拍子の習い

bridal2

ワールド系サイトで知ったのだけど、Everson Moraes, Aquiles Moraes & Leonardo Mirandaの『Irineu de Almeida e o Oficleide 100 Anos Depois』が昨年のMM誌のラテン部門で年間ベスト2に選ばれたんだってね。納得。

蒸し返すようだが、このアルバムについて、音楽バーでバカにされたんだよね。変な音楽、とマスターに拍子抜けしたように肩を落とされたシーンを憶えている。
確かこのアルバムの話題をしてる際、マスターが2拍子と4拍子の違いが解らないと言い出した。えっ、今更なにを?と、こっちが拍子抜けした。
拍子の違いも解らずに、小遣稼ぎにギターを教えて金取ってたのか、と驚かされたものだった。
しかし、拍子について明確に認識出来ていないと、音楽が理解できないものだろうか? このラテン音楽を、拍子など特に気にせず、自然に魅かれた人は、沢山いるはず。アマチュア界では自ら演奏実践する人が、聴くだけの人よりも解ってない、というケースはあり得ると思う。

実際、生徒から2拍子と4拍子の違いの説明を求められたら何と答えるつもりだろう? 「同じと考えてよろしい」と答えるのか? あるいは「自分のフィーリングを信じていればよろしい」とか尤もらしく? 8分の6と4分の3の違いを訊かれても、「2で割ったら同じだよ」と答えていたら、恐ろしい。
もし、人から音楽を教えてくれる知り合い紹介を頼まれたら、ネットで探すほうがまだいい、とアドバイスするね。顔見知りであることが、けして信用に結びつくとは限らない例だ。

昭和に戻りたい?

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昨年末頃に断片的に触れた友人のバー閉店について、友人には客としての付き合いは今後したくないと伝えたが、あちらが地のままで商売をやっていた以上、私事での付き合いようも無いのではないか、という気がする。冷たいようだが、本音ではホッとしているのだ。しばらく通わないと「お久しぶりで」というイヤミを言われるのが辛かったので。
料理店であれば、応対に不満があっても気を取り直してまだ出向く気になれたのだけど、と直接伝えたが、主旨が伝わらず「客は食事は要らんと皆言ってた」とのレスだった。いやいや、料理の専門店のことで、要はクオリティを感じれば客として金を落とす気になれるんだけど・・・、という意味であると追って伝えたが、なんだかとんちんかんなやり取りに終わってしまった。つまり本人には自身の音楽に自信があった訳で、それ以外の趣向は考えられないのだろう。
けれど他所のライヴバー出演で客に受けたので、自分でもバーを興してみようという発想には、経営上の観点の欠落があったようだ。出演者もバーにとっては客に過ぎないのだから。
何より気位が高過ぎた。むかしバンドのメンバーに好かない奴がいれば徹底的に無視していたのを思い出す。そこまで極端な態度を取らなくても、というほど。でもあれはまだ20代の頃の話だし、お互いいろいろ経験して寛容になっているものだろうが、本質は変わっていなかったようだ。そういう人が俄かに客商売を始め、当初は「お客はみんないい人」と調子づいていたが、客が飽きて引いていくと、恨み言を言い始める。今しがた帰った若い客がいかに歌がヘタクソか、下手な部分をわざと誇張してモノマネしてみせる。
バーは、知らないマスターの処に一見で入るほうが楽かもしれない。友人相手にビール缶とグラスを目前にトンと置かれるだけで1000円かぁ、と思ってしまう。近所の量販店なら80円、それにSpotifyでも流して宅飲みすればなんと安上がりよ。せめて閉店の月は、詰めて通うつもりをしていたのだったが、目の前で思い切り内職を始められたのでムッとして、以降はもう行かなかった。グラスの減り具合をジーッと見詰められることももう無い。
しかし、なんだろう、この引き摺る違和感は。ぼくからすれば向こうはどこか今でも昭和の人なのだ。

音楽のプライド

kohamabat111216音楽バーを閉店したアマチュア・バンド仲間の友人には、「もし商売替えをしても、いつも周囲の友人が好意的にアジャストできるとは限らないもので、今後商売を介した客としての関わりは避けたい」と、畳んだばかりでお疲れのところ悪いが伝えた。
やり取りして最後まで残ったのが、なぜご自身の音楽に自信があるのか?という疑問だった。

