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2019/01/15

I'm Coming Home

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FUJIFILM X-Pro2 Carl Zeiss Touit 1.8/32 X-mount 2019.01

もう全豪オープン開催。時差が小さいぶん視聴はしやすい。ただ、フルセットにもつれ込むと寝落ちしちゃって最後まで観切れない。



ジョニー・マティスのCD初購入。『I'm Coming Home』(1973)の2013年リマスター盤。ブックレットはペラ一枚でクレジット・歌詞等無しだった。
Spotifyで試聴して気に入ったのだが、2.3度リピートすればすぐ覚えられそうなキャッチーな曲ばかり。ストリングスが当時ならではの大甘なアレンジで、すぐに飽きてしまいそうだが、マティスの余裕のヴォーカルを聴き流すだけでも価値はあると思う。カーペンターズあたりのようなホーン・アレンジなど'70年代らしくて好き。
自身で曲を書かないバリー・マニロウ的な存在かな、自分の中では。バリーの声質が好きになれないだけに、マティスの声であの『サマー・オブ・’78』のようなカヴァー集があれば聴きたかったなぁ・・・。

▼Foolish
https://youtu.be/x-zdU-bW59c
2018/12/24

ガーファンクルのバラード集

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Panasonic DMC-G8 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 2017.11

大貫さんがタワレコのサイトに寄稿された、秋にオススメのアルバムのリストの中から、アート・ガーファンクル『Some Enchanted Evening』(2007)を聴きました。
タワレコ当該ページ⇒ https://tower.jp/article/feature_item/2018/11/12/0002



ガーファンクルのコンサートを聴いたのは1990年代だったかな、大阪サンケイホールでのソロ・コンサート。もちろん自分より年配層の観客が詰めかけていた。
しかし、この日、「明日に架ける橋」のハイトーンが出ず、ヴォイスの衰えを実感して帰ってきた記憶が尾を引いて、以降、彼のソロ・アルバムを試聴する気にならなかった。

今回の大貫さんの記事を読んで久々に聴く気になった彼の本盤、やはりS&G時代の若々しさは望めないものの、本質的な美しさは変わらず、むしろ味わいを増した充実の聴感だ。
プロデュースがリチャード・ペリー! 聴き心地が、同時期にプロデュースしたカーリー・サイモン『ムーンライト・セレナーデ』とそっくりですね。ガーファンクルのほうは、更に控えめなアレンジとサウンドで、完璧にバックアップされています。一聴したところ淡白なようで、これはかなりゴージャスです。
選曲がまた何とも良い曲ばかり。現在のところこの10年前のアルバムがディスコグラフィの最新となるようです。
2018/12/12

甦るカレン

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Panasonic DC-G9 M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO 2018.12

『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』という新譜アイテムを目にして、シンフォニックにアレンジしたインスト作品かな?と思ってたら、なんと当時の音源にオーケストラ・サウンドを追加したものだった。



ストリーミングでリスニングしたところ、誇張もなく自然なバッキングだ。リチャード自身によるリアレンジだそう。
彼らのアルバムは、ぼくは『シングルス1969~1973』だけ持っていて、それ以外も知られた曲が多く、急いて入手することもなく過ごしてきた。
オリジナル音源で、元々ストリングスが入ってた部分は、今回まるまる差し替えしてるんでしょうね。もちろん差し替え部分のみ、ピカピカの新録音なので、カレンのヴォーカル・パートに対して聴感にギャップが生じがちなところだが、あくまで控えめだから問題ない感じ。
エンディングもトラックによっては劇的に変化しているようだ。暇があれば聴き比べに興じるのもいい。個人的に「マスカレード」がよくなった印象。
2018/11/26

Deezerにない手持ち盤(9)

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Panasonic DC-G9 LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 2018.11

張り巡らされた立ち入り禁止のロープぎりぎりに三脚を据えていたら、数十メートル後からやって来た釣り人のご一行に、"ロープが触れたらカメラ倒れるから気つけなよ"と声掛けられ。当初は灯台のみ入れた夕景を撮るはずだったが、釣り人達のシルエットもいいなと。遠目にめいめいに作業をしている姿に愛嬌さえ感じた。



