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2019/07/15

ケンプを思い出して

kao190714
FUJIFILM X-T30 XF56mmF1.2 R 2019.07

毎年、ウィンブルドンの全日程の放送が終わる頃には、夜更かしが祟って自律神経に変調をきたした感じになる。他のグランドスラムも時差でTV観戦しにくい。唯一、楽なのが全豪なのだ。
今回は、特に男子シングルスが頂上決戦続きで見応えあった。ジョコビッチ、今年の楽天になんで参戦するのかな、と思ってたけど、オリンピックを見据えてのことなんだねぇ。



何故かシューマンづいてる梅雨。先日例年通り、ハスの花撮り目的に早朝開園の植物園を訪れると、何と一輪も咲いてないという異常事態。発育不良とのことらしいが、梅雨期自体がずれ込んだ影響でしょうかね。せっかく三脚まで携えたけど、自然のものなので施設を恨んでもしょうがない。

ジャケ画像はプレガルディエン父子の伴奏も務めたミヒャエル・ゲースのシューマン、「子供の情景」「交響的練習曲」他ピアノ・ソロのSACD。
現代の高音質らしいダイレクトに楽器の響きが届くクリアーな録音の印象とは異なり、ピアノ全体の音を空間に吸収させてから拾ったような、少し輪郭はぼやけるがドリーミーな音像に包まれる。
かつてのドイツ・グラモフォンのヴィルヘルム・ケンプのピアノ録音盤で聴いたような、懐かしい響きを感じた。柔らかいタッチも共通している。

そうそう、そのケンプ、SACDリイシューは無いのか?とやきもきしていると、来月にBDオーディオでベートーヴェンのピアノソナタ全集が出るそうです。待ちきれないぼくは、既に去年末に発売されたというシューベルト全集の同じくBD盤を注文してしまった。本来ならSACDで欲しかったが、BDプレーヤーを所有する今では、高音質スペックならあまり拘らなくなってきたかな。
2019/07/13

ハムレット・ピアノ・トリオ

nagai190712
FUJIFILM X-T30 XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS 2019.05

ゆうべのウィンブルドンのフェデラー対ナダル戦、見応えあり過ぎるくらいだった。フェデラーはナダルに全仏で圧倒されていたので、芝でもナダルにパワー負けするのでは?と予想したが、芝の王者は見事に攻略してくれた。最年長者のタイトルがまだまだ獲れそう。
このセミファイナルを観た後では、先の錦織選手とフェデラーの試合は子供と大人の差みたいに感じてしまう。錦織は紛れもなく上手なんだけどね。ビッグ3は、必ず錦織のリーチ不足を突いてくる。

画像のみ
hamlet190712

タワレコがオランダのChannel Classicsのセールをやっていて、SACD1枚1500円程度だったので、適当に編成の好みだけでセレクトしてみた。ハムレット・ピアノ・トリオ『メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲第1番/第2番』。

メンデルスゾーンはロマン派の中でも技巧的な曲のイメージ。全体的に装飾過多気味で、難しい。学生の頃、タイトルに惚れて選んだピアノ曲『ロンド・カプリチオーソ』に手こずり、ガチャガチャのリズムで弾いていて、同級生に笑われた憶えがある。だからコンプレックスを感じる作曲家の一人なのだ。
本盤の2曲も、ベートーヴェンのピアノ・トリオに比べると、捻り込んだ小難しい印象。聴き始めは掴みにくいが、徐々に構造が見えてくると楽しくなっていく。

パーソネルは以下
ハムレット・ピアノ・トリオ
・パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)[エラール1837/コレクション・エドウィン・ベウンク]
・カンディダ・トンプソン(ヴァイオリン)
・クセニア・ヤンコヴィチ(チェロ)
録音2014年
2019/07/07

シューマンの未完成交響曲付き

▼四天王寺の七夕
temple190706
FUJIFILM X-T30 XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS 2019.07

この盤は海外マケプレで注文後、到着を待つ間に国内HMVでバーゲン価格になってて少しショックだったが、とても良い盤で満足している。ショーンヴァント&オランダ放送室内フィルのシューマン交響曲全集。



先日聴いたばかりのMTTのシューマン交響曲全集よりいいと思った。まずテンポ感が好み。それになんといっても録音の質感に断然優れている。小汚い和室がホールになる! もうクラシックはChallengeレーベル一本で聴こうかな。ここまでの聴感は過去に味わった事がない。
4番の初稿版は初めて聴いた。線が細い編曲で、改稿後のほうがハーモニーに厚みがあるが、初稿版ならではの透明感がバランスを少々欠きながらも純粋に伝わってくる。単純に版の違いを聴けるだけで嬉しい。

