FC2ブログ
2021/05/14

リチャードの完璧主義

猫ちゃんが一気に衰え出して、下の世話にも手が掛かるようになり、やはりブログ更新は従来通りの頻度というわけにはいかなそう。この一ヶ月余りは、階下へのイライラが募って随分食器を壊してしまった。
掃除ついでに、何か懐かしい物が出てくるたび、記事にするかもしれません。仮眠を繰り返していると、かえってだらだらと睡眠時間を多くとりがちで、音楽を聴く時間が激減した。

物を壊す件で思い出したが、ゆうべのローマでの錦織対ズベレフ戦は、錦織惜しかったけど見応えあった。現地の観客は試合に魅了されていたのに、国内では日本人選手のラケット投げの話題ばかり取り沙汰されやすい。もちろん誰の目から見ても不快でない事はないだけに、物言いし易いのだろうが、日本人がモノを大事にするという言説って、何処から湧いて出てきたのだろう? 不寛容な人は、ご自分がいかにもきっちりしているかのように語りたがるが、それテニスの試合内容の話じゃないよね?



カーペンターズの『メイド・イン・アメリカ』もレンタル。近年になってカレンの声に慣れてきて、まだ全アルバムまともに聴いた事が無かった。彼女の喉奥で破裂するような呻きが、少々耳障りに感じて敬遠してきたのだ。歌い込みゆえハスキーになったのか知らないが、今ではリズム感もピッチも優れた人だと理解が追い付いてきた。

本作はプロデュースが濃密。リチャードの完璧主義の表れなのだろう。一部の曲が、最近リリースされた交響楽団をフィーチャーしたヴァージョンでも楽しめますが、元の音源がかっちり作られているからこそ、ダビングもし易いのでしょう。個人的にはトラック(9)が、メリハリを付けるべくアップテンポ曲を挿入した感じで、ゆったりした構成のままでも良かったような気がする。いやしかし完璧です。
2021/05/07

アーティの子守歌

まるで持ちビルのように気取ったパン屋から渡された繰り上がりの勤務予定表は今月いっぱい迄のもので、来月以降の状況次第で、私のテント生活は確定する。既に長期化を見据えて、ポータブル電源も取り寄せ中。これから暑くなるしね。エアコンを点けっぱなしの時期になれば、自身の室外機の音で機械音が紛れるので、その頃には否が応でも室内に戻ると思う。
このところ毎回ブログで愚痴ってて、読者さんに申し訳ないが、獣の唸りのような軋み音を聴いてもらえば、こんなのしょっちゅう聞かされるの?と驚かれると思う。



先日試聴したアート・ガーファンクルのアルバム『レフティー』を、あらためてレンタルしようとしたが無かったので、近年出た2枚組ベスト『ザ・シンガー』を借りてみた。
S&Gの曲は要らないんじゃない?とは思ったけど、ダブリがあってもレンタルならベスト盤は気軽に手を出しやすい。
「Two Sleepy People」が絶品。この曲は今までカーリー・サイモンとジョン・トラボルタのデュエットでしか聴いたことなかった。
「男が女を愛する時」は、アーティのイメージから想像つかなかったが、環境音のようなソフトなアレンジで対応。彼のカラーになっていました。
昔、サンケイホールで観た彼のコンサートが残念な印象だったので、以降のソロ録音を追う事も無くなっていたが、あらためてプロデュースに恵まれた良質な音源群を堪能。

▼Two Sleepy People
https://youtu.be/hatYmfvMUDM
2021/04/27

グッバイガールといえば

先ほど夕方から1時間ほどの睡眠だったが、久々の充足感。やはり相当ストレスが溜まっているようだ。
定休日まで製造関係者が無休で出てくるようになったのが痛い。彼らのほうは、ちゃっかり上手にシフトを組んで、各人週休1-2日にしているので、年じゅう機械音に付き合うのはウチだけということになる。

また、今月から新たに契約したとみられる配送業者の男が、ウチのベランダ下の植え込みに座り込んで、搬出待ちの間、デカい声で電話で無駄話つづけて煩いのなんの。たまりかねて直接、ベランダから声掛けたが、イヤホン付けているため、全く届かないらしい。
そこで、以前、彼らに向けて禁煙プレートを吊り下げて注意したように、今度は"お静かに"バージョンを作ってみたが、もうなんだか虚しい。いつもウチがイライラさせられてばかり。
やはりもっとインパクトを付けよう。手近なダンボールを継ぎ足して横断幕代わりに、A4用紙に一字ずつプリントして"パン機械音の悩み"という横長のメッセージを工作してベランダから垂らした。"機械止めろ!"とか挑発するニュアンスを避け、このような内容にした。限られた文字数でも、マンション関係者以外の通りすがりの人に、ピンとくればそれで良い。こういう目立つ事をすると、逆にこちらが好奇の眼で近所から注目されてしまうから厭なのだが、それでこちらの分がより悪くなるなら、住み替えればいい。



