エラ、生誕100周年蔵出し音源

osakako180219
Panasonic DMC-G8 LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 2018.02

ネットで、大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成される、という記事が話題になっていました。言われてみれば、そうかもしれませんね。特に多感な時期で、物理的にも小遣いが限られていたから同じレコードばかり繰り返す。つまらない授業時間中、頭の中でずっと歌い、声変わりに戸惑ったのを思い出す。
人の話に上の空なクセも、このころに身に付いたんじゃないかな。



2017年はエラ・フィッツジェラルドの生誕100周年だったんだね。上記『ライヴ・アット・ザルディーズ』は、【『コール・ポーター・ソングブック』リリース直前、1956年2月2日に当時ロサンゼルスに存在した伝説的なナイトクラブで録音された未発表ライヴ・アルバム】とのこと。
Spotifyで試聴出来ましたが、紛れもなく絶頂期のヴォーカル。というか、どれ聴いても絶頂としかいいようがない。自在に歌いまくるさまは快唱そのもの。お決まりのサッチモの物真似も完璧。

本盤を聴く直前まで、最近のブラジル音楽興味から、現代のある白人女性ジャズ・ヴォーカルを聴いてたのだが、とても巧いのにちっとも響かない。むしろイヤミに感じてしまうほど。何でだろう。ピッチもリズムも完璧なのに。エラは有名だから受け付けるのか? 苦労人と知っているから? 聴いて気持ちの良い演奏とは?

How can I tell her

FUJIFILM X-Pro2 XF56mmF1.2 R 2017.12
aiki171225年末になって久々のCD購入。近ごろ拙宅が話題にしているフォー・フレッシュメンの、7枚分のアルバムを4CDにコンパイルしたREAL GONEレーベルのコンピレーションです。値段は1000円ちょっと。

  

このレーベルの廉価シリーズは、過去にドリス・デイの初期モノを持っています。音質はそこそこという印象。このフォー・フレッシュメンについても、ひとまずリマスターを謳っていますが、キレキレというほどでもなく、安定した一定の音量レベルで各アルバムが聴ける。ライナーノーツ等一切添付してないが、オリジナル・ジャケ写がコラージュで見開き掲載。

収録アルバム・タイトルは以下のとおり
・『VOICES IN MODERN』(1955)
・『FOUR FRESHMEN AND 5 TROMBONES』(1955)
・『FRESHMEN FAVORITES』(1956)
・『FOUR FRESHMEN AND 5 TRUMPETS』(1957)
・『FOUR FRESHMEN AND 5 SAXES』(1957)
・『VOICES IN LATIN』(1958)
・『THE FOUR FRESHMEN IN PERSON』(1958)

ストリーミング試聴段階では、各レーベル間の音質クオリティのジャッジが難しく、今日日、せっかくソフトで入手するなら、音質のしっかりしたものから集めていきたいところだが、なんせこのグループ、録音枚数がばかにならないだけに、一気に7枚分が聴けるアイテムは見逃せない。これをベーシックに残りの気になるアルバムをチェックしていこうと。

ストリーミング試聴段階ですでに気に入っていた曲の一つが、アルバム『Freshman Favorites』のラスト・トラック、「How can I tell her」。曲の良さはもちろん、ピアノ伴奏が印象的。もちろんハーモニーは絶品。

https://youtu.be/eSR-F7ZHH_c

ハイローズのギフト

street171223
Panasonic DMC-G8 M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 2017.12

カメラ&レンズ保管用の防湿庫は50ℓのものを選んだが、手持ちを一通り詰め込むと一杯に。最初に買ったGF7のレンズキットだけ入り切らなかった。防湿庫のコヤシにならないよう、ローテーションしないとね。
今後はアクセサリー類だけチマチマ買い足すつもりだが、早速今日届いた中古の外付けフラッシュが商品違い。Amazon初の痛恨ミス。マケプレからの委託発送で、新旧よく似た型番だから間違えたのだろう。初めて返品手続きしたが、システムがなかなかスムーズで日本郵便が集荷に来てラベルも用意してくれるのはいい。



