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2020/08/09

LP「サウンドトラック Vertigo」

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今夏は眠気がひどくて、レコード聴きながら寝落ちばかり。プレーヤー(DP-400)がオートリフトアップで助かった。マニュアルプレーヤーのユーザーで一晩ずっと針が上がらないままブツッブツッと鳴ってた、なんて話聴くと尚更。なんでも上級モデルがフルオート機構でないのは、フルオートだとそのぶん精度向上のスペースが取れなくなるからだという。

今の住まいで所有するLPはまだほんの50枚程度だが、今使ってるカートリッジ(VM740ML)で一通り聴くとどれも新鮮で、思わず"すごい"と感嘆する。違和感が少々あったアルバムといえばサンディ・デニーくらいか。あの時代の英国バンドのカオスを聴くには、この針では分離が良すぎて、一斉録音によるバンドのズレが明晰になり過ぎる。その点、以前まで使ってたカートリッジ(AT-VM95ML)は、アナログらしい野太さでバンド向きだったように思う。

それでも現在のカートリッジにグレードを上げてみたのは、ヒッチコック映画のサントラ『Vertigo』(スコア作曲バーナード・ハーマン)のLPを聴いたからだった。
AT-VM95MLでフルオーケストラを聴くにはストリングスがブワーッと団子になって雑過ぎる。SACDに馴れた耳には役不足。やはりタイプ別に向き不向きが。
VM740MLに替えたら、落ち着いた。精緻になってかなり満足。ただ音質的には頑張っているがまだSACDには届かない程度。でも、これくらいの鳴りに抑えられたほうがSACDのように空間性が出過ぎず、かえって自室にフィットしたコンパクトな聴こえで良いかもしれない。今後、フルオケのクラシックのディスクを買う時、どちらで買うか考えねば。

本サントラ、2017年ヴァイナル・リイシューだが、録音時期等、詳細クレジット不明。指揮はミュアー・マシソンであることだけ。1975年にお亡くなりになっているが、まるでデジタル期の録音のようなかなり明快な鳴り。
残念なのは主要曲のみで、B面の中盤からは他のヒッチコック作品のサントラの代表曲のボーナストラックに変わってしまう。ボートラも悪くないが出来れば同時期の音源に固めて欲しかった。
2020/05/15

泥棒を消せ

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知事が今度はWi-Fiルーターの寄付を募り出した。雨ガッパの件といいある面、行政側としては形無しの行為だが、尤もらしくアピール出来てしまえるのが彼の凄いところ。
でもこれ、先般彼が力説してた9月入学期の話題より以前に、取り上げるべき喫緊の課題だったのでは? オンライン学習の普及の問題は、9月にリスタートするから良いや、と楽観してきたのだろうか?
どんなにぼーっとした頭で視聴していても、先日知事が言ってたアレと、今回のコレはどう連動しているのだろうか?と、さすがに疑義が浮かぶ。もっと取り纏めてから出演してくれないかな。
とりわけ驚いたのが、先日から寄付を募っていた医療従事者対象の支給金の件。結果は感染患者へのタッチ数を条件に、何故かクオカード取扱いで、知事が自身の直筆メッセージを添えるという。
まるで寄付者に成り代わったようで、政治的意見レベル以前に、生活感とか常識の尺が自分とは全然違うんだろうなと思った。

画像のみ
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TVドラマ『スパイ大作戦』のテーマ曲などで知られる作曲家、ラロ・シフリンのサントラを何の気なしに聴き始めた。かつて、トムの『ミッション・インポッシブル』の時に、再録音のサントラを買った憶えがあるんだけど、もう手放しちゃったか。

画像の『Once a Thief』は邦題『泥棒を消せ』という映画のサントラだったらしい。クレジットを見ると、主演がアラン・ドロン、撮影がヒッチコックのカラー名作でも知られるロバート・バークス。これを機に観てみたい。
いわゆる'60年代ジャズのテイスト、女性シンガーのトラックも。録音状態が良く、乾いた泣き別れステレオ気味の音像が、昼下がりのコーヒーに合ってるようで、ここ数日リピート。
2020/03/28

ピーターのミュージカル

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Panasonic DC-G9 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 2020.03

五輪の開催年の2020をそのまま継続使用するのは良いとして、大手食品メーカーの商品パッケージに来年になっても"応援しよう2020"とか記載が残ってたら賞味期限切れと勘違いしそう。
来年開催できるとして、チケット当選分の振り替えの問題があるが、いったん払い戻して今年の損失分を巻き返すべくチケット料金改定も有り得るのではと思う。そうなれば、附随する諸々の物価も連鎖的に吊り上がることに。

大阪府下にも再度、外出自粛要請があり、今回は"兵庫に行くな"じゃなくなってた。最初からこうシンプルにしとけば良かったのに。でも、学級委員じゃないんだから、毎回前日夕方の通達はどうなの。あまり小刻みにやり過ぎると、いよいよの緊急時に堪えられなくなりそう。
結局、兵庫知事の"阪神間および他府県への外出自粛"のほうが一貫してた訳だ。しかも来月7日までの設定だし。



ピーター・アレンの生涯を描いたミュージカル『The Boy From Oz』のキャスト・レコーディング盤をSpotifyで一通り聴いた。ピーター役にはヒュー・ジャックマン、本作でトニー賞主演男優賞(ミュージカル部門)を受賞したという。ストーリー概要は親切な方の日本語サイトを参考にさせていただいた。

