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2021/03/18

Vol.2はラテン風味

以前、少額ながらクラウドファンディングで応援させてもらった同性婚訴訟の件、忘れかけていたが昨日、実質的勝訴のニュースが飛び込んだ。当然の判断であるし、先進国の中であまりに周回遅れに感じるが、原告団や長年活動している著名人達の反応を見るにつれ、画期的なことなんだという実感が湧いた。
ちょうどその前日、ある一組の夫婦の妻のほうが女性と性的関係を持ち、夫が相手の女性を訴えた件で、これを不貞と認めるかどうかがニュースに上がってたが、婚姻の平等を認めない国だからここまで話題になってるのか? 世の中おかしなもんだな、と一人ごちたところだった。
人は知性と情操をもってしても、少数者を蔑視するのか。なにも権利が認められた途端、あなたが同性愛者と無理矢理くっつけさせられる訳じゃなし、今あなた中心の話題してるのじゃないんですけど。



ボズ・スキャッグスのこのジャケット、パネルサイズがあったら部屋に飾ってみたい。壁画のように横長がいいな。ジャズ・スタンダード集の第2弾として発表された『Speak Low』(2003)。久々にツタヤ・ディスカスのレンタルで。このCD、現在廃盤らしく、中古価格も高めなんですね。
第1弾からレーベルを変えてデッカより。パーカッションやアコーディオンを加えて、ややラテン・フレーヴァーがみられる。そのため明るめに聴こえるが、サウンドの相性としては第1弾のほうが暗めでボズの落ち着いたヴォイスにすんなり合ってると感じます。こちらも録音がクリアーで気持ち良いし、第1弾はナイト、2弾はデイ・ヴァージョンのイメージで捉えようかな。
国内盤レンタルにより、ボーナスで「We're All Alone」の新録も聴けた。
2021/02/13

風を渡る

20210212

就寝中に手指が死人のように冷たくなることが度々あり、指の関節が痛くなってきたので、使い捨てカイロを脇に置いて、気が付いた時に握るようにしていた。そのうち、使い捨てが不経済に感じられてきたので、何十年かぶりにハクキンカイロを買い直してみた。学生の頃まではミニを使ってた筈なんだけど、温かくならなくなって捨ててしまったようだ。ネット時代になって今般調べると、火口だけ取り替えれば使えたみたい。原理を知ると手作りできそうな気もするが化学音痴な自分は絶対止めたほうが良いに決まってる。
今回のはスタンダードサイズ。ベンジンの臭い匂いが懐かしい。ライターであぶってから温まるまでが早い。手に馴染んでポケットにも収まる。付属のフリース袋では、熱さが物足りない時は、昔ポプリに使ってた小さな薄手の巾着に入れ替えたり。ただ、低温やけどの恐れがあるので、寝る時などはやはり付属袋に入れたほうが良い。



チック・コリアが亡くなったと聞いて、ドタバタとSpotifyで試聴。『Return To Forever』(1972)をピックアップ。
今朝の日差しが東向きの部屋に注いで、エレピの揺らぎがプリミティヴで心地よい。歌モノは時代的にみてもブラジル系の要素が強いですね。
クラシック・ジャズを中心に聴いてると、クラブの音場のイメージを描く事が多いだけに、不意にフュージョンを聴くとジャケのイメージも相俟って解放感があります。
2021/02/03

ボズのジャズ

20210202

・菊地成孔さんが昨夜、さらに町山さんの発達障害についても触れ出していたが、内容はもとよりタイミング的にもSNSを更新すればするほど、ご自分をまずくさせているように思う。彼がSNSに慣れていないからか、なにか時代遅れの感も。
彼の一連の発言について、意外に感じたのが"町山氏から売られた喧嘩"という再々の記述だ。長年、演奏活動の他、文筆業もしている人だから、批評される立場にもある事は承知しているものと思ってた。Twitterでは、例えば政治分野など、ジャーナリストが挙げた記事をリンク引用して、評論家が問題点を指摘するなどザラにあるのだけど。

ぼくは両氏の著作を読んだことも無く、町山氏については、過去に映画一本分だけムダ話を数百円でダウンロードした。その映画がヒッチコック作品で、ぼくはヒッチ本を何冊か読んできたので、彼の講話から取り立てて目新しい話を見出せず、基本的に映画もろくに観ないから、以後関心無かったが、アメリカ大統領選に関するリポートが知りたく、彼が現地在住者でもあるので最近フォローしていた。


・先日、カーリー・サイモンの『トーチ』が発売40周年を迎えるとの話題が流れてきた。彼女にとって初のジャズ・スタンダード集にして、当時、ポップス歌手のジャズ・アルバム発表として注目された。かなり批評されたらしき事は知ってはいたが、当時を知るファンのツイートによれば、ほんとに相当酷評されてたようだね。しかし、その後、アルバムは草分け的存在として認知。ファンが合わせてアップした画像には、ボロボロになって褪せた『トーチ』のCDの縦型の箱ジャケが・・・。

