unknownsounds.blog72.fc2.com/

ディープなデュオ

ライチャス・ブラザーズにハマりました。
rb
ブルー・アイド・ソウルって、彼らに由来するんですね。知らなかった。
こないだ記事にした、一枚だけ所有のベスト盤収録の「アンチェインド・メロディー」が、自分の中でリヴァイバル・ヒットして、アタマの中をぐるぐる回り出した。
デュオって、当たり前の話ですが、一人では出来ない事をやれるところが魅力。音域の違う両者が、野性味のある節回しで縦横無尽に歌いまくる。

もう少し充実したベストを、と今度は2枚組を購入(上記画像)。年代順の選曲。向って左が低音のビル・メドレー、右が高音のボビー・ハットフィールド。
ラストの'70年代になると、どこかカーペンターズっぽいサウンドになってくる。歌は世につれ、ですね。ですが、彼らの本来持つダイナミクスが少々損なわれている感も。

うー、まだ物足りない。やはりオリジナル盤で腰を落ち着けて聴きたい。ところが、ベスト盤ばかりでオリジナル入手困難。
rb1廃盤国内CDを中古購入。絶頂期といわれる'60年代フィレス時代の3枚分のLPを2枚のCDに。
いずれのアルバムもフィル・スペクターのプロデュースで、曲によってはビルがプロデュースをしています。
先の2種のベストは音割れが目立つものもあったけど、こちらの'90年代にリイシューされたオリジナルが最も音質が良かった。同じ曲でも違うもんです。

いやぁ、彼らのおかげで、長らく縁のなかったソウル・フィーリングの音楽が聴きやすくなった。それにはフィル・スペクターの音壁のウォーム・サウンドに寄るところも大きいと思う。これまであまり聴かなかったレイ・チャールズのベストももう一度取り出して聴いてみよう。
そのレイのカヴァーのほか、ビリー・ホリデイの「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」やガーシュインの「サマータイム」もブルース調やブルージーな色合いで、想像以上にディープ。ちなみに「アンチェインド・メロディー」も'55年公開映画『アンチェインド』に起用されたハイ・ザレットとアレックス・ノースの作品を、彼らが'65年にカヴァーしたそうです。
↓♪フラレた気持

南部の果実をもぐような

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マケプレで出品者にキャンセルされて、いったん諦めていたマリア・マルダーのCD、ネット・オークションで、さらに安い価格であらためてゲットしました。
'90年作、『ON THE SUNNY SIDE』。

このアルバムから、マリア・マルダーに入る人って、あまりいないんじゃないでしょうか(笑)。これが初買いです。
おやぢさんのマリア特集記事チャイルド・ソング記事を参考に、中でも子供向けの3部作のうち、部分試聴でまず気に入ったのが、本作でした。

ドリーミーでハッピー。そんな印象の明るい作品。マリアさん、歌がうまいです。とても安定した歌唱力で、生まれつき巧いタイプの人ですね。
どこかケイト&アンナを彷彿とさせるのは、本作のオールド・タイミーなムードに共通点を感じるからでしょうか。擬音を交えユーモラスな歌い口ながら、大人を頷かせる楽しさ充分。
俄然、他のアルバムも聴きたくなりましたね~。

コチラで部分試聴できます

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sake moge Flickr(オリジナル写真集)                   ●手さぐりのリボン結び(オリジナル楽曲集)

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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