メル・トーメの1944-1960

penguin170318

身近に自ら音楽をやりたい連中は、大抵は仕方なくケチで、自分にかけるお金(楽器・楽譜・衣装etc.)だけでもキツいから、それ以上に他人のコンサートには渋って出掛けなかったりする。でも、これも本来自分への投資になるんだよね。良い音楽を聴けば、刺激を受け自らの感覚も磨かれる筈。ぼくも比較的都心住まいなのだから、もっと体感すべきなんだけど。

悪い例として度々引き合いにしている去年閉店のバーのマスターは、音楽をネタにアルコール提供する商売を立ち上げたわけだが、開店準備に向けて、他の幾つかのバーに足を運んで他人の商売の様子を観察するなど、いわば日常的に研修する行動が、一切なかったのじゃないかと思う。ただ自分がライヴ出演する時だけ店を訪れ、以外はお金がもったいないから、出掛けない。それで自分がいざ始めた時だけ、みんな通い詰めてくれる、などという期待は甘いのだ。バー経営は、頭が良いとかより、コミュニケーション能力が問われる。このマスター、ご自分のことは一生懸命しゃべるが、他人の話はあまり聴かない。ライヴをやりっぱなしなのと何処か似ているのだ。音楽に関しても我流なのだから、せめて宅録してチェックするほどのお金くらいはかけないと。若い子でも当たり前にやってるのだから。



Spotifyの契約は、ひと月単位で、映像サービスと交互に利用しようと思ってる。あと一週間。次々聴くべきなのに、過去に登録したアルバムを何度も繰り返す。買わないと、先に進めないよ、これは。
メル・トーメはマーティ・ペイチとの共演による2イン1のCDを一枚所有するだけなので、もう少し欲しいとリサーチがてら試聴していくと、名盤多い'60年代には既に声の鮮度が失われているのに気づいた。もちろん音楽性が損なわれている訳では無いが、'50年代中心に聴くと、わりとキャリアの早いうちから声嗄れしているな、と。
それで、画像の'40-'50年代集、音は当然古いが、ぼくの聴きたい彼の声質がコンパイルされている。Spotifyでは2枚組みとして2種ラインナップされているが、CDでは4枚組ボックスとして売られているようだ。先のフランク・シナトラの'40年代4枚組みに対して、トーメはこちらをゲットしようか。

初めてのディノ

izakaya170225

カラー撮影が上手くいかないと、モノクロ変換したりして表現を試してみるのですが、モノクロってほんとはそんな安直に捉えてはいけないんだろうね。モノクロの極意が解る日がいつか来るだろうか。



ディーン・マーティンの歌声のイメージは大体知ってたつもりですが、ちゃんと耳を傾けるのは初めて。『Like Never Before』(1961)を試聴。
この人、俳優のイメージが強かったが、もともと歌手から始まったのですね。Wikiにある通り、ビング・クロスビーの影響はありそう。ルックスほどの男臭い歌い口は感じさせず、メロディの魅力を実直に伝える。俳優にありがちな"雰囲気上手"では終わらない、クルーナーならではの美しいフレージングだ。

こういう甘いヴォーカル、今なら誰が聴かせてくれる? 最近の音楽は武装しすぎ、などとボヤき始めたら年寄り? いえ、いつどこに生まれ付いても、この年代のポピュラーは好んで聴いたと思います。

ホリデイの歌い口

kao170206撮影したものは、一応その場で液晶ディスプレイで再生確認できるが、サイズが小さいのでピンボケに気づかず、撮れた気になって後でPCのディスプレイで見てガッカリ。重ねて撮り直しておけばと後悔。液晶はモニター拡大も出来るが、スクロールがまだるっこい。フィルムの頃を思えば、有り難い機能なのだけど。ほかに、日中、太陽の下では、反射で全くディスプレイが見えないので、勘で撮って日陰で確認する。この点から、ファインダーを求める人がいるんだろうね。

  

ビリー・ホリデイの名盤『奇妙な果実』を取り出した。サラやエラに較べると歌い口が個性的過ぎて、ぼくは時々しか聴けない。思うに彼女は特に、盤を針で聴かないと、生々しい記録が伝わりづらいように思う。'90年代に買ったCDなので、今はマシなリマスタが出ているかもしれないが。
ジャケとともに気に入っているライヴ盤『ビリー・ホリデイ・アット・J.A.T.P.』はiTunesで試聴して購入候補のままだ。これが現在一番のお気に入り。

Take Love Easy

ume170205

長居公園内にある植物園はすっかりお気に入り。長く住んでいるのに初めてじゃないか、大阪市民で良かったと感じたのは。今週末も梅など撮りにいったが、皆さん高そうなカメラ持ってるワ。憧れるけどやっぱりあんな大きな本体とレンズ、三脚を運ぶのはぼくは嫌だな。

  

手持ちのエラ・フィッツジェラルド&ジョー・パス『Take Love Easy』(1973)。ぼくが持ってるジャケは画像とは異なり、エラとパスのツーショット。パブロ時代のエラは、デッカや膨大なヴァーヴ盤に較べると聴く頻度は低いが、たまに取り出している。
ちょうど雨が上がりかけのタイミングで、ジャズギターの音色がしっくり。パブロ在籍中も艶やかさを失わないエラの、腰を落ち着けた滑らかな歌い口に久しぶりに耳を傾けた。

▼全曲試聴
https://youtu.be/P1d4NHsyQgs

S&Gをアルト・サックスで

street

Flickrは海外ユーザーが多いが、ほとんどの人が日本のカメラ・メーカーを使ってる。こういうかたちで技術の高さを知らされるとは。iPhoneもスマホも持たない主義で無ければ、自分はミラーレスを買う機会はなかった。
当初、ボディのデザインではオリンパスが候補だったんだけどね。携帯性重視でパナに決めた。オリ機でパナレンズを使う人も多いみたい。両者のマイクロフォーサーズ・レンズには互換性があるので、逆にオリのレンズにも興味あるが、既にバッグが重くなるほど、パナの単焦点を集めてしまった。自分はフルサイズ機は知らずに終わりそう。
なんでもiPhoneによる全編撮影の映画も公開されたらしいね。やはり軽量化は無視できないんじゃないか。



サンバつながりで試聴したポール・デズモンド。どれ聴いても気持ちよさそう。ひとまず『Bridge Over Trouble Water』(1969)をピックアップ。オープニングから粋な「コンドル」だ。
ただ、全体的に意外といじり倒した印象はなく、むしろ原曲を活かしていると感じるほど。サヤサヤとしなやかに滑り込むストリングスは、A&Mならではか。
「アメリカ」など、交響曲的なオーケストラ編曲で、ジョニ・ミッチェルのトラヴェローグのようで、まさにジョニがここで歌い出しそうなイメージ。
隙間を残したふくよかな空間が、かえって緊密に聴覚を刺激する。パーソネルにはハービー・ハンコックも。

▼So Long, Frank Lloyd Wright
https://youtu.be/eE59Z9UnvG0

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 シャケ/YASUHISA

Author: シャケ/YASUHISA
男性 昭和40年代生まれ

愛猫カオ(ロシアンブルー)と同居
常にマイブームがないと生きていけない

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