男性4人ジャズ・コーラスつながりで、こちらのサイトを引き続き参考に、ザ・ハイローズというフォー・フレッシュメンの人気と同時期に活動していたというアメリカのグループ。アルバムは、私のブラジル興味に基づき『ハプン・トゥ・ボサ・ノヴァ』をチョイス。
フォー・フレッシュメンに比べて、やや線の細いハーモニー構築に聴こえるが、声質の個性の違いだろうか、傾向的に中高域に重きを置いたようなアレンジに聴こえる。
イーディー・ゴーメの歌唱で知られる「ギフト」が男性ハーモニーで聴ける。なんかこの辺りのグループ・ハーモニー、探すといろいろ出てきそうですよ。

▼ギフト
https://youtu.be/yXjws6-FfVU

イン・セッション

FUJIFILM X-Pro2 Helios 44-2 58mm F2 2017.12
winter171216どうやら年末年始はフォー・フレッシュメンとオス・カリオカスを互い違いに聴いて過ぎてしまいそう。それぞれアメリカとブラジルの老舗コーラス・グループ、ぼくはごく最近になって並行して聴き始めたところですが、両者の音楽の共通性を取り上げている日本語サイトがあり、偶然ではないかもと納得。

いわばどちらもジャズ・ハーモニーを基調とするテンション・コード入りの四声の創始者同士なのだ。ともに1940年代スタートだが、ブラジルのオス・カリオカスが何年か早い。意外にフォー・フレッシュメンがブラジルのコーラスに触発されて・・・なんて経緯があったのかどうか。

  

フォー・フレッシュメンの2005年作『In Session』は、今時の録音質感でバンドは抑制気味に、変わらず質の高いハーモニー。一体メンバーはどうなってるの?と、70年間のメンバー構成を辿ると、英語版ウィキペディアに詳細があった。およそ25人ものメンバーが入れ替わり四声を支えてきたのだ。創始メンバーのうち一人が、'90年代まで頑張っていた。その後は、各世代のリーダーがオーディションなりして、看板を守ってきたということか。たぶんどの時期を聴いても、このメンバーじゃなければといった違和感は無いでしょう。

フレッシュマス!

moniji171211
SIGMA DP2 Merrill 2017.12

中島さんの新作『相聞』は、レンタルして聴いた。久々のツタヤ実店舗利用。リアル店舗の役割は、もうJ-popのCDレンタル以外にほとんど無いんじゃないか。

その『相聞』、ちゃんとオーディオ・セットで聴くと、彼女のクセのある声もきれいな音処理で聴き易く感じた。が、2回目以降のリピートからは、また元通りの印象に。どうも歌い分けによるカラフルな表情がわざとらしく聴こえる。「小春日和」など作りすぎじゃないだろうか? それに転調盛り過ぎで、聴き疲れする。『夜会』のギミックを持ち込んだ感じなのだ。これが好きな人もいるのかもしれないけど。
お気に入りは、やはり「移動性低気圧」ですね。ちょっとポップス色を加味した感じは、何作か前の「夢だもの」に近い。こういう職人芸はさすがだ。きれいに歌えているし、シングル・カットすれば意外性あっていいと思うけどな。でも、前作の「Lady Jane」のブラス同様、生音でやってほしいティンパニが打ち込みで処理されてしまうところがチープで残念。アルバムの肝でない部分だから、軽めの処理なんだろうけど。
平原綾香への提供曲「アリア」のセルフ・カヴァーは・・・、ラストの高音をピークにキー決めしてるため、終始不安定なヴォーカルだ。曲自体が難し過ぎる。ただ、近年のライヴビデオでも感じたが、張り上げるタイプの曲が増えて、逆にかつて得意としていた呟くような低い音域が支えづらく、歌いにくそうな印象。



街は今時のアーティストによるクリスマス・カヴァーが流れていますが、聴き慣れたメロディのリアレンジにどうも魅力を感じるまでに至らない。うまいんだけどね。
フォー・フレッシュメンやオス・カリオカスなど聴いてると、さすがハーモニー・グループだけあって、音の強弱が表現手段として大事に扱われていることが分かる。ところが最近アーティストの録音物は、音圧がかかり過ぎて、それが伝わりにくいのだ。
自分が'60年代を振り返りたがるところは、自然に聴き感じ取れるからなんだろう。上記画像のフレッシュメンのクリスマス・アルバム、もちろんわざとらしさは微塵もなく素晴らしい。

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
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