ル・シャレーの秘密

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Panasonic DMC-G8 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S 2018.02

悲観してたよりは腰痛はマシになってきた。どのみちGWは毎年籠っているから冴えないことに変わりなし。

素人ほど鳥をどアップに見せたがる、と拝読しているプロの記述を読んで頷く。鳥は迂闊に近付くと逃がしてしまうだけに、キャッチできたらクローズアップして写りを誇示したくなりやすい。もちろん趣旨にもよるが、トリミングし過ぎて小鳥をアップにすると、怪獣のように膨張して見えてしまう。望遠使うと、つい嬉しいから陥りやすいが、案外シチュエーション込みで等身大にみせたほうがスケール感が出るんじゃないか。

(画像のみ)
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ネトフリはアクセスの度、新しいオリジナル・ドラマがアップされていて、しかも一定のクオリティは保っているから凄いね。今のところ、趣味の違いはあっても時間を無駄にしたと思わされる作品は無かった。

今回は『ル・シャレー 離された13人』を鑑賞。そして誰もいなくなった系のミステリー。フランスの奥村の出身男性が婚約者の彼女を連れて、同窓生たちとコテージに宿泊すると、1人ずつ殺され・・・・。
全6話完結でよかった。シーズン2に突入されると悶絶する。引っ張るのも話数によるよね。多数のフレンチの名前が覚えづらくて、登場人物まとめをしてくれてるブログを時折参照しながら観た。さらに、現在と過去のエピソードが交差するため、少年時代と大人時代で取り違えてたキャラに途中で気づくというありさま。

中盤で犯人の目的が見えてくれば、冒頭シーンも後追い理解でき、犯人の目星が早期に付く鑑賞者もそうでない者にとっても、結末の愉しみが損なわれない出来だったと思う。

断然、フォイル

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FUJIFILM X-Pro2 Carl Zeiss Touit 1.8/32 X-mount 2018.04

どうやら初ギックリ腰になったらしく、ちょっとした動作もヒッと声上げるほど辛い。きっかけは掃除機かけながらストーブをどかしていた時。これじゃ何にもできないや。仕方ないから片付け物でも、と思い立ってもそれができないんだってば。炎症だから冷やすといいらしいので、試しているところ。
花粉症も引き摺ってるし、この時期だけの皮膚炎症も治らない。加えて蓄膿の排膿はそろそろ一年にもなる。レントゲン撮ったら眼窩は真っ白なのだろうか。



ネトフリ『刑事フォイル』はシーズン4を鑑賞中。めちゃくちゃ面白い。戦時中の偶然の物語がなんとも説得力とユーモアを帯びて感情を揺さぶられる。英国ドラマはあんまりギミックを使わないほうが見応えあるね。カンバーバッチの『シャーロック』とか夢中になれなかった。
本作は是非とも最終シーズンまで日本語版対応してほしい。

やめられない刑事フォイル

▼四天王寺にて
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FUJIFILM X-Pro2 Carl Zeiss Touit 1.8/32 X-mount 2018.03

お墓の写真をアップしてもいいのか分からないが、桜との対角線構図を狙ってみました。こういう山型に墓が犇めくように積まれているのは、自分は今まで他所で見たことがない。



『刑事フォイル』のネトフリ視聴は、第2シーズンへ。これは素晴らしいドラマ。海外ドラマながら身につまされる場面も多い。今の時代にこそ観るべきとお勧めしたいくらい。

戦時中の、敵と味方の二者関係の下で、殺人・強盗はれっきとした罪であると、同胞の悪を取り締まるまっとうな刑事の人間味は、この設定ならではの効き目がある。
クリエイターが"ホロヴィッツ"という名前なので、実際、生き証人なのではないか? ドラマとはいえ、教わる要素は多々あると思う。
久々にボックスセットに手を出したくなりそうな作品に、遅まきながら当たった。

▼テーマ曲にも親しみが
https://youtu.be/l338p2nDzS4

モースとフォイル

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FUJIFILM X-Pro2 Carl Zeiss Touit 1.8/32 X-mount 2018.03

ネトフリに『刑事モース〜オックスフォード事件簿〜』の第2シーズンまで配信されていたので視聴。第1シーズンは全て過去にNHKで観たエピソードばかりだったが、ストーリーはきれいに忘れていた。シーン毎のイメージは残ってるのにね。

第2シーズンは全て初視聴だった。この若き日のモースのセンシティヴなキャラが当初は苦手だったが、それでも英国の1960年代のムードを味わううちに嵌っていく。
ただ、どのエピも話がデカ過ぎるのが、ぼくの趣味からやや逸れる感じ。さすが90分モノだけあって登場人物も多く、それぞれの行方を追ううち、犯人当て推理を攪乱されてしまう。しかし、どれも絶対、まず推理は不可能といっていいほどの相関関係だ。理屈抜きで思わせぶりなカメラワークに注意するのが関の山。
事件に、警察内部の人物と悉く関係あるのは、どうもわざとらしくて好きじゃないんだよね。単発で淡々と私情抜きで捜査する刑事モノがいい。しかし時代的に汚職・戦争絡みは致し方がないか。

もう1本、これはシーズン1の第1話しか観ていないが、こちらのほうが趣味に合いそうなのだ。やはりNHKでも放送していた『刑事フォイル』。こちらは初視聴。
1940年代の第2次世界大戦中からの始まり。対戦関係等の基本的な歴史認識はあるにこしたことはない。こちらは『モース』に比べりゃ、制作年からして派手さは無いものの、主役刑事と被疑者は線引きされているだけリアルに感じる。年配役者の滋味ある演技が楽しい。寝る前の読書代わりになりそうだ。

ルームの"内と外"

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Panasonic DMC-G8 LUMIX G VARIO 7-14mm F4.0 2017.09

こちらも遅まきながらネトフリ・ラインナップからの鑑賞。アカデミー賞で話題となった『ルーム』。以下、ネタバレありだが、粗筋は知られていると思うので支障無いのでは。



母と息子の内面にスポットを当てたのがよかった。ともするとクライムサスペンスの方向性で取り上げられがちな題材だが、7年間監禁された母と、誘拐レイプ犯によってその期間に出産した息子との、監禁中とその救出後の心理の動きに一貫して的を絞った。レイプ犯の逮捕後の動静は一切描かれなかった。

対になるテーマを多く孕む。ルームの内と外を物語の機構に、心の内と外、大人と子供、親と子、強者と弱者、自分と他者。
重要なシーンの一つが、救出後の母親へのインタビューで"なぜ、子供だけでも早く逃がそうとしなかったか"と問われる箇所だ。この時の彼女の表情は、家族と共に黙り込む様子しかスクリーンに描かれない。そして直後の自殺未遂。
彼女の感情はいかなるものだったか。息子を愛し、守ってきたつもりが、母親としての最善を尽くさなかったことへの自責の念が、後になって押し寄せたのだろうか?
私が、もし監禁されていなかったら、レイプ犯の息子を愛せただろうか? 私はひどく退屈で鬱屈した辛さに耐えるための相手が只欲しかった?
救出されたにも関わらず、解放感のない落ち着かない日々。隔てた年月は残酷で母親の両親は既に離婚。息子は時折"ルームに帰りたい"とまで言い出す。
しかし子供の想像力と成長ぶりは絶大だ。母親が息子を豊かに育てられなければ、ラストのように息子自ら過去に区切りを付けるなど足跡を辿れなかったことだろう。

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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