吉田美奈子さんのアルバムは一部がストリーミングで聴けます。Spotifyは初期中心に、Deezerでは渡辺香津美さんとのデュオが1枚だけみたい。画像の『ダーククリスタル』は、CDリイシューの際、入手したもので、当初の創美企画の本人のポートレイトジャケ(画像)は、権利の都合からか、クリスタルガラスのイメージ写真に差し替えられている。

ぼくはこの作品が、吉田さんとの出会い。遅れてきたファン。高校時代の同級生から貸してもらったのがきっかけ。「凪」のクルージング感、「STARBOW」の圧倒的ファンク、ラストの「DECEMBER RAIN」の凛としたハイ・トーン。今聴き返しても胸を打つ。

そういえば、彼女のライヴに音楽バーのマスターを誘って行った時、これまたマスター絡みの後味の悪い出来事があったのを思い出してしまった。まぁこれは彼のプライベートに関わる話だから書くのはよそう。最近、またミナミに出て撮り歩くようになって、音楽は変わらず好きだけど、友達と居るよりこっちのほうが楽しいやん、と一人を満喫。
2018/11/15

Deezerにない手持ち盤(7)

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Panasonic DC-G9 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 2018.11

最近はカメラのレビュー・サイトを覗くことが多いのだが、かねてから薄く疑問だったのが、ユーザーの投稿際に自らプロ・アマの別を名乗るようになっていて、ハイアマを名乗る人がほとんどなのだ。でも、自身をどうやってハイアマと位置付ける判断をしているのだろう? 単に年数から? 受賞経歴アリ?
音楽もそうなのだけど、このハイアマ層は実際はかなりピンキリが混在すると思う。要するにプロで無い以上、アマはアマ。だが、同じアマの中では、あいつと一緒にされたくないという矜持もある。自分にも音楽に関しては内心そういうとこがある。

閉店の音楽バーのマスターに一つ伝え損ねた件があったのを思い出した。そこの店の唯一の手作りメニューのカレー、ご飯が臭かったのだ。
その場ですぐに"マスター、このご飯、臭うよ"と言えば良かったのだが、出されたメシには文句言わないよう、大抵の人が躾けられて育ってきた筈。友人として・客として、どうすべきか迷った末、今回限りはと我慢して平らげた。
これが一見の客なら怒るだろう。言っちゃ悪いが場末ムード漂うビルの一室で、見知らぬ男の唯一の手作りカレーに気軽に手を出す一見客が多いとは思えない。なかなか捌けなかったのだろう、ぼくが食したのは長期間、保存されたものだったに違いない。

いわゆる純粋なバーテンダーを目指した訳では無く、ご自分が歌う場所を持つことが先の理想だった筈で、その目的も気持ちも一通り理解はする。結果的に閉店を決める事になり、マスターが「考えが甘かった」とこぼした時は、同情もしかけた。
が、その後に続けた言葉が、「来る客の質が悪い」とは。はぁ?だ。つまり、客がお代わりをしてくれない事への不満があったそうなのだが、最低限の事やれてから、愚痴りなよ、と言いたい。現実にはミュージシャンではなく、飲食業に手を染めたのだから。千何百円も払って臭うカレー出されたの、後にも先にも其処だけ。安いカレーでも、何十辺通った店でも、そんな経験無い。



マリア・マルダーのこの作品は何故かDeezerには無いんですよ。代表作もこの一連のホリディ・アルバムも大抵揃っているのに。そもそも彼女の熱心な聴き手ではなかったが、この『On the Sunny Side』は、音楽ブロガーさんの記事で教わった。
個人的には、ケイト&アンナ・マッギャリグルを取り上げた代表作のほうには、姉妹への思い入れが強いためか、ピンと来ず、こちらのホリディものがしっくり来た。代表作をおいて、こちらのほうが好きというファンはあまりいないでしょう。

本作は1990年リリース。その後の彼女の近作のホリディ・アルバムも試したが、声が悪くなってる。いや、音楽的には全く問題無いが、だいぶ荒れた。本質的に彼女の声質は、とても柔らかいと思うので、小品も聴き逃せない。