『やすらぎ・・・』のインタビュー記事

kao170911
FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF2 R WR 2017.06

畳が擦り減って荒れているのが白黒でも分かりますね。もうちょっとトリミングしても良かったけど、猫よりもサーキュレーターが目立ってしまうのでこのままに。

数ヶ月前から断続的に始まった蓄膿の排膿は、まだ続いている。明らかに鼻水とは違う異物感があり、疲れた時や、よく眠った後、俯いた拍子に、急に込み上げてくるのだ。
飽和状態だったのだろう、ピーク時のような頭のモヤモヤ感は徐々に薄れ、体が軽くなっていくのが分かる。6.7年かかった。その頭のモヤモヤの原因不明の時期に、タンスの引き出しの高さ位あるような聖書を知人から送られて困惑したのだった。
もちろん信仰はその人の自由ですが、入信するつもりが無いと見てとると態度が急変、先方のTwitterに"心が醜い"と書かれたのには怒った。なんというか、信心深い人の中には、極端な語彙で人を脅かす物言いする。
体調不良の愚痴さえも弱味として付け込まれるものなのか、と他にも参ったのは、姉からの大はしゃぎのメール。何千字も何通も届き、度肝を抜かれた。なるほど、父が死ぬとこういう事態になるのか、と思い知らされた。世間ではよくある話らしいが、それまで何の確執の憶えも無いだけ、ショックだった。結果こそ、蓄膿で済んだが、重篤であってももう気を抜いて打ち明けられない。
兄のほうも不要と感じる人について「あいつ、早よ、死んだらええのに」とポンと言い放つ性分。上ふたりはよく似ている。
逆に上から、重篤の報せがきた場合、心を寄せることができるだろうか?

いよいよクライマックス。老い、認知症、戦争、震災、性犯罪…まで 『やすらぎの郷』はどこに向かうのか
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimatafuyu/20170911-00075541/

フリーライターによるテレ朝『やすらぎの郷』のプロデューサーへの興味深いインタビュー記事が掲載。やはりあのレイプ・エピソードは反響があったんですね。
視聴者に意図が伝わらなかったのであれば我々の力量不足、とあるが、なにせ登場人物が多い中、限られた若者達の描写があれだったので、特異な立ち方をした感はある。実際、大立ち回りを老優達に演じさせる狙いがあった筈で、それまで悲喜劇を織り交ぜながらも、のんびりと観ていられたものだから、ぼくはこの後の2.3エピソードは上の空で見送ってしまった(佐々木すみ江の暴走あたりまで)。キャラクターへ試練を与える事自体、全く無問題だが、創作のセンスとして意見が分かれるところだろう。
視聴者はよく見ている。"菊村先生は、ハッピーのその後の様子に興味津々で店に集うのに、我が孫のプライバシーに関しては人目を気にして喫茶室を引き揚げ、自室のコテージに孫を閉じ込めるんですね"のツイートに同感。まぁ、出来た老人など居ないのだ。

シーズン3も好調な滑り出し

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FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF1.4 R 2017.09

愛用中のX-Pro2、なんでもメーカーが4k動画に対応するファームアップのサービスをしてくれるそうで、カメラ業界のアフターサービス自体、普通どのようなものか知らないが、頼もしいね。これってケチなメーカーだと、最新ボディに買い替えろ、ってハメになるんじゃないの?
その他メーカー独自のRAW現像ソフトも提供してくれる予定など、素晴らしい。まだ動画を使うところまでは行ってないんだけどね。新商品の性能に足並みを揃えてくれると、長く使いたいと思うようになるし、気を良くしてレンズを買い増ししようか、と思える。
ただ、年内発売の欲しいと思ってた80mmマクロレンズ、実売で13万かぁ。やはり高いねぇ。来年以降まで様子見だ。

画像のみ
narcos170907

ネトフリ・ドラマ『ナルコス シーズン3』は、第5話くらいまで観た。ドラマの中心として登場していた麻薬王のエスコバルが殺害され、新シーズンではすっかり姿を消してしまった。が、既に後発のカルテルの台頭も並行して描いていたから、ドンが交代してもシラけることなく、ドラマの流れに乗っていける。
そういえば、ペーニャと行動していた若手刑事も、すっかり見えなくなった。マコーレー・カルキン似のあの俳優は、何だったんだろう。
幾つかネトフリのオリジナル作品を鑑賞すると、ラヴシーンで女性と男性の尻が同等に露出されていることに気づく。つまり視聴者のニーズに応えているということだろう。古い体質の製作現場だと、男性監督が「男のケツなど見せるな」など却下しそうなものだが。
この『ナルコス』でも、カルテルの幹部の一人がゲイであり、男性同士の激しいダンスシーンが登場、周囲の視線がさほど侮蔑するでもない様子なのは、カルテルに対する恐れからか。物語の時代的にみれば、露骨なリアクションがありそうなものだが。現代の視聴者を意識して慎重に演出のバランスをとったのではないか。

ジェンダー・セクシャリティという言葉は遣い慣れないのだが、そういう視点でいえば、倉本さんのドラマは、昭和回帰がテーマになっているせいもあって、古臭い感覚が残るが、先生も歳だし、そこまで求めるのは無理だろう。『やすらぎの郷』が終了したら、いよいよネトフリ一本になってしまうか?