シューマンの交響曲を初めてお聴きになる方は、まず3番"ライン"あたりが分かりやすいでしょう。ヨーロッパの大河を思い浮かべればスーッと入り込めます。次が4番かな。他の作曲家に比べてもかなり憶えやすい。他収録に未完のツヴィッカウ交響曲など。
2019/07/05

モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ

june190704
FUJIFILM X-T30 XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2019.06

ウィンブルドンTV観戦で更新が遅れました。今のところ錦織選手はストレート快勝で体力温存中。既に男女ともにトップ選手の早期敗退が相次いでいるので、大坂選手のこともそっとしておきましょうよ。

鼻の治療は3ヶ月経過したところでラストスパートに来たのか、親玉みたいな膿が出てきて、以後は体がとても軽くなった。ずっと五十肩だと諦めていたが、鼻からくる肩凝りだったんですね。



こちらはレイチェル・ポッジャー(バロック・ヴァイオリン)&ゲイリー・クーパー(フォルテピアノ)による、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ第1集。
こちらのレーベルはChannel Classicsといって、Challenge Classicsと紛らわしいですが、やはりオランダ産。こちらは残響多めで、音像がダイナミックな印象。大きなオーディオルームで聴くとより合いそう。

元はシェリング&ヘブラーの録音が好きだったが、ピリオド楽器による盤は初入手。このような古楽器はまさにSACDなどの高音質向きなんじゃないでしょうか。ちょっと現代の感覚では未完成とも思える音の強さ。逆に繊細さを聴き取れれば虜になりそう。フォルテピアノって、全く触ったことがありません。バロック・ヴァイオリンも、今とどう仕組みが違うんだろう。

全8集で、CDだとボックスセットが出てるようですが、SACDはバラ売り。既に廃盤のようで入手困難な模様。こちらは中古で買ったんですが、最近、入手方法に関する記述について、ちょっと困ったことがありました。
SNSで、SACDの情報を積極的に発信してる方の考えでは、"中古はアーティストに実入りが無いのでお勧めしかねる"とのこと、それ解るんですが、やはり人それぞれでしょう。知らないアーティストを中古で気に入り、後に発売日を心待ちにして新品を買うこともありますし、中古も二次的であれ普及する手だてには違いないですからね。屈託なく安く手に入ったと記述している自分は軽率かしら? アーティストをダイレクトに応援するなら、やっぱりライヴでしょうね。
2019/06/28

MTTのシューマン


最近、手軽だからよく作ってる炊き込みご飯がこちら。
Cpicon 人参ジュースとほうれん草のツナピラフ by JK☆クック
人参系ならどのメーカーのジュースでも。他にツナの代わりにあさりの水煮の缶詰でもイケる。味付けは、レシピ通りでもいいけど、自分はアジシオを少々足してる。
ごはん鍋を使用しているので、炊き込みの時は、白ご飯の時のように吹きこぼれが起こらないので、細い湯気が立った時点で、早目に掻き混ぜとかないと、コゲついてしまいます。



マイケル・ティルソン・トーマス(以下、MTT)とサンフランシスコ交響楽団によるシューマン交響曲全集(2SACD)が、特価で2000円だったので即決。
MTTに関しては、最初のSACDプレーヤー設置当時、現代録音としては初めてマーラー全集のボックスセットを入手し、あまりの迫力の音質に驚いたものでした。その録音は5.0chだったが、今回のシューマンは5.1chライヴ収録。

シューマン交響曲のSACD全集としては、他にパーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルハーモニーの録音が、手持ちの比較材料になる。
そうねぇ、聴いた回数が違うのでフェアじゃない時点だが、Pヤルヴィのほうが面白いと思った。対するMTTのほうは、テンポがおしなべて緩く、そのぶん細かいニュアンスが伝わりやすいが、几帳面な演奏だな、という印象どまりの段階。今鳴らしてるフレーズと、それを受ける、後に控えたフレーズが推進力をもって眩く繋がっていくイメージは、ヤルヴィが強い。
しかし、いずれも最近嵌っているChallenge Classicsの音より、一段落ちる感じ。そうそう、もしSACDを聴く環境を整えられるなら、イコライザーも弄ったほうがいいよ。さらに好みの音に近づけよう。