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2019/09/21

帰ってきたドライバー

street190920
SIGMA DP2 Merrill 2019.09

・アップした記事を後で読み返すと、ちょこちょこ言葉遣いの間違いに気付く。前回記事など事務処理ミスの件を"発覚"としていて、何でこんな言葉、無意識に出たんだろう?と思い返してみると、当時の事務現場で、ケアレスミスが見つかるとよく"ミスが発覚"とか皆で言ってたんだね。"撃沈した"とか"ドボンした"とかw 細かい落とし穴が一杯ある仕事内容だった。

まだ学内の業務範囲なら失敗も内部に留めておけるが、他大学からの委託により実施する試験業務など恐ろしい。過去に何処の大学だったか、試験監督委託先の専門学校の事務員が、試験開始時間を午前・午後間違えて、えらいことに。地方から学生が中継地に集まってきている訳だから、やり直しの調整が難しくなる。

・今年に限って東レパンパシフィックオープンが有明の改修工事のため、大阪で開催中。大坂選手を観る良い機会なのだが、靭は屋根が無いので、過去3度行ったが半日で土方焼けしてヒリヒリするのと、雨が降ると待機時間がヒマで、一人では退屈。素人だから、WOWOWで解説付き視聴でもいいかと。以前より、カメラのレンズも充実させたので撮りに行ってみたいんだけどねぇ。テニスのチケット料金、高いわ。

昨日の試合など、開始当初は晴れてたようだが、2試合目途中から雨天中止、1試合は成立したことから代金の返還は無いらしい。良い席では1万以上もするので、これは痛いね。だから行くなら、逆に1000円プラスはあえて飲んで、あくまで天候チェックしてから当日券を取るほうがベターかも、などと思う。よほどお目立ての選手でもいない限りはね。



ネトフリ視聴契約の更新で初めてベーシックからスタンダードに格上げしてみた。当初30日間はプレミアム高画質で視聴できる。早速『ベイビー・ドライバー』(2017)をプロジェクター鑑賞。近作だけに確かにスクリーンでもクリアな画質だ。

カー・アクションものなので、サクサクと観られた。筋書きは簡単に読めるが、あらゆる過去作品のおいしいとこ取りして、スピード感溢れる映像仕上げにしている。
主演のアンセル・エルゴートのキャラクターがよく似合っていたし、助演のメンツが楽しい。TVシリーズ『マッドメン』で渋い広告マンを主演したジョン・ハムが好演。驚いたのが、この白スーツのワルはもしや‥、とキャストを調べたら、やはりポール・ウィリアムズ。
ケヴィン・スペイシーは、本作が最後出演になってしまったのだったかな。やはり絶妙だった。エンディングは、サイモン&ガーファンクルのあの曲!

カー・アクションが勿論見どころだが、意外と怖いシーンは、いかにもバカっぽいキャラのジェイミー・フォックスが、コンビニに立ち寄って買い物するところ。映像では、車中で仲間が彼を待ちながら、遠目に店主とのやり取りを黙視するのだが、車に帰ってきたジェイミーが"わざわざ金出して買うかよ"と吐き捨てる。再び目をやると、店主の姿は映らなくなっている。こういうヒッチコックのような古典的手法ともいえる恐怖への誘いが好きだ。
2019/09/18

プロジェクター用スクリーン

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SIGMA DP2 Merrill 2019.09

やっぱりちゃんとスクリーンに映したいと思って、コスパ良さげな2000円程度のポータブル・スクリーンを購入。壁に直接でも一応観られるが、和紙柄の壁紙が役者の顔に透けてしまうのだ。
サイズは100インチがスタンダードみたいだが、ウチの狭さじゃ無理なので、84インチにしてみたが、これでも結構大きい。



伸縮性のある布で、シワやヨレなど起きないので投影には全く問題無いが、フチの黒帯を留めていくと蜘蛛の巣みたいな形になってしまって、なかなかきれいな長方形にならない。チープに見えるのが残念。一応フックと両面テープ付きなのだが、張り詰め過ぎのせいか、フックがピュンと吹っ飛び、幕がベロンと垂れてくる。いっそ画鋲で直留めしたほうが良さそう。
2019/09/15

言葉を尽くすオンリーワン達

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FUJIFILM X-T30 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2019.09

買い立てのプロジェクターで映画を1本鑑賞。ネトフリから『her/世界でひとつの彼女』(2013)。離婚調停中の中年男性が、コンピュータのオペレーティング・システムに恋する物語。
ネトフリは自分は現在無料視聴期間中で画質がベーシックなので、更新の際、大画面向きの高画質に切り替えてみようと思う。



主人公(ホアキン・フェニックス)のズボンの穿き方が独特。どうやら他の男性も股上の深いズボンを腰高に穿いてる。そういう流行の時代みたいだ。

設定に特徴があり、主人公が手紙の代筆屋(この職業であんなイイ暮らしが出来るのか)、その妻は論文出版の経験があり、そこへ人工知能のOS(スカーレット・ヨハンソンが声のみ出演)が、一人暮らしとなった男に話しかける。
言葉のやり取りがメインで画としてはつまらないのではないか、と長らく鑑賞を見送っていたが、近未来設定なので、目を楽しませる工夫が施されていた。

夫妻が幼馴染でありながら、互いを理解し合えていない設定も興味深い。あたかも近所に住む女友達のほうが、彼にとって良き理解者に見えたりする。誓い合った筈のカップルの難しい関係性を、言葉のコミュニケーションの分解、即ちOSとの関わりを通じて見直す機運を鑑賞者に与えてくれそう。

