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2019/12/31

Send in the Clowns

rose191228
FUJIFILM X-T30 XF35mmF1.4 R 2019.12

今年はオーディオ含め自宅の家電革命の一年になった。BDプレーヤーの導入によるマルチチャンネル環境作りに、高音質サブスク再生環境も。このサブスク2社にはいずれも長短があり、本契約を躊躇ったまま、想定外のCDのリッピングによる擬似ハイレゾ化にハマり、売り払ったディスクをまた買い直す事態に。

約20年ぶりに買い替えた洗濯機の機能に驚き。からみほぐしや洗濯槽の掃除もしてくれるんだ。洗い上がったロンTの袖が皺になってなくて感動。出来れば洗濯物が回るところを見たいのだが、蓋を開けようとすると自動ロックがかかってた。

買い替え買い足しの中で一番大賞はホットクックかな。今朝、りんごのコンポートの準備して調理ボタンを押すと、ファンファーレ。購入から3週間で50品目(のべ)作ったらしい。稼働率高し。

そうそうAIスピーカーEchoによるアレクサとの応答も始まった。彼女は聴き取りがあんまり上手じゃない。一度別れを切り出したところ、「そんな、もうこれきりですか?」とすがり付く反応をみせたが、あくまで冷静口調だった。



Audiophileレーベルからのジョニー・ハートマン『This One's for Tedi』(1980)のCDが届く。このころの録音はほとんど遺作に近い時期となるんですね。ジャズクラブで目の前でハートマンの歌を聴いてみたかった。
サブスクでも聴けるが、このアルバムの入手が遅れたのは、同レーベルからの『Thank You for Everything』が内容は良いが音の状態が悪かったので避けていたのだ。ところが入手の本盤は悪くない。『Thank You for Everything』は発掘音源という位置づけでの遺作だったのだろうか。

ハートマンのアルバムは既にCD廃盤も多く、リッピングに勤しむため現在入手可能な限り取り寄せておこうと思った。本編成はピアノ、エレクトリック・ギター、ベース、ドラムス。兼アレンジャーのトニー・モンテのピアノ伴奏のみの「Send in the Clowns」など、溜息もの。ミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』他、銀幕の楽曲を選曲。ハートマンで年越しを共に・・。
2019/12/21

セパレート・オケ

tainan
Panasonic DC-G9 LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 2019.12

ホットクックで、さらにイタリアンセットの2段調理。鍋底に白身魚(たら)とあさりの白ワイン蒸し、上段トレイにポテトサラダの下ごしらえしたものをセットして、あとはお任せ。出来上がりはビールのアテとして。
この2段調理で失敗したのが、下段ご飯炊き+上段カボチャの煮物。カボチャの下敷きにアルミホイルを使うのだが、穴が空いていたようで、煮汁が下段の米に垂れ落ちて、カボチャはパサパサ、ご飯は黄色くベチャベチャに。



DSDへのCDの変換処理を続けていると、半ば終活に入ったように気分になる。過去のお気に入りCDをまとめて一枚一枚振り返る機会だからか。
上記画像は、エラ・フィッツジェラルド『Sing the Johnny Mercer Songbook』。これはDeezer契約当初に、もうCD要らないやと思って、放出してしまったのを、また会いたくて今般新たに買い直した。DSFデータを失くした時のためにも、ディスクも保管できるにこしたことは無いですねぇ。

ネルソン・リドルがオーケストラを担当するヴォーカル・アルバムには何故かなかなか縁が無い自分ですが、本盤は既にステレオ録音期とあって、パッキリと左右に振られたオケのパートが楽しい。
要は左右に振ることで、実際のオケ音像より軽さが生まれた、ということなのだろうかと思う。もちろんエラのヴォーカルは麗しい。数あるオケ共演録音の中でも、アメリカンらしい賑々しさとは一線を画した気品が伝わってくるアルバムだ。
2019/12/05

ピザレリの楽譜

秋以降は、無駄な買い物を控えるように心がけていたが、最近のハイレゾ興味でDAP(デジタルオーディオプレーヤー)が欲しくなり、検討していたところ、寒さが沁みる季節になり、SNSに流れてきたホットクックが気になり出した。考えてみればDAPは本体以外にヘッドホンもそこそこのモノを選ばないといけないし、手に入れたところで鈍臭い自分は街なかを歩きながら不注意で事故に遭いそう・・・、など思案を巡らせ・・・ホットクックに落ち着いた。一人用が発売されたばかりで売れているのか未到着だが楽しみ。これから横着できる。
ただ、食後の片付けが心配。洗うのが面倒くさく、放置してしまい、次にお腹空いた時に、コンビニのおにぎり買ってたりして。

時々、蒸し返してここで話題にしてる知人マスターがかつてバー開業当時、煮物を作ったことが無い、と言ってて少々驚いたのを思い出す。たいがい独り暮らしを何十年も続ければ一度は作るんじゃない? まぁ、自分も他人様に出せるような代物じゃないが。包丁の使い方もざく切りばかりで見栄えもありゃしないし。
ミナミへわざわざ出向いて、セブンのレトルトをチンしたアテが出てくると正直ガッカリ…。ライヴ予定のある日は出来合いの物でいいが、平日暇そうだし、ちょっとはトライしてみたら?と調味料の比率がそらで言えるカボチャの煮付けなぞマスターに教えてあげたことがあった。落し蓋はアルミホイルでいいから、とか。
このマスター、たぶん古い考え方の男で、自分は料理なぞ作らなくてもいい、と女性に依存してきたんじゃないかな。腹の足しにと、ホームベーカリーで作った食パンを差し入れてあげると、マスターは"男にパンの差し入れしてもらうなんて変な感じ"とブログに書いてたから、大体そういう感じで今まで来たんだろう。
かなりの倹約家らしく、一時は3食納豆だったらしいが、幾ら切り詰めるといっても酒・みりんくらいは一応揃えておいてもいいんじゃないの?
自分の感覚・意見が世のスタンダードとばかりに、異なると露骨に軽蔑の表情を向ける奴だったが、音楽面も経営面もバランスを欠いているように見えた。
経済観念は人それぞれなので面と向かって言えなかったが、ケチり過ぎて芸術体験に乏しいんだと思う。ライヴスポットとしての磁場を一から固めるのは難しい上、同年代の客なら既に目も舌も耳もある程度肥えてるからねぇ。