映画『グッバイガール』はレンタルしようとして未見。中島みゆきさんの「グッバイガール」の歌詞で好きな部分があります。
【汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか】(中島みゆき「グッバイガール」より)

ブレッドというグループのアルバムは一通りSpotifyで試聴した筈ですが、このデヴィッド・ゲイツのアルバムのほうが、ソロとしてじっくり聴けるためか、ぼくにとっては掴みが早いようだ。映画主題歌に際しての編集盤の内容だそう。レンタルして聴くと、とてもヴォーカルとサウンドがマッチしていて、バランスが良い。
AORって、ムーヴメント的な漠然としたジャンル位置づけのイメージで、個人的にはシティ・ポップス的なテンションコード多用のハーモニーを誂えた楽曲を指すと思っていて、ロビー・デュプリーなど代表格かと。
いっぽう、カントリー寄りのAORもあるのは、こうしたブレッドなどソフト・ロックがリンクしているのかな、と。アメリカの音楽は広い。
2021/04/22

穏やかなブルー

20210421

騒音対策は未だ試行錯誤中で、とにかく睡眠時間の確保が困難ということで、妥協して分割睡眠する事に。とにかく未明の何時はじまるか分からないので、機械音でいったん目覚めたら二度寝が難しい。そこで、ホワイトノイズマシンを使いつつも、早朝起きてしまった場合は、電子ピアノを弾いて気を紛らす。パン屋の轟音に比べて可愛いものよ。そして夕方以降に彼らが引き揚げた後の無音空間で睡眠補充。
一応、マンション廊下にキャンプ用折り畳みベッドも常設。最悪は其処で過ごす。この一帯で、こんな惨めな寝方させられるのは、間違いなくウチだけ。



今年二度目のツタヤ・ディスカス利用。レンタル可能最大の16枚を。そのうちの一枚が、マイケル・ジョンソンの1978年作『恋人たちのアルバム』。ランディ・グッドラム作曲の全米12位ヒット・シングル「ブルアー・ザン・ブルー」が収録されています。
この人の歌世界は本当に好きだな。選曲もアレンジのバランスも良くて、ヴォーカルからは品性の高さが窺える。そもそも、読者さんから、本作以降3枚のアルバムをお勧めいただいたのが機会となった訳だが、録音のインターバルが短いため、3枚共、サウンド作りが一貫していて甲乙付けがたく、シャッフルして聴くのも楽しい。
今のところは、『ダイアローグ』をよく聴いている。ファンキーな楽曲を実直に歌う彼が素敵。

もともとぼくは、「ブルアー・ザン・ブルー」を、バリー・マニロウのカヴァーから知ったのだった。今回、マイケルの代表曲を幾つか、コード表を教えてくれるサイトからプリントアウトして、軽く鍵盤で遊んでみたが、各曲テンションコード多用というほどでもなく、無難。
「ブルアー・・・」は、サビの途中、Cmaj7の次の

【Life without you is gonna be】

の部分がGコードに繋がっているが、実際に自分で弾いてみると若干違和感が。四分音符ごとに小刻みにコード展開する術もあったかもしれない。かといって、具体例を提示できるまでに至らないけど…。つるっと耳で聴くぶんには、気にならないのにね。
2021/04/15

レフティーの誘眠

なんか、変異株のほうが怖そう。大阪はすっかりベッドが足りなくなってしまったと。先日の宣言解除の際、重症者センターの病床数を半分に減らしてしまってたんだね。ここへ来て、新年度の異動の季節もあって、看護師が集めにくい状況らしい。
オリンピックも自ら後進国と自覚すれば、即断できるものを。



ホワイトノイズマシンのホワイトノイズは、いわゆるテレビの砂嵐のようなきついトーン以外にも、幾つかパターンがあって、低いトーンに設定すると、機上の人になった気分で、パン屋の機械音がかなり紛れて、聞きたくない音を消す効果はあった。
それでも、どこか睡眠不足感が残るせいか、音楽には普段以上にリズム隊を抑えた柔らかさを求めたくなる。たまたまS&Gのライヴ盤で「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」を聴いていて、美しいメロディとアート・ガーファンクルの瑞々しいヴォイスに、彼のソロ、『レフティー』(1988)を試聴してみたくなった。

時代的にもシンセ多用だが、サックス・ソロやコーラス・ワークが充実したウォール・オヴ・サウンドを構築。たった一回通りしか聴いてない時点だけど、どの曲もとても良い。エンヤもこれくらい楽曲に幅があれば、あのオーバー・ダビングのキープ・コンセプトでも構わないと思うけど。