ボズ・スキャッグスのジャズ・スタンダード集『But Beautiful』(2003)をSpotifyで試聴し、中古CDでも購入。最初の印象は、クラシック・ジャズ時代のシンガーのフレージング比べて、かなり薄味に感じた。一部、間が持たない印象。
が、この隙間に次第に馴染む。先日視聴したボズのライヴで、彼の立ち姿を初めて観て、その静的な佇まいが、本作と重なってきて。ブルースもやってきた人だし、持ち味は活かされているのだね。
ジャズ第2弾として発表された『Speak Low』のほうが、サウンドについては独創性を感じるが、今のぼくの好みは、こちら。なにか、英国トラッド・シンガーのジューン・テイバーのジャズ・アルバムにも通じる佇まいなのだ。もはやジャンル区分なんて関係ないね。
2021/01/29

Miss "D"の快演

20210128(1)

MMカートリッジのVM740MLの交換針、VMN40MLを入手。これで約2万。10代までアナログ盤を聴いてきたとはいえ、その後は数十年はCDプレーヤー一択で来たものだから、消耗品にお金がかかることにビビッている。
去年の暮れ頃、初めてMCカートリッジ(DL-110)も試したが、またこちらのMMに戻ってきた。MCカートリッジは、その一本しか知らないのだが、確かに高域から低域まで精彩で迫力ある鳴りなのだが、ここまで聴こえなくてもいいかな、と。なんか、音をほじくり過ぎてイガイガして、少々疲れるのだ。ノイズもよく拾うし。
対して、今回交換のMMは、MC経験者には逆に迫力不足に感じるかもしれないが、なんといってもノイズが抑えられて、出すべき音は、きれいなバランスで鳴らしてくれる。小キズの多い中古盤も事も無げに、危なげなく再生。内周部まで安定していて、結果、CDで聴くのと変わらない感覚で聴けてしまえるところが、好みの分かれるところかもしれない。ぼくの場合、最終的に納得のいくクオリティで最低価格であるこのアイテム一択となった。
ほんとは、もっと色々MCも試したいけどねぇ。こんな小っちゃいのに価格帯が、、。

20210128

去年、サブスクで聴いて気に入ってたダイナ・ワシントンの『The Swingin' Miss "D"』(1956年録音)をボーナス・トラック入りの重量盤で入手。ダイナのヴォーカルに親しむ入り口に適した作品だと思います。クインシー・ジョーンズがほぼ全てのアレンジ担当で、とてもカラフルで楽しい。たまたま夕刻に本作を試聴したのも、窓の外の景色とマッチして、より記憶に入り込んだみたいだ。
ダイナのライヴでは、クリフォード・ブラウンとのセッションが名高いが、あちらはパワーが溢れ過ぎて、ぼくは未だ及び腰。あと一枚だけLPで持ってる、『For Those In Love』(1953年録音、クインシー担当)と聴き込んでから、またトライしてみよう。
2021/01/05

サッチモのディキシーランド

すっかり積読状態になった毎日ウィークリーを読もうとして、最近の一面記事をざっと拾い読みしてから、同記事を音読したのをリスニングをしようとサイトにアクセスしてびっくり。毎日ウィークリーって、去年末で休刊になってたんだ。それに続いてサイトも1月末をもって閉鎖するという。ゆっくり読み上げてくれるので助かっていただけに残念。
新聞業界も厳しそうだね。英字新聞などは購読者数が知れてそうだもの。この1年半の購読分は全て保存してあるので、じっくり学習させてもらおう。
英字新聞を取るきっかけとなったのは、大阪のダブル選だったんだよね。このまま関西に住んでて大丈夫だろうか、という漠然とした不安から。そうこうするうち、コロナ禍で日本の国力まで危機感が。
単語力は恐ろしく貧しく、これまで記事に直接、訳を書き込んできたが、今年から単語帳アプリを使うことにした。読み上げもしてくれるし。



純邦楽は全く聴かないものだから、正月だけ筝の音を聴いてもピンと来なくて。代わりにディキシーランドは如何でしょう。随分前にやり取りしたことのあるブロガーさんの記事に取り上げられてたアルバムで、チェックしたままだったのを漸く試聴。

手持ちディスクでディキシーランドといえば、ビング・クロスビーが唯一。本作のサッチモのヴォーカルは、バンマスがちょいちょい顔を出す程度の頻度で、サッチモのヴォーカルが苦手な人でもOKなんじゃないでしょうか。
クラリネットなんかのフレーズが軽妙で好き。これって、各パートのアレンジは対位法を学んでやってるのかなぁ。