けっこう頷ける場面もあって笑えたが、OSのサマンサの肉体の身代わりとして奉仕にやってきたリアル女性は、さながらAI付きのダッチワイフで、女子高生あたりが鑑賞すると気持ち悪いと意見が出そう。
OSゆえ、高い知能が発揮するスキルが、他方面にも向けられていたことが発覚するシーンは、いかにもこの題材ならでは。

ラストはもっとドラマティックなのかと思ってた。人工知能が示唆するものは間違いなくあったとは思うが、元妻への思慕がこのような迂回をしてようやく表現されるものなのかと思うと、侘しい感はあるね。代筆屋という職業が皮肉を表している。
2019/08/25

ネトフリのマインドハンター

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FUJIFILM X-T30 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2019.05

ネトフリのこちらのオリジナルドラマも一気に視聴中。デヴィッド・フィンチャー監督が手掛ける『マインドハンター』。シーズン2の序盤まで鑑賞したところ。

ネトフリドラマはこの数年間そこそこ観てきたが、この大根役者さえいなければ、と歯痒く感じることなど一作も無かった。この夏の平日、夕方の民放で国内の医療ドラマの再放送をやってるのを乍らでちょいちょい観ていたが、若い男優のセリフが棒読み過ぎて、よく周りの役者は神妙に合わせるよな、と。まぁ、その周りの人達もそんなに巧くないけどね。自分は英語が苦手だが、それでも若手の質が全然違うように思える。

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フィンチャー監督のプロファイリングのドラマとくれば、また鮮烈な映像だろうと予想していたが、良い意味で裏切られた。シーズン1のオープニング、いきなり犯人の頭が吹っ飛ぶ強烈な画を突き付けられた後は、各事件の凄惨現場は全て記録写真を映し出すのみで、リアルタイムでの犯行や再現映像を一切挿入しない、主役のFBI捜査官の研究チームの会話が中心である。
1970年代は、まだ凶悪犯罪者の言質から心理分析し、今後の捜査に活かす方法論が確立していなかったんだね。その誕生をチームの日常生活レベルを追うように、シナリオが構築されている。

主役の若手捜査官は能力高いが、当時はまだまだ直感型の行き当たりばったりな捜査ノウハウで呆れる。実力を過信するあまり、前科の無い人を犯罪兆候ありと決めつけ職を奪う結果に。FBI所長の退職にあたり、いきおい不粋な挨拶をして、最後まで忌み嫌われてしまった。
極め付けは、インタビューしたシリアル・キラーとの再対面で、巨漢にハグされ恐怖に陥ってしまうシーン。地方犯罪の解決を担ったこの捜査官は、調子に乗って地元警官に、参考にしたキラーの名前を告げてしまい、新聞沙汰になっていたのだ。プロファイリングが当局をはじめ認知されていなかった時代の皮肉な劇でもある。

▼シーズン1字幕付予告編
https://youtu.be/UTxD4NOIkXk
2019/08/19

ローラ・リニーが出演

ネトフリに何となく再加入。視聴途中の作品が溜まってるというのに、また新作を観始めてしまった。ローラ・リニー、オリンピア・デュカキスら出演のネトフリ・オリジナルドラマ『メリー・アン・シングルトンの物語』。ネトフリは邦題付けるのが下手、という意見をみかけたが、これは原作小説の邦題をそのまま使用しているだけみたいですよ。

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netflix190818

【現代のサンフランシスコが舞台。中年の危機まっただ中のメリー・アン(リニー)がコネチカットからサンフランシスコに戻り、20年前に捨てた元夫ブライアンと娘シャナ(ペイジ)と再会し、かつて住んでいたバーバリー・レーン28番地の下宿の家主マドリガル夫人(デュカキス)や、個性的な住人たちと再び交流が始まる。】(映画.comより抜粋)

先に他局で制作されたTVミニ・シリーズの続編ということらしい。主人公メリーアンが、懐かしのサンフランシスコの共同アパートの女主人の90歳の誕生日祝いに再訪するシーンから始まる。
その女主人は、性転換したトランス女性。住人には古株のゲイ男性などLGBTQの顔触れ。同制作の『センス8』も斬新だったが、本作は、彼らの日常生活がごく淡々と描写される。が、もちろん日本国内では観る機会など未だ無い内容。

2話までの途中視聴だが、たとえば若い性転換手術を受けたばかりのトランス男性住人は、元はレズビアンと付き合っており、その後も二人は付き合っているが、術後は男性に魅かれていき、自身のセクシュアリティに悩む。こうした設定に基づくエピソードが、淡々と描かれるのが良い。
シスコの街並みとゲイ文化を背景に、シス女性のメリーアンが、過去どういう経緯で娘・夫をアパートに置き去っていったのか、また館の女主人が抱える過去の秘密とは?といった謎を絡めながら、またまた最終話まで惹き付けられてしまいそうだ。

ネトフリドラマのお陰で、実際のセクシュアリティと一致する役柄が貰えるようになった役者も増えたのではないか。かつて人気のTVドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』に出演していたというマーレイ・バートレットは、ほぼ全裸で若い男性とのベッドシーンをウケ側で演じる。HIV感染予防法のPrEPなど現代ならではのエピソードも登場。
ほぼ一週間一日2時間ジム通い、というありがちな設定が可笑しい。世代のギャップも味わい深く、メリーアンの元夫が、23年ぶりの出会い系デートの誘いを携帯からかけようとして、女友達に「この21世紀に電話なんて有り得ない!」などと窘められるシーンにも笑った。

▼日本語字幕予告編
https://youtu.be/RPfS-xwsWl8