写真をやり始めると分かりやすいのが、出来を平面上で確かめられるから、プロとの違いは明らかだ。プロは狙いに応じて露出・絞り・シャッター速度を使いわけている。偶然の産物じゃない。(良いレンズがあれば、ぼくにだって、と思いたいが)
ぼくはデモ音楽しか作った事がないが、「いかにも家で録った感じ」と友人にはカウンターを挟んでさんざんコケにされたものだった。が、謎なのは、向こうは一曲もデモすら無いんだよね。過去に一度、Youtubeに上げたものが案内されてきたが、遠くのほうで何かギターがゴソゴソ鳴っているような、よくわからない感じだった。なのに何故、ぼくを含め他人に対しては皮肉たっぷりだったんだろう。まさか自身の雑味を客観視しないまま、自らも出演する経営に着手したのだろうか。肉体表現は、自ら同時にモニターするのが難しいだけに、いつまでも歌いっぱなし・弾きっぱなしというわけにはいかないだろうに。

しかしまぁ、バー通いは30歳頃にとうに卒業したが、当時の飲み仲間は店側がプライドお高いと機嫌損ねて「二度と来ない」とか勘定際に吐き捨ててたものだっけ。はしごして、他人のウチに先頭立って泊まりに押しかけるぼくもたいがいだったが。

Spotifyで再考する

mandai2

Spotifyを一日利用した時点で、まだラインナップの把握も出来ていないが、Apple Musicがスタートした頃と同様に、ディスク購入との住み分けを考え直してみた。

mandai1以前は、ストリーミング・サービスで試聴して気に入ったアルバムからチョイスして、年末などの節目にまとめてCD購入するなど、あくまで音質優先にしていたが、ここで割り切ってSpotifyにあるアルバムは、Spotifyで聴き続けようではないか、と。つまり聴き放題にあるものは、CD購入しない、という普通の考え方。

こう変わってきたのも、SACDを重宝したいからだ。ディスクの存在を否定するのではなく、より高音質のディスクに集中して蒐集できるようになるのでは、と。丁度PENTATONEクラシックのSACDに嵌っている今、明快な答えを出しやすいのだ。
おかしなことだが、自分はポピュラー中心の音楽生活だというのに、高音質アイテムに限ってはクラシック優先なのだ。そうして篩いにかけた結果、Spotifyでは手に入らないポピュラー音楽のアルバム、発売日が待ち遠しいお気に入りアーティストの新作CDのみが、別途購入となる。

いまのところだが、基本試聴は広告付きでも聴き続けられそうな気がする。PC用スピーカーで聴くぶんには音質も問題無し。SACDかSpotifyか、という選択肢になれば、迷いが無くなるというもの。国内SACDはバカ高いが、輸入盤なら、良心的な価格で手に入るしね。
(ちなみにPENTATONE発のアルバムは、Spotifyでは一部の試聴が可能になっています。)

インターネットラジオ、AirPlayを試した

応用が利かないアタマなもんですから、去年末にkindle購入にあたって導入したWi-Fi環境で、AVアンプからインターネットラジオを聴くことをやっと思い立った。
AVアンプは、2014年にハイレゾとSACD再生環境を作る目的でマランツ製品を入手。ヤマハのモニタースピーカーを通して音楽ソフトだけを聴く日常。

近年、試聴方法は動画サイトかApple Musicに決まりきってきて、元々FMラジオなど聴く習慣は無かった。近頃Appleも渋ってYoutubeを漁るケチケチライフ。
試聴方法を拡げる手は無いものかと思い、そこでインターネットラジオの件に気づいた。AVアンプのインターネット局リストは、vTunerラジオ局のデータベースサービスを利用できる。
アンプに使用ルータのパスワードを入力~Wi-Fi接続後、TVモニターに挙げられた局リストは、国別・ジャンル別から豊富だ。フォーマットはほとんどMP3のようですね。なので音質的には知れてる。

AVRADIO

このAVアンプ、AirPlay対応なのだが、僕はてっきり端末がApple製品で無いとこの機能は使えないと思い込んでた。WindowsのPCでiTunesを開くと、既にスピーカー選択項目にマランツ機種が表示されてる。なんだ、ヤマハのスピーカーに飛ばして聴けるんだ。ネットワークで音楽を聴く環境があっさり出来ちゃった。

早速Apple Musicに音質チェック目的も兼ねて再登録。フォーマットはAAC 256kbpsとのことだが、CDとの音質差は明らか。なんか、ホッとした。今まで買ったCDは無駄じゃなかった。聴き放題だとこれが限度か。何より音が薄いし奥行きが無くて軽い。ベールが何枚もかかった感じだ。CDで持ってる同じアルバムで比較すれば、スピーカー条件が同じなだけにその差は歴然。去年から、聴き放題の後でCDで買い直すなんて愚かかなぁ?、とウジウジしてたのは杞憂でした。というか、もっと前から確認できた筈でしょうに。

操作するとiTunesとAVアンプで連動してて感動~。なんだか幼稚なユーザーですね。でも、やっと少し理解しました。

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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