ハッピーの葛藤

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FUJIFILM X-Pro2 XF35mmF1.4 R 2017.08

『やすらぎの郷』が大詰めを迎えている。本日回の放送では、松岡茉優演じるあのハッピーちゃんがカサブランカに集った老人たちを初めて叱咤するシーンが見られた。彼女があれほど激昂する表情は初めて目にした。
施設内でバーテンダーとして勤める彼女は、以前、深夜の帰宅途中、地元のワルたちに襲われてレイプされてしまった。その回は衝撃的で、その後、藤竜也ほか演じるヒデさんの任侠モノのリベンジでいったんエピソードが終了するのだが、これには釈然としないという視聴者の意見がけっこう噴出していたようだ。
ぼくも、石坂さん演じる栄ちゃんの「忘れてやってください」とのナレーションで、ハッピーちゃんの酷い体験を済ませてしまうのはいかがなものか?との戸惑いを感じなくもなかった。

あくまでこのドラマは老人達が主役と理解しつつ、出番が少ないとはいえ愛着あるレギュラー出演のハッピーでなく、施設職員が偶然通りかかった折に、初対面の女性を介抱する設定ならば、視聴者の反感はそれほど買わなかったのではないか?と、脚本の作りに疑問を感じたりもしていた。
しかし、倉本さんなら何か考えてるはず、わざわざハッピーちゃんというネーミングにしたところから何か意図があるはずだと睨んでいた。

その回答は前回と本日回で得られかけたように思う。一つは、認知症が進み別施設に送られた有馬稲子演じる及川しのぶが再登場したことだ。もちろん症状はよくなっておらず、遠距離タクシーではるばるやすらぎの郷を訪れ、旧友の姫(八千草薫)を見舞う。しのぶの脳の中の去来に、誰もが持て余すほどで、何の解決にも向かわないのだがユーモア交じりで、一連の彼女のエピソードとしては、これでようやく回収のメドが付いた。
ハッピーの今回のセリフは、明らかにジェネレーション・ギャップを示していた。そこに彼女の個人的な葛藤が込められていることも表されていた。やはり上手い。この脚本にカウンセリング効果を求めていた視聴者は、彼女にどんなセリフを創ってあげるだろう? 「私のほうがもっと大変な思いをしてるんですよ!」とでも?

しかし、凝ったドラマだね。次回予告では、後の番組ワイドスクランブルの大下さんが、虚構の姫(八千草さん)の訃報を伝えている。そうそう、姫の付き人が、姫の長年の思い人である映画監督の爪の件を知った折の、少しばかり嫌そうな表情、これも見逃せない演技だった。

国境またぎのスリラー

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Panasonic DMC-G8 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 2017.08

ネトフリ加入。北欧ドラマのリメイク作『ザ・ブリッジ ~国境に潜む闇』を視聴。アメリカとメキシコを結ぶ国境の高速道路上で、一人の女性の遺体が国境をまたいで横たえていた。両国協力のもと、遺体を運ぶ瞬間、上半身と下半身が真っ二つに斬られているのが判明。そのうえ、脱衣すると上下の体は白人とラテン人の別物だった・・・。

オリジナルの北欧作品は未見。ほとんど一気に第1シーズンの最終エピ近くまで観た。衝撃的な遺体遺棄シーンに始まり、1.2エピソードでほぼ視聴者の欲求を掴むスピーディーな運びに感心する。編集もきっと巧いんだろうね。
事件の真相が、主役に絡んでいるため、直ぐに核心に辿り着かぬよう遠回りさせる展開に、幾分ぎこちなさを感じつつも、エンタメと割り切れば、まずまず面白い。
特にキャスティングが、リメイクとあって力を入れたようで、各人よく合っている。女性刑事ソニアの上司役を演じたテッド・レヴィンが、あの『羊たちの沈黙』の殺人犯と同一の人だと気づくのに時間がかかった。いい役者。
中年男性刑事役のメキシコ人俳優デミアン・ビチルは、ここで初めてお目にかかるが、老成されない未熟さを抱えた男の色気の塩梅が似合っていて好感。第2シーズンで打ち切りらしいが。

復讐つながり

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Panasonic DMC-G8 LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 2017.07

アメ村に立ち寄って、Tシャツの衝動買いをしてしまった。ここで買い物するなんて何十年ぶりよ?



WOWOW契約を7月末で終えるため、バタバタとディカプリオのオスカー作と、続いて放送されたスティーブン・キング原作のTVドラマ『ビッグ・ドライバー』を観た。どちらも復讐の物語。
ディカプリオのほうは乍らで観たのだけど、ひたすらサバイバルなアクションに圧倒されつつ、彼ってここまで頑張らないとオスカー獲れないものなのか、と。
米アカデミーって、選考委員に俳優がいるから、こないだのマシュー・マコノヒーのように体張った演技が評価される傾向にあるのは分かり易いのだが、リラックスした心理劇などで獲れるほうがより価値があるのではないか、と思えてしまう。
本作は実在モデルが居るそうだが、巧みな映像ながらも、レオ様をヒーロー仕立てたアクション大作に終わらせてしまったような印象だった。
これほど過酷な極限のシチュエーションでは、敵も味方も紙一重だ。レオ様が復讐した相手も、立場が代われば自分だったかもしれないという想像力をもたらす狙いがある趣向だったほうが個人的にはもっと楽しめたかと。

がらりと舞台を現代にかえた『ビッグ・ドライバー』のほうが実は楽しめた。いえ、突っ込みどころはあるんですけどね。異常性欲の男にレイプされてしまったミステリー女流作家の復讐物語。
彼女は羞恥心はもとより、警察に訴え出ると世間に売名行為とかえって罵られることを恐れ、自前の復讐プランを立てるのだが、そこに至るプロセスが端折られている印象で、ネットの情報収集だけで、予め仕組まれたレイプ犯罪と断定してしまうのが何とも早計だ。しかも、決行することで確信を得ていくという、なんだかコミック的な展開になる。
アクションは見応えあったが、彼女が作家としての地位を築いていながら、近所や仲間などの繋がりが希薄で物語にあまり絡まないので、彼女が独り相撲やってるようでリアリティには欠けた。

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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