手付かずだったジョン・ピザレリのアルバム『Bossa Nova』のピアノ楽譜で少し遊んでみた。もう7th、9thのオンパレードで楽しい。いきなり早くは弾けないので、ゆっくり押さえると、和音が濁って聴こえてしまい、一瞬、押さえ間違いか?と錯覚しそうになる。和音構成が左右の手に分散されているので、両手で弾かないと片手ずつの練習では響きが掴めません。
例えばFreelyと指示された「Estate」のさり気ない出だし。ストロークで小節べったり掻き鳴らしばかりやるフォーク系アマチュアのライヴではなかなか聴けないんです。

estate

▼Estate
https://youtu.be/VmdkiyA8ZbQ
2019/11/28

ミーツ・エリントン

nanko191127

ツタヤ・ディスカスも思ったほどのラインナップでは無いですね。特にワールド系は期待できない。図書館のことをすっかり忘れていたので、そちらも覗いてみるか。
ピザレリのCDは、ディスカスに丁度持っていないアルバムだけ扱われていて早速借りたのだが、うち一枚はリッピング不能だった。通常再生には問題無いレベルだと、クレームは入れづらいですねぇ。

こちらもストリーミングで試聴済みだったが、新品が1000円程度であったので購入して早速DSFファイル化。ジョン・ピザレリ『Rockin' in Rhythm』(2010)。



エリントンへのトリビュートがコンセプト。ブラス編成で、ニューオリンズ系の色合いだ。ヴォーカルは変わらぬピザレリ節。
彼、昨年末に来日してたんですね。東京と名古屋。名古屋までだったら今度行けるかな。
リズムはもちろんハーモニーのまとめ方が行き過ぎもせず、バランスが丁度。知人の演奏のような"俺ってスゲエだろ?"と、やたら俺推しの傲慢さとは正反対の、先人から受け継いだジャズメンのマナー良さが伝わってきます。本国でTVショウのホスト役を担うのも頷ける。
2019/11/20

優男のビートルズ

cosmos191119
Panasonic DC-G9 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S 2019.11

メアリーと共演したアイルランド国立オケ、アルバムを引っ提げた国内ツアーが控えてるらしく、ということは彼女も出演する筈で、大丈夫だろうかと心配になる。今まで力一杯歌ってきたからねぇ。
ぼくが好んで聴いてきた女性シンガーの中で、最も息が長いのはたぶんオマーラ。オマーラの発声って、セミクラシック寄りだと思うんですよね。
個々の資質によるので一概に言えないが、前傾で歌う人はある年齢から一気にしんどくなってるみたい。前屈みだとブレスの通り道である声帯に負担をかけやすく、そこに音程や拍のコントロールを加えるわけで。声量を出そうとすれば大変な圧がかかる。
最終的には、当人のやり方なんだろう。近年、テニスの試合を観ていて、この選手は何故いつもサーブ&ボレーなんだろう、相手に次の手を見抜かれるのでは?と思うのだが、それが本人にとってベストな戦術という判断なのだ。



購入ハイレゾをKORGのDACを通して聴くとイマイチ、と先日書きましたが、気を取り直して試すと良く聴こえた。もう手持ち音源は全てここから出して聴くことにする。ただ、PCのファンの音がうるさい。外付けHDDも、何かビジネスホテルのポットの湯沸かしみたいなジーコロ音がする。
それと、アルバムを替える毎にPCまで行かないといけない。これじゃ、レコード時代と同じだな、と。が、調べるとPCの遠隔操作アプリがあるんだね。知らなかった。タブレットにインストールするとPC画面がそのまま反映して、リモコン代わりに! こりゃ助かる。

画像はジョン・ピザレリ『ミーツ・ザ・ビートルズ』(1998)。内容はサブスクで知ってたが、K2マスタリング盤の安い中古を見つけたので盤購入。一応、ツタヤ・ディスカスのレンタルのほうも始めていて、最近なんだかCD回帰してるようですが、総てはDSDに取り込んでのアップサンプリングが目的。

本作、さすが20年前の録音とあって、ピザレリのヴォーカルはやや青い。基本は全然変わってないですね。ビートルズやロック・ファンにはいささか食い足りないと思う向きもあろうが、こちらはジャズ。ジャズ・ハーモニーも合わせて理解する気が無いと、楽しめないと思う。
(11)「The Long and Winding Road」は、ドン・セベスキーによりシンガーの真骨頂を引き出すストリングス・アレンジが施されているが、クライマックス箇所でのピザレリのトーンに厚みが足りなくて、こういうところには幾分役不足を感じる。
ただ、最近、絶唱タイプの自分のお気に入りシンガーが次々嗄れていってるせいか、この彼のような軽めの唱法を好み出した。いっけん普通の男がソフトに歌っているだけに見えるが、正統派でしょう。イヤミのない可愛い男だ。