さすがミュージカル俳優らしい舞台映えするアレンジと歌唱になってますね。だけど、ぼくがピーターのアルバムを聴き始めた初段階のためか、どうも違和感あり。作者のオリジナルを聴き直したくなる。
ピーターの楽曲が秀逸なだけに、音だけ拾うとヴォーカル表現が感情的過ぎて。もっと淡々とした歌唱が好きだな。やはりミュージカルはライヴで観たほうが良いのだろう。

もっとピーターの楽曲を知り得てから鑑賞すべきだが、親しみつつある「She Loves to Hear the Music」など、女優の歌唱が振り幅ありすぎて。今時の言い方でいうとエモ過ぎる。コンサート・アーティストの演奏再現で聴きたい。
2018/12/30

ミス・フィッシャーのサントラ

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Panasonic DMC-G8 LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 2018.02

毎日記事拝見しているある自営業者のブロガーさんは、賀状廃止するので、年頭挨拶はこのブログ参照してくれ、と。それでいいと思う。手書きに拘る人などは続けて悪くないと思うが。今年で終わりにします、と一筆添える年配もいるとか。
賀状に対する不快感は、以前に記した通り、過去職場からの無自覚な近況自慢。"この賀状があなたの元へ届くころには私はパリです"とか、何年もメール会話すらやってないのに、なぜ律儀にそのような報せをよこすのか。知りたいとこちらは思っておりませんのに。ふだんイヤミな感じの人ほど、自分に楽しい出来事は、皆も共感してくれると思っているフシがある。
こちらが現在も未だ同じ処に居住しているか単に探られているような気もするだけに、是非とも個人情報は破棄してほしいもの。



ネトフリのラインナップから、かねてから気になってた豪ドラマ『ミス・フィッシャーの殺人ミステリー』のシーズン1を視聴。第一次世界大戦後のメルボルンを舞台に、良家の女主人が探偵を自称し軽快なテンポで殺人事件を推理展開する。
1920年代のファッションが楽しく、ボブカットの主役を演じるエッシー・デイビスが華やかで巧い。その他の刑事役等のレギュラー、準レギュラー陣も魅力がある。
最初の数話で、女主人が次々助けた人を豪邸に引き取って住まわせるので、単発エピソードだからといってヒロインは安請け合いしすぎだと突っ込んでいたが、後々も、救った被害者達は律儀に再登場し活躍してくれる。ほとんどシェルターのような共同生活ぶりに豪胆で慈悲深いキャラクターが窺える。

このドラマのオープニング・クレジットからワクワク。ヴィンテージなアフター・ビートのジャズが、こぼれたインクが滲むクレジットと流される。
本作のための新録と旧音源からの選曲で構成されているようだが、狂騒の文化が偲ばれるようで、BGMとしても楽しめる。

2018/03/16

ワン・オン・ワンのサントラ

▼Xキャラバン in 大阪/藤里一郎氏のワークショップにて、モデルは南羽真里(女優)さん
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FUJIFILM X-Pro2 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2018.03

どうしても前の撮影者の頭が邪魔になってしまうので、こういう極端な構図をとった。モノクロ仕立てだと、なんだかジャネット・リーのシャワーシーンを思い出しますが。
プロ先生のツイート曰く、1シーンで撮ったモデルの肌色は統一したほうが良い、とのこと。なるほど、ぼくは一枚一枚単独でみていたので、後からソフトで都度ぐちゃぐちゃにいじりがち。それこそ素人発想なんだね。
他人がアップしているこの日のモデル画像がSNSでチラホラ観られたのだが、明るい表情をバッチリ捉えてる。不思議とぼくは彼女の憂い顔ばかり収めてる。

今回のイベント初体験で、益々カメラ・レンズを買い増したくなるんじゃないかと我ながら危惧していたが、その逆でなんかスッと冷めた。たぶんこの業界の、ジェンダーに関する感性が古臭そうに映ったからだろう。
(例えば、写真家先生のレクチャーでの"彼女をギュッと抱きしめたくなる感じ"とか、写真表現上での物言いとは解ってはいるのだが、ちょっとゲンナリ・・・。いい先生なんだろうけど。よく男性誌がモデルに"久美子クン"とか、"クン"付けするような、ああいう見出しへの嫌悪感に似てるか。)



こないだジムで流れてたカントリーが良い感じで、最近のヒットなのかどうかも知らぬまま、Spotifyでランダムに試聴続けてみたのだが、誰の曲かさっぱり見つからない。
諦めて切り替え、名前は知っていたが、今まで試したこと無かったこちらのデュオ、シールズ&クロフツを聴いた。

これは'70年代青春映画『ワン・オン・ワン』というバスケットボールをやる主人公のサントラだそう。'70年代らしい瑞々しい音像で、歌モノずくしが疲れる時にはいい。サントラを意識してか、控え目なサウンド作りのぶん、S&Gに近い感覚もあるが、ギターを前面に出しておらず、ソフトロック寄り。ハーモニーもきれいだし、この時代の繊細さが好きだ。
特に打楽器の録音は、'80年代以降より良いんだよね。ボンゴやバスドラの空気感を損なわない響きは。

▼John Wayne
https://youtu.be/wPSSF-BKKbU